簡易的クワリウムの製作について【100均フェイクグリーンでテラリウムを作る】
この記事では、フェイクグリーンを使って簡易的クワリウムを製作したことについて記述させていただきます。
はじめに
クワリウムについては昨年からずっと製作したいと思っており、ごく簡素なものを製作したことについて記事にさせていただいたこともありました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
jbwideandshallow.hatenablog.com
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いつか大掛かりなものも製作してみたいという思いも強く持っているのですが、今回もまた小規模なものをちょっと作ってみようと思います。
日頃テラリウム等を製作しておられる方にはお見苦しいと思うのですが、ご了承頂ければ幸いです。
今回のコンセプトについて
コンセプトというほどではないのですが、イメージとしましては(イメージですよ)、いわゆる
『ボトリウム』
ということになろうかと思います。
本当は以前の記事でも触れさせていただいたことがあったような気がするのですが、いわゆる『コケリウム』を製作してクワリウムにしてみたいと思っていました。
かつてムシモンオオクワガタを購入したのも、元々はクワリウム用にと思ってのことでしたが、しかし私が無精であるが故に思っていただけで実行に移すことはありませんでした。
将来の、それなりのサイズのクワリウム製作のためにも、まずはボトリウムっぽいクワリウムをフェイクグリーンを使用して製作してみたいと思います。
そして、今回最も重要なのが、
「簡単に手に入るもので、簡単にできる」
ということです。
それなりのものを用意して製作した方が良いものができるのが当然なのですが、今回100均で手に入る程度のもので簡単に作りまして、「また次も考えてやってみようかな」というものにしたいのです。
検討事項
サイズについて
サイズについては上記のとおりですが、いわゆるボトリウムとか言われる範囲のサイズで製作しようと思います。
正直サイズが大きい方が作り甲斐もありますし、見栄えもいいと思うのですが、まずは何よりスペースの問題と、フェイクグリーンで製作するとどのような感じなのか知りたい(要は気に入るレベルのものになるのか)ということがありましたので今回は小さいものにしようと思います。
テラリウムと生体を共存させること
これが一番難しいと思うところでして、これが難しいから今回フェイクグリーンを使用しようというところです。
正直なところ、本物のソイルやグリーンを使って単にテラリウムを作るだけなら、それはそれでチャレンジすることはできると思うのです。
しかし、ある程度継続的に生体を入れるとなりますと、
・マットや苔
→生体が潜ろうとしたりして掘り返すに決まっている
→ゼリーやおしっこで確実に汚れるが交換というわけにはいかない
・グリーン類
→枯れるかもしれない
→ゼリーやおしっこで確実に汚れるが交換というわけにはいかない
という問題があると思うのです。
実用性の確保
上記と被るのですが、結局実用性がないと
「生体入れるとレイアウト破壊されるし」
「汚れても掃除できないし」
「面倒くさいから使わなくていいや」
となると使わなくなってしまいそうです。
今回製作するのはあくまでテラリウムではなくてクワリウムですので、所詮簡易的なものとはいえ、テラリウムとして豪華でなくても、クワリウムとして成立していないと作る意味がないのかなと感じます。
用意したもの
ケース
以前ダイソーで購入しましたガラス容器です。
今回これが空いていたので使用するのですが、容器は条件に応じていればなんでもいいのかと思います。
木工ボンド
フェイクグリーンの固定に使います。
グリーン
いずれもダイソー又はセリアで購入です。
好みとセンスによると思いますので、今回私のそれは置いておいてください。
今回メインに据えるのは樹木型のこれです。
ダイソーです。
フェイクグリーンの土台はこれにします。
セリアです。
下段に配置する草っぽいものは、サイズと、上手いこと外して使えそうなのでこれにしました。
セリアです。
その他にも購入してみたものもありますが、別のバージョンを製作することがありましたら使用してみます。
なお、マットについては今回水苔を使用してみます。
いつものハスクチップと迷ったのですが、水苔の方がなんとなくグリーンっぽいですし、汚れれば容赦なく交換できると思い使用することにしました。
ちなみに私は普段水苔を使用していませんので、これもついでにセリアで購入しました。
製作してみる
まず木ですが、購入した際の元の土台から引っこ抜きまして、ケースに収まる高さに幹部分を切断しました。
次に土台ですが、できれば今回ある程度継続的に生体を入れることを想定していますので、ケースを掃除したりマット交換したりすることを前提としておりまして、グリーンもケースから容易に取り出すことができるようにします。
よって、グリーンの土台もケースの口から出し入れできるサイズにします。
それに今回のグリーンを木工ボンドで接着します。
乾燥させるとこんな感じになりました。
寂しいですが、今回のグリーンはこんなものにしておきます。
そして投入へ…
グリーン投入
ケースに投入してみます。
安易ですが、土台を囲むように水苔を配置します。
木の高さをケースに合わせたつもりでしたが、土台の厚みを計算に入れ忘れていましたので、若干はみ出しています。
蓋は閉まりますし、もう木工ボンドで接着してしまったのでこのままいきます。
生体投入
今回パプキンことパプアキンイロクワガタに入ってみてもらいます。
いきなりわけがわからないところに来て、さぞ驚いていることと思います。
写真撮影
撮影ボックスで撮影してみました。
とりあえず今回はこれで一旦良しとします。
作り始めたらすぐに完成しました(一番時間が掛かったのは木工ボンドの乾燥でした)。
ちょっとまだ作ったばかりで検証が全くできていませんので、何かありましたらまた追記させていただきたいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。