ムシモンオオクワガタ産卵セットの割り出し結果について【ムシモンブリード】
この記事では、ムシモンオオクワガタの産卵セットを組みましてから約2ヶ月が経過しまして、割り出しを実施しましたのでその状況について記述させていただきます。
はじめに
我が家ではムシモンオオクワガタを1ペアだけ飼育しておりまして、先日産卵セットを組んでみました。
経過は過去記事のとおりとなります。
jbwideandshallow.hatenablog.com
産卵セットを組みましてから約2ヶ月が経過しまして、数は多くないものの、ケース側面から幼虫や卵の姿が確認できておりました。
数字にしますと、確認時に同時に視認できましたのは「幼虫3卵2」でした。
本当はもっと放置しようかと思っていたくらいだったのですが、マットの劣化も心配でしたので、この度割り出しを実施してみることとしました。
種親について
♂→30mm
♀→27mm
になります。
2017年9月羽化の個体です。
一応越冬した個体ということになります。
産卵セットについて
詳細は過去記事のとおりとなります。
jbwideandshallow.hatenablog.com
こちらでも簡単に触れさせていただきます。
・ 容量1.7Lの容器を使用
・ 月夜野きのこ園様のきのこマットを使用
・ マットは加水しながら固詰め
・ マット上部に鉢底ネットとゼリーを設置
・ 概ね20℃(ほぼ室内常温)で管理
割り出し結果について
まず先に今回の割り出し結果について記述させていただきます。
幼虫→25頭
採卵→14個
割り出し状況について
今回、産卵セットにつきましては容量1.7Lのタッパーのようなケースを使用しました。
ダイソーで購入したものです。
以前パプキンの産卵セットを組む際に590mlのケースを使用しまして、20頭程度確保できましたので、今回は違うケースを使ってみようということと、20頭+αというところかなという思いでこのサイズでの産卵セットとしておりました。
今回割り出し後の一時保管のためにはこちらのケースを用意しました。
確かセリアで購入したと思います。
30個も枠があればいいだろうという思いです。
産卵セットを組みましてから約2ヶ月が経過していたのですが、未だ卵の状態で数週間視認できているものもありまして、本当はこれらのものも孵化するまで放置しようと思っていたのですが、このまま孵化しないのかもしれないと思い、割り出ししてみることにしました。
割り出しはいわゆる露天掘りの要領ということになろうかと思いますが、上部から掘っていきますと間もなくムシモン♀が姿を現しました。
無事生還です。
その後しばらくは掘っても何も出てこず、やはりあまり姿が見えていませんでしたので、産卵数も少ないのだなと思っていたところ、下部に至ると次々と幼虫と卵が出てまいりました。
小型種ですので、パプキン同様やはり幼虫も卵も小さいです。
途中で30個の枠が足りなくなってしまいました。
結局、前述のとおり幼虫25頭、卵14個を確認するに至りまして、予定を変更してすでに孵化した幼虫と卵は別に管理することにしました。
割り出しを終えて
割り出しを終えまして、すでに孵化した個体につきましては、残念ながら一部孵化直後に☆になってしまったと思われるものもいましたが、確保した25頭は生存を確認しました。
又、採卵した卵については、色合いが違うものもあり、孵化しないものも含まれていると考えられます。
いずれにしましても、私のごく小規模飼育下におきましてはキャパシティをオーバーしていると感じています。
しかし産卵数につきましては過去記事にも記述させていただきましたが、ムシモン♀にお任せするところと思っていましたし、狭いケースでこれだけ産卵したムシモン♀の生命力は凄いと感心いたしました。
幼虫飼育について
正直申し上げまして、予想よりも多い産卵数に、飼育方法はまだ決めかねています。
基本的にはマットか菌糸ビンのいずれにしましても、多頭飼育ができないかと考えています。
それも、情けない話ですが極力コンパクトに、です。
また先輩方の飼育等を勉強させていただきまして、検討したいと思います。
jbwideandshallow.hatenablog.com
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。