JB の ワイドアンドシャロー

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クワガタ飼育初心者が極めて小規模なクワガタ飼育を真面目に考えるブログです

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【まとめ記事】今季パプキンブリードまとめ【ペアリング〜産卵セット〜割出し〜羽化】

    この記事では、本年実施させていただきましたパプキンことパプアキンイロクワガタのブリードについて、まとめさせていただきます。

はじめに

    私は本年パプキンを1ペアだけ購入しまして、初めてのパプキンブリードに挑戦しました。

    ブリードの状況は都度当ブログにおいて記事にさせていただいて参りました。

 

    先輩方に色々と教えていただいたりしながらブリードを進めて参りまして、まずは感謝申し上げたいと思います。

    ありがとうございました。

 

    今季のパプキンブリードは小規模ながら無事に羽化してくれたものもいれば、幼虫時に落ちてしまったもの、羽化不全、羽化したものの落ちてしまった個体等様々なものがいました。

    又、まだ幼虫をやっている個体も何体もいるのですが、羽化ラッシュも終えて一服感がありますし、そろそろ新たなブリードも考えたいというところもございまして、自分自身の備忘の意味を含めまして、一度記事にさせていただくこととさせていただきました。

 

    なおいつものことですが、当記事は今季私がこのようなことを実施したというものを記述したに過ぎず、お読み頂く方の何かお役に立つとは限りませんのでご了承頂ければ幸いです。

種親について

    2017.11羽化ということで1月頃購入したペアになります。

jbwideandshallow.hatenablog.com

    ♂は俗にマジョーラカラーなどと呼ばれる、角度によってグリーンやパープルに見える個体でして、♀は濃いブルーと言いますかネイビーに近いような個体でした。

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    購入時点ですでに後食しており、ペアリングできそうな状態でした。

今季の方針について

    今季のパプキンブリードは前述のとおり終了したわけではないのですが、基本方針としましては、小規模飼育が強いられる我が家において、今後もパプキンのブリードを楽しむために、

・ 産卵セットを小さくし、程良い産卵数にする

・ 幼虫は基本的に170mlケース1本返し

とさせていただいておりました。

    結論から申しますと、産卵数は(羽化率は別として)程良かったと思いますし、1本返しも十分可能でした(後述させていただきますが1本であることよりも温度管理等の方が重要に感じます)。

冬季〜春季の温度管理について

    各行程に先立ちまして、温度管理について触れさせていただきます。

    我が家は残念ながらエアコン管理できる飼育部屋や設備がありません。

    ですので、まず簡易温室は発泡スチロール箱にアルミシートを貼り付けたものになります。

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    そして温度に関しましては、冬季はマルチパネルヒーターによる加温、夏場は保冷剤交換によってできる限りの対応をしているところです。

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    夏場はかなり不安定になり、私も反省しているところですが、マルチパネルヒーターによる加温は比較的安定していると思います。

 

    それで冬季から春季にかけての温度管理ですが、マルチパネルヒーターによる加温で概ね25℃〜28℃で管理していたかと思います。

    以下ペアリング、産卵、幼虫飼育とこの程度の管理となります。

ペアリング

    パプキンの成熟は1〜2ヶ月とも言われていますが、実感的には1ヶ月もすればゼリーを食べ始めて後食しまして、2ヶ月もすれば成熟しているものと感じます。

    小型種ですので、やはり早いのかなというところですが、♀の方が羽化が早く、♂と羽化時期、成熟時期がずれる恐れがあります。

 

    ペアリングは2018.1に実施しました。

jbwideandshallow.hatenablog.com

    ケースはセリアで購入したプッシュポットというケースを使用しました。

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    マットはダニ発生を防止しつつ、交尾のために足場を平らにしたかったのでジャングルマットを敷きまして、ペアリングの足場等のためダイソーで購入の鉢底ネットを上に敷きました。

    当初ヒノキチップを使用したのですが、高低差があるとすぐに潜ったりしてしまってなかなか交尾が始まらなさそうでしたので、ジャングルマットで平らな形状にしてみました。
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    ペアリングセット投入後、間もなく交尾をしている様子でしたが、一応5日間ほど同居させました。
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    パプキンの力やアゴでは、♀殺しの可能性は低いものと思います(もしパプキンでご経験がおありの方はご教示いただければ幸いです)。

産卵セット

    産卵セットはペアリング後間もなく、2018.1中に組みました。

jbwideandshallow.hatenablog.com

    今季のパプキンブリードの方針は、省スペースで実施することでしたので、小さいケースを使用することにしました。

    ダイソーで購入しました、蓋がスクリュー式のパックを使用しました。

    容量は590mlです。

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    マットは今回月夜野きのこ園様の「きのこマット」を使用しまして、若干の加水の後、できる限り固詰めにしました。

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    パプキンは材にも産卵するくらいですので、マット産卵であれば極力固詰めが良いようです。

    又、マットはむしろ乾燥気味で良いとの情報も目にしました。
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    なお、蓋にはピンバイスやキリで空気穴を空けておりまして、又、パプキンの力では蓋を開けることはできないだろうと思いますので、脱走の恐れはなさそうに思います。
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割り出し(採卵)

    産卵セットを組みましてから、1ヶ月弱、2018.2に割り出しを実施しました。

jbwideandshallow.hatenablog.com

    本来1ヶ月以上放置しまして、幼虫の姿がしっかり見えてから割り出しをした方が安全かと思うのですが、今回はマットに若干ですがカビが発生しておりましてマットの劣化が心配でしたので、割り出しを行いました。

    又、この時点では卵も幼虫も姿が見えておりませんでしたので、もし産卵していないようなら速やかにペアリング〜産卵をセットしなおしたいという思いもありました。

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    結果的にはすでに産卵してくれておりまして、約20個の卵を採卵することになりました。

    産卵セットを組むと♀はすぐに潜ってしばらく姿を見ませんでしたので、投入後間もなく産卵を開始してくれたような気がします。

    非常に小さい産卵セットでしたので、十分な数だったかと思います。

    採卵した卵はまたケースに戻しマットを被せたのですが、孵化状況が見えるように戻せばよかったと後悔しました。

再割り出し〜個別飼育へ

    前述のとおり、卵の様子が見えない形でマットに戻してしまいましたので、しばらく放置しまして、幼虫の姿が見えてから取り出して個別飼育に移行しており、再度の割り出しと言えました。

    なお期間としましては、

       採卵から3週間弱(産卵セット投入から6週間弱)経過で再割り出し

となりました。

    2018.2下旬〜3上旬のことになります。

jbwideandshallow.hatenablog.com

    割り出し時の幼虫は非常に小さいです。

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    割り出し後のケースはダイソーで販売されているネジ式パックなるタッパーのような容器の170mlのものを使用しました。

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    前述のとおり、今季はこのケース1本返しの方針でおりました。

    又、ケースは羽化後の管理にもそのまま流用できるかと思いもあり選定しました。

    幼虫飼育はこのケースに「きのこマット」をやや固詰めしまして、又、蓋にはキリで空気穴を空けております。
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早い個体の蛹化〜人工蛹室へ

    個別飼育に移行しまして、早い個体では概ね3ヶ月強で蛹化に至りました。

    もちろん♀の個体になります。

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    こちらの個体を始めとしまして、ケース底に蛹室を作るもの、マット上で蛹化してしまうもの等が複数おりまして、人工蛹室を使用しました。

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    人工蛹室は一般的によく使われておりますダイソーの園芸用スポンジをカットしまして使用しました。

    スポンジは幼虫飼育をしていましたケースに収まる程度にカットしまして、マットを抜いて同じケースで管理しておりました。

    又、その際はコットンパフをスポンジの下に敷きまして湿度管理に使用しました。

♀の羽化ラッシュを迎える

    割り出しから4ヶ月前後、♀個体の羽化ラッシュを迎えます。

    2018.6〜7頃のことになります。

jbwideandshallow.hatenablog.com

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    ♀の方は様々な色が羽化してくれました。

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♂の羽化ラッシュを迎える

    ♀の羽化ラッシュから遅れること約1ヶ月、2018.8頃ということになりますが、♂の羽化ラッシュを迎えます。

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    ♂もオレンジ色のような個体も羽化してくれましたが、♀程の体色の多様性は少ないように感じます。

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    なお、ゆっくり羽化した個体が大型になるとは限らず、♀と同じ様な時期に♂第1号として羽化した個体が、今のところ最も立派な大アゴを持つ個体となっています。

今季パプキンブリードの反省点

温度管理〜羽化不全や死亡の多発

    なんと言ってもこれに尽きるかと思うのですが、真夏になりまして、しかも本年は皆様ご存知のとおり酷暑でありまして、私のような一般社会人が行う常温飼育の限界点を突破した感がありました。

    私は発泡スチロール箱の簡易温室と保冷剤による温度管理をしていたのですが、どうしても保冷剤交換ができない日があったり、保冷剤の能力を超えたと思われる日がありました。

    丁度暑い最中に羽化を迎えた個体(私の場合♂の羽化時期が直撃しました)は明らかに不全率が高かったと思いますし、羽化直後に酷暑日を迎えた個体は羽化しながらも落ちてしまう個体が多かったように思います。

    一概に言えないかと思いますが、あまりに高温であることが理由の1つとして考えられると思えました。

    偏に私の管理力不足で申し訳ないです。

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次期パプキンブリードについて

    大した内容でないのに長々と書いて参りまして申し訳ありませんでした。

    今季パプキンブリードに関しましては色々と失敗もあったかと思うのですが、当初持っていた基本的方針である、自分のできる範囲に応じた小規模な飼育ということに関しましては、一定の結果は得られたかなとは思っています。

    現在オオクワガタやムシモンオオクワガタを少々ブリードしておりますし、先述のとおりまだ今季パプキンの一部は幼虫でいるのですが、次期パプキンブリードもやりたいと思っておりますので、また時期的なことなど計画を立てまして、実施できればいいなと思っております。

 

    飼育者の皆様にはまたご指導頂ければ幸いです。

 

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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。