オオクワガタ幼虫飼育-菌糸ビン2本目投入後約1ヶ月の状況
この記事ではオオクワガタ幼虫飼育に関し、2本目の菌糸ビンに投入後1ヶ月の状況について記述します。
食痕について
菌糸ビンで幼虫飼育をしていると、大抵の場合はその生存確認方法としましては、専ら食痕の確認ということになると思います。
食痕の出方はもちろん、
・ 雌雄の別
・ 居食い状態かどうか
という幼虫側の事情であったり、温度管理の状況によっても変わってきます。
血統不明の2頭
月夜野きのこ園様から購入
8/31初令で菌糸ビン1本目(800)に投入
11/18菌糸ビン2本目(1100)に投入
10月中旬頃から加温しており、これまで概ね 23〜25℃程度で管理
交換時20g(♂)、14g(?)
能勢YG血統ペア2頭
ヤフオクで購入したCBF1
種親83.5mm×53.0mmとのこと
6/8菌糸ビン1本目(850)に投入
11/11菌糸ビン2本目(850)に投入
購入後は上記同様概ね23〜25℃程度で管理
交換時31g(♂)、15g(♀)
状況
はっきり言ってあまり変化がなくて心配しているくらいです。
食痕のようなものもありますが、ほとんどが菌糸ビン交換直後に幼虫が落ち着くまで移動していた痕が元になっているものばかりだと思います。
特に31gの幼虫は、当然我が家ではダントツで大きいわけですが、食痕は1番現れていない感じです。
しかしながら、まだたった1ヶ月とも言えますし、こんなものでしょうか。
それぞれ菌糸ビンに耳を当ててみると、モゾモゾと音が聞こえる瞬間があるような気がするのですが、無事成長していることを祈るほかありません。
今後について
先の記事に当初考えていた飼育スケジュールを書かせていただきました。
こちらです。
国産オオクワガタ幼虫-飼育スケジュールを考える
jbwideandshallow.hatenablog.com
血統不明の2頭の内、♂は丸3ヶ月後の2月下旬頃の交換を考えています。
14gの方は雌雄判別がイマイチできなかったのですが、♀なのであれば、劣化状態を見ながら現在の菌糸ビンで引っ張りたいなと思っています。
できれば2本返しでいきたいです。
能勢YGの方も同様の計画です。
ただし、この2本はヤフオクの出品者様が入れてくださっていた菌糸ビンでして、これはこれで非常にありがたかったのですが、31gの♂も850ccの菌糸ビンに入っております。
無事成長していれば、他より早く食い上がってしまうのは確実かと思われますので、菌糸の状態を見ながら、次は1400ccの菌糸ビンに移したいと思っています。
ですから、私では当初3本返しの計画だったわけですが、図らずして4本返しになってしまう可能性が高いと思います。
交換回数が増えれば、必然的に幼虫への負担は増すことになり、体重減少を始めとした悪影響が懸念されるところです。
我が家ではこの能勢YGペアが今後の累代の元になれるか、非常に重要なところですので、慎重に見極めたいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。