クワガタ成虫管理マットを考える
この記事では私のクワガタ成虫管理用マットについて記述します。
✳︎ 追記
この記事は当ブログ初期に作成したものになります。
その後「クワガタ成虫管理マットを考える-その2」をアップさせていただいております。
jbwideandshallow.hatenablog.com
※追記2
さらに続編記事を作成させていただきました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
悩んだ末のヒノキマット
2017年夏からノコギリクワガタ♂5頭を飼育していました。
最初はいわゆる昆虫マットを使用していましたが、考えた末、針葉樹(ヒノキ)マットに落ち着きました。
マットの条件
成虫管理用マットに対する考え方は飼育者様それぞれのお考えがあるかと思います。
私の場合の条件は、
・ ニオイが少ない
・ ダニが発生しにくい
・ 低コストである(交換に躊躇しない)
というところでした。
当初は100均で販売している土(おそらく広葉樹系)のマットで飼育しておりました。
はっきり言って、私のような小規模な飼育では、このマットでも必要十分と言えました。
しかししばらく自宅内で飼育しておりますと、おそらくマットから発せられる独特のニオイといいますか、やはり何もない時とは違う空間になってしまっていることが気になってきてしまいました。
土(広葉樹)マット時のダニ対策
土マット時はダニの発生を抑えることができませんでした。
土マットでは数日に1回程度霧吹きで加水し、1〜2週間に1回程度マット交換をしていました。
しかし、ふと気付くとケース内に小さなダニが動いているのが目に付いてしまっていました。
マット候補
広葉樹マット
針葉樹マット
ハスクチップ(マット)
発酵マット
こういったところになるかと思います。
それぞれ目的やメリットがあろうかと思いますが、やはり私の条件に照らすと、針葉樹マットが良さそうだと考えました。
ヒノキマット使用
ヒノキマットについてはハムスター用として販売されていたものを購入しました。
10Lで500円程度でした。
ヒノキにしたのはなんとなくヒノキの香りが良さそうだと考えたからです。
又、細かく砕いたタイプもありますが、こちらの方が成虫自体にマットが付着して汚れるのを防げるのではないかと考えました。
使ってみまして、まずニオイはほとんどなくなりました。
ダニはまったく発生しませんでした。
ヒノキマットのデメリット
あまり感じませんでしたが、乾燥はややしやすいので、適度な加水は必要かと思います。
又、土のマットの頃はよく潜っていたクワガタ達でしたが、ヒノキマットでは格段に潜ることが少なくなったと感じました。
あと、針葉樹自体がクワガタによろしくないという考察も目にさせていただきましたが、クワガタの気持ちはわからないものの、少なくとも針葉樹が原因で早死にしたと思われる個体はいませんでした。
あとは私は♂だけでしたのではっきり目的外でしたが、当然針葉樹マットですと産卵させることはできません。
まとめ
・ ヒノキマットはおすすめ
・ ニオイ、ダニを抑えられる
・ 産卵など目的次第では使用できない
飼育者の皆様は、成虫管理マットをどのようにお考えでしょうか。
jbwideandshallow.hatenablog.com
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。