ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ飼育開始のお知らせ
この記事では、ローゼンベルグオウゴンオニクワガタの飼育を開始したことについて記述させていただきます。
はじめに
我が家のクワガタ飼育スペースは極小でして、現在の飼育状況からいくと現在飼育している成虫、幼虫で精一杯、増種など滅相もないという状況です。
しかしながら先日たまたま安価なローゼンベルグオウゴンオニクワガタ♂単品を発見してしまい、正に衝動買いしてしまいました。
散々増種はできないと申し上げておきながら、意思が弱くお恥ずかしい限りです。
この場をお借りして謝罪させていただきます。
誠に申し訳ございませんでした。
購入目的
もうこれは「観賞用」ということになります。
一目オウゴンオニクワガタというものを見てみたかったので購入してしまいました。
又、誤ってブリードしてしまうということのないよう(というか私にはオウゴンオニクワガタをブリードする技術はないのですが)、♂のみの購入となります。
このブリードの時代においてこのような購入の仕方をしてしまい申し訳ございません。
ただ、今から☆になってしまった時のことを言うのもなんですが、将来的には標本にしてみたいとは考えています。
ローゼンベルグオウゴンオニクワガタについて
せっかく飼育いたしますので、簡単ですがまとめさせていただきます。
飼育方法に関しましては私が調べただけでもそれぞれ見解が多少違いましたので、参考程度にしていただければ幸いですです。
成虫について
・ オウゴンオニクワガタは東南アジアに大別してモーレンカンプオウゴンオニクワガタ、ローゼンベルグオウゴンオニクワガタの2種が生息している(モーレンカンプには4亜種あり)
・ ローゼンベルグオウゴンオニクワガタはジャワ島固有種
・ 体長42〜82mm
・ 名前の通り全身が金色
・ 体色は湿度が高いと黒っぽく、乾燥すると金色になる
・ 現地ブリード品の流通がほとんど
・ 飼育温度は22〜27℃(高温には弱い)
・ 成虫寿命は3〜8ヶ月
・ 成熟期間は羽化後3〜5ヶ月
産卵
・ 霊芝材(菌床)やカワラタケ材(菌床)に産卵する
・ 管理温度は25℃前後
・ 採卵の場合は♀投入後2週間程度で割り出しし卵管理
菌床の場合は3〜4週間で♀が出てきたら取り出し、そこからさらに4週間程度で幼虫を割り出す
幼虫飼育
・ カワラ菌糸を使用
・ 幼虫期間は6〜8ヶ月
・ 基本的に800cc2本で返す
大きめの菌糸ビンであれば1本返しも可
・ 管理温度は25℃前後
金色になるか観察してみる
ローゼンベルグオウゴンオニクワガタの特徴である体色を観察してみたいと思います。
なお、購入個体ですが、体長50mm強くらいの比較的小型の個体になります。
アゴについてもローゼンベルグオウゴンオニクワガタ特有の外側に湾曲するものではなく、いわゆる小歯型です。
昨年飼育していたノコギリクワガタの小歯型のアゴを思い出します。
もちろん大型個体を見てみたかったですが、この体色を見てみたかったので十分満足です。
しかも本当に安かったので。
体色を観察してみます。
こういう時こそ撮影ボックスを使用するべきなのですが、億劫になって使用せずiPhoneで撮影してしまいましたので、大変申し訳ございませんがご了承ください。
湿度のあるケースから取り出してみます。
体色は黒ずんでいます。
次第に金色っぽくなっていきます。
数分程度でこれだけ金色になりました。
不思議です。
もっと条件を良くすればもっときれいに撮れるはずで、魅力はこんなものではないと思うのですが、とりあえずご容赦いただければと思います。
オウゴンオニクワガタはかつてはブリード方法が確立されていなかったのは有名な話ですが、私が所有している十数年前刊行の書籍でも「未だ難関だがレイシ材を用いた方法が確立されつつある」という感じでした。
私はと言いますと今回♂のみを観賞用に購入したわけですが、万が一同様に破格の♀が手に入ることでもありましたら、勉強しましてオウゴンオニクワガタのブリードにチャレンジしてみることもあるかもしれません。
でも今はこの体色を見ているだけで満足です。
✳︎追記(撮影ボックスでの撮影)
撮影ボックスを使用してiPhoneでさっと撮影しましたので上げさせていただきます。
なお、加工はトリミングのみとなります。
よろしくお願いします。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。