ノコギリクワガタ標本製作-その1道具準備編
この記事ではノコギリクワガタの標本製作について記述します。
はじめに
私は子どもの頃はカブクワを含む昆虫好きだったものの、大人になるにつれてすっかり昆虫が苦手になってしまいました。
しかし縁があってか、今回標本にするノコを含めたクワガタを飼育する機会に巡り合い、昆虫が苦手な思いを克服までできたわけではないのですが、それと相反して飼育の楽しさを得ることができたわけです。
今回最後のノコ♂の死期が近付いていることがわかった時、これらのノコへの感謝の思いからか、唐突に「標本にしよう!」と思い立ちました。
しかし、色々調べ始めた矢先に☆になってしまい、且つ初めての標本製作ということになるわけですが、記録と記憶のために記述させていただきたいと思います。
標本製作をされておられる先輩方にはお見苦しいと思いますが、ご了承いただければ幸いです。
用意したもの
今回初めてということもあり、初期投資を抑えるため必要なものは全て100均で用意しました。
・ 刺繍針
昆虫針代わりに用意しました。
刺すのは問題ありませんが、ちゃんとした昆虫針に比べると針自体の腐食の恐れがあるようです。
・ マチ針
標本個体の足等を固定するのに使用します。
これは乾燥後に抜きますので100均で問題ないと思います。
・ コルクボード
標本の展足時の土台に使用します。
針を抜き差しできればなんでもよく、発砲スチロールを使用されている方も多いと思います。
私はサイズが概ねちょうど良かったのでコルクのコースターを購入しました。
・ ピンセット
標本個体を取り扱う時、特に展足の際に使用します。
・ タッパー
標本を乾燥させる時等に使用します。
乾燥は本当は風通しが良い状態にしてやると思うのですが、私の場合特に適した場所が見当たらなかったことと、やはり虫食いの害が恐く、密閉することにしました。
・ 防虫剤
上記の通り虫食い防止に用意しました。
乾燥時と、標本完成後にも使用します。
後述しますが臭いがキツイのでパラジクロロベンゼンのものより無香タイプがおすすめです。
・ シリカゲル
少しでも乾燥を促進するために購入しました。
乾燥時と、標本完成後にも使用します。
・ 標本箱
本当はいわゆる「ドイツ箱」が良いと思うのですが、当然私のレベルではオーバースペックですので、100均で購入しました。
ガラスではないことと、密閉性に不安があります。
・ 酢酸エチル
後述しますが、一応防腐処理のために購入しました。
酢酸エチルを主成分とする「除光液」です。
とりあえずこれだけでほとんどダイソーですが、標本箱と除光液だけはセリアで購入しました。
標本箱についてはダイソーでも同じような商品がありました。
除光液については、ダイソーだと主成分がアセトンのものばかりで適しませんでした。
後日、標本製作の続きを記事にさせていただければと思います。
※追記
jbwideandshallow.hatenablog.com
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。