オオクワガタ用クワリウム製作-中編(レイアウト編)【流木と100均フェイクグリーンでテラリウムを作る】
この記事では、以前から計画しておりますクワリウム計画の作業を実施したことについて記述させていただきます。
- 新元号『令和』
- はじめに
- 今回のクワリウムのコンセプト
- 今回使用する材料
- クワリウム製作-中編【レイアウト編】
- オオクワガタを投入してみる
- やってみたら一瞬でできた-費用は
- まだ完成とは言えない-経過観察してみる
新元号『令和』
今し方遂に新元号が発表されましたね。
『令和』ということで、『レイワ』と聞いた瞬間は、「また『和』使うの?」と思いましたが、字を見て、出典を聞いて、なんだか良いような気がしてきました。
出典は『万葉集巻五梅花の歌三十二首序文』で、中国古典でなく、国書(日本古典)から採用したのは確認できる限り、初めてということです。
『初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。』
なんか美しい気がしてきました。
良い時代になるといいですし、良い時代にしていかなければならないですね。
はじめに
ところで今回は、現在製作中のクワリウムについてになります。
当ブログをお読みくださっている奇特な方でも、私が【100均商品+流木】クワリウムを製作するつもりであったことは忘却の彼方になっていることと存じます。
私も決して失念していたわけではないのですが、色々あってなかなか重い腰を上げることができていませんでした。
今回記事におきまして、レイアウトまではできたつもりでいるのですが、簡易的なクワリウムになりますので作業してみたら一瞬でできました。
さっさとやれば良かったです。
今回のクワリウムのコンセプト
詳細は過去記事のとおりとなります。
私は自宅において極めて小規模なクワガタ・カブトムシ飼育をしているため、クワリウムも小規模で簡易的です。
100均フェイクグリーンを使用したクワリウムは過去に小さいものは製作しました。
今回も小規模とは申しましても、一応これらよりは大きいものになりまして、オオクワガタ用と考えています。
今回のコンセプトもこれまでの低レベルなものと同様でして、
・簡単に製作できること
・メンテナンスフリーであること
・安価であること
になります。
高価でハイレベルなものでしたら、やはりガラス製のケースを購入してじっくり作るべきかと思うのですが、今回も気軽にできることが前提条件です。
今回使用する材料
透明収納ケース
今回オオクワガタ用のクワリウムを製作しようと思ったきっかけになった商品です。
前回記事におきまして、蓋をカットして縦置きケースにできるようにしました。
流木
ペットショップの観賞魚のコーナーで700〜800円位だったかなと思います。
本当は樹洞とかがいいんですけどね…高いので今回のコンセプトとも合わないし、そもそも売っていないんですよね。
でもその内樹洞を使ってクワリウムを作ってみたいです。
ちなみにこの流木の形状はたまたまですがクワガタの大アゴをイメージしていまして、先述のケースに入れてみたら思った以上にサイズがギリギリでやばいと思いました。
シェルター
このシェルターは、私としてはどうしても置きたいものでして、理由としましては『レイアウト破壊を防ぐため』になります。
生体はどうしてもマットに潜ろうとしてレイアウトを破壊したりしてしまうので、入る穴があるとそれを防ぐことができると思うのです(本当は流木でなく樹洞なら必要ないのですが)。
但し、これだけはどうしても100円では見当たりませんでした。
何らかの100均商品を使用するなら、何らかの加工が必要になりそうです。
ちなみにこの商品は500円位だったかと思います。
フェイクグリーン
先述しました以前のクワリウムでも使用したのですが、こちらは『セリア』で購入したものです。
これが見た目もマシで、使い勝手が良さそうでこれにしました。
安っぽいですが、グリーンを入れないとクワリウムっぽくならなそうなので、そういう意味では今回重要なアイテムです。
クワリウム製作-中編【レイアウト編】
シェルター加工
加工と言う程ではないのですが、2点だけ、『床材の接着』と『フェイクグリーンの接着』だけやります。
まず床材ですが、今回のシェルターはケースに直置きしますし、シェルターの中がツルツル滑ることになってオオクワガタが使いにくいと思いますので、薄いコルク板を貼ってみます。
フェイクグリーンの方は、シェルターの見た目が岩っぽくてミスマッチなので、ちょっとだけ接着します。
接着は、これまた100均商品のグルーガンを使用します。
一応木工ボンドとかも試したのですが、やはりうまくいきませんでした。
グルーガンなら簡単にしっかり接着できますし、熱を加えない限りベタつかないので、万が一クワガタの足がくっついてしまうということも無さそうです。
流木加工
シェルターを加工しましたら、『こんな感じのレイアウトにしようかな』というのが定まりました。
仮置きしてみて雰囲気を見ます。
流木に直接グルーガンで接着します。
シェルターも同様なのですが、フェイクグリーンをあまり多様すると一気に『嘘臭く』なってしまうので、程々にしておきます。
マットについて
ちなみにマットについてなのですが、以前の記事でいわゆるジャングルマットの使用を考えている旨を書いたかと思います。
ですが検討の結果、後々の交換のしやすさ等を考えまして、まずはいつも通りハスクチップ を使用させていただこうと思います。
ちなみにハスクチップは皆様ご存知のとおり普通に5Lとかの容量で売っていますが、100均(私が把握している限りでセリア)で手に入らなくもありません。
レイアウト
フェイクグリーンを接着した流木とシェルターをケース内に置いてみますとこのような感じになりました。
ハスクチップ を入れてみます。
こんな感じです。
しかしやはり縦にはそれなりに広いですが、生体が動ける面積は狭いです。
裏の蓋を開けるとこんな感じです。
オオクワガタを投入してみる
一応レイアウトができましたので、オオクワガタを投入してみます。
こんな感じになりました。
いきなり不慣れな所に入れられてピクリとも動きませんでしたので、何枚でも写真を撮ることができました。
大丈夫かな…でも元々入っていたクリアスライダーよりは空間は広いはずです。
やってみたら一瞬でできた-費用は
先にも書きましたが、ご覧の通り全然大した作業はしていませんので、いざ作業をしてみますとすぐにできました。
色々あってモタモタしておりましたことと、もっと接着やレイアウトに時間がかかるような気がして億劫になっていたのですが、早く作業してしまえば良かったですね。
なお費用について、当然使用する素材や量によって前後すると思うのですが、今回のクワリウム製作の場合はということで材料だけ概算で一応申し上げますと、
・ ケース→300円
・ 流木→約800円
・ シェルター→約500円
・ フェイクグリーン→100円
・ ハスクチップ→100円
の【合計約1,800円】ということになります。
まだ完成とは言えない-経過観察してみる
今回【中編】というう記事にさせて頂いたのですが、と言いますのはやはり生体を入れてみて様子を見てみないと完成とは言えないかなという思いからです。
又、ゼリーの設置をどうするか、まだ決定していないのでまた検討したいと思います。
なお、一晩置いてみましたところ少なくともシェルターは自分で見つけて使い始めてくれたみたいです。
これまでシェルターを使用してきた経験からして、離れた所にゼリーを置きでもしないとずっと入りっ放しで姿を見せてくれないですね…。
でもまあオオクワガタ自身がそうしたいなら、それでもいいのです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。