パプキンの蛹を人工蛹室へ【パプキンブリード】
この記事では、先日蛹化したパプキンを人工蛹室に移行したことについて記述させていただきます。
なお、蛹化する度に拙い記事を晒すつもりはございませんのでご安心ください。
はじめに
私は、昨年パプキンことパプアキンイロクワガタの成虫を1ペアだけ購入して飼育しておりました。
そしてペアリングの上、産卵セットを組み、その結果無事採卵、孵化に至り、現在20頭前後の幼虫を飼育しています。
どの個体も2018年2月孵化になります。
先日の記事やSNSでも触れさせていただいたのですが、すでに蛹化した個体がおりまして、ケースの底に蛹室を作っておりましたので、この度人工蛹室に移すことにしました。
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飼育ケースについて
詳細は先の記事のとおりとなりますが、現在パプキンの飼育に使用しておりますのは、スクリュー式のタッパーのようなPP製の容器になります。
こちらの容器にきのこマットで飼育しておりまして、できればいずれの個体も1本返しをしたいと考えているところですが、最近はそうであればもう少し熟度の高いマットを使用した方が良かったかなと思っています。
人工蛹室の材料について
ダイソーで購入しました園芸用スポンジを使用します。
私などが言うまでもなく、広く使用されているものになります。
ご存知のとおりパプキンの蛹は非常に小さいということもありますし、ティッシュやキッチンペーパー等を使用することも考えました。
しかし、スポンジで製作するよりかえって難しい気がしましたので、今回もスポンジを使用することにしました。
人工蛹室の製作
園芸用スポンジによる人工蛹室製作はわざわざ私が申し上げるまでもございませんので、簡単に触れさせていただきます。
製作にはスプーンと定規を使用しました。
切断も定規を使いました。
このままでは、私が使用しているケースには大き過ぎますので、さらに4等分しまして、主にスプーンで人工蛹室を掘りました。
不慣れなため、不揃いになっています。
ケースには、人工蛹室のある程度の固定と、後に加水が必要になった時のために、スポンジの下にコットンパフを敷きました。
蛹の移行
先日も触れさせていただきましたが、早くも蛹化しました個体は、ケース底に蛹室を作っておりまして、ケースを下から覗くとはっきりと蛹が見える状態でした。
掘り出しにつきましては、ケースも蛹も極めて小さいので、「露天掘り」というほど大層なものではないのですが、蛹に負担をかけないよう、マット上部から掘っていきました。
蛹を掘り出しまして、人工蛹室に移行しました。
やはりオオクワガタから見ますとかなり小さいです。
ただでさえ小さいところ、早期に蛹化していますので、なおの事小さいかと思います。
さすがにこのサイズとアゴからして♀だとは思うのですが…超小歯の小型♂だったらサイズを気にしていない私でもさすがに悲しいです。
今後について
今回の個体は特に蛹化するのが早かったかと思いますが、実はデジャヴかと思うような位置・サイズで蛹室を作っている別の個体がすでにおります。
基本的には今回のパプキン幼虫飼育に関しましては、170mlの1本返しで、手を加えることなく羽化までいって欲しいと甘いことを考えているのですが、安全な羽化を最優先としまして、また様子を見ながら対応できればと考えています。
いずれにしましても、いざ蛹化してみますと、どんな色の個体が羽化するのか楽しみだという実感が湧いてまいりました。
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。