オオクワガタ幼虫飼育-菌糸ビン投入後約2ヶ月の状況
この記事ではオオクワガタ幼虫飼育に関し、菌糸ビン投入後約2ヶ月の状況について記述させていただきます。
食痕について
菌糸ビン飼育をしておりますと、はっきり言って幼虫の状況はまったくわかりませんので、これを知るためには食痕頼みになるかと思います。
食痕については
・ 雌雄の別
・ 居食い状態かどうか
などによって、同じ時期に飼育している幼虫でも異なってくるかと思います。
したがって、必ずしも食痕がはっきり出ている方が順調に育っているとは限らないと言えるかと思います。
一概には言えませんが、投入後1ヶ月くらいで見え始めるかと言われているところ、私の個体もその頃から若干見え始めました。
画像は投入後約2ヶ月の状況です。
管理方法について
最初の1ヶ月くらいは特に箱等にもいれず、玄関の片隅に置いていました。
その後、外気温が下がり始めたことから、せめて温度の一定化を図ろうと発泡スチロールの箱に入れていました。
つまり常温飼育ということになります。
この頃までは、外気温もそこまで下がっていませんでしたので、温度としましては20〜25℃の間で推移していたと思います。
生死の判断について
これも確認し難いのですが、「今現在ちゃんと生きているか」というのは非常に気になってしまいます。
私の場合どうしても気になった時は菌糸ビンに耳を当てて音で判断していました。
耳を当てると「カリカリ」とか「モゾモゾ」とか、明らかに中で動いている音がします。
しかしこれも、耳を当てた時にたまたま動いてくれないと聞こえません。
聴診器を使われている方もいらっしゃるようですが、お気持ちはよくわかります。
菌糸ビンはできるだけ放置
より良い飼育をするためには、菌糸ビンは動かさないに限ります。
ワイルドでは静かな山奥の朽木の中にでもいるはずの幼虫ですから、浮いたりひっくり返ったりすればもう天変地異と同義ですね。
しかし、私のような初心者かつ極めて小規模な飼育者はどうしても様子が気になってしまうのが人情というものかと思います。
私は結構、観察も今年の飼育の大切な目的であるという言い訳を自分自身に用意して、しょっちゅう菌糸ビンを確認してしまっています。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。