ユーベルマニア・ペクチニフェラと僕【これで憧れのサボテンは概ね手に入れてしまった】
コピアポア・シネレア(黒王丸)みたいな、入手が困難で、買おうにも超絶高額なサボテンは別としまして、私には憧れのサボテンが3つありました。
憧れのサボテン3種
サボテンを趣味とする方にとっても、当然その中でさらに嗜好がありまして、人それぞれに好みのサボテンというものがあろうかと思います。
私如き素人でも、やはり憧れのサボテンがございます。
多肉植物を収集し始めてから、いつかは欲しいと思っていた種が3種ありました。
素人が易々と入手することができないような種は別として、現実的に憧れる種です。
まず1つは『レウクテンベルギア ・プリンキピス(晃山)』です。
「アガベ・カクタス」とも呼ばれ、サボテンらしからぬアガベの様な見た目、コーデックスのような塊根部、そして(私はまだ見たことがありませんが)美しい花が魅力です。
次に、『ギムノカリキウム・フリードリッヒィ・LB2178』です。
衝撃的な美しさです。
こちらも花がきれい(と言うかサボテンの花って大概きれいですよね)ですが、残念ながら我が家では見たことがありません。
そして、3つ目が、今回ご紹介する『ユーベルマニア・ペクチニフェラ』です。
こんなに美しいサボテンがあるのでしょうか?
それが、なんとあるのです。
遂に見つけてしまった
ユーベルマニア・ペクチニフェラですが、まず普通にお店で見かけることが少ないです(私の地域では)。
時に見かけますが、小さい個体で1万円近くしたりします。
インターネットでは、某オークションや某フリマアプリでまま見掛けます。
それでも、(あくまで適正価格なのでしょうが)やや高いです。
ですから、どうしても買おうと思えば買うことができるレベルの話だったわけですが、その内に納得のできる個体に巡り合うことができればという気持ちで購入せずにおりました。
それが、この度地元の多肉植物即売会的なイベントに参加したところ、遂に見つけてしまいました。
憧れの『ユーベルマニア・ペクチニフェラ』です。
その日、私は仕事を終えてから会場入りしましたので、到着したのはイベント終了の25分前でした。
馴染みに店の方への挨拶も早々に済ませ、まずは会場をざっと1周…するつもりだったのですが、このサボテンが目に飛び込んできたので即買いしてしまいました。
嬉しくて、仕事の疲れも忘れました。
十分な大きさで、拳大くらいありますが、私が覚悟していた価格の3分の1程でした。
値札が間違っていないのか不安になり、販売している方に念の為値札の価格を確認したほどでした。
継ぎ降ろしたものなのでしょうか。
購入時には聞き忘れてしまいました。
いつも植物を購入したら我慢できずすぐに自前の鉢に植え替えてしまう私ですが、如何せん、ずっと欲しかったサボテンの植え替えは躊躇してしまい、確かめることができません。
まあどっちだって構いません。
「ユーベルマニア・ペクチニフェラ」が我が家にやってくる、それだけで良いのです。
ユーベルマニア・ペクチニフェラの魅力
私は実は、あまり刺々しいサボテンがそれほど好みではないところ、ユーベルマニア・ペクチニフェラはかなりの数のトゲが並んでいます。
しかし、それはあくまで規則正しく整然と並んでいます。
頭頂部にトゲが集まっていることがわかりますが、大きく成長するにつれて、これが規則正しく分散していくものと思われます。
そして、なんと申しましても、紫がかったボディです。
この端正なルックスは、他に類を見ないものと言えます。
ユーベルマニア・ペクチニフェラは、若い頃は丸く、次第に上に成長していくといいます。
この個体は、やや上に伸び始めているでしょうか。
今後ますます格好良くなってくれそうです。
ユーベルマニア・ペクチニフェラの育て方
私自身、購入したばかりで育て方も何も無いのですが、お調べしたことに触れさせて頂きます。
ユーベルマニア・ペクチニフェラはブラジル原産のサボテンです。
成長期の夏は1週間に1〜2回程度、用土が完全に乾いてから灌水します。
休眠期の冬は水やりを控え、断水気味で管理します。
サボテンの中では比較的耐寒性が低いらしく、最低気温が15度を下回る頃には室内の明るい場所に取り込んだ方が無難に思います。
一方、標高700〜1000mに自生しているということで、日本の真夏の高温多湿は注意が必要かもしれません。
成長は極めて遅いため、よく接ぎ木されています。
良く言えば、好みの個体さえ見つかれば、長くその姿を保ってくれます。
3種の神器が揃ってしまった
これで私の「サボテン3種の神器」が揃ってしまいました。
崇め奉り、育てたいところですが、そろそろ良い季節です。
屋外で日光を浴びて育ってもらおうと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。