『シーラカンスの謎(誠文堂新光社)』から学ぶバランスド・アクアリウム【「インチ・ガロンの法則」と「インチ・125平方cmの法則」】と「あつまれどうぶつの森」のシーラカンス島
この記事では、書籍『シーラカンスの謎(誠文堂新光社)』を読んで学んだバランスド・アクアリウム(「インチ・ガロンの法則」と「インチ・125平方cmの法則」)のこと、そしてシーラカンスのことについて記述させて頂きます。
- 「あつまれどうぶつの森」でシーラカンスを釣る!
- あつ森におけるシーラカンス-いつどうやって釣るのか
- あつ森における『シーラカンス島』は存在するのか
- 私はなぜか子どもの頃からシーラカンスに心惹かれる
- シーラカンスの生態について
- バランスド・アクアリウム【「インチ・ガロンの法則」と「インチ・125平方cmの法則」】
- もう1つだけ…Mr.Childrenの『シーラカンス』
- 最後に
「あつまれどうぶつの森」でシーラカンスを釣る!
私は何につけても中途半端な浅くて広い趣味を、煩悩の数と同じだけ108つ有しているのですが、元々若かりし頃は割に熱心なゲーマーでした。
大人になり家族を持つとめっきりゲームをしなくなってしまいましたが、最近久々に継続的にプレイしているのが、「あつまれどうぶつの森」です。
私も世界1,500万人のあつ森プレイヤーの1人というわけです。
我が家ではツムツム以外のゲームとは無縁の妻までハマっていますので、なんだかんだ言ってやはり余程魅力的なよくできたゲームなのだと思わざるを得ません。
「あつ森」そのものについて、私如きが語ることではありませんので割愛させて頂きますが、プレイヤーはゲーム中に多くの昆虫を採集したり、魚を釣ったりすることができます。
そして、ゲーム中に釣れる魚の中に『シーラカンス』があります。
実は、私は子どもの頃からこの『シーラカンス』が好きで、なぜか心惹かれるのです。
この「あつまれどうぶつの森で釣るシーラカンス」を通じて、私のシーラカンスに惹かれる気持ちが呼び起こされてしまい、つい当ブログにおきましても記事にしてしまいました。
ご了承頂ければ幸いです。
あつ森におけるシーラカンス-いつどうやって釣るのか
話があつ森の方にいってしまいましたので、あつ森における『シーラカンス』についてごく簡単に触れておきます。
・何月でも何時でも「ごくまれに釣れる」
・釣れる場所:海
・魚影サイズ:LLL
・売価:15,000ベル
シーラカンスが釣れる条件は、自分の島では「雨」又は「雪」が降っていることだそうです。
離島では天気に関係なく釣れると言われています。
あつ森における『シーラカンス島』は存在するのか
ところで、ネット上などではよく離島ツアーにおける『シーラカンス島』や『大型魚島』のようなものの存在が囁かれています。
私自身も所詮は1日のほんの空き時間に家族と一緒に楽しんでいるだけの一般的プレイヤーですので、私如きの見解は何の参考にもならないのですが、少なくとも離島ツアーは、その離島ごとの特色がランダムで設定されていることは確かかと思います。
そんな中で、「普段低確率の魚が釣れる確率を高く設定している島」などは現実にあるものと思います。
なぜ私如きがそう感じるのかと申しますと、私自身一度だけ、『シーラカンスとリュウグウノツカイ等が多く釣れる島』に行き当たったからです。
その確率変動状態の時の釣果です。
ここでは釣り始めからすぐにシーラカンスやリュウグウノツカイが度々かかり、明らかに通常の島とは違うことがわかりました。
海だけでなく川も好調で、ゴールデントラウトもこの時初めて釣りました。
ただし、釣れたのは比較的ツアー序盤のことで、1時間以上粘りましたがなぜか後半はあまり釣れなくなってしまった印象でした。
またこのような離島に行き当たりたいものです。
私はなぜか子どもの頃からシーラカンスに心惹かれる
話を今回の趣旨に戻したいと思います。
前置きが長いのは私の悪い癖でして、大変申し訳なく思っております。
なぜかは思い出せないのですが、私は子どもの頃からシーラカンスに心惹かれるのです。
かといって当然別にシーラカンスのことを研究するわけでもなく、シーラカンスグッズを収集しているなどとわけでもありません。
特にそういうわけではなくて、どちらかというと、シーラカンスのことに興味を持った幼い頃の記憶がそのまま心の片隅に残っているような、そんな懐かしいノスタルジックな感情です。
シーラカンスの仲間は、約4億年前には地球上に生息していたと考えられています。
そして化石発見から長くは、6,600万年前に恐竜とともに絶滅していたものと考えられていましたが、生体が発見されたことにより現代でも生息していることが判明するのです。
当時のショックは計り知れなかったことと思います。
そんな不思議な『シーラカンス』のことを思うと、私にも一応備わっている小さな好奇心と、子どもの頃の記憶が惹起されるのです。
シーラカンスの生態について
改めてお断りさせて頂きますが、私はシーラカンスや魚類をはじめとする生物全般についてなんら専門的知識を有しておりません。
ここではシーラカンスについての記事を作成した以上、その生態について少しだけ触れさせて頂きます。
ご了承頂ければ幸いです。
近年私がシーラカンスについての書籍を手にしましたのは、今回記事タイトルと冒頭にも明記させて頂きましたとおり、『シーラカンスの謎(誠文堂新光社)』という本です。
小学校高学年頃から大人まで読めると思いますし、1冊でシーラカンス研究を取り巻く歴史や生態について学ぶことができる良書です。
さて、シーラカンスについてですが、先述させて頂きましたが、シーラカンスは恐竜の時代よりもはるか昔、約4億年前から生息していたと考えられており、四足動物の祖先の1つと言われます。
そして、恐竜とともに絶滅したものと考えられていたところ、生存が確認されるのです。
シーラカンスは水深150mから700mほどの海底を棲みかにしています。
あまり速く泳ぐことができないので、海底を漂いながら餌となる魚などが近づいてくるのを待って、目の前に来たところを捉えます。
大きく分けてアフリカシーラカンスとインドネシアシーラカンスが確認されている形になりますが、現時点では世界中にどれくらいのシーラカンスが生息しているのかはよくわかっていません。
また、繁殖については詳細不明ですが、お腹の中で卵を孵化させてから出産する胎生魚であることは解剖から明らかになっています。
最後にシーラカンスを取り巻く歴史を、極々簡単に記載させて頂きます。
・1822年 最初のシーラカンスの化石発見(後年同定)
・1938年 南アフリカカルムナ川沖の漁でシーラカンスの生体発見
・1952年 コモロ諸島で2匹目発見(昔から年に何度か釣れていた)
・1997年 インドネシアでも発見
・2009年 泳いでいる稚魚の撮影に成功
バランスド・アクアリウム【「インチ・ガロンの法則」と「インチ・125平方cmの法則」】
あつまれどうぶつの森のこともありまして、最近改めて『シーラカンスの謎』を読み返しましたところ、アクアリウムに触れている部分がありました。
同書の著者はアクアマリンふくしまの館長であり、東日本大震災で多くの生体を失う経験をなさっているからです。
私も言うのもはばかられるほどのごく小規模のボトルアクアリウムでメダカ等を飼育している身ですので、改めて興味を惹かれるところでした。
以下同書から抜粋引用させて頂きます。
2011年3月11日の東日本大震災直後、マリンふくしまではすべてのライフラインが止まり、全循環が停止、緊急の自家発電によるエアレーションも燃料に限界があったため、多くの生物を失いました。
(中略)
やがて、水質浄化理論が完成し、近代水族館の「水処理工場」が稼働するようになりました。標準的な水族館はすべて閉鎖循環式の水処理設備を備えています。ですが、水処理工場は停電により全機能を失い、巨大水槽を群泳するマグロやイワシ、サンゴ礁魚類は、停電による水温低下と酸素不足で死んでいきました。
この災害を経て、ローレンツアクアリウム(「ソロモンの指輪」1987)を思い出しました。オーストリアの生態学者、コンラート・ローレンツは、窓辺の小水槽に、水草を植え、小魚を入れ、レマン湖の湖底を再現しました。循環ポンプやエアポンプ無しで、適量の生物と、光と水草の絶妙なバランスをとる。このような水槽をバランスド・アクアリウム、調和水槽と呼びます。
調和水槽をつくるための経験的な法則として、インチ・ガロンの法則があります。1インチ(2.5cm)の魚には約4リットルの水と、水草が必要というものです。また、もう一つインチ・125平方cmの法則があります。1インチの魚は、125平方cmの水面が必要というものです。これらの法則は、技術革新した現在でも水生生物を飼育する場合には、いつも頭の片隅に覚えておく必要があります。
私がボトルアクアリウムを立ち上げるにあたり、エアレーション等を用いない決心をしていましたので、どうすればアクアリウムを成立させることができるのか素人なりにお調べしていましたが、よく目にしたのは、「生体1匹につき水量1リットル」が目安というものでした。
当然生体の種類や条件等によっても違ってくるものと思いますが、私のような素人にできることは、いたずらに過密にせず、生体のことを考えた環境を維持しなければならないということです。
もう1つだけ…Mr.Childrenの『シーラカンス』
本当に支離滅裂な記事になってしまい恐縮なのですが、もう1つだけ。
私は昔からのMr.Childrenファンですので、シーラカンスを話題にしますとMr.Childrenの『シーラカンス』に触れずにはいられません。
同曲は『深海』というアルバムに収録されています。
この頃の桜井和寿さんは色々と思うところがあり、Mr.Childrenのアルバムの中では比較的ダークな雰囲気になっていますが、それはそれで、古き良きMr.Childrenの素晴らしいアルバムとなっています。
『シーラカンス』については、この時代には当然すでに生存が確認されていたわけですが、それでも「生きた化石」として本当に生存しているような、あるいはやはり絶滅しているような不思議な存在であることが歌詞に織り交ぜられ、ロックでありながらミステリアスな曲になっており格好良いです。
『名もなき詩』なども収録されていますが、大トリの『深海』も名曲ですので、是非お聴き頂ければと思います。
最後に
『あつまれどうぶつの森』でシーラカンスを釣ってから、子どもの頃からのシーラカンスに心惹かれる気持ちを思い出し、書籍を読み返し、ボトルアクアリウムのことを考えるに至ったのでした。
当ブログでは、得てして話がよくわからない方向にいくのですが、今回は特に酷いものでした。
ご了承頂ければ幸いです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。