ガシャプラ『サーバイン』を部分塗装する【カブトムシをモチーフにしたロボットアニメ『聖戦士ダンバイン』を知っていますか?】
この記事では、カブトムシをモチーフにしたロボットのプラモデルを部分塗装したことについて記事にさせて頂きます。
はじめに
私は何につけても中途半端な、広く浅い趣味を煩悩の数と同じ「108つ」持っているのですが、その中でもとりわけ技術も実績もない浅い趣味が『プラモデル製作』です。
ところで最近ガシャポンで『ガシャプラ』という、簡易的なプラモデルが入っている商品があります。
1個500円とかしまして、普段でしたら買わないのですが、以前「どうしても欲しい…!」と思える商品を見つけてしまいました。
『サーバイン』のフィギュアってあまりなくて、あったとしてもガチの高いやつしかないんですよね。
ROBOT魂 New Story of Aura Battler DUNBINE [SIDE AB] サーバイン 約145mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2016/08/11
- メディア: おもちゃ&ホビー
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ですから思わず今回の『ガシャプラ』を購入してしまったのですが、そのまま組むとほとんど色が着いておらずあまりに味気なかったので、今回部分塗装してみました。
先述のとおり私は技術も実績もありませんので、モデラーの方をはじめお見苦しいかと思います。
継ぎ目を埋めたりシャープ化したりは一切しませんので、ご了承頂ければ幸いです。
『聖戦士ダンバイン』について
まず始めにお断りさせて頂きたいのですが、私はダンバイン世代でなく、スパロボこと『スーパーロボット大戦』でその存在を知った「にわか」になりますので、ご了承頂ければ幸いです。
『聖戦士ダンバイン』(せいせんしダンバイン)は、1983年(昭和58年)2月5日から1984年(昭和59年)1月21日まで、名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系列で、毎週土曜日17:30 ‐18:00(JST)に全49話が放映された日本サンライズ制作のロボットアニメである。
Wikipediaから引用
『聖戦士ダンバイン』は、ガンダムの生みの親として言わずと知れた「富野由悠季」先生による作品です。
別世界を舞台とした(途中から現実世界も舞台)いわゆるロボットアニメで、昆虫をモチーフにしたデザインのロボット『オーラバトラー』に乗り込み操縦して戦います。
ロボットが昆虫風デザインであること自体には特に何も無く、『単にそういうデザインだった』と記憶しています(例えば昆虫特有の能力があるとかそういうのは無かった記憶です)。
いわゆる『富野節』が好きな方はハマるアニメだと思います。
オーラバトラーのデザインなんか、今見ても十分格好良いのですが、当時の子ども達にはあまり受け入れられなかったようです。
『サーバイン』について
さて、サーバインについてですが、私にとってサーバインとの出会いは(というか『聖戦士ダンバイン』との出会いは)スーパーファミコン版『第4次スーパーロボット大戦』になります。
『第4次スーパーロボット大戦』には『聖戦士ダンバイン』のロボットやキャラが登場しており、その最強機体の1つが『サーバイン』でした。
あるシナリオの特定のマスに味方機を置くことによって入手することができる隠しユニットでしたが、その特定のシナリオだけの何の変哲もないマスで、あらかじめ知っていないと入手することができないシビアなものでした。
しかし機体性能は非常に高く、隠しユニットであることからも当時子どもだった私には憧れの機体でした(逆に知っていれば入手は超簡単なわけですが)。
原作では、本編には登場せず、後のOVA『New Story of Aura Battler DUNBINE』で登場します。
主人公機のプロトタイプでありながら後から出てきて、実は主人公機より強いというありがちなパターンです。
しかし登場するOVAの方では、全然動くシーンが無いので驚きます(なんでもナウシカの王蟲の動きを表現した手法だそうです)。
主人公機『ダンバイン』もそうですが、頭部に『カブトムシの角』のような突起が付いているのが特徴です。
この『角』が後ろ向きに付いているデザインが意外に秀逸ですよね。
これが普通に前向きだったとしたら、なんというか一気にチープになった気がします。
あとは各機とも、ガンダムのMSで言うところのバックパックの位置に、昆虫の羽型のものが付いています。
いずれにしましても、私はサーバインに憧れを持っていたのですが、手頃なプラモデルやフィギュアなどはなくこれまで諦めていたところ、今回ガシャポンで販売されているのを見て飛びついたのでした。
ガシャポンを購入する→サーバインが出る
以前とあるショッピングモールで、子どもがどうしてもゲームセンターに行きたいと言うので渋々連れて行きました。
すると、今回のガシャポンを発見し、衝動的に、しかし子どもにバレないようにこっそりと購入したのでした。
『サーバイン』はいわゆる『当たり』でしたが、幸いにも2個購入で引き当てることができました(たかが1,000円、されど1,000円…)。
開いてみますと思いの外細かいパーツがいっぱい入っています。
「500円なのに意外とすごいな」と感じるべきなのか、「500円も出せば当然だろ」と感じるべきなのかは私にはわかりません。
ただ、サーバインが手に入ったことは嬉しいです。
部分塗装にチャレンジする
今回500円レベルとは言え、サーバインのプラモデルが手に入って本当にありがたいです。
しかし、素組みしますとさすがに味気ない感じです。
それで少しだけ部分塗装することにしたのですが、さすがに記憶だけでカラーを決定することができませんので、ネットで資料を集めることにしました。
すると、ガチのフィギュアなども出てきますが、意外とこのガシャプラ自体を塗装している方もいらっしゃるようです。
レベルの高い方ばかりで、大変恐縮ですが参考にさせて頂きながら、私レベルでもできる程度に留めることにさせて頂きました。
使用する塗料・塗色
今回は簡単に部分塗装するために、手持ちの『ガンダムマーカー』を使用することにしました。
今回使うのはこれらのカラーです。
部分塗装する
まずは手始めに面積が広くて塗りやすそうな羽から塗り始めることにしました。
1回で塗り切れるように、あらかじめちょっと塗料を出して塗り始めます。
躊躇なく一気に塗りました。
塗ってみたら思った以上に発色が良く異様に派手になってしまいました。
次に細かい部分を塗っていきます。
ペン先だと太過ぎますので、あらかじめペンからインクを出して面相筆で塗ります。
最初マスキングしようかと思ったのですが、小さくて面倒になり『はみ出さないように気をつけて塗ること』で良しとしました。
面倒くさくなったら今回の主旨に反するので、これでいいのです。
あとパーツが小さくて持つのが大変そうだったので、ライナーから切り取らずに塗るという横着もしています。
なんとか(概ね)はみ出さずに塗れました。
各所飾り部分も金色にします。
頭部パーツも塗ります。
これまた横着しまして、スミ入れ用のペンで黒く塗ってしまいました。
手足などはネイビーに塗ります。
これはその名も『ティターンズブルー』です。
非常に細かい部分(筆塗りする自信がない部分)は爪楊枝を使います。
あとは各所にスミ入れしました。
私はスミ入れも下手で、あまりやり過ぎると嘘臭くなってしまいますので程々にします。
ということで作業終了です。
これ以上やると大変ですし、私の技術ではボロが出ますので、この程度にしておきます。
作業時間は1時間強というところでしょうか。
そして完成へ…
それでは部分塗装を終えたパーツを組み立てます。
ガシャプラですから一瞬で完成します。
せっかく塗ったので写真を撮ります。
なんか塗り終えて組み立てて実物を見ると、「自分がんばった補正」が掛かるのか「まあちゃっちゃとやった割には上手くいったかな」とか思ったんですが、静止画で見ますと痛いですね。
でも素組みの状態から見れば十分『自己満足』できる仕上がりになりました。
ガンダムマーカーは気軽に塗ることができますので、気が向いたらまた何かペイントしたいと思います。
今回はいつにも増してしょうもない記事にお付き合い頂きましてありがとうございました。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。