超簡易クワリウム (?)製作について
この記事では超がつくほど簡易なクワリウム を製作してみたことについて記述させていただきます。
クワリウム の名を冠するにはお恥ずかしいレベルですが、ご了承いただければ幸いです。
はじめに
先日ほんの少しだけ記述させていただきましたが、私は以前から、ゆくゆくはクワリウムなるものをやってみたいと思っておりました。
それでクワリウムも一切製作していないのに、小さいクワリウムを製作した時用に購入したのがムシモンオオクワガタでした。
jbwideandshallow.hatenablog.com
クワリウムとは
先輩飼育者の皆様はご存知かと思いますし、製作しておられる方々もいらっしゃいますが一応触れさせていただきます。
私も知識は全くないのですが、wikiで調べたところによりますと、
・生体の生息環境を再現した飼育施設の総称をビバリウムという
・ビバリウムは再現する環境によって「アクアリウム」「アクアテラリウム」「テラリウム」等と分けられる
・テラリウムは「陸上の生物(主に植物や小動物)をガラス容器などで飼育・栽培する技術」
ということです。
この中で、陸上の自然を再現したもので、昆虫を飼育すればテラリウムに分類されます。
且つそれがクワガタ飼育であれば、俗称で「クワリウム」と呼ばれています。
私は当初、いわゆる「コケリウム(苔ボトル)」を製作して自然を再現して、観賞時にクワガタを投入しようと考えていました。
しかしなかなかその準備や作業をすることができないので、今回超簡易クワリウムを試してみました。
準備したもの
クリアボトル(1100cc)
オオクワガタ幼虫飼育用の菌糸ビンの空きボトルです。
幼虫の観察のためだけでなく、こういった飼育ケースとしての用途のために、透明度の高いモデルを購入していました。
先日、オオクワガタ幼虫の菌糸ビン交換を終えましたので、空いたボトルを今回使用してみます。
実はコケリウムを作ろうと思ってカラスビンだけ用意してあったのですが、今回まずはクリアボトルで製作してみます。
ハスクチップ
今回のクワリウムのマット兼転倒防止材としてハスクチップを使用します。
ハスクチップはマットとしての性能もそうですが、クワリウムで使用した時の清掃のしやすさですとか、あと見た目や色等もクワリウム向きだと私は思いました。
流木
ペットショップで、これだけで700円くらいだったと思います。
今回のクワリウムにおいて、唯一の「テラリウムっぽさ」です。
ハスクチップだけだと普段と一緒ですから。
クワガタ成虫
今回は我が家で成虫を飼育しているパプアキンイロクワガタとムシモンオオクワガタに入ってもらいます。
製作工程
流木を入れる
流木を入れてみます。
丁度良いサイズです。
ハスクチップを敷く
流木が隠れてしまったら面白くないので、底面が隠れる程度で大丈夫だと思います。
なお、乾燥防止のため、ハスクチップに加水します。
クワガタを投入する
パプアキンイロクワガタ
クワガタを投入してみます。
パプキンからです。
私はクワガタを実際に投入してみたら、思いの外良い雰囲気だと感じました。
高所に登ったりします。
♀も同じボトルに投入してみました。
さすがカップル、久々の再会を喜んでいるような気もします。
ムシモンオオクワガタ
次にムシモンオオクワガタを投入してみます。
そもそもクワリウム用に買ってみた個体ですが、今回の物にも投入してみます。
悪くないと思います。
ムシモン♀も投入してみます。
パプキンの方は投入したらいろいろと動きがあったのですが、ムシモンの方は投入してもほとんど動きがありませんでした。
最終的には、思ったとおり潜ってしまいました。
ちなみにこのカップルはまだペアリングしていないので、クワリウム内で済ませるかもしれません。
今回実際にやってみまして、思っていたよりもいい雰囲気だったので、満足しています。
もっと大きいケースであれば、オオクワガタもいけるかもしれませんので、また考えてみたいと思います。
あと考えなければならないのは、このクワリウム内でゼリーを与えるかどうかです。
本当は別ケースでゼリーを与えれば、クワリウムの清掃の必要性がぐっと減ると思うのですが、いちいち移し替えるのも面倒です。
ということで、クワリウム製作と言いながら製作する工程もほとんどないお恥ずかしい話だったのですが、私自身はまた何か考えて作ってみたいと考えています。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。