JB の ワイドアンドシャロー

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植物、クワガタ、マラソン、登山など趣味について綴るブログです。

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「SSN prototype鉢」と僕【ゆるぷ様オリジナルの3Dプリンタ製プラスチック鉢が凄い】

 この記事では、ゆるぷさん(ゆるぷ (@yuru_pu) | Twitter)という植物ブロガーの方が展開される「SSN prototype鉢」について僭越ながらご紹介させて頂きます。

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 園芸、つまり植物を育て、愛でることは古来より親しまれている趣味です。

 従いまして、この分野には八百万の神と数多の諸先輩方がおられるわけですが、私が、自分自身が育てていたり興味を持った植物のことをネットでお調べしますと、「かなりの確率」で…いや、誤解を恐れずに申し上げますと「確実」にゆるぷさん(ゆるぷ (@yuru_pu) | Twitter)のブログに行き着きます。

yurupu.com

 いつも、もう本当にお世話になっています。

 私如き素人は、ゆるぷさんの経験則に基づいて記された植物図鑑のようなこのブログがなければ、お気に入りの植物を育てることもできやしません。

ゆるぷさんが展開する「SSN」

 そのゆるぷさんですが、2020年末から3Dプリンタを使って製作したプラ鉢「SSN prototype鉢」を展開しておられます。

ssn-mfg.stores.jp

 「SSN prototype鉢」について、こちらのサイトでは以下のとおりご説明がなされています。

SSN prototype鉢について


3Dプリンターによる新しい植木鉢の可能性を探るプロジェクトとして制作しています。本来はラピッドプロトタイピング(試作品製造)という手法やワンオフ部品の製造などで3Dプリンターは非常に価値を発揮します。しかし3Dプリンターで製造した植木鉢に関して、素材の耐久性や表現方法など未知数ですが、陶器鉢とも射出成形プラ鉢とも違う新しいカテゴリになるのではないかと思っています。

実験的立ち位置でprototype鉢としておりますが、ご賛同いただける方にぜひ購入していただき、園芸をより楽しんでいただきたいと思っております。

(出典:SSN  https://ssn-mfg.stores.jp)

 まず、そもそも3Dプリンタで鉢を作られるということ自体が、「なるほど!その手があったか!」と膝を打たずにはいられません。

 しかし、誰しもがデザインの能力を持ち合わせているわけではありませんし、まして3Dプリンタを所有しているわけではありません。

 

 また、単にデザイン能力を有しているだけではいけません。

 SSN鉢はスリットのサイズや位置、また、根が大きい塊根植物を植えやすく且つデザインを損なわない鉢の高さなど、植物にとってより良い鉢を作ることができる能力も有していなければなりません。

 SSN鉢ではこれらが絶妙なバランスで実現されています。

 

 変わったところでは、ブロメリア用の網目状の鉢など3Dプリンタならではの設計もあります。

 是非サイトを覗いてみてください。

 あるいは「#ssn鉢制作」で検索してみましょう。

 

 なお、SSN鉢について一応注意書きとしてこのような記載がございます。

※素材の特性上一般的なプラ鉢よりも耐久性が劣る場合があります

 確かにこれは、層を積み重ねて製造する構造上仕方がないのかもしれません。

 しかしこれは、あくまでそもそも割れにくい「一般的なプラ鉢」と比較しての話であろうかと思いますし、私自身実際にSSN鉢を手にしてみて、脆さのようなものは当然感じませんでした。

 万一落下させてしまえばあるいは、ということはあるかもしれませんが、そもそも落下に気をつけなければならないのはプラ鉢だろうが陶器鉢だろうが同じことですので、特に留意しなければならないレベルではないものと感じます。

SSN 06【2021年6月25日21:00販売開始!】

 この度、「SSN 06」が展開されるにあたり、このようなことが募集されておりました。

 私は憧れのゆるぷさんが展開されるSSN鉢に及ばずながら、わずかながらでも携わることができるという栄誉に魅力を感じ、僭越ながら応募してみることにしました。

 結果的には、大変恐れ多くも応募した株でゆるぷさんからお声掛けを頂き、写真撮影用に1鉢ご提供頂いたのでした。

 

 画像でももちろんご理解頂けるかと思いますが、実物の鉢を見ますと、「モダンアートか何か?」といった塩梅で実に格好良いです。

 

【SSN 06】

スタッズと縦ストライプのロングポット 90mm

内径:90mm

高さ:115mm

素材:PLA(バイオプラスチック

※サイズ展開あり(75mm)

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 ご覧のとおり、見る向きによって雰囲気がガラリと変わりますので、植え付けてある植物と合わせまして、様々な顔を楽しむことができます。

 私如きが言うまでもございませんが、どんな植物も皆すべからく色々な顔がございます。

 見る角度によっても違いますし、また、季節によっても芽吹、開花、紅葉、落葉、休眠と移り行くものです。

 そういった変わりゆく植物の顔にもいつでもマッチングしてくれることと思います。

 

 また、SSN鉢に共通していることですが、スリットも実に良い具合に入っています。

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 内側には、「prototype SSN 2021」が刻印されています。

 いつかプロトタイプを所有していることがステータスとなる日がくるかもしれません。
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 手で持ってみますとこのようなサイズ感です。
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 内寸90mmということで3号鉢サイズですが、高さが115mmありますので、結構しっかりしたサイズ感です。

 ですから根を旺盛に張るタイプの植物や、塊根を形成するコーデックスなど、結構なサイズまで対応できるはずです。

 

 【SSN 06】2021年6月25日21:00販売開始です。

 

 

【SSN 06】に晃山を植え付けてみる

 それでは、SSN鉢に我が家の「晃山(レウクテンベルギア・プリンキピス」を植え付けてみます。

 

 今回、ゆるぷさんがモニターを募集されていたことに対して晃山で応募するに至ったのは、サボテンでありながらアガベに似ていることから「アガベ・カクタス」との異名を持っているところや、根が塊根になりコーデックスのようになるところなど、ある種の多様性があるところが、スタッズとストライプという二面性のあるこの鉢とピッタリだと思ったからでした。

 

 実際植え付けてみますと、やはりイメージにぴったり、とても格好良いです。
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 また、私自身そこまで深く考えていたわけではなかったのですが、植え付けてみますと、晃山のような根に高さ(深さ)のある植物には、これだけの高さのあるSSN鉢のデザインはぴったりでした。
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 デザインとしては、今まで見たことがないような斬新なものですが、カラーもブラックですから、飽きもこなさそうです。

 長く使いたいものです。

 

  ゆるぷさんは、未だSSN鉢についてプロトタイプであることを公言されています。

 これからも、しばしプロトタイプが展開されます。

 そしてその後の正式リリースはどのようになるのでしょうか。

 今後も目が離せません。

#ssn鉢制作

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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アデニア・グラウカと僕【失敗を乗り越え…強剪定する楽しみ】

 私は、「アデニア・グラウカ」というコーデックス(塊根植物)が好きです。

 見た目も好きなんですが、私にとってアデニア・グラウカの楽しさは「強剪定」にあります。

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 アデニア・グラウカとは

 アデニア・グラウカは、南アフリカ原産のトケイソウ科の塊根植物です。

 和名を「幻蝶かずら」といいます。

 つるがよく伸びる植物で、葉の形が蝶のように見えなくもありませんので、その辺りからこの美しい和名が命名されているのかもしれません。

 そして、ルックスにおける最大の特徴は、塊根部がグリーンとホワイトのツートーンカラーになっていることかと思います。

 

 そんなアデニア・グラウカですが、なかなかどうして植物として安価とは言えませんが、魅力的なコーデックスの1つとして、決して不当に高価というわけではありません。

 3,000〜4,000円も出せば結構立派な株が買えたりして、この辺りはパキポディウムグラキリスなどよりはやや優しいと言えます。

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 もちろん、私もこうしたある程度立派なアデニア・グラウカを育てたいという思いを持ち合わせています。

 しかし、この植物ではもっと挑戦してみたいことがあるのです。

「強剪定」で立派に育てたい

 アデニア・グラウカは「強剪定」に適していることが知られています。

 

 「剪定」とは、普通は余分な枝葉を切り落として、本体の成長を助長する作業のことを言いますが、「強剪定」とは、もっと強く、太い枝や、あるいは茎そのものを剪定することを言います。

 アデニア・グラウカは強剪定に耐え、新たに芽を出す強さがあることで、強剪定により株を大きく育てたり、自分の好きな樹形を追い求めたりすることができるのです。

最初の失敗で心が折れる

 私はアデニア・グラウカの生育に一度失敗しております。

 と言っても、おそらく強剪定そのものの失敗でなく、水やりの失敗かと思うのですが、大変恐縮ですが一応触れておきます。

 

 初めて購入したグラウカです。

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 強剪定に憧れていた私にとってお誂え向きな株が園芸店に売られており、即購入しました。

 

 塊根は小さく、コーデックスとしては未熟ですが、育て甲斐がありそうです。
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 植え替えからしばらく様子を見た後、憧れの強剪定を実施しました。

 将来コーデックスらしい樹形になって欲しかったこともあり、結構根元まで攻めます。
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 本来、強剪定だからといって必ずしもここまで攻めなければならないわけではないかと思います。

 

 この時はまだ暖かい時期でしたので、剪定から2週間程度で新芽が出てきました。
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 しかも4つ出てきています。
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 四方から出てきたのは計算外でしたが、私は勢いのある生育に嬉々としていました。

 

 しかし、ある日あろうことか塊根部が白くなっていることに気付きました。
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 「これはまさか根腐れしているのか!?」と背筋に冷たいものを感じましたが、かと言って直ちに掘り返すのも躊躇われ、その日は植え替えを見送りました。

 しかしすでに手遅れだったらしく、間もなく手で触っても柔らかくなり、間もなく枯れてしまいました。

 一目見て枯れているとわかる状態です。

 申し訳ないことをしてしまい、心が痛みます。
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 若干話が逸れますが、大切に育てている植物を突如として失うとしたら、やはりこのパターンです。

 この時は、たまたま水やりをした日の後、雨天が続き、雨が当たる場所に置いてあったことで水分過多になったことが原因と思われます。

 偏に私の管理不足で、天候を見て適切な場所に移すべきでした。

 

 しかしここでだけ、本音を言わせていただきますと少々水が多かったくらいで枯れちゃうって酷くないですか?

強剪定にリベンジ

 楽しみにしていたアデニア・グラウカが枯れてしまい、私の心は深く傷つきました。

 しばらくは買い直すこともできずにいました。

 

 それでも、次に園芸店で売っているのを見かけた時、やはり再度アデニア・グラウカで強剪定に挑戦したい自分がいました。

 正直なところ、その間にも、冒頭に画像を載せた株など、立派な株が売っているところには何度か出くわしていましたが、強剪定したさに購入せずにいたのでした。

 

 気付いた時には、自宅の置き場所が無いことや妻からの批判も忘れ、購入してしまっていました。
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 冬になりますと、落葉しました。

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 塊根部は小さいですが、前回同様、剪定のし甲斐があるというものです。

 

アデニア・グラウカの強剪定の時期と芽吹きまで

 アデニア・グラウカの強剪定の時期についてですが、ネット等で先輩方の教えを拝見しますと、2〜3月、休眠から動き出す前が適しているということです。

 一方、こういう気候によりけりな部分は、地域によって誤差がありますので難しいところです。

 私では、早めに剪定してしまい、春の芽吹きに備えたいという思いから、結局2月下旬に決行しました。

 

 今回も根元まで攻めます。
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 そこからというもの、待てど暮らせど新芽は出ませんでした。

 まあ真冬に剪定しているので当然ですが、動き出すまでは、「攻め過ぎたことで、もしかして枯れてしまうのでは…」という不安に駆られました。

 

 そして、強剪定から2ヶ月近く経った4月中旬、遂に動き出したのを確認することができました。

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 大変安堵しました。

 動き出してしまえば、新芽自体の成長は割に早く感じます。

 概ね2週間でこの程度です。

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 葉も可愛い形状をしています。
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 今回は4つとはいきませんが、2つの芽吹きがありました。
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 メインとサブという感じで、2つとも良い位置から出てくれた気がします。

 

 また、肝心の塊根部もほんの少しだけ、ほんの気持ちだけ太くなった気がしないでもありません。

 

 一度は敗北を味わったアデニア・グラウカの強剪定ですが、ここまでは無事成長してくれています。

 このまま長い付き合いになってくれることを祈っています。

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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モノドラカンアオイと僕【美しすぎるジャパニーズビザールプランツ-JapaneseBizarrePlants-】

 カラーリーフプランツとか、言わば葉っぱを愛でる植物としては、間違いなくかなりハイレベルな植物の1つが「モノドラカンアオイ」と言って差し支えなかろうかと思います。

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自分が葉っぱを愛でるとは思いも寄らなかった

 それを言ったら、かつては自分自身が植物を育てたりコレクションすることが趣味になろうとは考えたこともなかったわけですが、それはここでは置いておきます。

 

 私も昨今のブームに乗った口ですから、アガベだとかパキポディウムだとかからこの趣味に入った身でして、ギザギザがあったりトゲトゲがあったりする植物を格好良いと思って、そんな植物ばかりを夜な夜なネット上で探し求めたりしているのです。

 

 一方で、「葉っぱが美しい植物」への憧れが日に日に募っていました。

 またもや登場するのですが、私のバイブル「BRUTUS」に「カンアオイ寒葵」のページが掲載されていたことによります。

BRUTUS特別編集 合本・珍奇植物

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  • 発売日: 2016/09/15
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 外国の植物ばかりに気を取られていたミーハーな私は、そのジャパニーズビザールプランツに心を奪われてしまいました。

 斑入りというよりは「模様葉」ということになろうかと思うのですが、ボキャブラリーの無い幼稚な言葉で言い表しますと、深緑、緑、黄緑のような色が細かく入り乱れ、自然の美しい模様を呈しています。

 美しさという意味では、これまた私が葉っぱを愛する「アグラオネマ・ピクタム」を凌駕するかもしれません。

 なんというか、「アグラオネマ・ピクタム」のようなワイルドさは無いのですが、「これが日本の山中に自生しているのか」という驚きと、山野草としての奥ゆかしさがあるのです。

 

 それにしても、自分自身が植物の葉っぱを愛でる時がくるとは、若かりし頃は予想だにしませんでした。

 それもマダガスカル南アフリカに自生するような泣く子も黙る植物ではありません。

 日本にも自生する山野草カンアオイを、です。

我が家に「モノドラカンアオイ」がやってきた

 BRUTUSで読んで以来、私は何度もそのページを開きました。

 開いては「いつかは欲しいなぁ…」をため息をつくのでした。

 そう、「モノドラカンアオイ」は高価なのです。

 

 私自身、カンアオイに関しましては、先にタイリンカンアオイを育てていました。

 これも文句なしに美しい植物です。

 しかもこちらは、私がいつも行く園芸店で100円硬貨3枚程度で買えてしまっているわけで(それはそれで相当破格だと思いますが…)、モノドラカンアオイはその数十倍はしてしまうわけです。

 

 さらに私の地元では普通には売っていない。

 

 それでもなんとか自分自身納得して価格の折り合いもつく株を見つけて購入し、育てることができています。

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 掛け値なしで、言うことなしの美しさです。

モノドラカンアオイとは

 モノドラカンアオイは日本に自生する日本固有種であり、ジャパニーズビザールプランツですが、西表島だけに分布しているということです。

 

 BRUTUSにも掲載されており、「モノドラカンアオイ」と聞いて思い浮かべますのは、モノドラカンアオイの中でも「美写紋」と呼ばれる種類になります。

 しかし、なにも自生するモノドラカンアオイがすべてこのような模様をしているわけではありません。

 

 また、その他「美写紋」を含め園芸種ということになるのか、詳しいことは私如き素人はわかりかねますが、いくつか呼び名があります。

 

「緑雲(りょくうん)」

西鶴さいかく)」

 いずれにしましても、モノドラカンアオイの葉の特徴の1つとしましては、微毛が生えビロード状になっているということです。

 これがまた普通の葉と違い、えも言われぬ高級感があるのです。

 

 モノドラカンアオイの成長期は春・秋です。

 木が生茂るような自生地のことを考えますと、夏の直射日光は避けた方が良さそうです。

 一方、カンアオイは日本に自生していることを考えますと、屋外越冬もできそうな気がします。

 しかし、モノドラカンアオイの場合、冬でも10℃は下回らないであろう西表島に自生していることを考えますと、最低気温が15℃を下回ったあたりで室内に取り込んだ方が良さそうです。

 

 水やりについては、結構頻度高めで良さそうに感じています。

 他の多肉植物と同じペースで日数を開けていると、葉がクタっとしていることが多いです。

 

 また、肥料は成長期に固形の緩効性肥料を置いていますが、問題なさそうです。

 

強風でポキッといくことがある

 これは私の植え付け方が浅すぎたのが問題だと思うのですが、とある強風の日、帰宅したところポキッといっており背筋が凍りました。

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 カンアオイは自生地では地を這うように自生しておりますし、茎()の部分が細いですので、あまりに悪天候の時は室内に取り込んだ方が良さそうです。

 

 ちなみにこの時は、幸い完全に折れてしまったわけではありませんで、大事には至りませんでした。

 仕方がありませんので一度掘り出し、やや深めに植え直したところ、なんとか事なきを得たようです。

モノドラカンアオイの葉っぱを愛でる

 私が購入し育てていますのは、先に申し上げたような「美写紋」などではなく、言わば「無印モノドラカンアオイ」です。

 それでも全く問題ありません。

 この美しさです。

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 「美写紋」のような素晴らしい模様とまではいきませんが、十分モノドラカンアオイらしさがありますし、むしろこの深い緑が、これはこれで良いのではと思わせてくれます。
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 この美しすぎるジャパニーズビザールプランツが我が家にあるということで、所有欲も満たしてくれます。

 またポキッといかないように、大切に育てたいと思います。
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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【怪社丸ってなに?】ペラルゴニウム怪社丸と僕

 先日、多肉植物の即売会へ行き、いくつか購入したのですが、わずかコイン2枚で手に入れたのがペラルゴニウム「怪社丸」でした。

 これは一体なんなのでしょうか…?

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「Pelargonium sp.」 

  植物の種類を表記した際、「学名 sp.」とされる場合がありますが、これは種小名が不明である場合に用います。

 ちなみに、「sp.」とは「species」の略で種小名のことなのだそうです。

 属名はわかるが、種小名が不明である場合ということで、今回のケースであれば、

   「Pelargonium sp.

ということになろうかと思います。

 

 その謎のペラルゴニウムがこちらです。

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購入時の情報

 このペラルゴニウムは、当該即売会のとある参加店のブースにおいて、他の由緒正しき止ん事無い植物とはあくまでも扱いが違うといった風情で、さながらスーパーマーケットのワゴンセールのように売られていました。

 

 何かしらペラルゴニウムだろうということは何となくわかりましたので、お店の方に聞いてみました。

 その時得られた情報は以下のとおりでした。

 

・挿し木である。

・夏(8月〜9月)頃に開花する。

・ペラルゴニウムカルノーサムに似ていると思うが開花期()が合わない。

・名を「怪社丸」といって、学名は不明である。

・かなり古くから日本に入ってきている種ではないか。

 

 まず、帰宅後に気付いたのですが、花の色や特徴を聞き忘れてしまいました。

 いずれにしても、夏〜晩夏に開花するのでは、あまりペラルゴニウムのイメージではないかもしれません。

 

 私は所有していないのですが、個人的には「ペラルゴニウム・アルテルナンス」に似ている気がします。

 でも葉の形状が違う気がします。

 葉の形状で言えば、やはり「カルノーサム」とも違う気もします。
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 では一体何なのか!?

 「怪社丸」でグーグル先生に聞いてみても、これと言った検索結果は見出せません。
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  「ペラルゴニウム怪社丸」…もし何かおわかりになられる方は、お教え頂ければ幸いです。

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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動植物の同定にも便利な神アプリ『Googleフォト(Googleレンズ)』をおすすめさせて頂きたい!

 お店に行った時も、道を歩いている時も、ネットサーフィンしている時も、「これ何?めっちゃ気になる!」という時がよくあります。

 私はiPhoneユーザーですが、私の場合、神アプリ『Googleフォト』等で使用できる『Googleレンズ』で概ね解決しています。

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はじめに

 私は、広く浅い趣味を煩悩の数と同じ108つ有しているのですが、物の名前がわからないということがよくあります。

 例えば、

 「この植物なに?かっこいい!欲しい!

 「でも名前が書いてないからわからない…

 「名前がわからないから検索のしようがない…

という具合です。

 趣味に限らず、その他にもそういったケースは日常で多々あると思いますが、私の場合、多くの場合こちらの『Googleフォト』で使用できる『Googleレンズ』で解決しています。

Google フォト

Google フォト

  • Google LLC
  • 写真/ビデオ
  • 無料

 このアプリ等で『Googleレンズ』という機能を使うことができます。

 

  つまり「画像検索」でして、「そんなの常識だろう」と仰る方も多くいらっしゃるとは存じますが、当記事ではご紹介させていただければと思います。

 ご了承頂ければ幸いです。

Googleフォト』の実力〜初級編〜

 私の悪い癖である長いイントロダクションは抜きにしまして、実演してみます。

 アプリを立ち上げまして、検索したい画像を選択します。

 

 今回は初級編として、サボテンが単独で写っている画像を使用します。

 使い方は極めて簡単で、右下の四角いアイコンをタップするだけです。

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 すると、画像に撮影されているものを探り始め…
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 検索はほんの一瞬から数秒程度で終了します。

 見事、「ユーベルマニア・ペクチニフェラ」の画像が表示されました。
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Googleフォト』の実力〜中級編〜

 「ユーベルマニア・ペクチニフェラ」は特徴的なサボテンですので、まだまだ序の口でした。

 少し難易度を上げまして、「フィカス・バーガンディ」で検索してみます。

 

 どのあたり難易度が上がったかと申しますと、まずフィカスという植物は様々な種類があります。

 そして、誤解を恐れず申し上げますと、「幹があって、葉がついている」、正直植物ってみんなそうじゃないですか?

 

 では、検索してみます。

 一瞬で「インドゴムノキ=フィカス」が表示されました。
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 そして、すごいのは検索結果にはちゃんと、単なる「木」でも「フィカス」でもなく、「フィカス・バーガンディ」が表示されていることです。
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 この時点で驚きです。

 

Googleフォト』の実力〜上級編〜

 それでは上級編の1つ目「フランネルフラワー」です。

 どの辺りが上級かと申しますと、こんな白い花って似たような種類がいっぱいありそうじゃないですか(注:私はフランネルフラワーが好きで我が家のガーデニングスペースに植えています)。

 また、この画像は周囲に別の植物や、あろうことか別の白い花が写り込んでいます。

 

 しかし、検索してみますと一発で「フランネルフラワー」が表示されました。
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 次にこちらですが、私のランニングコースにある樹木で、最近見事に開花しております。

 とても綺麗で見るのが楽しみなのですが、私如き素人が離れて花だけ見ましたら、「紫陽花(アジサイ)」と見分けがつきません。

 

 しかし、検索してみますと結果は「セイヨウカンボク」等が上位で出力されるのです。
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 最後にこちら、「ビカクシダ・スパーバム」です。

 

 まだがんばって貯水葉を展開している段階で、これを真上から撮影したものなのですが、正直申し上げてさしずめレタスかなにかの葉野菜かなというような画像です。

 

 しかしこれを検索してみますと…
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 見事「ビカクシダ・スパーバム」が上位に表示されました。

 これには大変驚きました。

  特徴的な胞子葉が展開されているならいざ知らず、野菜みたいな状態でも出力されるのです。

Googleフォト』の実力〜検索範囲指定編〜

 検索対象の画像に色々な物が写っていて、検索が思うようにいかない時があります。

 

 あと、バーコードが写っているとそちらに反応しがちです。

 こちらは100均で「リトープス」を発見した時の画像です。

 このリトープスを調べたいとします。

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 バーコードに反応してしまっていますが、こういう時は右横の虫眼鏡アイコンをタップします。
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 すると任意に検索範囲を指定することができます。
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 ちゃんとリトープスが表示されました。
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 本当に便利です。

最後に

 最初にGoogleで逆画像検索が運用開始された時、私としては検索アルゴリズムにも懐疑的で、用途としても「どういう時に使うのかな」と感じました。

 しかしながら、現代では完全に「画像に写っているものを的確に調べることができる」域に達していると感じます。

 

 植物の名前がわからない時、動物の名前がわからない時、昆虫の名前がわからない時、物の名前がわからない時に大いに活躍してくれます。

 もちろん他の用途もございますが、植物を愛で、昆虫を愛でる者としてこういった用途をご紹介させて頂きました。

 

 Google先生ありがとうございます。

 これからも色々と御指導御鞭撻の程をよろしくお願い申し上げます。

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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

ユーベルマニア・ペクチニフェラと僕【これで憧れのサボテンは概ね手に入れてしまった】

 コピアポア・シネレア(黒王丸)みたいな、入手が困難で、買おうにも超絶高額なサボテンは別としまして、私には憧れのサボテンが3つありました。

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憧れのサボテン3種

 サボテンを趣味とする方にとっても、当然その中でさらに嗜好がありまして、人それぞれに好みのサボテンというものがあろうかと思います。

 私如き素人でも、やはり憧れのサボテンがございます。

 多肉植物を収集し始めてから、いつかは欲しいと思っていた種が3種ありました。

 素人が易々と入手することができないような種は別として、現実的に憧れる種です。

 

 まず1つは『レウクテンベルギア ・プリンキピス(晃山)』です。

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 「アガベ・カクタス」とも呼ばれ、サボテンらしからぬアガベの様な見た目、コーデックスのような塊根部、そして(私はまだ見たことがありませんが)美しい花が魅力です。

 

 次に、『ギムノカリキウム・フリードリッヒィ・LB2178』です。

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 衝撃的な美しさです。

 こちらも花がきれい(と言うかサボテンの花って大概きれいですよね)ですが、残念ながら我が家では見たことがありません。

 

 そして、3つ目が、今回ご紹介する『ユーベルマニア・ペクチニフェラ』です。

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 こんなに美しいサボテンがあるのでしょうか?

 それが、なんとあるのです。

遂に見つけてしまった

 ユーベルマニア・ペクチニフェラですが、まず普通にお店で見かけることが少ないです(私の地域では)。

 時に見かけますが、小さい個体で1万円近くしたりします。

 

 インターネットでは、某オークションや某フリマアプリでまま見掛けます。

 それでも、(あくまで適正価格なのでしょうが)やや高いです。

  ですから、どうしても買おうと思えば買うことができるレベルの話だったわけですが、その内に納得のできる個体に巡り合うことができればという気持ちで購入せずにおりました。

 

 それが、この度地元の多肉植物即売会的なイベントに参加したところ、遂に見つけてしまいました。

 憧れの『ユーベルマニア・ペクチニフェラ』です。
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 その日、私は仕事を終えてから会場入りしましたので、到着したのはイベント終了の25分前でした。

 馴染みに店の方への挨拶も早々に済ませ、まずは会場をざっと1周…するつもりだったのですが、このサボテンが目に飛び込んできたので即買いしてしまいました。

 嬉しくて、仕事の疲れも忘れました。

 

 十分な大きさで、拳大くらいありますが、私が覚悟していた価格の3分の1程でした。

 値札が間違っていないのか不安になり、販売している方に念の為値札の価格を確認したほどでした。

 

 継ぎ降ろしたものなのでしょうか。

 購入時には聞き忘れてしまいました。

 いつも植物を購入したら我慢できずすぐに自前の鉢に植え替えてしまう私ですが、如何せん、ずっと欲しかったサボテンの植え替えは躊躇してしまい、確かめることができません。

 まあどっちだって構いません。

 「ユーベルマニア・ペクチニフェラ」が我が家にやってくる、それだけで良いのです。

 

ユーベルマニア・ペクチニフェラの魅力

 私は実は、あまり刺々しいサボテンがそれほど好みではないところ、ユーベルマニア・ペクチニフェラはかなりの数のトゲが並んでいます。

 しかし、それはあくまで規則正しく整然と並んでいます。

 

 頭頂部にトゲが集まっていることがわかりますが、大きく成長するにつれて、これが規則正しく分散していくものと思われます。
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 そして、なんと申しましても、紫がかったボディです。
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 この端正なルックスは、他に類を見ないものと言えます。

 

 ユーベルマニア・ペクチニフェラは、若い頃は丸く、次第に上に成長していくといいます。

 この個体は、やや上に伸び始めているでしょうか。

 今後ますます格好良くなってくれそうです。

ユーベルマニア・ペクチニフェラの育て方

 私自身、購入したばかりで育て方も何も無いのですが、お調べしたことに触れさせて頂きます。

 

 ユーベルマニア・ペクチニフェラはブラジル原産のサボテンです。

 成長期の夏は1週間に1〜2回程度、用土が完全に乾いてから灌水します。

 休眠期の冬は水やりを控え、断水気味で管理します。

 サボテンの中では比較的耐寒性が低いらしく、最低気温が15度を下回る頃には室内の明るい場所に取り込んだ方が無難に思います。

 一方、標高700〜1000mに自生しているということで、日本の真夏の高温多湿は注意が必要かもしれません。

 成長は極めて遅いため、よく接ぎ木されています。

 良く言えば、好みの個体さえ見つかれば、長くその姿を保ってくれます。

3種の神器が揃ってしまった

 これで私の「サボテン3種の神器」が揃ってしまいました。 

 崇め奉り、育てたいところですが、そろそろ良い季節です。

 屋外で日光を浴びて育ってもらおうと思います。
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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オトンナ・ユーフォルビオイデスと僕【ひと冬の成長】

 我が家には、良く言えば「将来が楽しみな」、悪く言えば「単に若く小さい株」ばかりが並んでいます。

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決して負け惜しみではない

 もちろん私だって立派な植物が欲しい気持ちは強く持ち合わせていますが、別に良いのです。

 園芸は長く付き合う趣味であると心に決めていますので、安く購入した若い株が、いつか何万円もするような現地球並に育ってくれることを楽しみにしているのです。

 そう、決して負け惜しみではないのです。

 『灌木』に憧れる私が出会った小さなオトンナ・ユーフォルビオイデス

 そんな私ですが、やはり私も園芸を趣味とする者の端くれとして、例えば、

   オペルクリカリア・パキプス

   ボスウェリア・ネグレクタ

   センナ・メリディオナリス

なんかの『灌木』の類いにも興味があります。

 いや、興味があるというかはっきり言って憧れています。

 正直、夜な夜なネットや物の本を読んでは憧れているのです。

 

 如何せん、昨今流行しているような灌木は非常に高価です。

 とは言え、私も大人ですから、いくら高価とはいえ、様々なものを犠牲にさえすれば(お金や家族の信頼などを犠牲にさえすれば)、買えないわけではありません。

 でも私の家には置く場所だってないのです。

 置く場所はないのに、失うものは大きいのです。

 

 そんな私が、たまに行く園芸店で小さな『オトンナ・ユーフォルビオイデス』を発見しました。

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 見つけた時は、「こんな物があるんだ…!」と思ってドキッとしましたが、これだけ小さな株ですからかなり安価です。

 そして、この2.5号ミニラン鉢辺りに収まるこのサイズ、まさしく我が家にお誂え向きの灌木というわけです。
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 『オトンナ・ユーフォルビオイデス』は、オトンナの一種でして、大きくなっても30cm程度の高さの灌木です。

 私のオトンナのような若い株は幹も白いですが、成熟するにつれ黒くなっていき、その容姿からか『黒鬼城(くろおにじょう)』の和名があります。

 いわゆる冬型で成長期は秋から冬にかけてということですが、南アフリカ原産ですから特に耐寒性が高いというわけでもなかろうかと思いますので、我が家でも最低気温が10℃を上回って安定するまでは室内管理しています。

 

 我々が育てるような、いずれの多肉植物や灌木もそうですが、成長は非常に遅いということです。

 私は、何年も育ててやっと「あれ?そういえばここの辺りが少し太くなったような…?気のせい?」みたいな感じになることは覚悟できていました。

 

今だけかもしれないけど…意外と成長が速い

 私は後でがっかりするのが嫌で、植物に拡大解釈や希望的観測を持ち込まないようにしているのですが、購入して1ヶ月くらい経過したある日、確信しました。

や、やはり…太くなっている…!

 

 毎日のように眺めながら、はじめは「気のせいかな?」「もしかして気持ち大きくなったかな?」くらいに自分を諫めていたのですが、購入時の写真と比較して確信に変わりました。

 

2020年12月
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 この辺りから、水やりをする度に太くなっている気すらしました。

 それも、あくまで上に伸びることなく、横に太くなっている感じです。

 

 もう1ヶ月ほどすると、それはより顕著になりました。

 もう気のせいではありません。

 

2021年1月
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 さらにもう1ヶ月ほどすると、分頭していることが感じられるくらいになってきました。

2021年3月

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 よく見ると、葉の生え方がいくつかエリア分けされており、その根本がそれぞれ少しずつ膨らんでいるのです。
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 これほど早く成長を感じられるのは、嬉しい誤算でした。

 

 この記事を書いている最中にも成長を続けてくれています。

 段々と休眠期が近付いて参りましたので、一部落葉する葉も見られますが、ラストスパートでもう1ランク成長して欲しいものです。

小さい苗でも楽しめる

 私のように中途半端に園芸をやっている者は、信頼できるしっかりした株や、あるいは現地球を買うでもなく、かと言って小さい株も「そんなものを買って、満足いくまで成長するのに一体何年かかるのか…」などと敬遠してしまうのですが、この「オトンナ・ユーフォルビオイデス」のお陰で、小さい苗でもその時なりの成長を楽しめることを教えてもらいました。

 

 今後も大切に育て、この勢いで成長して欲しいです。

 

 いや、そうは言ってもできることならもっとペースアップして欲しいというのが本音でもあります。

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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