ステイホームな正月に100均の陶器製容器で『豆鉢アガベ』をつくる
この記事では、ステイホームな正月に100均の陶器製容器やお猪口に穴を開けて豆鉢を作ることについて記述させて頂きます。
はじめに
私は自宅の片隅において細々と植物を育てています。
今は全く大したことはありませんがアガベやパキポディウムをはじめ我が家の植物には将来は立派に育ってほしいという思いがあります。
一方で、いわゆる『豆鉢』に植え込まれたまるでミニチュアのような植物も以前から気になっておりました。
今回100均の陶器を使って手軽にチャレンジしてみたいと思います。
豆鉢ってどこかに売ってます?
最初に自分も豆鉢を使ってみようと思い立ってから、さすがに私も端から陶器に穴を開けてやろうと思っていたわけではありません。
普通に買おうと考えたのですが、よく考えたら店頭で売っているのを見たことがありません。
いわゆるミニ盆栽用のような小さい鉢でも、今回想定している鉢の数倍はあります。
それで、陶器製の器やお猪口など、植物と相性の良さそうなものを加工してやろうと思い立ったのでした。
100均で陶器を購入
100均をいくつか巡回し、使えそうなものをいくつか購入してきました。
いずれも植物を植えれば鉢に見えそうなシンプルなものです。
ちなみに今回はこの小さな『アガベ・ホリダ』を植えます。
どうやって陶器に穴を開ければいいのか…正解はポンチ
多肉植物を直接植えるからには、排水のための穴を開けて水はけを良くしなければなりません。
私は陶器を購入する際はあまり深く考えておらず、「まあなんとかして穴を開けられるだろう」くらいに考えていました。
しかし、購入していざ穴開けを試みましたところ、ピンバイスはダメ、ネジをねじ込んでもダメ、我が家の非力な電動ドリルもダメと、すぐに詰んでしまいました。
まあ考えてみれば当たり前です。
かと言ってこれだけのためにパワフルな電動ドリルを買うつもりもありませんし、検討した結果、単純に「ポンチ」で叩いて開けることにしました。
「ま、水を流すだけなんだから穴が開いてさえいればいいか…」というくらいに思っていたのですが、これが見事、簡単に穴を開けることができました。
ポンチを当てて、少々の力を込めて金槌で数回叩くだけできれいな穴が開きます。
結構どうやって穴を開けたものかと考えていたのですが、300円程度のポンチで解決しました。
ところでネットで検索したところダイソーにもポンチがあったようですが、私自身は発見に至りませんでした。
器にアガベを植えてみる
器の容量が非常に小さく鉢底石を置く余裕もありませんので、鉢底ネットを切って敷きます。
あと、器が浅いことの弊害から、さすがに根をカットせざるを得ませんでした。
それでは植えてみます。
手前味噌ですが、結構良い感じになった気がします。
デスクにちょこっと置きたくなってしまいます。
もう一回り小さい容器の方がジャストフィットだったかもしれませんが、100均商品に限定しましたので致し方ありません。
むしろ今後アガベが成長する方に期待です。
今回は試験的な意味合いも強かったですので、シンプルなデザインの器にしましたが、非常に気に入りましたので今後はもっと違う雰囲気のものでも挑戦してみたいです。
ただし、今回のような時期外れの植え替えや、そもそも鉢が小さいことで生育がどうかなど、植物を育てるという本来の目的を達することができるか注意しながら楽しむ必要がありそうです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
㊗️あけましておめでとうございます【2021元旦ー4年目に突入した『JBのワイドアンドシャロー』の今後は】
新年あけましておめでとうございます㊗️
旧年中は大変お世話になりました
旧年中は当ブログをお読みくださる奇特な皆様方には格別のお引立てを賜り誠にありがとうございました。
当ブログとしましては、2020年はやや低調となってしまった感は否めないかとは思っているのですが、それでも曲がりなりにも43記事更新しておりまして、これも偏に奇特な皆様方のお陰だと思っております。
また、現実世界の方も概ね大過なく過ごせており、本年は公私ともに飛躍を目指さねばならず、まさに今努力を始めるべきタイミングになっております。
2021元旦ー4年目に突入した『JBのワイドアンドシャロー』の今後は
本記事のサムネイル画像にしましたのは、『レウクテンベルギア・プリンキピス(Leuchtenbergia principis)』です。
和名が『晃山(光山)』というサボテンで、そのまるでアガベ類のような見た目から『アガベ・カクタス』とも呼ばれるそうです。
ほんの少し、門松っぽい雰囲気があるかなと思い、新年一発目の記事に門松ならぬ門晃山として我が家の晃山に登場してもらいました。
レウクテンベルギアは僕の最も好きな植物の1つです。
サボテンでありながら、アガベのような楽しみ方があり、さらに根塊部は太く立派になるのでコーデックス的楽しみ方もできるという、
・サボテン
・アガベ
・コーデックス
の楽しみが合わさった植物だと思うのです。
かねてから当ブログをお読みくださっている奇特な方の中でも特に奇特な方はお気付きのことと思いますが、最近ブログにしてもSNSにしても、趣味で育てている植物のことが多くなってきております。
元々当ブログは、私の広く浅い、ワイドでシャローな趣味のことを中心に綴るブログ(のつもり)ですので、私の中でこれまで中心となってきた趣味とのシェア率が逆転してきてしまい、このような事態となっております。
私は記事のストックをしませんので、今後どのような記事が中心となるか明言はできかねますが、植物のことが多くなってくる可能性は高いものと思います。
正直なところ新しいブログを開設しようかとも悩んだ
「趣味のことを綴るブログだ」とは申し上げましたが、そうは言うものの、これまでやはりクワガタ飼育のことを中心に記事を書いて参りました。
今後明らかに以前とは変わってくる(というかすでに変わりつつある)ので、以前からお読みくださっている奇特な方にはお見苦しいかと思います。
正直なところ、このブログは閉鎖(あるいは更新停止)して新たなブログを開設した方が良いのかと悩みました。
事実その方が潔いと思うのです。
しかしながら、このブログを通じてご縁を頂きお世話になった皆様方を(勝手ながら)思うと、そのご縁を自ら途切れさせたくないという思いから、このブログのまま継続するということに思い至りました。
あとは、まあ私のブログ如きでそこまで思い悩むこともないというものです。
今後おそらく…と言うか間違いなく「またぞろ変な記事を書き始めたな…」と思うことになろうかと思うのですが、温かい目で見て頂ければ幸いです。
今後ともよろしくお願いします。
それでは改めまして…本年もどうぞよろしくお願いします!
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
【オペルクリカリアより断然良い!】オステオメレス・サブロツンダと僕
この記事では、私が育てている『オステオメレス・サブロツンダ』について記述させて頂きます。
- お断り
- オペルクリカリアへの憧れ
- オステオメレスはある意味で私自身の植物趣味を象徴するシンボルツリーかもしれない
- オステオメレス・サブロツンダについて
- 【オペルクリカリアより断然良い!】かはわからないけど…
お断り
まずお断りさせて頂くのですが、タイトルの【オペルクリカリアより断然良い!】は、決して私如きが血迷って口走ってしまった文言ではありません。
花宇宙という有名なお店がありまして、その代表の西畠勲造氏が雑誌上でこう仰っておられていたのでした。
オペルクリカリアより断然良い!
今流行ってるオペルクリカリアより断然良いものと思うけどなぁ〜、亜熱帯の海岸に自生しているが耐寒性はありマイナス5〜6℃あたりでも屋外で越しているで……。現在は野生種の採取は禁止されている。
(出典:BRUTUS特別編集 合本 新・珍奇植物)
この記事をきっかけに、私自身この木に興味を持ったのでした。
オペルクリカリアへの憧れ
私は自宅の片隅において細々と植物を育てております。
所有している物も、当然自分が気に入ったものばかりですが、軍資金もありませんので、あくまで「今は小さくて安いけど、将来的にあるいは…!」というものばかりです。
しかし、一方で巷で流行っているような種の、しかも誰もが目を見張るような株にも当然憧れがあるわけです。
Instagramでフォローさせて頂いている方の投稿を見ては「いいなー僕も買いたいなー」と想いを馳せたり、買いもしないのに店頭で眺めたり、いわゆるオークションサイトやフリマサイトを夜な夜な徘徊したりしているのです。
そのような対象の1つが、やはり『オペルクリカリア』になるわけです。
『オペルクリカリア・パキプス』や『オペルクリカリア・デカリー』です。
私も植物を趣味とする者の端くれとして、パキプスなどを「いつかは…」という思いで見ているのです。
オステオメレスはある意味で私自身の植物趣味を象徴するシンボルツリーかもしれない
そんな中、『BRUTUS特別編集 合本 新・珍奇植物』という書籍におきまして、前記の【オペルクリカリアより断然良い!】の記載を目にしたのです。
確かに葉の形状など、オペルクリカリアに通ずる魅力があります。
しかもマイナス5〜6℃でも耐えてくれるとなれば、管理も相当に楽そうです。
価格につきましても、オペルクリカリア・パキプスなどとは比べるまでもありません。
また、古くから盆栽としても愛でられていますが、育てば相当に立派になってくれます。
私は、
・安価
・育てやすい
・将来はどこに出しても恥ずかしくない立派な木になってくれる
ということに、正に現時点の私の植物趣味の基本理念を体現してくれているような、ある種のシンパシーを感じました。
いや、いささか体良く言い過ぎました。
要はこれなら安価に入手できて、育てるのも楽しめそうだと安易に思ってしまったのです。
そして、そんな思いで購入した『オステオメレス・サブロツンダ』は、(私の中で)私自身のシンボルツリーとなりました。
オステオメレス・サブロツンダについて
学名:Osteomeles anthyllidifolia var. subrotunda
バラ科 テンノウメ属 テンノウメ
ここまで『オステオメレス・サブロツンダ』と記載させて頂きましたが、なんだか色々な名称を有しています。
天梅(テンノウメ)※天の梅、天乃梅
磯山椒(イソザンショウ)
といった和名でも呼ばれているようです。
「バラ科 テンノウメ属 テンノウメ」ですから、和名としては「天梅(テンノウメ)」と呼ぶのが正しいのでしょうか。
ただし、ネット上や盆栽界隈では「磯山椒(イソザンショウ)」と呼ばれていることが比較的多かったように思います。
というか、私もここまでやや見栄を張って『オステオメレス』と呼称してきましたが、そう呼ぶ人はほとんどいないのではと思います。
分布:九州(屋久島以南)~沖縄
小笠原や屋久島、台湾、ハワイなど
分布、自生地としましては上記の南西諸島の隆起サンゴ礁の上です。
しかしながら、
「絶滅危惧II類(VU)※絶滅の危険が増大している種(危急種)」
ということで、数は減っているものと思われます。
葉は、確かに『オペルクリカリア・パキプス』や『オペルクリカリア・デカリー』に似ているようです。
葉は奇数羽状複葉、小葉は5~8対、楕円形で長さ4~8mmです。
この葉の形状が山椒の木に似ているということで『磯山椒』の名があるようです。
開花期は2〜6月で、梅の花に似た直径1cmほどの白い花が咲きます。
雰囲気的には、灌木っぽい魅力はあります。
自生している状況をネット上で見てみましたが、もちろんパキプスのように大きくゴツくなることは無かろうかと思います。
ただし、盆栽でこの数倍は太かろうという画像も目にしましたので、まだまだ期待はできそうです。
【オペルクリカリアより断然良い!】かはわからないけど…
私の購入した株も、まだまだこれから育ってくれるであろうものですのではっきりとは申し上げられませんが、【オペルクリカリアより断然良い!】かはわからないものの、これはこれで非常に魅力的な種だと思います。
現在は冬季を迎えてしまい、植え替えのタイミングは逸してしまったのですが、春を迎える頃には鉢も変えれば、一層の愛着が湧くものと楽しみにしています。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
【祝3周年㊗️】ブログのことについて語る時にJBの語ること③
この度、当ブログ『JBのワイドアンドシャロー』が3周年を迎えました。
この度、2020年12月で当ブログこと『JBのワイドアンドシャロー』が3周年を迎えました。
これも偏に普段当ブログをお読みくださったり、絡んでくださる奇特な皆様方のおかげです。
本当にありがとうございます。
ブログを始めた当初から、当ブログは細く長く続けていくことができればとは考えていましたが、とはいえ3年続くつもりでいたかと言われれば、そうは考えていなかったように思います。
たった3年、されど3年。
3年は短いようで長く、3年あれば家庭も仕事も色々と変動がありました。
当ブログを取り巻く事柄も色々とありましたが、ブログという1つの柱を中心にしてそれを綴ることができたのは、自分自身にとっては多かれ少なかれ価値のあることだったなと思います。
以前から当ブログをお読みくださっている特に奇特なお方はお察し頂けるかと思いますが、当ブログはクワガタ飼育を中心として自分自身の趣味について綴っておりましたところ、クワガタ飼育が下火となり、加えて仕事が少々忙しかったりもしまして更新頻度が芳しくなくなってきました。
しかしながら、別にブログを書くモチベーションがなくなってしまったというわけではありません。
私自身も「こういう時期があっても仕方がないか」と気負わず、更新していければと思っております。
最近はクワガタ飼育が下火な分、『植物』の方にウェイトが占められつつあります。
その他、映画鑑賞、読書、ランニングなども相変わらず細々と続けております。
元々私自身の広く浅い趣味に関することを中心に綴るためのブログですので、「またぞろこんなことを書き始めたな…」とお思いになられることもあろうかと思いますが、何の因果か当ブログに辿り着いた奇特なお方には温かい目で見守って頂ければ幸いです。
いずれにしましても、曲がりなりにもせっかくここまで続けてきたブログですので、もう少しは更新頻度を上げたいと思っております。
誰が待つでもない当ブログですが、がんばります!
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
【一夏の成長】実生約3年目のパキポディウム・グラキリス編
この記事では、我が家の実生グラキリスの一夏の成長について記述させて頂きます。
はじめに
私は煩悩の数と同じ108つの広く浅い趣味を有しており、その中でもとりわけ浅い趣味の1つが「植物」を育てることです。
他の趣味同様、極小スペースで細々とやっているのですが、その中の1つに実生の『パキポディウム・グラキリス』があります。
我が家の実生グラキリスについて
私は軍資金が心許ないこともあり安価で小さな株や実生株を購入して、将来を楽しみにしながら植物を育てているのですが、パキポディウム・グラキリスも例に漏れず小さな株を有しています。
種からの実生も細々とやっているのですが、こちらはネットで購入した小さな実生株です。
購入時のわずかな情報と、株の大きさからしまして、「実生3年目」というところかと思います。
当ブログをお読みくださる奇特な方々の中にはほとんどいらっしゃらないかとは存じますが、万が一パキポディウム・グラキリスの生育状況の参考の一環としたいという方がいらっしゃいましたら、今回その辺りが定かではありませんので、本当に参考程度にご覧頂ければと思います。
ご了承頂ければ幸いです。
【一夏の成長】実生約3年目のパキポディウム・グラキリス編
最初に貼らせて頂きました上の画像が購入後間もない頃のものでして、2020年6月のものです。
ちなみにこの頃からプラ鉢のペイントをするようになりまして、以前記事にもさせて頂きました。
くだらないことですが、今でも細々とやっています。
2020年6月
某個人売買サイトやオークションサイトなどを見ていますと、よくこういったサイズのグラキリスが目につくと思います。
大体2000円前後で、おそらく(グラキリスにしては)比較的手頃な価格であることから需要があるものと見られます。
かくいう私も実生株入門のつもりで少し手を出してみることにしたのでした。
健康状態も良さそうで、きれいな株ですからネットで安価に購入したにしては“アタリ”と言っても過言ではなさそうですが、この細さです。
このスレンダーボディが、将来グラキリスらしく丸々となるのでしょうか。
良くも悪くも長く楽しめそうです。
2020年7月
翌月です。
塊根部に変化は全くと言ってよいほどありません。
今回抜き苗で届きましたので、事実上の植え替えですので、ダメージと言いますか、その影響もあったのかもしれません。
しかし、葉は段々と伸びて変化が見られはじめました。
変化がありますと、「根付いているのだな」とホッとします。
ちなみに2020年は、特に私の居住地は長梅雨で、7月中旬頃までは雨の日が続いたように思います。
我が家の置き場所はいわゆる軒下で、雨は凌げるものの少し強い雨が降ると雨晒し同然という場所です。
水やりは一応天気を気にしながら、週1〜2回の頻度でしたが、正直正解は見つけられないまま梅雨が過ぎてしまいました。
2020年8月
植物には成育期があり、大きく夏型・冬型などと分けられることは私如きが申し上げるまでもないことですが、グラキリスなんかも夏型ですので、実生株も8月に大きく成長してくれるものと期待していました。
結論的には期待通りとはいきませんでした。
葉はそれなりに旺盛に伸ばしてくれたように思いますが、塊根部はさほど変化がありませんでした。
これは他の種もそうなのですが、「夏型」とは言っても近年の日本の夏は暑すぎるなと思います。
特に我が家は南向きなものですから、玄関前の日照時間は結構長いです。
我が家の極小植物スペースは8月で成長が止まったと感じる種が結構あります。
2020年9月
代わり映えのしない画像ばかりで恐縮なのですが、9月もまだまだ暑いためか、真夏の疲れを引きずっているのか、さほどの変化はありません。
ただ、9月も下旬ともなりますと、「さすがに抜き苗で購入した時よりは太ってきたかな?」というレベルにはなってきました。
2020年10月
そして10月になり大分気温が下がりますと、大きな変化が見られました。
ふと、「あれ?なんか最近成長してきた?」と気付くくらいになりました。
控えめに申し上げまして、めっちゃ嬉しいです。
結局実感としましては、9月下旬から10月下旬に掛けての約1ヶ月間が一番成長してくれたと思います。
2020年11月
秋も深まりますと、葉がかなり落ちてきました。
私は素人ですので、どうしても落葉すると「このまま枯れてしまうのでは…」と一抹の不安を覚えてしまいます。
来年無事に目覚めてくれるのを祈るばかりです。
最後に
パキポディウム・グラキリスを実生で育てていらっしゃる方は、きっとネットで
「グラキリス 実生 10年」
などと検索したことがおありになるのではないでしょうか。
お気持ちはよくわかります。
検索しますと、現地からの輸入株に全く見劣りしないような立派な株の画像に行き当たり、自分のグラキリスもいつかはという楽しみな気持ちになりつつも、これ程になるまで一体どれだけかかるのかと気が遠のく気持ちにもなります。
グラキリス自体のこともそうですが、「10年後なんて僕自身も一体どうなってるの」と。
つくづく植物とは気の長い趣味です。
この株のことに話を戻しますが、前述させて頂いたとおり、今年は9月下旬から10月下旬に掛けての約1ヶ月間が一番成長してくれました。
もしかしたら、8月の強い日差しをある程度遮光し、より適温を意識すれば8月中からもっと成長を加速化できたのかもしれません。
現在は休眠期に入りつつありますが、まずは来春無事に目覚めてくれることを祈りたいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
【どれが“買い”でしょうか?】1日がかりで地元園芸店巡った結果欲しい植物をリストアップしてみる
この記事では、私が地元園芸店を巡り欲しいと思ったもののついてまとめさせて頂きます。
- はじめに
- どれが“買い”でしょうか?
- アデニア・グラウカ(3,300円)
- ユーフォルビア・オベサ(3,850円)
- アデニウム斑入り(1,650円)
- アガベ・姫笹の雪(990円)
- ビルベルギア・ダースベイダー(2,750円)
- ビカクシダ(3,280円)
- アロエ・スプラフォリアータ(1,650円)
- 最後に
はじめに
先日、様々な複合的要因が重なり、1人きりで1日過ごすことができる日が訪れました。
世の大人は多かれ少なかれそうかと思いますが、私が1日を自分自身のものとできるのは年間通じまして1日か2日あるかどうか、あるいは、というところです。
こうして偶発的に1人きりの時間ができた時、私の場合まず昆虫や苔の観察のため山に行くことを考えてしまいます。
以前もそのような記事を上げさせて頂きました。
しかし今年の山は、何は無くともクマ被害が不安です。
もちろんクマに襲われること自体も恐怖ですが、万が一そのようなトラブルになってしまった場合、実は1人でフラフラしていたのだと家族や職場にバレることも恐怖なのです。
従いまして別の案とすることとし、結果地元園芸店をいくつか巡ることにしたのでした。
どれが“買い”でしょうか?
1人で回る機会も少ないですから、今回ある程度じっくり見ることができ、目の保養になった一方で、目移りしまして次から次へと欲しくなってしまいました。
結論的にはここは心を鬼にしまして、一旦何も購入せずに1日を終えました。
我ながらこの自制心は大したものです。
自分で自分を褒めたいです。
しかしながら帰宅して、結局のところ「アレが欲しい、コレが欲しい。」となっているわけです。
ここはもう、この行き場のない気持ちをブログ記事に吐き出して、あわよくばアドバイスを頂戴できればということなのです。
そしてどれか買っちゃおうという魂胆なのです。
アデニア・グラウカ(3,300円)
まず「アデニア・グラウカ」です。
コーデックスに分類される植物ですが、近年ブームのパキポディウム類とは違ってトゲトゲ系ではなく、その白と緑のツートンの色合いからも優しげな印象です。
相場感的には、このサイズで3,300円は比較的安いと思います。
なにせ、もし「パキポディウム・グラキリス」でこのサイズなら15,000〜20,000円は硬いでしょう(比較しても仕方がありませんが)。
私はアデニア・グラウカが好きですので、“買い”だと思うのですが、我が家にはすでに(もう少し小さいとは言え)アデニア・グラウカがもう1株ありますので、「同じ種買っちゃう?」というところが問題点です。
ユーフォルビア・オベサ(3,850円)
私は数多いユーフォルビアの種類の中でも「オベサ」が好きです。
さらにこのオベサは「木質化」しているところが特徴です。
3,850円は割安な気がします。
アデニウム斑入り(1,650円)
アデニウムはいくつか育てていますが、こちらは葉っぱが斑入りで美しいです。
価格も割安な気がします。
アガベ・姫笹の雪(990円)
こちらはまだまだ小さい株です。
笹の雪はペンキでラインをひいたような模様が入るのが特徴ですが、まだ模様はあまり出ていません。
リーズナブルで楽しめそうですが、思うように模様が出てくるまでまだ何年もかかりそうです。
ビルベルギア・ダースベイダー(2,750円)
いわゆる「タンク・ブロメリア」の一種で、“ダースベイダー”という名からお察し頂けるとおり交配で作出された園芸種です。
それにしてもおしゃれです。
価格も割安だと思います。
ちょっとした店で、ちょっとした鉢に入っていれば何倍もの価格になろうかと思います。
ビカクシダ(3,280円)
多分ネザーランドかと思いますが、かなり大きいです。
以前SNSで、ホームセンターで販売されている500円台の株について触れさせて頂きましたが、このサイズにするのには何年かかるのだろうという感じです。
しかもぱっと見3株くらい引っ付いています。
このビカクシダを見つけたのもホームセンターでして、ちょっとした園芸店でこのサイズなら1万円台とかになりそうです。
割安だと思いますが、逆に大き過ぎて、どこにかければいいのかわからないレベルです。
アロエ・スプラフォリアータ(1,650円)
最後に、アロエの「スプラフォリアータ」です。
これは左右に一直線に葉が展開するところが特徴的です。
いかにも“ビザールプランツ(珍奇植物)”という感じがします。
これも割安感があり、ちょっとした店で、ちょっとした鉢に入っていれば何倍もしそうです。
問題点としましては、興味がない妻などは、「は?何これどこがいいの?」ということになるであろうというところです。
最後に
ということで、私の行き場のないいわゆる“植欲”をぶつけるだけという取るに足らない記事にお付き合い頂きまして大変申し訳ございませんでした。
もしお読み頂いた奇特な方がいらっしゃいましたら、何が真に“買い”か、アドバイスを頂けましたら幸いです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
【NEXT植物】は『アグラオネマ・ピクタム』らしい
この記事では、私が自宅で育てている『アグラオネマ・ピクタム』について記述させて頂きます。
はじめに
私は煩悩の数と同じ108つの広く浅い趣味を有しておりまして、その中でも、近年ハマったためとりわけ浅い趣味の1つであるのが『植物』になります。
一応細々と、我が家の極小スペースでわずかな多肉植物を中心に育てているのですが、現在唯一ある熱帯雨林植物が『アグラオネマ・ピクタム』です。
【NEXT植物】は『アグラオネマ・ピクタム』らしい
私は近年流行している男らしいコーデックスなどが好きで植物にハマったミーハーな口なのですが、例外的に、まるで人工的に作られた迷彩色のようなこの植物が好きなのです。
そして先日、現在のコーデックスブームを牽引するBOTANIZE代表の横町健氏が「注目のNEXT植物」として『アグラオネマ・ピクタム』を挙げていたのです。
なんでも氏は現在唯一の私物として育てているそうです。
『アグラオネマ・ピクタム』とはー私が好きになったきっかけ
アグラオネマは様々な種類がありますが、中でも「ピクタム」はカモフラージュ(迷彩)柄が特徴です。
まるで人工的に作出したかのような迷彩柄は本当に格好良いです。
夢中になってずっと見ていられます。
『アグラオネマ・ピクタム』がどういう植物かということについて、私如き素人が語ることではございませんので、ごく簡単に触れさせて頂きたいと思います。
細かい個体名や、「AZ便」ですとか「TZ便」などということは、私自身勉強不足でよくわかりませんので割愛させて頂きます。
アグラオネマ・ピクタムはサトイモ科の植物で、スマトラ島の固有種です。
まるで人工的に塗り分けられたかのような天然の迷彩色が特徴的で、2色からなるものが「バイカラー」、3色のものが「トリカラー」、4色以上のものが「マルチカラー」などと呼ばれているそうです。
湿度が高く、直接日光が差さないような場所に自生する熱帯雨林植物は、水槽内で湿度を保ちつつLEDライトなどで育成するものですが、アグラオネマは常湿でも育てることができるようです。
適温は20℃台と思われますが、高温は30℃以上、低温は10℃以下になっても生育は鈍るものの枯れはしないようです。
本当は水槽などで密閉し、温度管理しつつ、加湿して育てるべきかと思いますが、常に室内で育てるインドアプランツですので、温度に関してはコントロールしなくても致命的ものにまではならなそうです。
私が『アグラオネマ・ピクタム』を好きになったきっかけは単純です。
これまたベタなことに愛読誌『BRUTUS』からです。
こちらに『アグラオネマ・ピクタム・キャッスル』なる種類が掲載されておりました。
今改めて見ますと、こちらがもう4〜5年前の掲載になります。
そもそも近年ブームのコーデックスに対して『NEXT』ということですが、植物がご趣味の方はもっと以前からアグラオネマを育てていらっしゃると思います。
かねてから植物を愛でている方もそうですし、熱帯雨林植物の類いですと、パルダリウム、ビバリウムなどとして、爬虫類飼育とともに実施されている方もいらっしゃるかと存じます。
一応、私の『アグラオネマ・ピクタム』
どの植物も多かれ少なかれそうかと思いますが、その価格については種類や生育状況に加え、形や模様によって価格は“ピンキリ”です。
私は軍資金がありませんので、どの植物も若く安い株を購入して「将来もしかして立派になってくれればなぁ」という程度に生育を楽しんでいますので、アグラオネマも例に漏れず、お好きな方から見ればまだまだな株になります。
それでもこの迷彩柄の葉っぱですから、こんな小さな株でも満足しています。
現在、我が家の極小スペースでわずか2株育てています。
この個体はまだ葉がわずか2枚で、ドリルが1本展開中というものです。
まだまだですが、素人目には十分楽しめます。
もう1つの個体は、ブラッシングしたかのような柄です。
こちらはプレステラ105を、ダイソーのキッチン用品にすっぽり入れて腰水管理をしています。
『NEXT植物』と紹介されていたことで思わず記事にしてしまいましたが、これまで以上に注目されるのでしょうか。
いずれにしましても、私自身は自分の株を大切にして楽しみたいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。