クワガタ・カブトムシのモザイク(雌雄同体)個体が生まれる理由
この記事では、クワガタ・カブトムシをはじめとした昆虫のモザイク(雌雄同体)個体が生まれる理由について、書籍で目にしたことについて記述させて頂きます。
はじめに
先日『カブトムシのツノの発生を解明』のニュースについて記事にさせて頂いたことがありました。
カブトムシが幼虫からサナギになる前の時期に、トランスフォーマーと呼ばれる遺伝子の働きを抑制し、観察したところ、オスだけでなく、メスにもツノが生えることが確認されたということで、トランスフォーマーがオスとメスを決める遺伝子であることを突き止めました。
ということでした。
それでこの時のブログ記事におきまして、何の専門的知識も有さない上勉強不足である私自身が、『いわゆるモザイク個体の発生要因がもしかしてこういったところにあるのでしょうか』という想像をわざわざ言及し無知を晒したのですが、たまたま後に読了した書籍でモザイクについても触れられていました。
実は上記記事を書いて間もなく読んだのですが、当記事作成はモタモタして後手後手になってしまいました。
内容的にもあくまで読んだことの受け売りであり、恥ずかしながら私の研究でも何でもありませんのでご了承頂ければ幸いです。
読んだ本
まず今回私が読了した本ですが、こちらの『昆虫の交尾は、味わい深い…。(岩波書店)』になります。
『おもしろそう、読んでみたい』と思った方、『もう読んだけど?』という方、さすがです。
その感覚は社会通念上普通ではありません(褒め言葉です)。
普通に考えたらかなりマニアックと言いますか、趣味性の高い本になろうかと思いますが、クワガタ・カブトムシをペアリングしてブリードしていますと、どうしても気になってくる分野の本ではあります。
もちろんクワガタやカブトムシのことだけについて書かれたものではございませんし、むしろ筆者の方が研究対象とされていた昆虫が中心になってくるのですが、前半は割に様々な昆虫について触れられていますし、他の昆虫についてのものでもクワガタ・カブトムシに通ずるのではという記述もあります。
昆虫のモザイク(雌雄同体)個体が生まれる理由
それで、この本でモザイク(雌雄同体)の話がちょっとだけ出てきました。
もっと専門的に詳しいことが書かれた本は、当然他にあろうかと思うのですが、私がモザイクについて書籍で目にしたのは初めてでした(調べようと思ったこともありませんでした)。
本のごく一部で触れられ一言で書かれていますので、私のような素人には『染色体XXとXYが…』と書かれているよりも読み解くことができました。
以下当該書籍から一部引用です。
体をめぐる性ホルモンによって性徴が決定される脊椎動物とは異なり、昆虫は染色体によって「細胞ごと」に性が決まっている珍しい生物なのだ。そのため、性転換が生じない代わりに、体の左右で雌雄がくっきりと分かれるのである。これは、受精卵から育つ途中で、ある細胞で性染色体が失われるようなエラーの結果、オス細胞とメス細胞が一個体の昆虫の体に混在している状態だ。もちろん、雌雄モザイクは通常不妊の奇形ではあるが、その珍しさから、きれいな標本は時に高値で取引されている。
本には挿絵もついていましたが、無断転載するわけにはいきませんので、私のイラストで対応してみることとさせて頂きますのでご了承頂ければ幸いです。
イラストにしてみる
私も曲がりなりにもブログを1年以上やっておりまして、自分がブログをやり出すと勉強の意味合いと、単に楽しませて頂く意味合いで他の方のブログを拝読するようになりました。
当然クワカブ飼育を主としておられるブログも多数読んではいますが、それ以外のブログも拝読しており、勝手ながらたまに当ブログでも触れさせて頂いています。
そんな中で、よく拝読しているブログの1つに『北野トマレ』さんという方の『ほうれい線上のアリア』というブログがあります。
内容も秀逸ですが、手書きイラストが非常に親しみやすいながら良いアクセントになっておりまして、読む者を飽きさせません。
話が逸れてしまったのですが、前記書籍ではモザイクの説明について挿絵が入っていましたが、無断転載するわけにはいきません。
そこで私も北野トマレさんばりにイラストを描いて対応してみたいと思います。
私は絵心や心得が何一つありませんので、今回限りになろうかと思います。
ちなみにイラストは、私が自宅でも会社でも愛用している『ぺんてる』社の『サインペン』で作成です。
それではイラストにさせて頂きます。
はい。
本当に失礼致しました。
ということでこのような解釈となるようです。
「心と身体が相違している」とかそういうわけではありません。
「細胞ごとに性が決まっている」とこういうことになるようです。
しかしそうなってきますとやはり疑問になりますのが、『モザイク個体に生殖能力はあるのか』ということになります。
よく『モザイクは生殖能力がない』ということを耳にする気がします。
しかしながら先程の『細胞ごとに性が決まっている』という考え方でいきますと、仮に身体のほとんどのベースが♀で、頭部やアゴ部等がオスという個体だった場合、受精・産卵する能力すらありそうに思えます。
私は勉強不足ですし、モザイク個体を飼育した経験もありませんので知識を有していないのですが(有していないのにこのような記事を書いてすみません)、こういった個体は書籍の記載にあるように、『通常不妊の奇形』ですので、遺伝して子孫にもモザイク個体が生まれるというわけでもなさそうに思います。
もし継承させることができてしまったらモザイクビジネスが生まれてしまいそうですね(そしてあっという間に値崩れしそうです)。
その他驚きの記述
クワガタをブリードする際に、
・ 複数の♂と交尾した場合、どの♂との子になるか
とか、
・ 一度交尾すれば一生産卵できる分受精する
とか、ペアリングについて色々な見解を目にすることがありまして、大変勉強になります。
今回の書籍で驚きましたのは、色々な昆虫の♂の方にも、自身の子孫を残すための様々な機能や習性があるということです。
例えば、
・ 先に交尾した♂の精子を掻き出すために生殖器がトゲトゲの形状になっている
・ 後から別の♂が交尾できないように「交尾後ガード」をする
・ 後から別の♂が交尾できないように分泌物で「栓」をする
等の昆虫がいるというものです。
クワガタのメイトガードにも、交尾をした♀が無事産卵に至るように安全を守っているという意味合いに加え、他の♂が後から交尾するのを防ぐ目的もあるのかもしれないと思いました。
ご興味がおありでしたら(あくまで褒め言葉ですが興味があったらアブノーマルだと思います)、お読みください。
生物の科学遺伝 Vol.72 No.4(201 特集:クワガタムシ/微生物vs.人類
- 出版社/メーカー: エヌ・ティー・エス
- 発売日: 2018/07/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
パプキン♂が蛹化している!【♀との羽化ズレのクセがすごい!-パプキンブリード2019】
この記事では、我が家でブリードしているパプキンことパプアキンイロクワガタの♂が蛹化したことについて記述させて頂きます。
はじめに
皆様、GWはいかがお過ごしになられたでしょうか。
暦どおりお休みになられた方、先週平日に掛けて遅めの連休を取ることができた方など、様々いらっしゃるかと思います。
私は前回記事でも触れさせて頂いたのですが、当初仕事でほとんど休めないと思っていたものが意外と休めることになってしまい、突如やってきた大型連休を持て余していました。
それでも3月〜4月に掛けては碌に休みもありませんでしたので、出掛けるにしても出掛けないにしても、子ども達と過ごすことができたのは良かったかと思います。
GW後半から最近に掛けてはちょっと公私ともにバタついてしまい、ブログ更新もやや滞ってしまったのですが、パプキン♂が蛹化するに至りましたので、今回記事にさせて頂きます。
我が家では極めて小規模なパプキンブリードをしているのですが、今季は不調続きでして、極めて小規模な上に飼育個体もかなり死んでしまい、最後には♂1♀1の1ペアになってしまいました。
そんな厳しい情勢の中、この度♂の方が蛹化したようです。
種親について
なお種親については、以前『展翅標本』にしたことをご紹介させて頂いた、こちらのペアになります。
すでに双方亡くなっており、再度産卵セットを組むことはできません。
今季は色々と不調続きで、別のペアでもうまくいかなかったりしまして、『ブルー血統』を謳われる個体を補強したのでした。
これまでの飼育概況について
ここまでの状況についてごく簡単に触れさせて頂きます。
・ 2018.11 産卵セット〜割り出し
・ 2018.12 菌糸ビン(900ml)投入
採卵時15個の卵が幼虫5頭に
多頭飼育開始
・ 2019.3 ♂(?)は菌糸カップ
♀は人工蛹室へ
・ 2019.4上旬 ♀が羽化
・ 2019.5上旬 ♂が蛹化 ←NEW!
蛹化した♂の状況
ということで蛹化した♂の状況ですが、まず蛹化前には酷い暴れに苛まれていました。
菌床飼育にしたためなのか、よくニジイロクワガタの3齢は暴れが酷いなどと言われますが、やはり同じキンイロクワガタ属ということなのかもしれません。
暴れるだけ暴れた後も、なんだかウロウロしているようでしたので、無意味かと思いますがどうせ余って使い途のなくなっていた菌糸カップに交換しました。
あっという間に全く白いところのなくなった菌糸カップから、新菌糸カップへ。
するとまたそれなりに暴れてはいましたが、間もなく蛹室を形成しておりました。
そして蛹化してみますと、結構立派な蛹になってくれました。
これまでに我が家で飼育した(些細な数の)中では大きい方ですので楽しみです。
♀との羽化ズレのクセがすごい!
一方で、こちらも唯一の♀の方はとっくに羽化しています。
又、最近ではすでにゼリーも食べて排泄するなど、後食しおそらく成熟しているものと思います。
1ペアしかいないのになんですが、完全に羽化ズレです。
同じ環境下で飼育しておりましたのでやはり♀の方が早く生育しました。
計画的に、確実にブリードを行う必要がある場合は、やはり♀の方を♂より低温で飼育するなど対策が必要と思われます。
我が家の場合はとにかく♂♀双方とも無事に羽化してくれればという思いです。
問題は体色だ…!
色虫を飼育している以上、やはり問題は『どんな体色で羽化してくれるか』ということになります。
今回のペアに関しましては、やはり『ブルー』で羽化して欲しいなと思います。
と言いますのは、満足いくレベルの『ブルー』への憧れもありますし、あとは『親の色を継承して欲しい』という思いが強いのです。
数多くブリードできているなら「どんな色が生まれてくるかな〜?」というところですが、今季はそんなこんなで1ペアしかいませんので、そうなりますとやはり親の色を継承して血統を繋いで欲しいですね。
いずれにしましてもまずは安全な羽化、それに尽きます。
パプキン♂は私の期待を一身に背負うことになってしまっておりますので、是非がんばって欲しいです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
【平成最後の増種、令和最初のカブトムシ記事】アトラスオオカブト飼育開始のお知らせ
この記事では、アトラスオオカブトの飼育を開始したことについて記述させて頂きます。
はじめに
先月まで世間では散々『平成最後』という言葉が使い尽くされてきました。
私自身はその文言がどこかもどかしくて控えるようにしていたつもりだったのですが、令和になった今、当ブログでも今更ながらついに『平成最後』を使うことになりました。
『平成最後の増種、令和最初のカブトムシ記事』ということで、アトラスオオカブトの飼育開始です。
ガラポンで当たってしまった
GWも終盤戦に入りまして、所帯持ちの皆様も独身・学生等の皆様もそれぞれに公私ともさぞお忙しいGWをお過ごしになられているものと存じます。
私はGW直前まで仕事の都合でほとんど休めないと思っていたものが、むしろ急遽結構休めることになり、特に予定も入れないままやってきた大型連休を持て余しています。
そんな中、とある百貨店で開催されておりました昆虫イベントに子どもを連れて行ったところ出口でお決まりのガラポン抽選会をやっておりました。
1回500円で、
2等ニジイロクワガタ
3等アトラスオオカブト
だったのですが、ハズレ(と言って差し支えないおもちゃ)があるタイプのガラポンでしたので私は及び腰でした。
しかしながら子どもはどうしてもと言いますし、妻(昆虫イベントには入場せずウインドウショッピングをしていた)の許可も出ましたので、長男と次男に1回ずつ回させました。
ちなみに妻も、なにも私や子どもの希望を無条件に奪おうというわけではありませんので許可してくれたものと思いますし、あるいは妻もおそらくハズレおもちゃの山を見てまさか当たるはずがなかろうと思ったのかもしれません。
我が家では、この手のクジ運は私と次男が割に強いので、この2人が揃っていれば何かしら当たるだろうと思っていました。
「できれば2等以上来てくれ…!」と念じていたのですが、やはり引き当てた次男が当たったのは3等のアトラスオオカブトだったというわけです(クジ運の無い長男はやはりハズレで、なぜかルービックキューブを選んでいました)。
アトラスでももちろん当たっただけ嬉しいのですが、1,000円相当でアトラス1ペアだと普通にホームセンター等でも買えそうだなと思いますとなんとも微妙な気分にならざるを得ません。
アトラスオオカブトについて
今回我が家の仲間入りを果たしたアトラスオオカブトについて、書籍やネットの情報をごく簡単にまとめさせて頂きます。
アトラスオオカブト
学名Chalcosoma atlas
♂42〜108mm
♀40〜64mm
管理温度:25℃前後(幼虫はやや低温?)
成虫寿命:半年程度
幼虫〜羽化:1年程度
生息地:インド〜インドシナ、マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島、スラウェシ島、フィリピン
特徴:頭角にはコーカサスオオカブトのような突起が無い。
コーカサスオオカブトより広く分布している。
上翅はコーカサスオオカブト同様のエナメルグリーンだがアトラスの方が表面にザラつきあり。
大型化のためには低温飼育が良い
ミンダナオ島産が最も大きくなる。
簡単に写真撮影してみる
簡単ですが、突然我が家にやって来たアトラスオオカブトを写真撮影してみます。
一応撮影BOXだけはセッティングしましたが、生体はケースから出さず、写真もiPhoneによる撮影、と手抜きになってしまっていますが、ご了承頂ければ幸いです。
アトラスのことは知らない私でも、この胸角を見れば小さいことがわかります。
ホムセンとかで販売されている個体ってまさにこんなレベルのイメージがあります。
まだこの個体はサイズすら計測していないのですが、おそらく85mmUP以上とかになってくると、角も立派になり、コーカサスにも負けない格好良さになりそうです。
ちなみに当然ですがアトラスだってサイズが大きくなれば価格も高くなります。
写真を撮り忘れてしまったのですが、先日とあるホムセンで、『アトラスオオカブト LL』と謳われた個体が販売されており、価格は3,000円弱でした。
とても立派で、いつもホムセンで目にする個体とは一味違いコーカサスに迫る格好良さでした。
しかし冷静になってみますと、あと2,000〜3,000円ばかり追い銭すればコーカサス1ペアが購入できそうで、そちらの方が良い気もしないでもありません。
それとも、そもそもアトラスはアトラスであり、コーカサスと比較すること自体間違っているでしょうか。
外国産カブトを飼育開始してみて
何気に外国産カブトの成虫は我が家では初ということになりました。
なんでもない種になりますが、とりあえず今感じていますのは、
ゼリーをめっちゃ食べる
忙しなく動く(特に♀)
ということです。
動き回るものですから、ポルターガイスト現象が起きてゼリーが宙に浮いてしまっています。
もちろん個体差があろうかと思いますが、思えばおとなしいオオクワガタに慣れてきてしまっていたのか、ある種新鮮な気がします。
まさかの増種になってしまったのですが、子どもたちは気に入っているようで名前をつけたりしています(おもちゃと一緒ですぐ飽きがくると思うのですが…)。
ブリードの予定はありませんが、大切に飼育したいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
令和になったから、始めよう。【令和元年おめでとうございます】
この記事では、本日から新元号『令和』になったことをきっかけに私自身始めたいこと、意識したいことについて記述させて頂きます。
はじめに
本日から令和ですね。
新元号になった時の時節のご挨拶はどのようにすれば良いのでしょうか。
「あけましておめでとうございます。」でしょうか。
なにか違う気もします。
少なくとも新天皇陛下の御即位はおめでたいことです。
当記事のサブタイトル的には『おめでとうございます』という文言を入れさせていただきました。
私は正直『昭和』から『平成』になった時の記憶はほとんど無いのですが、この度の生前のご退位による元号改正はとてもポジティブで良かったですね。
日本全体が、天皇陛下がご退位され元号改正されることが決してネガティブなことでなく、とてもおめでたいことだという前向きな雰囲気でした。
いずれにしましても、私自身も、日本国民全体も新元号を迎えられたことはおめでたいことと存じます。
改めまして、今後ともよろしくお願いします。
令和になったから、始めよう。
この度、新元号になったことにより、仕事の面や私生活の面で様々なことが変わります。
特に仕事面におきましては、書類関係、システム関係、色々と対応に追われることがあります。
ところが我々自身は、今日から急に何か変わるというものではありません。
今日も明日も、その先も、これまでの平成の時代と同じように仕事に追われ、育児に追われていきます。
しかしながら、新元号になったことをきっかけに、何か新しいことを始めたり、新しい意識を持ったりということにつきましては、非常に良いきっかけになりそうに感じます。
クワガタ・カブトムシ飼育に関しましても、今年からブリードを開始したラインがあれば、何年も経過した暁には、
『俺のこのライン…令和元年からずっとブリードしてるんだよね…』
みたいなことをドヤ顔で言うことができるのかなと思います。
それを家系図にしたら、もう壮大な標本ができることになります。
ということで、今回は『令和になったから、始めよう。』を提唱させて頂きたいと思います。
というか私自身、何かと至らない男ですので、そういう意識を持って、少しでも自己啓発していきたいと思います。
以下列挙させて頂きますので、ご了承頂ければ幸いです。
令和になったから、始めたいこと、意識したいこと
オオクワガタのブリードを再開したい
『始めよう。』と言っておきながら、いきなり『再開したい』で申し訳ございません。
これまでの記事におきまして何度か触れさせて頂いているのですが、現在我が家でのクワガタブリードはちょっと困難になっております。
現在は生存している生体を責任持って飼育したいなと思っているところですが、やはり何はなくともオオクワガタのブリードを再開できればと思います。
おそらくパプキンやムシモンなどの、僕の好きな小型種であれば、小型であるが故に飼育がしやすい面もあり、我が家でブリードを再開するためのハードルは大型種と比較して低いものと思います。
しかしながら、多くの皆様がそうであるように、私のクワガタ好きの根幹にあるのも、やはりオオクワガタの存在になります。
我が家でのクワガタ飼育の仕切り直しは、やはりオオクワガタのブリード再開から始めたいのです。
パプキン・ムシモンのブリードを再開したい
そうは申しましても、やはり自分の好きな小型種のブリードを再開したいという思いはあります。
パプキンに関しましては、おそらく1ペアと思われる個体が生存しています。
♀はすでに先日羽化しており、♂と思われる個体は現在前蛹と思われます。
このペアからブリードを再開できれば言うことはありません。
そしてムシモンですが、昨年は私の管理力不足により大きな失敗を犯してしまいました。
是非リベンジして、この時の失敗を報いたいと思います。
そもそもムシモンを飼育してみて思いましたが、私はムシモンが好きなんですよね。
メダカボトリウムを立ち上げたい
私のブログをお読みくださっている上、このことを覚えていてくださっている奇特な方は、『苔とメダカ』様くらいしかいらっしゃらないのではないかと思うのですが、以前当ブログで『ビオトープ』に興味がある旨の記事を上げさせて頂きました。
メダカ飼育を思い立ちましてから私なりに色々と勉強させて頂いておりまして、ビオトープでメダカを飼育することにも相変わらず興味があるのですが、最近ではメダカを飼育する『ボトリウム』を立ち上げたいという気持ちの方がビオトープよりも強くなって参りました。
これについては、ワインセラーの時の失敗を胸に刻みまして、妻に事前説明の上進めたいと思っている所存です。
ブログをより良く、継続したい
これまで何度も触れさせて頂いているのですが、現在私はブログで商売も何もしているわけでなく、完全に私自身の趣味と、他の方と繋がりを持たせて頂くことによるモチベーションUPの理由にしているだけです。
しかしながら、世に公開されたブログという形で大なり小なり人目に触れる状態にしている以上は、やはり自分だけの問題でなく、お読みくださった方が、「薄っ!アクセスして損した!」ということがないように努めたいと思います。
一方で、何か気負ってしまうと記事を書くのが億劫になってしまいますので、無理なく、継続を優先していければと思います。
マラソンで『サブ3.5』を達成したい
おそらく新年のご挨拶でも目標に掲げさせて頂いたのではなかったかと思いますが、ここに改めて掲げさせて頂きます。
3,000m級登山元年にしたい
こちらも似たようなことを以前目標に掲げさせて頂きました。
ここに改めて掲げさせて頂きますが、令和元年から、3,000m峰を着々と踏破していきたいという希望は持っています。
暇と家族(妻)の理解があれば、というところです。
ダイエットしたい
これを機に、ダイエットに力を入れたいと思います。
当然痩せれば良いというわけではありませんが、数年前、私は仕事の都合上単身赴任生活を強いられており、そこでちょっとした食事制限とほんの少しの運動(ランニング)で10kg以上のダイエットに成功しています。
それで感じたのは、やはり痩せることによってある程度自分の身体に自信を持つことは様々なことを好転させることに繋がります。
まず、やはり生活していても身体の調子が良いです。
マラソンも1kg痩せるとタイムが4分縮まると言われています。
登山の時も身体への負担は少なくなります。
ファッションにも自信が持てるようになります。
マラソンに向けたトレーニングを兼ねる(トレーニングにダイエットを兼ねる?)ことを考えますと、やはりランニングを中心にダイエットしたいと思います。
子どもに対して不必要に怒らないようにしたい
生き物飼育も趣味も無関係で申し訳ありません。
最後になりますが、『子どもに対して不必要に怒らないようにしたい』です。
こんなことを当ブログで長々と書いても誰も喜びませんので手短にいきますが、私は子どものことを甘やかしてばかりいるのではなく、叱るのも非常に大切だと思っています。
しかし一方で、感情的に怒りつけてしまうことが度々あることに、自分自身辟易しています。
子どもを叱った時に、子どもが、まるで私や妻が子どもに対して言ったようなセリフを言い返して歯向かってきた時などは愕然としてしまいます。
子どもだって親に叱られれば気分が良いはずもなく、一時の感情で言い返してきたりするだけなんですが、同族嫌悪なのか、子どもが言うことを聞かなければついカッとなってしまいます。
子どもに対して感情的に怒っても何1つ良いことなどないと思います。
しかし一方で、そんなことわかっているはずなのに…普段は仲良くしているのに…という自分がいます。
最近は、感情的になってしまったと思った時は私自身も子どもに対して正直に謝るようにしました。
以前は「叱っておいて謝るのでは示しがつかない」みたいな感覚が無意識にあったのだと思います。
すると不思議なことに子どもの方もすんなりと謝って改めるようになってくれつつあるような気がします。
やはり、『子どもが生まれたから親になるのでなく、子どもと一緒に親になっていくのだ』というところで、私なりに色々試行錯誤しながら、改めて子どもに愛情を注ぐよう肝に銘じたいと思います。
最後に
なんだか新元号が全く関係なくなってしまった気がするのですが、まあ要は今日のこの日をきっかけに、また色々と考えたり挑戦したりして、より良くしたいなということです。
とりわけ当ブログにおきましては、クワガタ・カブトムシ飼育に加え、メダカボトリウムなど、生き物飼育を中心としまして、又それを取り巻く様々なことについて(あまり不必要に脱線せずに)記述できればいいなとは思っています。
令和の時代も皆様健やかにお過ごしになられますようご祈念申し上げます。
今後ともよろしくお願いします。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
【祝】ヘラクレスオオカブト♀が羽化した【けど生きてますか?】
この記事では、我が家で飼育中のヘラクレスオオカブト♀について、羽化したものと見られることについて記述させて頂きます。
はじめに
我が家では、ほんの1ペアだけになりますがヘラクレスオオカブト幼虫を飼育しておりまして、先日無事♀の蛹化を確認でいいたことについて記事にさせて頂きました。
我が家の極小飼育スペースでは、増種に関しましては最近の終活入り前から厳しく規制しておりましたが、まだまだ私自身の心の弱さが出てしまい、購入してしまったのがこの1ペアでした。
ところで、ここまでの飼育状況概要について以下少しだけ触れさせて頂きますが、なんせ放置していただけですので過去記事と被りまくりますことをご了承頂ければ幸いです。
ここまでの飼育状況概略
・ 2018.4孵化
・ 購入後2018.10にマット交換(56g)
・ 2019.1マット交換(42g)
・ 前回交換時56g→42g
・ マットはカブト1番
・ ケースは1200ccのクリアボトル
・ 常時簡易温室で管理
・ 3月上旬蛹化確認
・ 4月中旬羽化確認 ←NEW!
蛹化確認状況
上記の過去記事でご紹介させて頂きました蛹化確認状況がこんな感じでした。
この後、極力様子を見ずに放置していたのですが、蛹化確認から1ヶ月が経過し、久々に様子を見ましたところ、ちょうど羽化直後のタイミングでした。
と言いますのは、脱いだ皮と、未だ赤みがかった身体が見えたのです。
全く判り難い画像で申し訳ございません。
しかしやっぱり蛹化から羽化までにちょうど1ヶ月程度かかりますね。
羽化確認も心配事がある
とにかく羽化まで漕ぎ着けてくれたのは何よりでした。
一方で、羽化が確認できたものの心配なことがあります。
至極単純です。
「動いてる気がしないけど、生きてる?」ということです。
当然羽化したばかりで動き回るはずもなく、お腹を乾かしたりもしているでしょうから、普段は少々動いているところを確認できなくても気にしないのですが、今回は生体の姿が見えている蛹室の小窓に、一見して菌糸のようなカビ(?)のようなものが発現し、「まさか羽化不全で落ちているのでは…?」と不安になってしまったのでした。
いずれにしましても、無事であったとしてもまだ掘り出すつもりはありませんので、生存してくれていることを祈るばかりです。
ところで子どもにはまだ言ってない
ところで私がヘラクレスオオカブト幼虫ペアを購入しましたのは先述のとおり私自身の甘さからでしたが、その背景には『子どもがヘラクレスオオカブトを欲しがった』ということが背景にありますのは過去記事のとおりです。
しかしながら、我が家にこの1ペアがいることは未だ子ども達には告げていません。
理由としましては、まず、1ペアしかいないために確実に完品羽化してくれる保証がないことがあります。
そして、未だ稼働中であったムシキングの影響と、地元昆虫館で実物を見たことがきっかけで子どもの気持ちがアクティオンゾウカブトに移ってしまったということになります。
じゃあ子どもにはいつカミングアウトするのかという話なのですが、ここまできたらいっそ『完品羽化したら』ということにするのか、『蛹化して概ね羽化が見込まれたら』とするか、そんなところだと思います。
「くだらないことで悩んでいるな」と思われると思うのですが、また状況を見ながらカミングアウトのタイミングを見計らいたいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
ガシャプラ『サーバイン』を部分塗装する【カブトムシをモチーフにしたロボットアニメ『聖戦士ダンバイン』を知っていますか?】
この記事では、カブトムシをモチーフにしたロボットのプラモデルを部分塗装したことについて記事にさせて頂きます。
はじめに
私は何につけても中途半端な、広く浅い趣味を煩悩の数と同じ「108つ」持っているのですが、その中でもとりわけ技術も実績もない浅い趣味が『プラモデル製作』です。
ところで最近ガシャポンで『ガシャプラ』という、簡易的なプラモデルが入っている商品があります。
1個500円とかしまして、普段でしたら買わないのですが、以前「どうしても欲しい…!」と思える商品を見つけてしまいました。
『サーバイン』のフィギュアってあまりなくて、あったとしてもガチの高いやつしかないんですよね。
ROBOT魂 New Story of Aura Battler DUNBINE [SIDE AB] サーバイン 約145mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2016/08/11
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ですから思わず今回の『ガシャプラ』を購入してしまったのですが、そのまま組むとほとんど色が着いておらずあまりに味気なかったので、今回部分塗装してみました。
先述のとおり私は技術も実績もありませんので、モデラーの方をはじめお見苦しいかと思います。
継ぎ目を埋めたりシャープ化したりは一切しませんので、ご了承頂ければ幸いです。
『聖戦士ダンバイン』について
まず始めにお断りさせて頂きたいのですが、私はダンバイン世代でなく、スパロボこと『スーパーロボット大戦』でその存在を知った「にわか」になりますので、ご了承頂ければ幸いです。
『聖戦士ダンバイン』(せいせんしダンバイン)は、1983年(昭和58年)2月5日から1984年(昭和59年)1月21日まで、名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系列で、毎週土曜日17:30 ‐18:00(JST)に全49話が放映された日本サンライズ制作のロボットアニメである。
Wikipediaから引用
『聖戦士ダンバイン』は、ガンダムの生みの親として言わずと知れた「富野由悠季」先生による作品です。
別世界を舞台とした(途中から現実世界も舞台)いわゆるロボットアニメで、昆虫をモチーフにしたデザインのロボット『オーラバトラー』に乗り込み操縦して戦います。
ロボットが昆虫風デザインであること自体には特に何も無く、『単にそういうデザインだった』と記憶しています(例えば昆虫特有の能力があるとかそういうのは無かった記憶です)。
いわゆる『富野節』が好きな方はハマるアニメだと思います。
オーラバトラーのデザインなんか、今見ても十分格好良いのですが、当時の子ども達にはあまり受け入れられなかったようです。
『サーバイン』について
さて、サーバインについてですが、私にとってサーバインとの出会いは(というか『聖戦士ダンバイン』との出会いは)スーパーファミコン版『第4次スーパーロボット大戦』になります。
『第4次スーパーロボット大戦』には『聖戦士ダンバイン』のロボットやキャラが登場しており、その最強機体の1つが『サーバイン』でした。
あるシナリオの特定のマスに味方機を置くことによって入手することができる隠しユニットでしたが、その特定のシナリオだけの何の変哲もないマスで、あらかじめ知っていないと入手することができないシビアなものでした。
しかし機体性能は非常に高く、隠しユニットであることからも当時子どもだった私には憧れの機体でした(逆に知っていれば入手は超簡単なわけですが)。
原作では、本編には登場せず、後のOVA『New Story of Aura Battler DUNBINE』で登場します。
主人公機のプロトタイプでありながら後から出てきて、実は主人公機より強いというありがちなパターンです。
しかし登場するOVAの方では、全然動くシーンが無いので驚きます(なんでもナウシカの王蟲の動きを表現した手法だそうです)。
主人公機『ダンバイン』もそうですが、頭部に『カブトムシの角』のような突起が付いているのが特徴です。
この『角』が後ろ向きに付いているデザインが意外に秀逸ですよね。
これが普通に前向きだったとしたら、なんというか一気にチープになった気がします。
あとは各機とも、ガンダムのMSで言うところのバックパックの位置に、昆虫の羽型のものが付いています。
いずれにしましても、私はサーバインに憧れを持っていたのですが、手頃なプラモデルやフィギュアなどはなくこれまで諦めていたところ、今回ガシャポンで販売されているのを見て飛びついたのでした。
ガシャポンを購入する→サーバインが出る
以前とあるショッピングモールで、子どもがどうしてもゲームセンターに行きたいと言うので渋々連れて行きました。
すると、今回のガシャポンを発見し、衝動的に、しかし子どもにバレないようにこっそりと購入したのでした。
『サーバイン』はいわゆる『当たり』でしたが、幸いにも2個購入で引き当てることができました(たかが1,000円、されど1,000円…)。
開いてみますと思いの外細かいパーツがいっぱい入っています。
「500円なのに意外とすごいな」と感じるべきなのか、「500円も出せば当然だろ」と感じるべきなのかは私にはわかりません。
ただ、サーバインが手に入ったことは嬉しいです。
部分塗装にチャレンジする
今回500円レベルとは言え、サーバインのプラモデルが手に入って本当にありがたいです。
しかし、素組みしますとさすがに味気ない感じです。
それで少しだけ部分塗装することにしたのですが、さすがに記憶だけでカラーを決定することができませんので、ネットで資料を集めることにしました。
すると、ガチのフィギュアなども出てきますが、意外とこのガシャプラ自体を塗装している方もいらっしゃるようです。
レベルの高い方ばかりで、大変恐縮ですが参考にさせて頂きながら、私レベルでもできる程度に留めることにさせて頂きました。
使用する塗料・塗色
今回は簡単に部分塗装するために、手持ちの『ガンダムマーカー』を使用することにしました。
今回使うのはこれらのカラーです。
部分塗装する
まずは手始めに面積が広くて塗りやすそうな羽から塗り始めることにしました。
1回で塗り切れるように、あらかじめちょっと塗料を出して塗り始めます。
躊躇なく一気に塗りました。
塗ってみたら思った以上に発色が良く異様に派手になってしまいました。
次に細かい部分を塗っていきます。
ペン先だと太過ぎますので、あらかじめペンからインクを出して面相筆で塗ります。
最初マスキングしようかと思ったのですが、小さくて面倒になり『はみ出さないように気をつけて塗ること』で良しとしました。
面倒くさくなったら今回の主旨に反するので、これでいいのです。
あとパーツが小さくて持つのが大変そうだったので、ライナーから切り取らずに塗るという横着もしています。
なんとか(概ね)はみ出さずに塗れました。
各所飾り部分も金色にします。
頭部パーツも塗ります。
これまた横着しまして、スミ入れ用のペンで黒く塗ってしまいました。
手足などはネイビーに塗ります。
これはその名も『ティターンズブルー』です。
非常に細かい部分(筆塗りする自信がない部分)は爪楊枝を使います。
あとは各所にスミ入れしました。
私はスミ入れも下手で、あまりやり過ぎると嘘臭くなってしまいますので程々にします。
ということで作業終了です。
これ以上やると大変ですし、私の技術ではボロが出ますので、この程度にしておきます。
作業時間は1時間強というところでしょうか。
そして完成へ…
それでは部分塗装を終えたパーツを組み立てます。
ガシャプラですから一瞬で完成します。
せっかく塗ったので写真を撮ります。
なんか塗り終えて組み立てて実物を見ると、「自分がんばった補正」が掛かるのか「まあちゃっちゃとやった割には上手くいったかな」とか思ったんですが、静止画で見ますと痛いですね。
でも素組みの状態から見れば十分『自己満足』できる仕上がりになりました。
ガンダムマーカーは気軽に塗ることができますので、気が向いたらまた何かペイントしたいと思います。
今回はいつにも増してしょうもない記事にお付き合い頂きましてありがとうございました。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
オオクワガタのブリードスケジュールを計画(妄想)する【オオクワガタブリード2019?】
この記事では、我が家におけるオオクワガタブリードのスケジュールを計画(妄想)させて頂きます。
はじめに
私は極めて小規模なオオクワガタ飼育をしています。
ブリードもしていましたし、幼虫飼育もしているのですが、そんなこんなで今季はブリードして数を増やすのはちょっと困難かなと思っているところです。
しかしそれでは曲がりなりにもオオクワガタを飼育する者としてあまりに寂しい。
まずはこの場をお借りしまして、ブリード計画だけでも考えてみることにしました。
ちなみに一般的にこれを妄想と呼びます。
当記事をお読みくださった奇特な先輩方におきましては、「ここはこうした方がいい」ということなどございましたら、是非ご教示頂きまして妄想という名の勉強にお付き合い頂けましたら幸いです。
今季スケジュールの概要
・ 5月上旬-ペアリング
・ 5月中旬-産卵セット投入
・ 6月中旬-菌糸ビン1本目投入
・ 9月中旬-菌糸ビン交換1本目→2本目
・ 10月頃-外気温に応じて23〜25℃に加温開始
・ 12月中旬-菌糸ビン交換2本目→3本目
・ 12月下旬-管理温度を徐々に下げる
・ 1月一杯-17〜18℃で管理
・ 2月上旬-管理温度を徐々に上げ23〜25℃に
・ 5月頃羽化
今季方針の妄想
まず我が家でのブリードは、その規模の小ささや私の未熟さ等から、決してギネスを目指すようなものでなく、『ブリードそのものを楽しんで、より大きい完品が羽化してくれれば嬉しい』というものになります。
今季もしブリードするとなりますと、色々あってワインセラーの導入は叶わず、相変わらず発泡スチロール箱の簡易温室で対応することになります。
そうなると数はあまり増やせません。
簡易温室外でも常温飼育するならもっと増やせますが、温度管理の問題とはまた別に、家族(というか妻)の許しを得るためには悪戯に飼育数を増やすわけにいきません。
よって、昨シーズン一定の効果を得た菌床産卵を実施し、スペースを節約しつつ産卵数も少なめにコントロールすることになります。
(※妄想です)
種親について
今季ブリードの種親につきましては、基本的に1ペアだけを使用することを前提としまして、3パターン考えられます。
・ 昨季産卵した能勢YGペアにもう1シーズンがんばってもらう
・ 我が家で初めて羽化したオオクワガタである無血統ペアを使用する
・ 開き直って補強する
この3パターンです。
昨季産卵した能勢YGペアの再登板
♂81mm
多分産卵してくれると思いますが、より新鮮な有精卵を産卵してもらおうと思うと、消極に解さざるを得ないかもしれません。
無血統ペア
♂77mm
サイズも小さく、サイズを伸ばそうと思うと面白味が無いのかもしれませんが、我が家で初めて羽化してくれた個体だという愛着があります。
又、昨年羽化の越冬個体ですのでタイミングは適しています。
特に血統などは無いので、むしろここから大型を目指していくという楽しみもあるかもしれません。
補強
信頼できる購入先があれば、これが現実的かと思います。
愛着が持てて、期待が持てる個体が手に入ればブリードが俄然楽しみになります。
菌糸ビンの種類と交換時期について
以前ブログやSNSで大変お世話になっているひろパパさんに無理なお願いをさせて頂いて、幼虫を1ペアお譲り頂きました。
そのひろパパさんが『カンタケ』を使っておられまして、オオヒラタケ系しか使ったことのない私にとっては、カンタケが劣化も非常に緩やかな感じがして良さそうな感じがしたんですよね。
今季はカンタケを使ってみたいなと思いますね。
本数としましては、上記スケジュールにより『3本返し』を考えています。
交換は90〜100日程度で実施します。
(※妄想です)
温度管理について
寒期の温度管理
寒期の温度管理については、
・ マルチパネルヒーター
・ USBファン
・ 発泡スチロール箱
による簡易温室で、我が家レベルの飼育であれば問題なかろうかと思います。
夏期の温度管理
何度か当ブログで触れさせて頂いているのですが、問題は真夏の暑い日中の温度管理です。
昨年は非常に暑い年だったこともあるのですが、大きな失敗でした。
やはり寒い時に加温するのは比較的簡単ですが、暑い時に涼しくするのは難しいですね、当たり前ですけど。
昨年は保冷剤交換によって温度を下げていましたが、まだまだ頑張りが足りませんでした。
今年はワインセラー導入が叶いませんでしたので、昨年以上に、保冷剤交換を徹底することになります。
最後に
ということで今季のオオクワガタブリードスケジュールを計画(妄想)させて頂きました。
これを現実としまして、わずかな数だけでもブリードできないもんかなぁと画策(これは妄想ではない)しております。
もちろん日頃ブログやSNSを拝見している皆様のブリード状況も楽しみにしております。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。