100均商品2つで製作する自作聴診器
この記事では聴診器(と呼べるレベルではありませんが)を100均商品2つで自作したことについて記述します。
小ネタで申し訳ございません。
初心者の戯れ言と思ってご了承いただければ幸いです。
ちなみに製作結果は成功したのか微妙です…。
はじめに
私はオオクワガタ幼虫を菌糸ビン飼育しているのですが、飼育初心者でして中の幼虫の様子が非常に気になってしまいます。
しかし幼虫が成長する上で人間が菌糸ビンを持ち上げて何度も様子を見るのは、幼虫にとって邪魔以外の何者でもありません。
幼虫が身の危険を感じた際の行動を取り、大型化や安全な成長を阻害するようです。
菌糸ビン内の幼虫の確認方法
そもそも本来は、まず定期的に菌糸自体の状態異常を確認する目的以外の場合は必要がないのかと思います。
成長している時は成長しているし、残念ながら☆になっている時は☆になってしまっているのです。
しかし、私は自分の技術や経験がないこともあり幼虫の成長というか、そもそも生存が気になってしまいます。
まず幼虫の姿が見えているタイミングであれば、文句なしに生存確認できます。
次に食痕で確認できますが、なかなか今日無かった食痕が明日出ているというものでもありません。
あとは私はたまにやっているのですが、菌糸ビンに耳を当てて、音で生存確認するという方法です。
タイミングよく動いてくれれば「モゾモゾ」「バリバリ」的な音が聞こえるのですが、これだと菌糸ビンを持ち上げて何度も動かさなければなりません。
自作聴診器の材料
おもちゃの聴診器
ダイソーで購入したおもちゃの聴診器です。
そもそもこの聴診器を自作しようと思ったきっかけは、先に我が家におもちゃの聴診器があったからです。
100均に行った際に子どもが欲しがったということで妻が購入したものでした。
仮面ライダーエグゼイドをご覧になった方ならお分かり頂けると思うのですが、宝生永夢ごっこをするために欲しがったのです。
見た目ではそのまま聴診器としていけそうな雰囲気を醸し出しているのですが、よく見ると音を聞く箇所に当てる部分(チェストピースというみたいです)の穴が貫通しておらず、ただ突起部分にチューブが付いているだけでした。
でもそこさえ穴を開ければいけそうです。
下敷き
チェストピースの膜面にするために用意しました。
厚みがない方がいいような気がしたので、薄そうなものを選びました。
試験勉強の際に、被せて赤色の文字を消すアレです。
製作
チェストピースの取り外し
ハサミとカッターでチューブを切断してチェストピースを取り外しました。
突起部分の切断
チューブを繋ぐ突起部分をニッパーで切断しました。
ちょっと切断しないと、膜面からの穴を貫通させられなかったからです。
穴空け
ピンバイスで穴を空けました。
電動ドリルで空ければ瞬時に終わったと思うのですが、私は今回使用できるくらい細いドリルを持ち合わせていませんでした。
ちなみに3mmくらいのドリルでざっと穴を空けて、もう少し細いドリルで貫通させたら楽そうでした。
膜面の接着
下敷きをチェストピースの直径に合わせて切断し、接着しました。
瞬間接着剤を使用しました。
完成
チューブを繋いで完成です。
結果は…
作業時間は30分くらいでした。
穴空けに電動ドリルを使えば数分でできると思います。
まず私自身の胸に当ててみたのですが、一応心音は聞こえました。
いけそうです。
そしていよいよ菌糸ビンに当ててみました。
「よくわからない…」
幼虫が動いてくれていないのでそもそも音がしていないのか、やはりこの程度の聴診器では菌糸ビンの中の音まで拾えないのか…現在のところ定かではありません(長々と書いたのに本当に申し訳ございません)。
やはりチューブやチェストピース等の素材も薄いので、雑音も入る感じです。
200円と、プラスチックに穴を開ける工具さえあればできるということで、このあたりが関の山かなと思います。
もっと材料と方法に知恵を絞ればより良い物が作れると思うのですが、これ以上お金をかけるのであれば本物の聴診器を購入した方が良さそうです。
1,000円ちょっととかでありますし…。
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ただこの自作聴診器でも一応心音は聞こえましたので、タイミングよく幼虫が動いてくれればその音が聞こえる可能性はありそうです。
羽化するまでが長いので、こういういらないことばかり考えてしまいます。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。