【平成最後の増種、令和最初のカブトムシ記事】アトラスオオカブト飼育開始のお知らせ
この記事では、アトラスオオカブトの飼育を開始したことについて記述させて頂きます。
はじめに
先月まで世間では散々『平成最後』という言葉が使い尽くされてきました。
私自身はその文言がどこかもどかしくて控えるようにしていたつもりだったのですが、令和になった今、当ブログでも今更ながらついに『平成最後』を使うことになりました。
『平成最後の増種、令和最初のカブトムシ記事』ということで、アトラスオオカブトの飼育開始です。
ガラポンで当たってしまった
GWも終盤戦に入りまして、所帯持ちの皆様も独身・学生等の皆様もそれぞれに公私ともさぞお忙しいGWをお過ごしになられているものと存じます。
私はGW直前まで仕事の都合でほとんど休めないと思っていたものが、むしろ急遽結構休めることになり、特に予定も入れないままやってきた大型連休を持て余しています。
そんな中、とある百貨店で開催されておりました昆虫イベントに子どもを連れて行ったところ出口でお決まりのガラポン抽選会をやっておりました。
1回500円で、
2等ニジイロクワガタ
3等アトラスオオカブト
だったのですが、ハズレ(と言って差し支えないおもちゃ)があるタイプのガラポンでしたので私は及び腰でした。
しかしながら子どもはどうしてもと言いますし、妻(昆虫イベントには入場せずウインドウショッピングをしていた)の許可も出ましたので、長男と次男に1回ずつ回させました。
ちなみに妻も、なにも私や子どもの希望を無条件に奪おうというわけではありませんので許可してくれたものと思いますし、あるいは妻もおそらくハズレおもちゃの山を見てまさか当たるはずがなかろうと思ったのかもしれません。
我が家では、この手のクジ運は私と次男が割に強いので、この2人が揃っていれば何かしら当たるだろうと思っていました。
「できれば2等以上来てくれ…!」と念じていたのですが、やはり引き当てた次男が当たったのは3等のアトラスオオカブトだったというわけです(クジ運の無い長男はやはりハズレで、なぜかルービックキューブを選んでいました)。
アトラスでももちろん当たっただけ嬉しいのですが、1,000円相当でアトラス1ペアだと普通にホームセンター等でも買えそうだなと思いますとなんとも微妙な気分にならざるを得ません。
アトラスオオカブトについて
今回我が家の仲間入りを果たしたアトラスオオカブトについて、書籍やネットの情報をごく簡単にまとめさせて頂きます。
アトラスオオカブト
学名Chalcosoma atlas
♂42〜108mm
♀40〜64mm
管理温度:25℃前後(幼虫はやや低温?)
成虫寿命:半年程度
幼虫〜羽化:1年程度
生息地:インド〜インドシナ、マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島、スラウェシ島、フィリピン
特徴:頭角にはコーカサスオオカブトのような突起が無い。
コーカサスオオカブトより広く分布している。
上翅はコーカサスオオカブト同様のエナメルグリーンだがアトラスの方が表面にザラつきあり。
大型化のためには低温飼育が良い
ミンダナオ島産が最も大きくなる。
簡単に写真撮影してみる
簡単ですが、突然我が家にやって来たアトラスオオカブトを写真撮影してみます。
一応撮影BOXだけはセッティングしましたが、生体はケースから出さず、写真もiPhoneによる撮影、と手抜きになってしまっていますが、ご了承頂ければ幸いです。
アトラスのことは知らない私でも、この胸角を見れば小さいことがわかります。
ホムセンとかで販売されている個体ってまさにこんなレベルのイメージがあります。
まだこの個体はサイズすら計測していないのですが、おそらく85mmUP以上とかになってくると、角も立派になり、コーカサスにも負けない格好良さになりそうです。
ちなみに当然ですがアトラスだってサイズが大きくなれば価格も高くなります。
写真を撮り忘れてしまったのですが、先日とあるホムセンで、『アトラスオオカブト LL』と謳われた個体が販売されており、価格は3,000円弱でした。
とても立派で、いつもホムセンで目にする個体とは一味違いコーカサスに迫る格好良さでした。
しかし冷静になってみますと、あと2,000〜3,000円ばかり追い銭すればコーカサス1ペアが購入できそうで、そちらの方が良い気もしないでもありません。
それとも、そもそもアトラスはアトラスであり、コーカサスと比較すること自体間違っているでしょうか。
外国産カブトを飼育開始してみて
何気に外国産カブトの成虫は我が家では初ということになりました。
なんでもない種になりますが、とりあえず今感じていますのは、
ゼリーをめっちゃ食べる
忙しなく動く(特に♀)
ということです。
動き回るものですから、ポルターガイスト現象が起きてゼリーが宙に浮いてしまっています。
もちろん個体差があろうかと思いますが、思えばおとなしいオオクワガタに慣れてきてしまっていたのか、ある種新鮮な気がします。
まさかの増種になってしまったのですが、子どもたちは気に入っているようで名前をつけたりしています(おもちゃと一緒ですぐ飽きがくると思うのですが…)。
ブリードの予定はありませんが、大切に飼育したいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。