パキポディウム・グラキリスと僕【実生約4年目のグラキリスの成長と植え替え】
我が家では、細々と「パキポディウム・グラキリス」を育てています。
現地球のグラキリスの他、種から播種したグラキリスもあるのですが、小さな実生苗として購入したものもあるのです。
はじめに
今回記事において触れさせていただく我が家のグラキリスについては、以前記事にさせていただいたこちらです。
こちらは購入間もない頃の画像です。
ご覧の通りヒョロヒョロの小さなものです。
上記記事のとおりですが、これらの画像で2020年のものです。
2022年、夏
さて、今夏の状態はこちらです。
なお、こちらの株は、購入時のわずかな情報と、株の大きさなどから判断しまして、播種から3年経過(4シーズン目)というところと思われます。
私自身で播種したわけでなく、正確なことがわかりかねますので、そう仮定して進めさせていただければと思います。
ご了承いただければ幸いです。
さて、こちらの株は、当初の状態よりは塊根部が太ってくれているかとは思います。
現地球のように丸々としたフォルムになるのはいつのことかと考えてしまいますと気が遠くなってしまいますが、それでも成長が見られ嬉しいです。
また、今夏感じられた新たな成長としましては、先端部の枝分かれが始まった点です。
今後どのように変化していくか楽しみです。
実生約4年目のグラキリスの植え替え
さて、購入時から3号ブラックポットに植えっ放しになっていたグラキリスですが、今回植え替えてみようと思います。
おそらくもう1〜2年くらい特に問題はなかったかと思いますが、植え替えたい気持ちになってしまったら、もう止めることはできません。
早速抜いてみます。
しかし根がびっちりで、ここから抜くことができません。
良かった、植え替えの正当性が出てきました。
鉢底の穴から突いて抜き出します。
いわゆる根鉢状態です。
根の状態も悪くなさそうです。
根をカットして整理します。
また新しい根が張ることを祈ります。
今回は、信頼の「プレステラ105深鉢」を使用します。
通常のプレステラよりも深さがあり、より根を張って成長してくれることを期待します。
私自身、プレステラシリーズは利便性が高いだけでなく、それ自体格好良いと思って使っているのですが、今回は自作ステッカーを貼り付けて、少しだけ気分を上げてみました。
実生グラキリスの成長は早いか遅いか
さて、今回参考までに我が家の実生グラキリスをご覧いただく形となりました。
今回、たった1株の話でなんら参考にはならないことは前提で申し上げるのですが、播種から、あるいはヒョロヒョロの状態から2022年までにこの程度の成長を見せるという一例であります。
これが早いと感じますでしょうか、遅いと感じますでしょうか。
もちろん、観葉植物としてはかなり遅いです。
一方、コーデックスとしては「意外とこんなものか。」というレベルなのかもしれません。
多肉植物、とりわけコーデックスを育てているのは、あくまで必ずしも大きくしたくて育てているわけではないわけで、むしろそれよりも、いかに自生地に近いかとか、美しいかとか、珍奇植物らしいかとか、それぞれの価値観やトレンドに沿うよう育てていると言えるかと思います。
しかし一方で、成長が目に見えるのはやはり嬉しいものです。
また、「少なくとも今育てている方法、環境は間違っていないな」と確認できる面もあるのです。
今回、やや大きめのプレステラに植え付けましたので、しばらく植え替えは我慢して、成長を見守っていきたいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。