【浪漫飛行】パプキン夫婦のロマンス標本製作について【展翅標本】
この記事では、先日展翅・展足して乾燥中だったパプキン♀の標本製作について、先に展翅標本にしていたパプキン♂の標本と合わせて完成させたことについて記述させて頂きます。
はじめに
先日、パプキン♀の展翅標本製作について記事にさせて頂きました。
乾燥を開始しましてから10日程度経過しましたので、もう概ね乾燥しているだろうということで、作業することにしました。
結局夜な夜な作業しています。
標本個体について
前回記事でも触れておりますので、さらりとだけ触れさせていただきますが、昨夏辺りからブリードが不調で、パプキンも別個体で失敗していたところ、酒の勢いもあってかなくてか、補強した個体でした。
結局、不調な我が家の中で、小さな産卵セットで15個産卵してくれた救世主でした。
標本製作としましては、前回なんとか展翅しまして、タッパーのような容器で乾燥しておりました。
今回の仕上げについて
パプキンは言うまでもなく『色虫』でして、ついつい標本箱に収める際に何らかの工夫をしたくなってしまいます。
そうは言いましても、たくさん並べてグラデーションにする程の個体数もいませんし、収める箱もドイツ箱等ではなく、100均標本箱です。
ちなみに以前記事にさせて頂いたのですが昨シーズンの飼育個体は、死んでしまった個体は標本にしまして、家系図のようにしてみました(まだ一部生存していますので未完です)。
今回は、実はパプキン♂を展翅標本にした直後から考えていたのですが、パプキン♀も展翅標本にしまして、夫婦で標本箱に入ってもらうことにしました。
なお♂個体について
こちらも詳細は過去記事のとおりとなりますが、すでに展翅標本にしております。
こちらは今回の♀と一緒に購入したものなのですが、ペアリングさせて産卵させており正真正銘の夫婦です。
ロマンス標本製作について
今回夫婦の標本ということで『ロマンス標本』とさせて頂きます。
ロマンス詐欺ではありません。
ケースはすでに♂が収まっているものを使用します。
100均です。
♀の方ですが、取り出してみたところ大丈夫そうです。
慎重に針を外しますと、このような感じです。
なんとかできたな〜と思ったら下翅に穴が空いてしまっています。
おそらくピンセットで広げる時に損壊してしまったものと思われます。
致し方ありません。
ケースに入れてみます。
正面や横から観ると、パプキン夫婦が一緒に飛んでいるように見えなくもない気がしますが、どうですかね。
私自身も段々と、仲睦まじい姿に見えてきたような、見えてこないような気がします。
最後に
このパプキン夫婦を並べる構想はずっと前から考えていたので、やっと作ることができました。
ケースや土台は検討の余地ありですが、とりあえず満足しています。
私のカブクワ飼育も終活に入り、今後も標本製作関連の記事を挙げることもあろうかと思います。
温かい目で見守って頂ければ幸いです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。