JB の ワイドアンドシャロー

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【悲報続き】パプキン♀ブルーの産卵セットに遺産はなし-挫けず自己ブリ♀とペアリングへ【パプキンブリード2018】

    この記事では、パプキン♀の産卵セット(菌糸ビンですが)を暴いた結果、又、別の♀とペアリングを実施したことについて記述させていただきます。

はじめに

    先日来から、パプキンのペアリング、産卵セット投入、マットによる産卵セットが不発だったこと、そして種親であったパプキン♀が亡くなってしまったことについて記事にさせていただいて参りました。

jbwideandshallow.hatenablog.com

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    このパプキン♀については落ちてしまったわけですが、先日すでに掘り出したマット製の産卵セットの前に、菌糸ビンに投入しまして菌床産卵を試みていたところです。

種親について

    詳細は過去記事のとおりですが、一言触れさせていただきます。

    私の自己ブリードでは不全等が相次ぎまして、補強と言いますか、別途成虫で購入したペアです。

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産卵セット

    こちらも過去記事のとおりとなりますが、以前パプキンも菌床に産卵するという情報を目にしまして、余った菌糸ビンで菌床産卵を試みていました。

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結果について

    さて結果についてですが、お察しのとおりゼロでした。

    「やっぱりか…」とがっくりきて掘り出し状況の写真を撮ることを一切忘れておりました(撮っても仕方がない画ですが)。

    これで補強個体同士からのブリードの道は閉ざされてしまいました。

別個体とのペアリング

♀について

    もうこうなってしまっては現状頼れるのは自己ブリ個体しかありません。

    元々これらの個体にしても、出自は

        マジョーラ♂×ネイビー♀

からの子でして、決して面白くない個体ではなかったのです。

    ただ先日の記事でも触れましたが、マジョーラカラーが継承されなかったことと、不全が相次いだこと等から種親にしようという個体がいなかったことで、このラインでのブリードは消極なところでした。

    そしてこの度、完品であること等を条件にしますと、現状で種親にできますのはこの2頭でした。

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♂について

    ♂は同じ個体を使用します。

    ただ、今回不発だったのは♂の方に問題があるかもしれないという一抹の不安があります。

    しかし自己ブリの♂に種親にして今季のパプキンブリードを懸けたいと思えるレベルの個体がおりませんでしたので、仕方がありません。

それぞれペアリング

    ペアリングセットを製作し、それぞれの♀とペアリングを実施しました。

    ちなみにペアリングセットですが、ペアリングのみを目的にしまして、簡単なものにしました。

    幼虫飼育や成虫管理に使用しているスクリュー式のケース(170ml)に足場のみコンパスカッターでコルクを切り出して置いています。

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    まず上記♀2頭の画像の内、左側の個体とペアリングしまして、さすがに目視とはいかなかったものの、これはメイトガードかなと思われる状態になっていましたので、ペアリングは成立したものと思うことにしました。

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    一応2日程同居させまして、もう1頭の♀(上記♀2頭の画像右側)とも同様にペアリングしました。

    こちらの方は、さすがに写真撮影とまではいきませんでしたが、交尾を目視することができました。

    私が見たせいで途中で止めていなければ成立しているはずです。

しかしここでまた悲報が…

    この2頭の♀に懸けまして、いざ産卵というところだったのですが、なぜか画像左側の♀が、ペアリングから数日後に落ちてしまいました。

    もうこれはもう1頭の♀に懸けるしかありません。

    今回菌床産卵の実験は後回しにすることにしまして、前回も使用して余っているヒラタ・ノコ1番を固詰めした産卵セットにすることにしました。

    ケースも同じく1.7Lの容量のものになります。

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    以前590mlのケースで約20個の卵を産んでくれていますので、ちゃんとペアリングがなされて産卵モードに入っている♀であれば、それなりの数を産んでくれるはずです。

悲報続きに挫けそうですが…

    私の管理能力によるもので、それ以外の何物でもないのですが、本年夏辺りから落ちてしまう個体、蛹化不全、羽化不全などと本当にうまくいかないことが続きます。

    私が規模の小さいいい加減な飼育をしているせいですが、やはり自分が納得できるようなブリードをすることがこの趣味の最も大切なことの1つかと思いますので、悲報続きに挫けそうなところです。

    ですがパプキンに関しましてもまだ望みはありますし、開き直りまして、できる範囲で補強という手もあるかなと思っています。

 

    又、図らずもマジョーラカラーからの系統に若干戻すことになりまして、もしかして次の世代で出てくれる可能性もあるのではないかとか、別の楽しみを見出すこともできますので、気負わずにブリードを継続していければと思います。

 

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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。