JB の ワイドアンドシャロー

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植物、クワガタ、マラソン、登山など趣味について綴るブログです。

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【2020、夏の思い出】子どもと行く昆虫採集-ホームグラウンドに行くもクワガタ・カブトムシは…

 この記事では、子どもと一緒に昆虫採集に行ったことについて、2020年の夏の思い出として記事にさせて頂きます。

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はじめに

 今年は、新型コロナウイルス感染拡大により異様な雰囲気の夏を迎えることとなりました。

 子ども達の夏休みも変則的で、子ども達は訳もわからず、一方で彼らなりに不安やストレスを抱えながら生活しているものと思います。

 

 また、その影響なのか今夏の「夏休みの宿題」は、親からしても「こんなに忙しかったっけ!?」という感覚を覚えます。

 おそらく量が極端に増えたというより、「なんだかステイホーム期間中からずーっと宿題やらせてる気がするな…」と、親側の感覚としても違和感を感じるようになってきているのかもしれません。

子どもと昆虫採集に行くということ

 そんな中、今年もなんとか子どもを連れて昆虫採集に行くことができました。

 本来昆虫採集などかしこまって行くものでもないのですが、我々親の仕事や、子どもだってスケジュールがありますし、たまの空き時間を必ずしも昆虫採集に割けるとも限りません。

 

 それでもやはり、少しでも自然や生き物に触れるということは子どもにとってプラスになることが多いと思いますし、こんな時代ですからなおさらそうなのかもしれません。

 また、子どもにとっては目的や熱中するものがあることで、ただ自然の中を歩くのとは違った集中力があるように思います。

 

 私自身、何とか連れて行ってあげたいと思っていましたので、今夏ほんの数回、嗜む程度ですが、行くことができて安堵しています。

 

 なお、私如きが申し上げるまでもありませんが、子どもを連れて昆虫採集に行く場合は、我々大人だけで行く時よりも一層の準備が注意が必要かと思います。

 一般的には、

・安全な採集場所の選定

・不必要に肌を露出しない

熱中症対策

などが挙げられます。

 また、今回記事の以前に採集に行った際は、序盤で子どもが小さいハチか何かに足首辺りを刺されたらしく、大泣きしてあっという間に採集が終了したということがありました。

 そういった自体に備え、薬なども持って行った方が良いかもしれません。

 あと、私は登山の時にいつも持参しながら一度も使用したことがないのですが、刺された部分から毒を吸い出す「ポイズンリムーバー」なるものもあります。

 最後に注意点をもう1つだけ。

 虫捕り網は人数分用意しないと、子ども達が網を取り合って大変なことになります。

我が家での昆虫採集に対する「追い風」

 ところで、昆虫採集に関する我が家の問題点としては、(あるいは少なくない数のご家庭がそうかもしれませんが)妻が昆虫採集に対して特に肯定的ではないということです。

 もちろん子どものために良い面があることは理解していますが、そういう理屈は抜きにして、「変な虫捕まえてきて、家で飼うなんて言わないでよ」ってなもんです。

 私も自宅でクワガタを飼育するなど昆虫が好きなのに、一方でいわゆる「虫が苦手」という感覚を克服したわけではありませんので、気持ちはよくわかります。

 

 しかし、今夏は「追い風」があります。

 妻がハマっている「あつもり」こと『あつまれどうぶつの森』です。

あつまれ どうぶつの森 -Switch

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  • 発売日: 2020/03/20
  • メディア: Video Game
 

 多くの方がプレイされていますので私如きがご紹介するまでもありませんが、このゲームでは昆虫採集しまくります。

 実際にどこにでもいる昆虫から、海外のレア種まで採集することができておもしろいです。

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 このゲームに、ゲーマー少年だった私そっちのけで妻がハマっています。

 今夏、妻が昆虫採集にやや肯定的だったのは、間違いなく「あつもり効果」があります。

 この追い風を利用しない手はありません。

採集できた昆虫

 ということで、【2020、夏の思い出】としまして、今回実施できた昆虫採集について触れさせて頂きます。

 なお、いずれもキャッチアンドリリースでして、同定できていないものもあるのですが、ご了承頂ければ幸いです。

ゴマダラカミキリ

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 今回何故か()最初に発見したのはゴマダラカミキリでした。

 この体色と模様に生態上どういう効果があるのかわかりませんが、少なくとも我々人間から見ると非常に目立つますので見つけやすいです。

 現に今回は子どもが見つけたのですが、写真を撮ろうとしたら飛んで行ってしまいました。
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 しかしこれがまた飛翔距離が短く、再捕獲です。

 子どもが持つと結構立派な大型甲虫です。
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クロアゲハ

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 クロアゲハだと思うのですが、正確に同定する前にリリースしてしまいました(お詳しい方、申し訳ございません)。

 アゲハチョウの類いは大型のものが多いのでパッと目を引きますし、テンションも上がります。

 また、ヒラヒラと飛ぶ姿に子どもも喜んで追いかけます。

 採集個体はたまたま建物の角に入り込んだので子どもでも捕獲することができました。

ツマグロヒョウモン

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 こちらも同定する前にリリースしてしまいましたが、よく見かける種です。

カマキリ
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 コカマキリでしょうか、褐色の個体です。

 なお、カマキリは同じ種でも緑色の個体と褐色の個体が生まれるようで、色が違うから違う種というわけではないようです。

アブラゼミ
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 羽化途中のアブラゼミにも出会うことができました。

 こんな真っ昼間に目立つ場所で羽化するのは危険そうです。

 

 神秘的な様子は何度見ても良いものです。

 初めて見る子どもはとても驚いていました。

 

ホームグラウンドに行くもクワガタ・カブトムシは…

 さて、昆虫採集の本命は、やはり「クワガタ」「カブトムシ」です。

 他の昆虫ももちろん魅力的ですが、私にとっても子どもにとってもやはりそうです。

 

 今回も選定した場所も、事前に「あそこにはカブトムシがいる」という情報を得てかねてから行ってみたいと思っていた場所でした。

 行ってみますと、なるほどそこはクヌギの多い公園で、いかにもクワガタ・カブトムシがいそうな場所だったのですが、日中であることが災いしたのか全く発見できませんでした。

 私は内心「このままでは帰れない…」と思っていたところ、妻から「前に捕まえたところに行ってみたら?」という、まさかの救いの手が差し伸べられました。

 「前に捕まえたところ」と言いますのが、かつて私が「自宅近くでサラッとカブトムシを捕まえられないか」という感じで見つけた場所でした。

 私は妻の気が変わらない内にすぐにそこに向かいました。

 すると、クワガタ・カブトムシは発見できなかったものの、樹液にいくつかの昆虫が集まっている状況は確認できました。

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 いわゆる『樹液酒場』と呼べるほどではありませんでしたが、「これは夜なら…!」と私は確信しました。

 私は妻に状況を説明し、夜に再度訪れる確約を得ました。

 

 そして午後9時頃、子ども達を連れて同所に訪れたのです。

 しかし日中確認した場所にいたのはカナブン達と、目がキラリと光るガばかり…私も子ども達もガックリと肩を落とし帰宅したのでした。

 我がホームグラウンドのクワガタ・カブトムシはどこに行ってしまったのか…採集場所の選定から勉強して出直したいと思います。

その他の生き物達

 その他に出会った生き物につきまして、写真に収めたものに参考に触れさせて頂きます。

アマガエル
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 なんだかこの日はやたらアマガエルを見掛けました。

クロベンケイガニ
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 前記のクワガタ・カブトムシ探しの時に、子どもがいきなり「カニを捕まえた!」と言うので、何を言い出すのかと思ったのですが、確かにカニでした。

 近くに用水路がありましたので生息しているのかもしれません。

 私はカニについて昆虫以上に知識を有していないのですが、後からネットでお調べしたところ「クロベンケイガニ」に似ていると思いました。

タツムリ
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 何の変哲もないカタツムリですが、木のすごい高い所にいましたので、「わざわざこんな所まで登るのか」と思い撮影しました。

ニホントカゲ

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 結構よく出会うニホントカゲです。

 捕まえて飼育していらっしゃる方もおられると思いますが、私は捕まえる自身がありません。

 ささっと逃げて、隙間から顔を出していました。

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最後に-いつか捕まえてみたい「カラスアゲハ」

 最後に、悔しい話をもう1つ。

 もし私が「捕まえてみたい昆虫TOP10」を挙げれば間違いなくランクインするのが「カラスアゲハ」の仲間です。

蝶の標本 ミヤマカラスアゲハ Papilio maackii アゲハチョウ アクリルフレーム 黒

 私の自宅周辺やちょっと公園などに行ったくらいでは到底出会うことができません。

 

 今回山手の方へ行ったことで、その姿を拝むことができました。

 捕まえることはできず、慌ててiPhoneのカメラで撮影しました。

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 全くわかりませんね…。

 一応ここにいます。
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 大型で飛んでいるとすぐにわかるのですが、なかなかどこかに止まるということがありません。

 いつか吸水ポイントにカラスアゲハが集まっているところに遭遇してみたいものです。

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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