JB の ワイドアンドシャロー

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植物、クワガタ、マラソン、登山など趣味について綴るブログです。

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【増種】ヘラクレスオオカブト(幼虫)の飼育開始のお知らせ

    この記事では、あろうことかヘラクレスオオカブトの幼虫を購入し、飼育開始したことについてお知らせさせていただきます。

    極小飼育スペースの我が家において大型種を増種してしまい、本当に申し訳ございません。

はじめに

    今回購入しましたのは、幼虫2頭になります。

    多くの方がそうかと思いますが、ヘラクレスオオカブトについては私も同様に子どもの頃憧れを抱いた昆虫になります。

    しかし私としましては実力不足であることや飼育スペースの問題から「いつか飼育してみよう」という程度に気持ちを留めておりました。

    一方で我が家の子どもたちは、以前からヘラクレスが欲しい欲しいと頻りに言っておりまして、どうせ家族(というか妻)から嫌がられながらカブトムシ、クワガタを飼育しているのだから、今の内にそれを叶えてあげたいという気持ちもありました。

 

    そんな中、ブログ記事にもさせていただきましたが、オオクワガタ幼虫やムシモン幼虫の方も良くない結果が生じたこともありまして、幸か不幸か想定していたより簡易温室の方も若干スペースが生まれました。

    そういったところで、私の気持ちと、安いと思える金額で購入できる機会がありましたので、増種に至った次第です。

購入個体について

    購入時のデータによりますと、

・ DHヘラクレス

・ 2018.4孵化

・ 雌雄不明

ということでした。

マット交換へ

    購入してからちょこちょこと様子を見ていたつもりだったのですが、ある日気付くと、あっという間に購入個体2頭の内1頭のマットが糞だらけになってしまっていました。

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    これでは交換時期として遅過ぎるかと思いますが、なかなかマットを購入に行くことと、作業時間が確保できずにいました。

マットについて

    マットは、今回「カブト1番」を使用してみます。

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    理由は私方の近隣ショップで手に入る中でメジャーどころがこのマットだけだからです。

    外国産カブトムシ幼虫が初めてですのでこのマットも初めて使用するのですが、よくレビューなんかをみますとガスが発生しているのか「とにかく臭い!」とよく記載されていました。

    しかし、私では特に発酵臭のようなものもありませんでしたし、とりあえずそのまま使用してみることにします。

 

    なお、幼虫が新しいマットに馴染めるようにするため、又、良いバクテリアを移行させるために元々の古いマットを混ぜるという手法はよく耳にするところですが、私は後の劣化防止や衛生面の観点から、今回は総入れ替えすることにしました。

ケースについて

    ケースについては迷ったのですが、

・ 幼虫がどれだけのサイズなのかいまいちわからない

・ 雌雄判別できていない

・ 飼育スペースがまだ拡張できていない

等の理由から、今回まではとりあえず1200ccの菌糸ビン空きボトルを使用したいと思います。

    幼虫のサイズを見まして、次回ケースから大きい物を使用できたらと思います。

    ちなみに、よく大型を目指す場合のヘラクレス幼虫ケースにつきましては、衣装ケースやコンテナボックス等数十リットルの容量のケースを使用することが知られているかと思いますが私の場合到底そのようなサイズのケースを温度管理する環境がないことと、大型羽化を狙っていないことから、♂の場合の次回ケースについては、

・ クリーンケースSやコバエシャッター中、デジケース等の3.5L程度のケース

を使用しようかと考えています。

そして交換へ

    さて、交換用のボトルにマットを詰めて用意しました。

    ちなみにマットの詰め方についてお調べしましたが、マットは固詰めだろうと、ただマットを投入しようと、固詰めの上にふんわり乗せようとあまり変わりはなさそうです。

    たとえ力一杯固詰めしたとしても、我々の詰めることができる程度の固さではヘラクレス幼虫には大丈夫なようです。

 

 

    ざっと古いマットをあけますとゴロっと巨大な幼虫が出てきました。

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    これまで私が直接触れてきた幼虫で最大のものはオオクワガタ幼虫ですし、増してパプキン幼虫やムシモン幼虫に見慣れている私としましては、ヘラヘラの幼虫は恐怖すら感じるサイズです。

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    2頭とも体重を計測してみました。

    1頭目76g

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    2頭目56g
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    20gの差があります。

    約半年間でこの体重ということになります。

    大型を目指す個体ですと、半年で100gオーバーとかになってくると思いますが、私にとっては生育してくれているだけで満足ですし、十分立派です。

雌雄判別が意外と難しい

    カブトムシの雌雄判別は幼虫のお腹の窪み等で可能であることは一般的でして、ヘラクレス類も同様であることは広く知られているところです。

    慣れていらっしゃる方は一目ご覧になって判別できるのかと思いますが、それに加えて頭幅や体重等と複合的に検討しなければ私のような素人にはわからなそうです。

 

    それで、今回やってみたのですが…

・ 1頭目(76g)

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・ 2頭目(56g)

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    わからない…

    こんなにわからないとは思いませんでした。

    もっと腹を伸ばすように持たなければならなかったでしょうか。

    体重差もあり、先入観がありますので、

・ 1頭目(76g)

    あるといえばある

・ 2頭目(56g)

    ないといえばない

というように見えました。

雌雄判別のご教示できればお願いします

    もし上記程度の画像で雌雄判別できる方がいらっしゃいましたら、ご教示いただければ大変助かります。

 

 

    ということで、まさか自分でもヘラヘラを飼育しようなどとは思っていませんでした。

    私ごとき素人が易々と踏み入ってはいけない領域かと思いますが、とにかく完品羽化だけを目指しまして、飼育できればと思います。

    また色々お聞きするかと思いますので、よろしければご教示をよろしくお願いします。

 

    いずれにしましても、ごく小規模な環境で、ごく少数の個体を飼育したらどの程度のものなのかということで、温かい目で見ていただければ幸いです。

 

    ところで、まだ幼虫を購入したことを子ども達に言っていないのですが、長男は最近「アクティオンゾウカブトが欲しい」と言い出しているのでどうしようかと思っています。

 

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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。