オオクワガタ幼虫飼育-菌糸ビン2本目→3本目への交換
この記事ではオオクワガタ幼虫飼育に関し、菌糸ビンを2本目から3本目に交換した状況について記述させていただきます。
私はごく小規模なクワガタ飼育において、わずかながらオオクワガタ幼虫もおり、今回その我が家では貴重な個体の菌糸ビン交換となります。
2本目への交換から約3ヶ月半での3本目への交換ということになります。
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※今期は1本目投入が遅いですので先輩飼育者の皆様とはスケジュールのズレがあるかと思いますが、ご了承いただければ幸いです。
飼育個体について
先日、別の菌糸ビンについては先行して交換いたしました。
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今回は月夜野きのこ園様から初令で購入した無血統の2頭になります。
1本目→2本目交換時は、
・ 20g(♂)
・ 14g(?)
でした。
※前回画像
これまでの管理状況について
・月夜野きのこ園様から購入
・8/31初令で菌糸ビン1本目(800)に投入
・11/18菌糸ビン2本目(1100)に投入
・10月中旬頃から加温しており、概ね 23〜25℃程度で管理
・交換時20g(♂)、14g(?)
・12月下旬から温度を下げ、常温(概ね16〜18℃程度)で管理
・1月下旬から加温再開し、数日かけて21℃に
・現在23℃程度で管理中
飼育に際しては、一応発泡スチロール箱の簡易温室とマルチパネルヒーターを用いて温度管理しています。
又、セミ化を防ぐための「冬を感じさせる温度」ということで1ヶ月程度温度を下げています。
なかなか作業時間の確保の問題もあり、当初考えていましたスケジュールと合っているようないないような感じですが、1月下旬に加温を再開してから菌糸の劣化が見られるようでしたので、それもあり交換に踏み切ることに致しました。
なお、外見上の食痕は少なく、この1〜2ヶ月でもさほど外見は変わらないような感じです。
交換に使用するもの
いずれも100均商品です。
今回もセリアで購入した園芸用シャベルを主に使用します。
細くて小回りがきく上、ギザギザがあるので掘りやすいです。
あとはダイソーで購入したスプーンとマドラーです。
スプーンは掘り出しと幼虫を扱う時に、マドラーは細かい掘り出し作業に使用します。
20g個体の交換
【結果】
20g→21g
まずは1本目→2本目交換時「20g」の個体から交換します。
この個体は交換直後以来姿を見たことが無かったのですが、今回交換前に確認したところ姿を見せていました。
なぜ上方にいるのかはわかりませんが、とりあえず生存は確認できました。
掘り出します。
幼虫がいる場所がわかっている時はわかっている時で、傷付けてしまわないか緊張します。
最近パプキンの幼虫ばかり見ていたのでもの凄く大きく見えますが、冷静に見ると11月に交換した時と変わっていません。
体重計測のわずかな時間で糞を2個もしましたが、それを含めても2本目からわずか1gUPの21gでした。
14g個体の交換
【結果】
14g→10g
次に1本目→2本目交換時「14g」の個体を交換します。
14g→10gで4gダイエットしていました。
体重もさることながら、よく見るとやはり♀に見えました。
今後について
ここまできたら、もう温度や湿度の管理に気をつけるしかありません。
一応現在23℃位で管理していますので、暴れ等がないことを確認しましたら、ギリギリ25℃位まで昇温しようと考えています。
何がギリギリかと申しますと、先日も記述させていただきましたが、パプキン幼虫飼育に使用している「きのこマット」の再発酵が恐いので、それを避けるための1つのラインが25℃だと思っているからなのです。
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しかし蛹化を促すためには、もう少し温度を上げる必要はあると思いますので、バランスと様子を見ながら温度管理していきたいと思います。
今回の菌糸ビン交換では、残念ながら微増、ダイエットに留まってしまいましたが、生存してくれていたことがうれしいです。
とにかく無事に羽化してくれることを祈ります。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。