JB の ワイドアンドシャロー

JB の ワイドアンドシャロー

植物、クワガタ、マラソン、登山など趣味について綴るブログです。

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【祝4周年】ブログのことについて語る時にJBの語ること⑤

 この度、当ブログ『JBのワイドアンドシャロー』が4周年を迎えました。

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いつもありがとうございます。

 当ブログをお読みくださる奇特な皆様方には、いつも当ブログやSNS上で大変お世話になりまして誠にありがとうございます。

 毎度申し上げるのですが、私が108つの趣味を続けられるのは、当ブログを継続できるのは、偏に皆様のお陰です。

 

 これはおべんちゃらでなく、私の周りには私の趣味に付き合ってくれる方がなかなかいませんので、ブログ、SNSの繋がりがなければいずれもとっくに諦めているのです。

 

 私から提供できることなどなにもないのに、いつもよくしていただき本当にありがとうございます。

 

 それにしても、この記事を書くにあたり、一体何年経ったのだったかわからなくなり、1年前の記事を見返してしまいました。

 それほど長くなったということでしょうか。

 信じられません。

「趣味」を通じて自分自身について書く【牡蠣フライ理論】

 私が近年、特に植物のことを中心に記事にしだしてから、常々考えていることがあります。

 それは、「趣味」を通じて自分自身について書く、ということです。

 これは、かつて読んだ村上春樹先生の書籍に書かれていたことに着想を得ています。

 

 村上春樹先生が、読者の方から、

先日就職試験で、「自分自身について原稿用紙4枚以内で説明しなさい。」という問題がありましたが、不可能ですよね。村上さんならどうしますか?

という旨の質問を受けた時にこう答えていると仰っていました。

原稿用紙4枚以内で自分自身を説明するのはほとんど不可能に近いですね。おっしゃるとおりです。それはどちらかというと意味のない設問のように僕には思えます。ただ、自分自身について書くのは不可能であっても、たとえば牡蠣フライについて原稿用紙4枚以内で書くことは可能ですよね。だったら牡蠣フライについて書かれてみてはいかがでしょう。あなたが牡蠣フライについて書くことで、そこにはあなたと牡蠣フライとのあいだの相関関係や距離感が自動的に表現されることになります。それはすなわち、突き詰めていけば、あなた自身について書くことでもあります。それが僕のいわゆる「牡蠣フライ理論」です。

 

引用:村上春樹雑文集

 かつて当ブログでは、結構「こういうことをしたら、こういう結果になった」ということが比較的書きやすい記事を作っていたのですが、記事の更新頻度も落ち、より上記のような思いを抱くようになりました。

 特に多肉植物やコーデックスなどに関しては、とりわけ気の長い趣味でして、「植え替えたら翌週にはこうなりました」みたいな記事が不可能なわけです。

 さらに、私の記事如き育成の参考になることもありません。

 

 そうなってきますと、ブログを通じて、少し自分自身の考えていることも入れていこうという風に考えるようになったのです。

 つまり、端的に申し上げますと、もう好きなことを書いてしまおうと考えたのです。

 

 例えば、先日「ハオルチア・オブツーサ」のことについて記事にさせていただきましたが、その記事の大半で、

・祖母と園芸店に行ったこと。

・祖母と太平洋戦争の話をしたこと。

・祖母の生涯について聞いてみたいと内心思っていること。

について書きました。

 「ハオルチア・オブツーサ」の記事としては、あるいは誤っているかもしれませんが、つまりこうして記事にすることが、自動的に自分自身について書くことになるのかなと思いながら書いているわけです。

 

 これまでに輪をかけておもしろくなくなってきているかもしれませんが、近年はそのように考えておりますので、当ブログをお読みくださる奇特な皆様方には、ご了承頂けましたら幸いです。

 

ラソン・ランニングのこと

 さて、私は煩悩の数と同じ108つの、広くて浅く、中途半端な趣味を有しているのですが、その1つがマラソン・ランニングです。

 これについては、はっきり言って停滞しています。

 

 まず大会については、コロナ禍において軒並み中止、あるいはオンライン開催となってしまい、以降出場していません。

 本年は開催される大会も多くなってきましたが、「コロナ対策費用を加味する」とのことで、ざっと1.5倍以上のエントリー料を徴収されることになってしまいました。

 マラソンはエントリー料がかかること、また、自己都合で出場できなかったり天候などで中止になったとしてもエントリー料が返金されないことなども承知の上で出場するものですので、価格であったり、そういったことについて文句を言うつもりは毛頭ありません。

 ただ、私の場合、仕事柄「エントリーしていたのに急に仕事の都合で出場できなくなった」ということが十分ありえるものですから、エントリー料が高くなってしまうと少なからず躊躇してしまいます。

 

 一方で、マラソン出場は走ることに対して私の大きな目標の1つではありますが、それが目的というわけではありません。

 マラソンに出場しようが出場しまいが、断続的にランニングはしているのですが、ここ2ヶ月くらいは天候がずっと悪いことと(お陰で一部植物がダメージを受けてしまいました)、仕事の都合で全くと言っていいほど走れていません。

 ただ、別に昨今のランニングブームに乗って走っていたわけでもありませんので、これからも「走れる時に走る」という自分次第のスタンスで、継続していきたいと思います。

 

 とは言え、そのような調子では本当に走らなくなるおそれもありますので、ここである程度明言させていただきますと、やはり「月間100km」というのは1つ自分自身の目安として持ち続けていたいと思います。

アクアリウムについて

 「ボトルアクアリウム」「ボトリウム」という言葉は避けました。

 SNSの方ではPOSTしたことがありますが、ボトルで粘ってきた私も、20cmキューブ水槽を導入しました。

 さらに、ヒーターやフィルターも導入して熱帯魚を飼育しています。

 

 20cmキューブとは言え、ボトルから打って変わって、ということになりました。

 

 立ち上げ当初は、生体が死んでしまったり、水草が枯れたり、苔に悩まされたりといろいろありましたが、一応現在は少し安定しています。

 

 ただ、当ブログでご紹介するというレベルではありませんので、またこれから、ある程度の期間うまく回ってから、気が向けば触れさせていただければと思っています。

 このブログ如きで何を気取っているのかと思われるかもしれませんが、我が家のかわいい熱帯魚を紹介できればと思います。

昆虫飼育について

 これはもう本当に、恥ずかしながら、残念ながら、現在はただの1頭たりとも飼育していません。

 もちろん、私が「虫嫌いの昆虫好き」であることに変わりはありませんので、本当は少しくらい飼いたいという思いも持ち合わせているのですが、一度ブリードを始めてしまえば(色々な意味で)なかなかやめられないのは身をもって知っていますので、再開するのは難しいかなと思っています。

 

 ただ、先日愛読書のBRUTUSで「珍奇昆虫」特集が組まれていました。

 虫屋界隈ではお読みになられた先輩方が多かったのではなかろうかと思います。

 これで私の中の秘めたる標本欲がむくむくと顔を上げてきまして、久々に、何かの隙に標本だけは作れないものかと画策しています。

 何せ昆虫飼育をやめた時にストックしていた標本素材が少しだけそのまま放置されているのです。

 

 ただ、生体飼育も、「観賞用にオオクワガタを少しだけ…1ペアだけでも飼えないものか…!」などと密かに思っていますので、できればいつか…近いうちに…。

植物について

 植物については近年いつも記事にしていますので、簡単に述べさせていただきたいと思います。

 

 まず、これまで私の中の「植物」という趣味の意味合いについてはあまり触れてこなかったような気がするのですが、植物趣味というのは、非常にコレクション性が高いです。

 これが昨今の植物ブームに拍車を掛けています。

 

 私もそのムーブメントに乗っている1人なわけですが、植物を蒐集しては、SNSでアップし、反応を頂戴するという塩梅です。

 

 それで現在、珍奇植物(ビザールプランツ)の類いの、とりわけアガベ類やコーデックス類の価格は高騰するばかりです。

 私は早くから数万、十数万するような植物の購入は諦めています。

 

 もちろん、購入なさる方は是非是非購入していただき、SNS等でアップしていただければと思います。

 私自身それを楽しみにしていて、勉強にも、目の保養にもなります。

 僻みも妬みも一切ありません。

 

 ただ、私自身は細々と、生育そのものも楽しむつもりで、極力若い株や安い株を買っていこうと思っていますし、ずっとそうしています。

 そうしている内に、今後珍奇植物の値段が下がってくる可能性も考えられます。

 

 現在の現地球級の実生株が広く出回るようになるか、ブームが去るか、あるいは現地の植物が枯渇するか…いつかどういう形かの顛末を迎えることになるわけですが、その時値崩れするのか、あるいはより希少性が高まってしまうのか…嗚呼、そうなってしまうと益々買えなくなりますが…。

 

 いずれにしましても、今後も細々とやっていくことにしていますし、現地球などを購入することがあるとしても、高が知れていると思います。

 「大した植物持ってないな」と思われる諸先輩方もいらっしゃると思うのですが、温かい目で見ていただければ幸いです。

終わりに

 5年目に突入している当ブログこと「JBのワイドアンドシャロー」ですが、これまでがそうであったように、今後もどうなるかわかりません。

 内容も、その時々の私のライフスタイルに合わせたものにならざるを得ないようです。

 

 ただし、これまで4年以上続けてきまして、はっきりしていることは、もしかただの1人も読んでくださらなかったら、さすがの私も継続することはできません。

 

 これからもお付き合い頂けましたら幸いです。

 長くなりましたが、今後ともどうかよろしくお願いします。

 

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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