ムシモンオオクワガタの産卵セットを再セットしたことについて【ムシモンオオクワガタを極小スペースでブリードしてみる2019③】
この記事では、以前割り出したところ失敗に終わっていたムシモンオオクワガタの産卵セットを再セットしたことについて記述させて頂きます。
2週間ぶりのブログ更新となってしまいました
図らずも約2週間ぶりのブログ更新となってしまいました。
おそらくこれまでで1番長いインターバルになったのではないかと思います。
もし奇跡的に「あれ?」とお気付きになる奇特な方がいらっしゃったとしたら大変申し訳ございませんでした。
特に意識的にというわけでなく、特にネタ切れで困っていたというわけでもありません。
以前も少し触れさせて頂いたのですが、私は元々ブログ記事の『ストック』はせず、「次はこれについて書こうかな」と思い立ったら書くといった具合に記事を作成しているところ、次に書こうと思っていた『ムシモンブリード再セット』をなかなか行わなかったので、間が空いてしまったのでした。
奇跡的に奇特な方には大変申し訳ございませんでした。
前回ムシモン産卵セットは空振りだった
現在クワガタ飼育終活を公言している私にとって、ムシモンオオクワガタのブリード再開は非常に重要案件だったのですが、前回産卵セットは空振りでした。
その虚しい結果の詳細は前回記事のとおりです。
今回は極小産卵セットを使って産卵数をセーブするという、ある種試験的な意味合いもありますので、空振りも止む無しかと思います。
しかしながら、やはり空振りですと私なりに気落ちしたみたいな部分もありまして、なかなか再セットの踏ん切りがつかないでいました。
それでも、やはり単純にムシモンという種が好きだということと、一度決意した(しかもそれを当ブログで公言した)こと、そして公言した際には温かいお言葉を多く頂いたことですので、もう一度チャレンジしてみようと決心したのです。
「何を大袈裟な」と思われたかと思うのですが、私のような極小規模ブリーダーにとってはそういうものなのです。
頼むよムシモン夫妻。
ムシモンブリード再セットについて
大変恐縮ですが、基本的には前回産卵セットのやり直しです。
ケース
まずケースは同じもので、正に掌サイズです。
このケースの小ささ(狭さ)が、前回失敗の要因である可能性も十分あります。
しかしこれを大きいケースに変えてしまっては、爆産した場合手に負えなくなる恐れがありますし、「小規模なブリードをしよう」という趣旨がボケてしまいますので、続投とさせて頂くことにしました。
なお、蓋にはキリで穴を開けています。
マット
使用するマットも同じく『産卵1番』(恥ずかしながら我が家で余っていたもの)です。
後述させて頂きますが、今回は水分量を多めにします。
再ペアリング
ムシモン達につきましては、前回割り出し(空振り)後、ペアリングのやり直しも兼ねて同居していてもらいました。
「ムシモンなら♀殺しは無かろう」ということと、私自身再セットの踏ん切りがつかなかったことで、ずっとです。
もちろん計画的にこれほど長く同居させるつもりなどありませんでしたが、我が家の2ペアに能力とやる気があったなら、ペアリングが成立していないことなどあろうはずがありません。
そして再セットへ…
ムシモン♂達には、一旦♀から離れてもらいます。
今回は同居の産卵セットはやめて、♀のみで集中してもらおうかと思います。
そしてマットの水分量なのですが、今回は意識的に多めにしてみます。
よく「ムシモンは水分多めを好む」ということを目にしますし、そういった意味合いにおきましては前回産卵セットはいささか水分が少なかったように思います(とは言え以前ムシモンをブリードした時は特に意識せずとも爆産してくれていたので、必ずしも失敗の要因では無かったのかもしれません)。
マットを投入しつつ、水差しで注水します。
結局どれだけ加水したかわかりかねるのですが、ギュッと押すと水が滲み出るくらいです。
加水したマットに、もう少しマットを重ねまして完成とします。
ムシモン♀を投入しましたところ、両方ともすぐに潜っていきました。
シン・産卵セットに潜るムシモン♀
— JBのワイドアンドシャロー (@jbwideshallow) 2020年2月13日
やる気は感じる…!#ムシモンオオクワガタ pic.twitter.com/q05Fg4qhP2
あっという間に姿が見えなくなりました。
潜ってくれたことでホッとする一方、これは必ずしもやる気があるというわけではなく、外敵(私)の存在から身を隠すためだろうと思います。
私の中ではムシモンは♂♀とも臆病で、すぐに身を隠そうとする印象です。
ムシモン♀のやる気はともかく、産卵セットは再度完成しました。
前回同様の写真ですが、このサイズです。
早くしないとオオクワガタブリードの時期が到来してしまう
終活を公言している私ですが、なんとか少しだけでも国産オオクワガタのブリードを再開できないかと画策しています。
そんな中、ムシモンブリードをモタモタしていてはオオクワガタをペアリングする時期があっという間に到来してしまいます。
極小ムシモンブリードはどうなるでしょうか。
狙い通りとなるか、あるいはやはり産まないのか。
もし再度空振りとなりましたら、ここまでお読みくださった奇特な方には申し訳ございません。
※続編記事
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。