JB の ワイドアンドシャロー

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植物、クワガタ、マラソン、登山など趣味について綴るブログです。

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【一夏の成長】実生約3年目のパキポディウム・グラキリス編

    この記事では、我が家の実生グラキリスの一夏の成長について記述させて頂きます。

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はじめに

    私は煩悩の数と同じ108つの広く浅い趣味を有しており、その中でもとりわけ浅い趣味の1つが「植物」を育てることです。

    他の趣味同様、極小スペースで細々とやっているのですが、その中の1つに実生のパキポディウムグラキリスがあります。

 

我が家の実生グラキリスについて

    私は軍資金が心許ないこともあり安価で小さな株や実生株を購入して、将来を楽しみにしながら植物を育てているのですが、パキポディウムグラキリスも例に漏れず小さな株を有しています。

    種からの実生も細々とやっているのですが、こちらはネットで購入した小さな実生株です。

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    購入時のわずかな情報と、株の大きさからしまして、「実生3年目」というところかと思います。

    当ブログをお読みくださる奇特な方々の中にはほとんどいらっしゃらないかとは存じますが、万が一パキポディウムグラキリスの生育状況の参考の一環としたいという方がいらっしゃいましたら、今回その辺りが定かではありませんので、本当に参考程度にご覧頂ければと思います。

    ご了承頂ければ幸いです。

【一夏の成長】実生約3年目のパキポディウムグラキリス

    最初に貼らせて頂きました上の画像が購入後間もない頃のものでして、2020年6月のものです。

    ちなみにこの頃からプラ鉢のペイントをするようになりまして、以前記事にもさせて頂きました。

    くだらないことですが、今でも細々とやっています。

2020年6月

    某個人売買サイトやオークションサイトなどを見ていますと、よくこういったサイズのグラキリスが目につくと思います。

    大体2000円前後で、おそらく(グラキリスにしては)比較的手頃な価格であることから需要があるものと見られます。

    かくいう私も実生株入門のつもりで少し手を出してみることにしたのでした。

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    健康状態も良さそうで、きれいな株ですからネットで安価に購入したにしては“アタリ”と言っても過言ではなさそうですが、この細さです。
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    このスレンダーボディが、将来グラキリスらしく丸々となるのでしょうか。

    良くも悪くも長く楽しめそうです。

2020年7月

    翌月です。
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    塊根部に変化は全くと言ってよいほどありません。

    今回抜き苗で届きましたので、事実上の植え替えですので、ダメージと言いますか、その影響もあったのかもしれません。

 

    しかし、葉は段々と伸びて変化が見られはじめました。

    変化がありますと、「根付いているのだな」とホッとします。
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    ちなみに2020年は、特に私の居住地は長梅雨で、7月中旬頃までは雨の日が続いたように思います。

    我が家の置き場所はいわゆる軒下で、雨は凌げるものの少し強い雨が降ると雨晒し同然という場所です。

    水やりは一応天気を気にしながら、週1〜2回の頻度でしたが、正直正解は見つけられないまま梅雨が過ぎてしまいました。

2020年8月

    植物には成育期があり、大きく夏型・冬型などと分けられることは私如きが申し上げるまでもないことですが、グラキリスなんかも夏型ですので、実生株も8月に大きく成長してくれるものと期待していました。

    結論的には期待通りとはいきませんでした。

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    葉はそれなりに旺盛に伸ばしてくれたように思いますが、塊根部はさほど変化がありませんでした。
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    これは他の種もそうなのですが、「夏型」とは言っても近年の日本の夏は暑すぎるなと思います。

    特に我が家は南向きなものですから、玄関前の日照時間は結構長いです。

    我が家の極小植物スペースは8月で成長が止まったと感じる種が結構あります。

2020年9月

    代わり映えのしない画像ばかりで恐縮なのですが、9月もまだまだ暑いためか、真夏の疲れを引きずっているのか、さほどの変化はありません。

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    ただ、9月も下旬ともなりますと、「さすがに抜き苗で購入した時よりは太ってきたかな?」というレベルにはなってきました。

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2020年10月

    そして10月になり大分気温が下がりますと、大きな変化が見られました。

    ふと、「あれ?なんか最近成長してきた?」と気付くくらいになりました。

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 控えめに申し上げまして、めっちゃ嬉しいです。
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    結局実感としましては、9月下旬から10月下旬に掛けての約1ヶ月間が一番成長してくれたと思います。

2020年11月

 秋も深まりますと、葉がかなり落ちてきました。

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 私は素人ですので、どうしても落葉すると「このまま枯れてしまうのでは…」と一抹の不安を覚えてしまいます。

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 来年無事に目覚めてくれるのを祈るばかりです。

最後に

    パキポディウムグラキリスを実生で育てていらっしゃる方は、きっとネットで

グラキリス    実生    10年

などと検索したことがおありになるのではないでしょうか。

    お気持ちはよくわかります。

    検索しますと、現地からの輸入株に全く見劣りしないような立派な株の画像に行き当たり、自分のグラキリスもいつかはという楽しみな気持ちになりつつも、これ程になるまで一体どれだけかかるのかと気が遠のく気持ちにもなります。

 

    グラキリス自体のこともそうですが、「10年後なんて僕自身も一体どうなってるの」と。

 

    つくづく植物とは気の長い趣味です。

 

    この株のことに話を戻しますが、前述させて頂いたとおり、今年は9月下旬から10月下旬に掛けての約1ヶ月間が一番成長してくれました。

    もしかしたら、8月の強い日差しをある程度遮光し、より適温を意識すれば8月中からもっと成長を加速化できたのかもしれません。

 

    現在は休眠期に入りつつありますが、まずは来春無事に目覚めてくれることを祈りたいと思います。

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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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