インターメディアツヤクワガタ標本製作-完成へ
この記事では、インターメディアツヤクワガタの標本製作について記述させていただきます。
はじめに
私は観賞用としてインターメディアツヤクワガタの♂を1頭だけ飼育しておりました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
私にとっては非常に大型と言えるクワガタでして、なんと言いますか私のキャパシティを超える迫力がありました。
又、そもそも購入する際に、☆になってしまった暁には標本にしようと考えておりましたので、残念ながら落ちてしまった時には、慌てて標本製作作業を実施しました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
詳細は過去記事のとおりとなりますが、展足して乾燥中でした。
私のブログをご覧くださっている奇特な方でも、さすがに「そういえばインターメディアツヤクワガタの標本はどうなったかな?」という方はいらっしゃらないと思います。
私自身は忘れていたわけではないのですが、なかなか作業時間が確保できずにおりました。
乾燥させている展足してしまっている標本はどうしてもクワ作業の優先度が低くなってしまいがちです。
前回作業について
前回作業について一言だけ触れさせていただきますと、
酢酸エチル(除光液)漬けで防腐・脱脂
↓
お湯で軟化
↓
展足
↓
乾燥
となります。
乾燥については、100均で購入しましたタッパーのような密閉容器に乾燥剤と防虫剤を入れています。
本来標本乾燥の基本は「風通しの良い冷暗所」かと思いますが、私は虫喰い等が恐く、なんとなく密閉した方が良いのではないかと思いそうしています。
乾燥期間
3ヶ月強です。
大きいですので長めにと思っていたこともありますが、正直なところ気づいたらこれだけ経過していました。
標本を写真撮影
乾燥したものと見なし、針を外します。
又、標本を箱に収める前に、たまに登場する撮影ボックスで写真撮影してみます。
今回は時間を確保できなかったので、一眼レフカメラを出さずiPhoneでの撮影となります。
後日エクステンションチューブで接写できればと思います。
いろいろ偏っていますね…改めて写真で見るとよくわかります。
でも私個人で楽しむものですので、別に十分かなとも思います。
そして完成へ
今回の標本の背景ですが、まず背景色はちょっとティファニーブルーを意識した色にします。
これと似た色は、私が初めて製作した標本である、ノコギリクワガタの標本でも用いました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
この時はフェイクレザーのような生地を使用したのですが、今回は紙を使用します。
文具屋さんで確か1枚38円とかでした。
とても多くの色がありましたので、また利用するかもしれません。
紙を採用しましたのは色のこともありますが、今回大型のクワガタであることで、標本箱に収まらない恐れがありましたので、少しでも厚みをなくしたいという思いがありました。
これを発泡スチロールの土台に貼り付けます。
これに標本を刺し、収めてみますとこのような感じになりました。
ラベルについて
ラベルについては、今回英字表記のものを試作してみました。
当然私は勉強不足で学術的なものや正式なものがわかりませんので、なんとなく雰囲気で製作してみました。
本当はカタカナ表記をした方が子どもも読めますので良いのですが、今後気分で改良や統一をしたいと思います。
問題も発生
いつも100均の箱を使用して標本を収めているのですが、今回初めての問題が発生しました。
「土台の下に乾燥剤や防虫剤を敷くと、スライド式の蓋がクワガタの身体に干渉して閉まらない…!」
ものすごく初歩的なミスになってしまいました。
とりあえず防虫剤は側面にでも固定することにしますが、乾燥剤も入れないとなんとなく嫌ですので、また対処を検討したいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。