オオクワガタのブリードスケジュールを計画(妄想)する【オオクワガタブリード2019?】
この記事では、我が家におけるオオクワガタブリードのスケジュールを計画(妄想)させて頂きます。
はじめに
私は極めて小規模なオオクワガタ飼育をしています。
ブリードもしていましたし、幼虫飼育もしているのですが、そんなこんなで今季はブリードして数を増やすのはちょっと困難かなと思っているところです。
しかしそれでは曲がりなりにもオオクワガタを飼育する者としてあまりに寂しい。
まずはこの場をお借りしまして、ブリード計画だけでも考えてみることにしました。
ちなみに一般的にこれを妄想と呼びます。
当記事をお読みくださった奇特な先輩方におきましては、「ここはこうした方がいい」ということなどございましたら、是非ご教示頂きまして妄想という名の勉強にお付き合い頂けましたら幸いです。
今季スケジュールの概要
・ 5月上旬-ペアリング
・ 5月中旬-産卵セット投入
・ 6月中旬-菌糸ビン1本目投入
・ 9月中旬-菌糸ビン交換1本目→2本目
・ 10月頃-外気温に応じて23〜25℃に加温開始
・ 12月中旬-菌糸ビン交換2本目→3本目
・ 12月下旬-管理温度を徐々に下げる
・ 1月一杯-17〜18℃で管理
・ 2月上旬-管理温度を徐々に上げ23〜25℃に
・ 5月頃羽化
今季方針の妄想
まず我が家でのブリードは、その規模の小ささや私の未熟さ等から、決してギネスを目指すようなものでなく、『ブリードそのものを楽しんで、より大きい完品が羽化してくれれば嬉しい』というものになります。
今季もしブリードするとなりますと、色々あってワインセラーの導入は叶わず、相変わらず発泡スチロール箱の簡易温室で対応することになります。
そうなると数はあまり増やせません。
簡易温室外でも常温飼育するならもっと増やせますが、温度管理の問題とはまた別に、家族(というか妻)の許しを得るためには悪戯に飼育数を増やすわけにいきません。
よって、昨シーズン一定の効果を得た菌床産卵を実施し、スペースを節約しつつ産卵数も少なめにコントロールすることになります。
(※妄想です)
種親について
今季ブリードの種親につきましては、基本的に1ペアだけを使用することを前提としまして、3パターン考えられます。
・ 昨季産卵した能勢YGペアにもう1シーズンがんばってもらう
・ 我が家で初めて羽化したオオクワガタである無血統ペアを使用する
・ 開き直って補強する
この3パターンです。
昨季産卵した能勢YGペアの再登板
♂81mm
多分産卵してくれると思いますが、より新鮮な有精卵を産卵してもらおうと思うと、消極に解さざるを得ないかもしれません。
無血統ペア
♂77mm
サイズも小さく、サイズを伸ばそうと思うと面白味が無いのかもしれませんが、我が家で初めて羽化してくれた個体だという愛着があります。
又、昨年羽化の越冬個体ですのでタイミングは適しています。
特に血統などは無いので、むしろここから大型を目指していくという楽しみもあるかもしれません。
補強
信頼できる購入先があれば、これが現実的かと思います。
愛着が持てて、期待が持てる個体が手に入ればブリードが俄然楽しみになります。
菌糸ビンの種類と交換時期について
以前ブログやSNSで大変お世話になっているひろパパさんに無理なお願いをさせて頂いて、幼虫を1ペアお譲り頂きました。
そのひろパパさんが『カンタケ』を使っておられまして、オオヒラタケ系しか使ったことのない私にとっては、カンタケが劣化も非常に緩やかな感じがして良さそうな感じがしたんですよね。
今季はカンタケを使ってみたいなと思いますね。
本数としましては、上記スケジュールにより『3本返し』を考えています。
交換は90〜100日程度で実施します。
(※妄想です)
温度管理について
寒期の温度管理
寒期の温度管理については、
・ マルチパネルヒーター
・ USBファン
・ 発泡スチロール箱
による簡易温室で、我が家レベルの飼育であれば問題なかろうかと思います。
夏期の温度管理
何度か当ブログで触れさせて頂いているのですが、問題は真夏の暑い日中の温度管理です。
昨年は非常に暑い年だったこともあるのですが、大きな失敗でした。
やはり寒い時に加温するのは比較的簡単ですが、暑い時に涼しくするのは難しいですね、当たり前ですけど。
昨年は保冷剤交換によって温度を下げていましたが、まだまだ頑張りが足りませんでした。
今年はワインセラー導入が叶いませんでしたので、昨年以上に、保冷剤交換を徹底することになります。
最後に
ということで今季のオオクワガタブリードスケジュールを計画(妄想)させて頂きました。
これを現実としまして、わずかな数だけでもブリードできないもんかなぁと画策(これは妄想ではない)しております。
もちろん日頃ブログやSNSを拝見している皆様のブリード状況も楽しみにしております。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。