ノコギリクワガタ標本製作-その3セリア標本箱ニス塗装
この記事ではノコギリクワガタ標本製作に関し、標本箱の塗装について記述します。
こちらからの続きになります
jbwideandshallow.hatenablog.com
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先の記事のとおり、初めての標本製作になりまして、標本製作をなさっている先輩方にはお見苦しいかと思いますが、お許しいただければ幸いです。
標本箱について
先の記事に書きましたとおり、今回標本箱にはセリアの標本箱「インテリアコレクションケース(かぶせフタ)」を用意しました。
標本箱は、やはりいわゆる「ドイツ箱」等がいいのだろうと思います。
そういった箱は気密性が高く、標本の劣化防止、防虫・防湿対策等の観点からです。
しかし当然高額ですし、言うまでもなく私のような初心者にはオーバースペックですので、今回はセリアの100均標本箱を採用することとしました。
なお、以前100均標本箱が生産中止になっているという情報も目にしたことがあったように記憶していたのですが、私の周りのセリアではどこも十分に在庫がありましたし、ダイソーでも同じような製品がありました。
標本箱ですが、作りが若干荒いというか、店舗に並んでいる製品を見比べてもそれぞれ差がある感じで、見た目で合わせ目がきれいなものを選んで購入しました。
又、本体は木材(桐)ということですが、いかにも木材をそのまま繋ぎ合わせたという感じです。
とはいえ、私のような初心者からすれば、100円でこれだけのものが手に入るのだとありがたいレベルと言えます。
塗装について
今回、標本箱の見た目を多少良くすることと、もしかしたら木材の気密性が若干向上するかもしれないという思いから、ニスを塗ることにしました。
ニスについてはダイソーで水性ニスを購入しました。
ダイソーには色々な塗料がありましたが、ニスは5色ほどありまして、今回はその中で最も濃い色合いのウォールナットを選択しました。
又、塗り方についてですが、私には技術も知識もないことから、最低限の仕上がりを目指すこととしまして、
ヤスリがけ
↓
塗装(1回目)
↓
ヤスリがけ
↓
塗装(2回目)
の2度塗りでよしとすることとしました。
塗装
マスキング
プラスチック部分にニスが着かないようマスキングします。
プラモデル用のタミヤのマスキングテープを使用しました。
中央部は手間を省くために紙を切って貼り付けました。
ヤスリがけ
ダイソーでサンドペーパーを購入しました。
ヤスリがけする面積は大したことがないので、1枚ずつ数種類入っているものを購入しました。
今回は400番と600番のみ使用しています。
塗装1回目
ヤスリがけの上、1回目の塗装をしました。
とにかく薄く重ね塗りするのがセオリーなのでしょうが、加減がわからずつい厚くなってしまいます。
なお、マスキング部分付近の細かいところだけ綿棒で塗装しました。
塗装2回目
再度ヤスリがけした上で、2回目の塗装をします。
なお、1回目の塗装からの乾燥時間ですが、作業時間の関係から気温15℃程度の部屋で3時間程度でした。
作業には差し支えないほどには乾いていましたが、本来もっと乾燥させた方が良いかと思います。
乾燥
2回目の塗装をした後、一晩乾燥させました。
(一応)完成
完成しました。
塗装前、1度塗り、2度塗りの比較です。
いい加減な塗装でしたが無塗装の状態よりはマシになった気がします。
私の拙い標本を収めるには必要十分です。
本体はさらに目の細かいサンドペーパー等で磨いて重ね塗りしていけば、もっと良くなっていくかと思いますが、今回はとりあえずこれで良しとしました。
むしろプラ板自体をコンパウンド等で研磨したいですが…気が乗ったらやろうと思います。
この後は標本の土台も簡素ですが製作(というほどではないですが)したいと思っています。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。