パプキン産卵セット割り出し後約1ヶ月の状況【パプキンブリード】
この記事では、パプキンことパプアキンイロクワガタ産卵セット割り出し後約1ヶ月の幼虫飼育ケースの状況について記述させていただきます。
はじめに
私はパプキン成虫を1ペアだけ購入し飼育しておりまして、ペアリング、産卵、割り出しと進めてまいりました。
種親は下記画像のものとなります。
又、割り出し状況は先の記事のとおりとなります。
jbwideandshallow.hatenablog.com
ここまでの流れ
ここまでの飼育の流れについて、先の記事のとおりですが簡潔に説明しますと下記のとおりとなります。
・ ペアリングセット製作、約5日間同居
・ 産卵セット製作、♀のみ投入
・ 産卵セット投入から3週間弱経過後、採卵
・ 採卵後、卵は産卵セットのマットで管理
・ 採卵から3週間弱(産卵セット投入から6週間弱)経過で割り出し、個別飼育へ
・ 割り出しまではいずれも21〜23℃程度で管理
・ 個別飼育開始後は25℃程度で管理
個別飼育状況
パプキン幼虫の個別飼育状況についてですが、先の記事のとおりダイソーで購入しました容量170mlのケースで飼育しています。
飼育マットは月夜野きのこ園様から購入させていただいた「きのこマット」を使用しています。
ここまでの懸案事項
ド初令状態での割り出しをした個体が結構いる
私の不手際で、ド初令の状態で割り出した幼虫が結構おりました。
しかも作業が結構モタついてしまったため、弱ってしまった個体もいるだろうと心配しています。
水分過多
先日マットの水分が多いのではないかということで記事にさせていただきました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
マット交換した方が良いのではないかというありがたいアドバイスも頂戴したのですが、未だ実施はできていません。
温度管理が若干不安定
私の簡易温室における温度管理はマルチパネルヒーターの機能のみに完全に依存しており、サーモスタット等は使用していません。
マルチパネルヒーターでも概ね管理できているのですが、最近の暖かい日で室温が上がった時などは、これまでより2〜3℃ほど簡易温室内の温度が上がってしまっていることが散見されます。
しかし朝夕の温度が下がることから、マルチパネルヒーターを切るわけにもいかず、微妙なところとなっています。
すでに1頭落ちてしまったのを確認している
先日マット上にて残念ながら1頭落ちてしまっているのを確認しました。
私の知識と経験では、落ちてしまった理由が温度なのか湿度なのか、単に個体差なのか判別がつきません。
他の個体についても、マット内で落ちてしまっている恐れがあるのではと心配しています。
割り出し後約1ヶ月の状況
全てのケースで確認できたわけではないのですが、たまたま側面に幼虫の姿が見えるケースがいくつか確認できました。
結局私が飼育する個体の内半分くらいの個体について、生存確認ができました。
割り出ししてからわずか1ヶ月ということで羽化はまだまだですが、とりあえず見えた限りで個体の生存が確認できたということで、いくらか安心することができました。
先述のとおり不安要素が多くあったのですが、生存が確認できたものはいずれも割り出し時よりも大きく育ってくれているようです。
パプキンは必ずしも羽化率が高いわけではないかと思うのですが、順調に育ってくれることを願います。
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。