JB の ワイドアンドシャロー

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ムシモンオオクワガタの産卵セット空振りについて【ムシモンオオクワガタを極小スペースでブリードしてみる2019②】

 この記事では、ムシモンオオクワガタの産卵セットを組んだ結果、空振りだったことについて記述させて頂きます。

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はじめに

 私は現在クワガタ飼育を控えている身ですが、ムシモンオオクワガタならなんとかという想いでブリードを再開しましたことを記事にさせて頂きました。

 私は、本当はオオクワガタブリードを再開したいと思っているのですが、なんとなく、それに先立ってムシモンオオクワガタブリードを再開できないようではそれが叶わないという気がしたのです。

 

 それで産卵セットを組んだのですが、タイトルのとおり今回割り出ししましたところ“空振り”でした。

 私は常々自身のブログについて、アクセスしてくださった方が、「薄っ!アクセスして損した!」ということだけはないように気をつけていますので、こうした、

 

産卵セット組みました →    ダメでした

 

みたいな記事は避けたいのですが、一旦記事にしないとなかなか再セット等を進めるモチベーションを確保することができかねましたのでこの度記事にさせて頂きました。

 

 ご了承頂ければ幸いです。

今回ブリードのコンセプト

 詳細は過去記事のとおりなのですが、極めて小さい産卵セットで適度な産卵数としてもらおうということです。

 正に掌サイズの産卵セットとなりました。

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 私は以前、“小さめ”という思いで容量1Lちょっとの容器でムシモンオオクワガタの産卵セットを組んだことがあったのですが、その時は約40個産卵していたのです。

 この時は深く考えていなかったのですが、それでも上手くいったものです…。

 

 爆産は嬉しいですが、今回はそこまでの数は必要ないということで、掌サイズの産卵セットとしたのです。

 とは言え、ムシモンのサイズから考えれば不可能ではないような気がしているのです。
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割り出してみる

 産卵セットに投入しましてから1ヶ月強程度経過しました。

 たまにゼリー交換がてら様子を見ましたが、掘り進んでいることだけは間違いなさそうでした。

 マット上に成虫の姿を見ることはありませんでした。

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 しかしながらケース側面に卵の姿も幼虫の姿も見えておらず、ケースのサイズから考えれば、無事産卵していれば姿を見られること請け合いでしたので全く期待感のない割り出しとなりました。

 

 さて、ケースを取り出したところ丁度♂がマット上に出ており、その下には♀がいました。

 これはおそらくたまたまで、メイトガードという感じではありません。

 しかし、産卵セットを取り出した際に、とりあえず親の生存が確認できるのは嬉しいものです。

 もちろん、失敗だった場合再セットできる余地があるということもそうですが、「よくがんばって生還してくれたな」という思いになるのです。
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 そして割り出しましたところ卵や幼虫は見当たりません。

 それにしても小さいのであっという間に終わりました。
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何故空振りか

 私如き経験の浅い者はなかなか正確に把握することは難しいのですが、考えられることはいくつもございます。

 ざっと思いつくだけでも、

 

・そもそもペアリングが上手くいっていない

・やっぱりケースが小さい

・水分が足りない

・温度が低い

等々…

 

    とりわけ疑わしいのは、まずは『そもそもペアリングが上手くいっていない』ということです。

 数日同居させていたのですが、その時は加温しておらず、やる気にならなかったのかもしれません。

 ただ、産卵セット内でも1ヶ月同居していたわけですので、これはどうでしょうか。

 

 次に疑わしいのは、『マットの水分が足りない』ということです。

 ムシモンは産卵の際、水分多めのマットを好むということは度々目にするところです。

 今回の産卵セットでももちろん加水しましたが、多めにしたということも無かったように思いますので、要因の1つかもしれません。

 

 差し当たり、もう一度同居してペアリングを目指すところからやり直してから、産卵セットを再セットしたいと思います。
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早くしないと夏がやってくる…

 過去記事をお読み頂ければお分かりになられると思うのですが、今回のムシモンブリードは、前回のリベンジ的位置付けになります。

 前回あれだけ産卵してくれたのですが、おそらく“真夏の酷暑”を原因に幼虫を全滅させてしまっているのです。

 ですからその二の舞だけは避けたいのですが、今から産卵セットを組むと、丁度蛹化や羽化のタイミングで夏を越しそうなので、そこが悩ましいところなのです。

 と言うのは、我が家はエアコン管理などもしていませんし、ワインセラー導入にも失敗し、冷やす設備が無いのです。

 

 あの夏は特に暑かったので、そこまででなければなんとかなるような気もしますが、我が家のような極小飼育では、ちょっとそういった時期的なことも考慮する必要があると考えています。

 

※続編記事

 

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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