初めてのオオクワガタ標本製作【そして完成へ…】
この記事では、初めてのオオクワガタ標本製作に関しまして、100均標本箱に収めて完成に至ったところまで記述させて頂きたいと思います。
はじめに
私はごく小規模のクワガタ・カブトムシ飼育をしておりまして、それに伴いまして細々と標本製作も趣味としています。
これまで全然大した数ではありませんが、いくらか標本製作をしてこたことについて当ブログで触れさせて頂いてきました。
ところが、よく考えたら『オオクワガタの標本製作は初めて』でして、いつもよりやや慎重に作業したことについて、以前記事にさせて頂きました。
このオオクワガタは、サイズは小さいのですが、我が家で初令の幼虫から飼育し、羽化してくれた個体になります。
今回これを完成させようというものです。
前回記事から3ヶ月も経過していることに驚愕
まず今回いよいよ完成させようかというところに至りまして驚愕しましたのは、オオクワガタ標本製作につきまして前回記事から3ヶ月も経過していたという事実です。
いくらなんでも乾燥させ過ぎ(というか放置させ過ぎ)です。
オオクワガタは大型甲虫ですし、私の場合密閉して乾燥させていますので、やや念入りに乾燥させたとしても、せいぜい1ヶ月〜2ヶ月も乾燥すれば必要十分というところかと思います。
お恥ずかしい限りです。
今回の標本箱は
『今回の』と言いますか、すでに何度も使用しているのですが、ダイソーで購入の100均標本箱です。
ちなみに私の中での標本箱候補生達につきましては、以前一度記事にまとめさせて頂いたことがありました。
過去記事でも触れさせて頂いているのですが、この箱は『塗装されている』ことが私の中での決め手です。
以前は100均標本箱を塗装して使っていました。
もちろん塗装していない箱でも全然構わないと思いますし、逆にもっと自分が思う色に塗装するのも面白いかと思います。
土台も以前と同様、発泡スチロール板に色紙を貼ります。
カラーは当ブログをイメージしたカラーにします。
このカラーは以前も使用したので他のカラーにしようかとも思ったのですが、やはり私の中で『最も重要な昆虫』とも言えるオオクワガタの標本ですので、とりあえずこのカラーで行こうと思います。
ただ、これが100均標本箱の良いところで、気が変われば箱も作り変えようと思いますし、今後はテーマを決めて他の個体と一緒に収めることなんかも考えたいと思います。
針を外す
肝心の標本ですが、なにせ3ヶ月ですから、おそらくからっからに乾燥していることと思います。
こんな感じです。
先述しましたが、なんら知識も技術も無い私ですが、今回はいつもより慎重に作業したつもりでした。
そして展足した際は自分なりに、なんとかこんなものかと思えるレベルで終えたつもりでした。
しかしながら、いざ針を外してみますと、気になる点が結構あります。
もちろん展足の時点で技術不足でうまくいっていないのでしょうが、それに加えまして、やはり乾燥中に様子を見て微調整しなければならないと感じました。
しかし、いつも申し上げるのですが所詮は私が個人的に観賞するか、せいぜい当ブログでご紹介させて頂くものに過ぎませんので、もちろんこれで満足です。
標本箱に収める
やはりやや慎重に標本箱に収めます。
すると慎重だったつもりが、爪を発泡スチロールに引っ掛けて取ってしまいました。
自分の不器用さに我ながら辟易します。
とりあえず木工ボンドで接着しました。
オオクワガタは平たいですので、ダイソー標本箱でも安心です。
以前同じ箱に国産カブトムシを収めた際は高さが全然足りず、土台の発泡スチロールを単なる厚紙にチェンジしました。
ラベルはとりあえずテプラのマスキングテープで
以前紹介させて頂いたのですが、私は以前たまたま安く売っているのを発見したテプラを愛用しています。
ラベルもちゃんと作ろうと思うのですが、先述したとおり他の個体と一緒にするなど、レイアウトを変更する可能性があるので、差し当たりテプラをラベル代わりにしておきます。
そして完成へ…
初めてのオオクワガタ標本、とりあえず完成です。
単に私が標本を作るというだけの記事で申し訳ございませんでした。
先述のとおり、このオオクワガタは我が家で初令幼虫から飼育しまして、羽化してくれた個体になります。
こうして思い出として、標本という形で残せるということも、昆虫飼育の良いところの1つだと感じます(もちろん飼育した全ての個体を標本にしているわけではありませんが)。
私の昆虫飼育も低調でして、今後どれだけの標本を作る機会があるのかわかりませんが、それならば尚一層、綺麗な標本として残していきたいとも思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。