JB の ワイドアンドシャロー

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植物、クワガタ、マラソン、登山など趣味について綴るブログです。

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カブトムシ標本製作-付節欠け修復〜完成へ(まさか自分の人生でカブトムシの足をくっるける時が来るとは…)【2018夏採集個体2】

    この記事では、昨夏採集したカブトムシの標本を製作したことについて記述させていただきます。

はじめに

    私はカブクワの飼育のみならず、採集に関しましても素人なのですが、昨夏、なんとか自宅近くで子どもたちと一緒にカブトムシを採集できないかと考え、一応これには成功したという経緯がございました。

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    そして、子どもたちの分としてカブトムシ2頭を持ち帰りまして飼育していたのですが、いずれも秋頃に掛けて亡くなってしまいました。

    この内1頭について、すでに標本を製作しまして、先日当ブログで記事にさせていただきました。

    今回はもう1頭の方の標本製作になります。

付節欠けがひどい

    今回のカブトムシは、前回のものよりやや大きめの個体になります。

    大した大きさではありませんが、我が家では十分立派でして、国産カブトムシの格好良さを改めて感じることができる個体です。f:id:jbwideandshallow:20190218013430j:image
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    こちらの個体は、比較的長生きしてくれまして、11月中まで生存してくれていました。

    長生きしてくれるのは非常にありがたかったのですが、長生きすればするほど、やはり付節欠けが増えていきました。

    そして、マット交換の際には、取れた付節を誤って捨ててしまわないよう、極力回収して保管していました。

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ここまでの作業について

    当該個体が亡くなりましてから、いつもどおり、

酢酸エチル浸け

お湯浸け

展足

と進めまして、これまで乾燥中でした。

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    いつも言うのですが、乾燥は別に長くしてもまずいことはなかろうかと思いますので、ついつい放置しがちになってしまいます。

    決して忘れていたわけではないのですが、他にやらなければならないことがあると、ついつい標本作業は後回しになってしまいます。

    当ブログをお読みくださっている奇特な方々も、さすがに私が付節欠けのカブトムシを乾燥中であることを覚えていらっしゃる方は皆無かと思います。

    ということで、ここまで3ヶ月位乾燥させていたかと思います。

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付節の修復

    今回付節の修復には、よく先輩方が使用されておられる木工用ボンドを使用したいと思います。

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    木工用ボンドについては、そもそも問題なく接着しますし、あとは乾燥すると透明になり目立たなくなるところが有効かと思います。

    もし他にもっといいものがございましたら、是非ご教示頂ければ大変ありがたいです。

 

    今回取れてしまっていましたのは、左中肢、左右下肢になります。

    又、左右下肢にあっては付節欠けした上に、付節自体も分離してしまっていました。

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    なお、この修復作業は、展足と同時進行といいますか、ある程度展足作業に合わせて接着しながらやった方がいいのかもしれません。

    今回の私のように乾燥しきってから付節を接着しますと、「いざ接着してみたら、結構ズレてたな〜」なんて思っても後の祭りで、修正するのは困難かと思います。

    私の場合、再度軟化からやり直す気力も残っていません。

    ですから、今回の作業をもしご覧になってくださった方は、素人がやったこととして参考程度にお考え頂ければ幸いです。

 

    まずは先に、付節そのものを修復します。

    私の苦手な細かい作業になり、ピンセット複数本必須です。

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    付節そのものを修復しましたら、標本個体に接着します。

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    私は素人ですので、たまにこういう瞬間に我にかえることがあります。

    「まさか自分の人生で、カブトムシの足をくっつける時が来るとは…」と。

    そのようなことを精神状態になりながらも、なんとかそれぞれの付節を接着しました。

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そして完成へ…

    今回も標本箱として使用しますのは、100均(ダイソー)で購入の標本箱になります。

    先日この標本箱についてもまとめさせていただきました。

    土台も前回同様に、白色バックにします。

    これは前回同様の理由で、子どもにあげるためのものですので標本らしいバックが良いかなという思いと、片方だけ色を変えたらあっちが良いこっちが良いとケンカになりそうな気がしたことも理由になります。

 

    なお、今回もカブトムシに刺す昆虫針は3号のものを使用しました。

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    これより細い針は、前回の小さめのカブトムシでも厳しそうだと思いましたが、今回はもっと厳しそうです。

    3号では当然問題はありませんでした。

 

    今回この100均標本箱を使うに際してもう1つ問題がありまして、前回よりもやや大型の個体ということで、標本箱に収めるには高さがかなり厳しくなってしまいました

    いつもはよく発泡スチロール板を土台にして背景を貼り付けるなどしているのですが、今回は発泡スチロール板では厚すぎるということになりましたので、段ボールを土台にしました。

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    それでも標本箱の天井とは1mmも隙間がありません。

    今回は背景の下に乾燥剤や防虫剤を隠すのは難しそうです。

    もっと頭角を下げてマウントすべきでした。

 

    さあ蓋は閉まるか…

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    閉まった〜!

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    なんとか標本箱に収まりましたので(もうほぼほぼ蓋と角が接触していますが…)完成です。

    しかしやはり付節を接着してみると展足がズレています。

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最後に

    案の定いざ付節を接着してから「うわ〜展足ズレてたな〜」と思うことになったのですが、もう今回はこんなところにしておきます。

    今後また同様のケースになった場合のための勉強になりました。

    今回カブトムシの標本を製作しまして改めて感じたのは、先述させていただきましたが、国産カブトムシの格好良さです。

    そして標本としてのレベルや価値は低いですが、昨夏子どもたちと初めてカブトムシ採集に行った証として、私にとっては意味ある標本となりました。

    来夏も子どもたちと採集に行く機会が持てて、また立派な個体を採集できたらいいなと、そう思わせてくれる標本です。

 

    でも本当は、それはそれとして、自分単独で家族に気を使うことなくがっつり採集に行きたいかな…。

 

    最後に何枚か撮影した画像を添付させていただきます。

    iPhoneでの撮影です。

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    今度時間があって気が向けば、改めて一眼レフで撮影させていただきたいと思います。

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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ありがとう『よしおにいさん』『りさおねえさん』【子どもが生まれると様々なことの見る目が変わってカブクワ飼育を始めたり、『ドラゴンボール』を読んでも泣くようになる】

    この記事では、『おかあさんといっしょ』の『よしおにいさん』と『りさおねえさん』がご卒業されるとの報道を受けまして、その感謝の念と、【子どもが生まれると様々なことの見る目が変わってカブクワ飼育を始めたり、『ドラゴンボール』を読んでも泣くようになる】ことについて記述させていただきます。 

NHK 「おかあさんといっしょ」最新ソングブック おまめ戦隊ビビンビ~ン [DVD]

はじめに

    2019.2.18に、よしおにいさんとりさおねえさんのご卒業が報道されました。

 これを受けまして、思わず記事にせずにはいられませんでした。

 申し訳ございませんが、ご了承頂ければ幸いです。

news.nifty.com   

    『おかあさんといっしょ』等の幼児向け番組をはじめとしまして、子どもが生まれてからというもの、自分ではまだまだ若者のつもりがやはり「親目線」にでもなるのか、様々な事柄を見る目が変わってしまいました。

 こういった番組、お仕事の尊さを感じますし、映画や漫画なども、同じ場面であっても自分自身の受け取り方が全く変わります。

 又、大人になるにつれて虫を触ることもできなくなっていった私が、子どもが生まれたことでクワガタ・カブトムシを飼育し始めたりしています。

よしおにいさん、りさおねえさん、本当にありがとうございました

 よしおにいさんとりさおねえさんについてですが、『おかあさんといっしょ』の「体操のお兄さん」と「パント!のお姉さん」です。

 お2人には全国の子どもたちのために誠心誠意番組を制作していただきまして、本当にありがとうございました。

    毎年決まってこの時期になると、「今年はおにいさんおねえさんの卒業はあるかな…?」と気になるんですよね。

    本当につい数日前、妻と「今年はよしおにいさんとりさおねえさんはどうかな?」と話していた矢先でした。

 とても残念ですが、お2人のお仕事は本当に尊いものだったと思いますし、一視聴者として今後のご活躍もお祈り申し上げます。

 

 なお、お2人の詳細については私ごときがご説明する必要は皆無かと思いますので、ごく簡単に触れさせていただきます。

よしお兄さん

第11代体操のお兄さん

本名:小林剛久

年齢:37歳

出演:2005年4月4日~

ja.wikipedia.org

りさお姉さん

パント!のお姉さん

本名:上原里彩

年齢:非公表

出演:2012年4月2日~

ja.wikipedia.org

子どもが生まれたら子ども向けのものが本当に尊いお仕事だと感じるようになる

 子どもが生まれ育児を始めると、前述の『おかあさんといっしょ』をはじめとする幼児向け番組もそうですし、例えば歌であるとか、絵本であるとか、子ども向けになされていること、それをなさっているお仕事のことが本当に尊いものだと感じるようになります。

 私の子どもも含めた全国の子どものために何かなさってくださっているなんて、子どものこと、未来のことを考えたら本当に尊いことです。

 今回の記事におきましては『おかあさんといっしょ』にスポットを当てさせていただきますと、私自身が子どもの頃は当然『おかあさんといっしょ』は観ておりましたが(実は幼稚園児の時、地元収録に出演したこともありますw)、小学校の頃からは次第に観なくなっていきました。

 むしろ、大きくなってもそのような番組を観ていることが恥ずかしいというような感覚を覚えることは、皆様もご理解頂けるかと思います。

 そうして『おかあさんといっしょ』を観ることはなくなるわけですが、子どもが生まれると番組と再会します。

 すると、自分の子どもが番組を観ながら歌を歌ったり、各コーナーを観て喜ぶ姿を見まして、上記のとおり尊さに気付くわけです。

 又、歌の歌詞なんかにしても子どもの未来に照らして考えますと、非常に前向きなものであったり、励ますものであったり、感動すら覚えるわけです。

    そしてすっかり心酔してしまった我が家は、何度も『おかあさんといっしょスペシャルステージ』に足を運んでしまいました(大変人気のため抽選ですので毎回という訳にはいきません)。

NHK「おかあさんといっしょ」最新ベスト ゾクゾクうんどうかい(特典なし)

子どもが生まれたら様々なことの見る目や受け取り方が変わる

 子どもが生まれてから、例えば子どもの絡む痛ましい事件事故の報道なども、これまで以上に胸が詰まるような感覚を覚えるようになりました。

 又、昔から観ている漫画や映画なんかでも、それまで何度も観ていた場面でも、子どもが生まれてからは受け取り方が全く変わるようになりました。

 自分の中のほんの一例ですが、下記のようなことがあります。

ドラゴンボール』を読んでも泣くようになる

劇場版 ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない

 子どもが生まれるまで何度『ドラゴンボール』を読んでも泣いたことなどなかったのですが、現在は様々な場面で思わず泣いてしまうようになってしまいました。

 今パッと思い出した場面から少しだけ、詳細な説明をすると長くなってしまいますので割愛して例示させていただきます。

孫悟飯(じいちゃん)登場場面

 占いババの宮殿で悟空が闘った相手が実は悟空の育ての親である孫悟飯だったという場面です。

 占いババはあの世から1日だけ死者を連れてくることができました(この設定って意外と終盤まで重要ですよね)。

悟空「え〜ん じいちゃ〜ん!!」

孫悟飯「バカもん 泣くやつがあるか」

ブルマ「あらら孫くんが泣くなんて…」

ヤムチャ「ムリもないさ いくら強くてもまだ子供なんだからな…」

プーアル「グスン」

 もうこれだけで泣けるようになってしまいました。

 悟空もやはり人の子(サイヤ人ですが)、唯一の家族だった孫悟飯と再会したシーンにやはり親子関係を感じて泣けてしまいます。

ベジータ自爆の場面

 まともな闘い方をしては魔人ブウを倒せないことを悟ったベジータは、自爆することを決心するわけですが(悟空を気絶させ仙豆を食べた時点で死は覚悟していたわけですが)、その際、一時手助けに入ったトランクスに対し、

ベジータ「トランクス…おまえは赤ん坊の頃からいちども抱いてやったことがなかったな…」

トランクス「へ!?」

ベジータ「抱かせてくれ…」

トランクス「なっなんだよパパ…!」「やめてよはずかしいよ…!!」

ベジータ「元気でな…トランクス」

とのやり取りを見せるわけです。

 もうこれだけでも泣けるようになってしまいました。

    悟空たちに触れ、地球で生活するようになり、段々と変わっていくベジータですが、やはり子を持ち、「あのベジータも死を覚悟した時には子を想うのだ…」と泣けてしまいます。

子どもが生まれたらカブクワ飼育もするようになる

 自分自身そのような様々な変化がありながら、近年ではカブクワ飼育をするようになってしまいました。

 当ブログで何度か触れさせて頂いているのですが、私は子どもの頃は昆虫採集をしたり、標本を作ったり、ファーブル昆虫記を読んだりと、ごく普通の昆虫好きでした。

 しかし、成長するにつれて、おそらく中高生の年代には、昆虫に触るのも苦手になってしまい、そのまま大人になってしまいました。

 

 月日は流れ、たまたまノコギリクワガタを飼育することになってしまい、「これも子どものためか…」などと思いながら渋々クワガタ飼育を始め、かつてのカブクワ好きの気持ちを思い出し、今では自分自身の趣味になってしまったという、これまたよくあるパターンになります。

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 「子どものためのクワガタ飼育」というのは、今ではほとんど自分の趣味を正当化する言い訳の意味合いになってしまっていますが、子どものためと思っているのはウソではありません

 大人になり、子どもを持つと生き物を飼育することの感じ方もまた変わってきますが、生き物を飼育することを通じて、生命の大切さを学んだり、生命の営みを感じたり、生物の進化を学んだり、様々なことを感じ取ってほしいと思います。

 

 そんな大層なものでなくても、「アクティオンゾウカブトかっこいいから好き!」だけでもなんでもいいのです(うちにはいないのになぜか長男はそう言う…)。

 自分が趣味として楽しんだ上、子どもが何か1つでも感じたり学んだりしてくれれば、やはりこんな良い趣味はないなと思います。

最後に

 思いつくままにブログを書いたら、話があちこちに行ってしまいました。

 申し訳ございませんでした。

    本当は「あの映画のあの場面も、全然感じ方が変わったな」とか色々あったのですが、キリがなく皆様のご迷惑になりますのでドラゴンボールのことだけにさせていただきます。

 

 最後に改めましてよしおにいさん、りさおねえさん、本当にありがとうございました。

 これからもお2人と、『おかあさんといっしょ』を応援していきます。

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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ブログ150記事を迎えて

    この記事では、当ブログの記事が150記事を超えたことを機にご挨拶させていただきます。

はじめに

    先日の記事で、当ブログの記事が150記事を超えました。

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    取るに足らないことなのですが、これまで50記事、100記事と節目でご挨拶させていただいてきましたので、150記事においても一言だけ記事にさせていただきます。

    いつにも増して何の身もない記事になりますが、ご了承頂ければ幸いです。

感謝申し上げます

    平素は当ブログをご覧頂きましたり、SNS等で絡んで頂きましたり、色々と教えて頂いたりしましてありがとうございます。

    私はブログで商売をしているわけではありませんが、続けられるのはやはりお読みくださる奇特な方がいらっしゃるからです。

    本当にありがとうございます。

進歩していない…?

    この記事作成にあたり確認しましたところ、100記事のご挨拶をさせていただいたのは2018年9月のことでした。

    暑い夏を終え、その頃からブリード等は結構不調だったなと思います。

    パプキンのように、昨季は何気なくブリードに成功していた種も、今年はうまくいっていないことが多いです。

    よって自分自身、到底進歩できているとは思えないのですが、ここはうまくいっていないことも勉強と思い、なんとか現在飼育できている種を安全第一で飼育していきたいと思います。

異動次第ではカブクワ飼育が困難になる可能性も

    ところで私は勤め人でして、職場の異動がつきものです。

    そしてもうしばらくで異動期を迎えます。

    毎年のことになりますが、異動次第ではカブクワ飼育が困難になる可能性があるところ、間もなく今年の異動の有無が判明します。

    異動となれば、

・ 引っ越しは伴わない

・ 家族ごと引っ越す

・ 単身赴任する

のパターンがあろうかと思いますが、我が家はこれまでにどのパターンも経験しています。

    以前も少し触れさせていただきましたが、改めて考えてみますと、カブクワ飼育など趣味ができることは当たり前でなく、公私ともに条件が整わなければできないことです。

    現在これができていることを当たり前と思わず、貴重な時間であることを自覚したいと思います。

今後ともよろしくお願いします

    そういう訳で条件によっては、ブログにしてもカブクワ飼育にしても、突如撤退しなければならなくなる恐れはあります。

    ラッキーなことにこれができる内は、真摯に続けていきたいと思います。

    今後ともよろしくお願いします。

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【同居してるけど…】プラティオドンネブトクワガタのペアリングについて

    この記事では、プラティオドンネブトクワガタのペアリングを実施中であることについて記述させていただきます。

はじめに

    私は自宅の片隅において極めて小規模なクワガタ飼育をしているにもかかわらず、あろうことか先日プラティオドンネブトクワガタを衝動的に増種してしまったことについて記事にさせていただきました。

    飼育スペースの問題など諸事情がありまして、ブリードに慎重になっているところですが、いつもの悪い癖で、「とりあえずペアリングはしてしまおう」と思い立ち、ペアリングしつつ、産卵の計画を立てることとさせていただきました。

今回の種親について

    先日1ペアだけ成虫で購入しましたプラティオドンネブトクワガタになります。

    購入時の情報ではいずれもWDということです。

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    なお、♂♀双方ともゼリーは食べており、少なくとも後食はしているようです。

ペアリングすることについて

    ブリードを躊躇するような消極的発言をしてしまっているのですが、前提としまして、そもそも興味があって購入した種であり、購入してしまってからも「やはり買って良かったな」と思わせてくれている種になりますので、ブリードしたいという気持ちは持ち合わせています。

 

    話は若干逸れますが、以前私がワイルドということで購入した種に、「ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ」がおりました。

    このローゼンは元から観賞用に♂1頭だけを購入したものでしたので、「ブリードを控えていたのに叶わなかった」等という問題は生じなかったのですが、購入から1〜2ヶ月程度で落ちてしまったのでした。

    それもありますし、そもそも生き物ですからいつ何があるかわからないわけですが、とりわけワイルド個体は特に注意しなければならないなという感覚は、素人ながらに感じていました。

    つまり今回も、後から「やっぱりブリードしたいな〜」と思ってペアリングしようとしても、その頃には落ちちゃってましたみたいなことにはならないようにしなければという、一抹の不安はあるのです。

    又、そもそもワイルドですので、すでに♀が交尾済みの可能性もあり、そのまま産卵セット投入という手もあるのかと思いますが、やはりこれも私の悪い癖で、目の前でペアリングして交尾の目視確認がしたいという思いがありました。

いつものペアリング

    まず、これまでオオクワガタやムシモン、パプキンで実施してきた、底にコルク板を敷いたケースを使用したペアリングセットを試してみます。

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    私の感覚では、パプキンなんかは昼行性だからなのか、ケースにペアで一緒にすると割とすぐに交尾が始まる印象があるのですが、プラティオドンネブトクワガタはそう簡単にはいきませんでした。

    こんな思わせ振りなポーズを取ったこともありましたが、交尾には至りませんでした。

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机上でのペアリング

    机上の空論という意味ではありません(ある意味そうかもしれませんが…)。

    机上にペアを置いて、その上からケース等をかぶせてペアリングするのです。

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    ちょっと話が逸れるのですが、私はペアリングの様子を観察するのが好きなんですね。

    なんか交尾の時って、普段と違って昆虫の感情が見える気がします。

    この方法はペアリングの成功率を上げるものでは全くないのですが、ペアリングを観察するものとしてだけは優秀です。

    あと当然ですが、目を離していてもどこかに行ってしまうということもありませんので、別の作業をしたりしながら「ながら交尾観察」をしたりしています。

 

    この方法は以前これまたパプキンで実施したところ、交尾してくれました(ちなみにこのパプキンは確か産卵セットに投入するも産卵する前に落ちてしまったと記憶しています)。

    最初の上記ペアリングセットではさすがに手狭過ぎて交尾モードに入らなかった可能性もあると思い、1,200ccの菌糸ビン空ボトルをひっくり返して置いています。

    しかしこの方法でも交尾を目視確認することはできませんでした。

交尾の目視確認は失敗か

    そもそも簡単に交尾を見ようというのが甘いのは重々承知なのですが、私のような夜な夜なひっそりと作業している飼育者にとっては、ペアリングがうまくいっている確証がない♀の産卵セットに1ヶ月も2ヶ月も費やして、「やっぱ産んでませんでした。ペアリングうまくいってないのかなー?」みたいなのは受け入れ難く、どうしてもペアリングにも確実性を求めがちになってしまうのです。

 

    やはり明るい所ですし、そんな雰囲気にならないのでしょうか。

    ワイルドだからやはり♀は交尾済みで、交尾モードに入らないのでしょうか。

    ♂もやはり、♀が実は人妻であることがわかるのかもしれません。

    あと温度は室内常温になりますが、もしかしたら若干温度が低いことも要因なのかもしれません。

 

    しかしながら、様子を見ていますと、どうも乗り気でないのは♂の方だと思うのです。

    ♀はちょこちょこと動き回って、バンバン♂にも接近するのですが、♂の方がモタモタしていて交尾は一向に始まる気配がありません。

    「自然界では安全なところで♀と2人きりになるチャンスなんてねぇんだぞ!」「据え膳食わぬは男の恥ぞ!」と注意したくなります。

 

    それとも私の、「今後のために一応ペアリングはしとこっかなー」みたいな舐めた気持ちが見透かされているのでしょうか。

♂♀同居させてみる

    目の前では交尾を目視することができませんでしたので、しばらく同居させてみることにしました。

    交尾は目視できませんので、メイトガードしている様子でも見られればと思い、数日後様子を見てみましたが、これといった状況は見ることができませんでした。

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    微妙です。

    たまたま並んでゼリーを食べていたようにしか見えません。

    ちなみにこの同居セットは簡易温室に入れました。

産卵セットはどうしよう…

    この記事作成時点で、産卵セットの準備はまだしていません。

    捕らぬ狸のなんとやらですが、爆産する種だということで、極めて小規模飼育の我が家は、ブリードするのであれば覚悟を要します。

 

    しかしながら、ペアで買うとペアリングしたくなり、ペアリングしてしまうと産卵させたくなってしまうのが人情というものです。

    慎重にとは思いながらも、ブリードしたい気持ちは高まってきました

    プラティオドンネブトクワガタのブリード、前向きに考えたいと思います。

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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【463円+190円で】自作ブロガー名刺100枚を『ラクスル』で気軽に作ってみる【名刺作成のススメ】

    この記事では、iPhone無料アプリ『Canva』で自作したブロガー名刺(ブリーダー名刺?)を『ラクスル』で印刷してみたことについて記述させていただきます。

はじめに

    先日ヘッダー等を自作し直したことについて記事にさせていただきました。

    そして、ヘッダー等を新デザインにしたことで、ふと名刺を作ってみようと思い立ち、ヘッダー等と同様に『Canva』で製作し、『ラクスル』に発注して印刷してみました。

    周りにお渡しする相手もおらず、本当に興味本位で「ちょっと、物は試しで作ってみようかな」というものですので、ご了承頂ければ幸いです。

(なおラクスルと同様のサービスは多々あろうかと思いますが、今回私自身が利用しましたので、こちらについて記述させていただきますのでご了承頂ければ幸いです)

実は以前ステッカーは作りました

    実は以前、旧ヘッダー・旧アイコンにてステッカーは作ってみていました。

    また今回もステッカーを作ろうかとも思ったのですが、以前のステッカーはまだ残っており、別に今でも気に食わないわけでもなんでもありませんので、今回は趣向を変えて名刺にしてみようと思います。

お前ブロガーだったの?

    「お前いつからブロガーのつもりでいたの?」という話なのですが、正しくその通りです。

    と言いますのはブログのレベルが低いことももちろんですが、それよりも実は私という者が当ブログを運営しているということは、私自身の周りの方は誰も知らないのです。

 

    カブクワ飼育をしていること自体は、当然家族は知っていますし、友人や上司同僚部下等の周りの人にも話す機会があれば普通に話しています。

    ひた隠しにしてひっそりとやっているわけではなく、むしろ「とてもいい趣味ですよ」というテンションで公表しています。

    しかしながらブログの方は諸事情からそういうわけにもいきませんで、よく言う「身バレしたくない」という思いがあることも事実です。

 

    しかしそれより大きいのは、多くのブロガー、SNSユーザーの方が感じていらっしゃる「匿名性」に近い部分かと思います。

    やはり普段の自分とは違う自分と言いますか、普段と違うフィールドにいるもう1人の自分として、普段と違う世界の方々と繋がらせていただいているみたいな感覚は面白いなと感じてブログを書いています。

 

    話は逸れましたが、別に単なる自分の趣味、自己満足で周りの方にも知られずブログを書いている私は、もっと熱心にブログ運営されている方、利益を出されている方、もっと有益な情報やコンテンツを発信されている方などから比較しますと、到底自分のことはブロガーとは思えないということです。

ブロガー名刺を作ることについて

    そんな私ですが、今回興味本位で名刺を作ってみることにしました。

    前述させていただきました、『普段と違うフィールドにいるもう1人の自分』の名刺ということになります。

    作ったからと言ってお渡しする相手は周りにはいません。

    もちろんゆくゆくは、どなたかにお渡ししたり交換したり、ブログやSNS等で繋がった方々にお渡しする機会があったら素敵だなと思っています。

 

    …とまあ色々記述させていただいたのですが、要は「せっかくヘッダーデザイン考えたし、次は名刺にしてみたらおもしろいかな?」というノリで作ってみるだけのことになります。

名刺デザインデータ製作

    今回もヘッダー等と同様に『Canva』を使用します。

    まあ同じアプリで作った方がデザインを流用しやすいですし楽です。

    名刺の画像サイズは

            91mm×55mm

ということでピクセル表示すると、

            1254×758ピクセル

で作れば良いそうです。

    またサイズを指定して作ります。

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    ロゴはヘッダー等と変えていないので、基本デザインはすぐにできました。

    あとは外枠が違うバージョンをいくつか作ってみて、なんとなくしっくりくるものに決定です。
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    ちなみに今回は、表面にはロゴ等の他は、ブログのURLとSNSアカウントのみ記載しました。

    又、裏面は少し迷ったのですが、両面ともシンプルなデザインが良かろうと考え、ブログURLのQRコードのみにしました。

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ラクスルに発注する

    利用方法詳細は当然本家サイトをご覧頂ければと思います。

raksul.com

    ラクスルの利用に関しましては、私ごときのブログより詳しく、わかりやすくご紹介している記事が多々あろうかと思いますので、当ブログの方では簡単に触れさせていただきます。

 

    今回のようにオリジナルのデザインで発注する場合の主な流れとしましては、

 

・ 種類、用紙、枚数、出荷日等を選択して注文

・ 注文完了後、基データをアップロードして入稿する

 

という流れになります。

    発注まではスマホ用サイトからも余裕でできます。
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    特徴としましては、同じ商品でも出荷日を遅らせるほど料金が安くなります

    今回は当然全く急いでいませんので最も遅い7営業日での発送としまして、すると名刺の料金は『100枚463円(1枚あたり4.6円)』となります。
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    又、用紙についてですが、価格を上げずに選択できるのは、

光沢紙(写真やイラストなどがくっきりと印刷されます(引用))

マット紙(光沢が抑えられ、落ち着いた風合い(引用))

上質紙:ケント紙(滑らかな質感で、筆記性に優れています(引用))

になります。

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    色々とご紹介くださっているブログ等を拝見しまして、今回は上質紙(ケント)を選択しました。

 

    発注後、データを入稿することになります。

    CanvaからPDFファイルで書き出しまして、ラクスルにアップロードして入稿しました。

    アップロードの作業はPCで行います。
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    最後に縦横、両面のデザインを確認して終了です。
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そして完成へ…

    入稿から約1週間で名刺が届きました。

    実際は7営業日まで掛かっておらず、5営業日程度での発送連絡、翌日送達という感じでした。

    配送は『ネコポス』で、送料は190円です。

    封筒に入れられ、折り畳まれた状態で届きました。

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    早速開封しますと、プラスチックのケースに名刺が入っています。

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    「すごい!本当にオリジナルのブロガー名刺ができた!」と、なぜかやはりひとまずは嬉しくなります。
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    手に取った感触としましては、正に皆様が想像するような、多くの方が実際にお仕事で使用されているレベルの紙の質感です。

    又、正直なところ色味は思った通りになっているとは言えないなと感じました。

    特に今回のような全体にカラーが乗っている場合は必ずしも思い通りの色合いは出ないかもしれません。

    しかし今回は問題ありません。

    差し当たりお渡しする相手もいませんので。
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名刺作成のススメ

    今回名刺を作ってみまして、「渡す相手もいないのに何作ってんのかな…」と我にかえる瞬間もありましたが、総じて作ってみて良かったと思います。

    なんと言いますか、カブクワ飼育、ブログ運営のモチベーションは上がった気がします。

    又、特にこだわりや質を求めなければ、『463円+190円』という安価でとりあえず100枚は作れますので、私のように言わば軽いノリで作るのもアリだと(個人的には)思います。

 

    従いまして、「名刺を作ってみてどうだったか」と聞かれれば、やはりおススメしたいと思います。

    ブログを運営されていなくてもブリーダーとして、渡す相手がいなくても自己満足として、作ってみるのも面白いかと感じました。

 

    そしていつか機会があれば、いつもお世話になっている方々に私の名刺をお渡ししたり、交換することができればそれは素敵なことだと思います。

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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『ドラクエⅤ』実写映画化への期待と不安と揺れる想い【2019年8月2日公開・山崎貴監督】

 この記事では、ドラクエⅤことドラゴンクエストⅤ』フル3DCGアニメーション実写映画化のことについて記述させていただきます。

はじめに

 我々30代は、テレビゲームの発展と共に成長し大人になったと言っても過言ではないと私は思っています(もちろんアーケードの発展も共にあったと思いますが、ここではコンシューマーにスポットを当てさせていただきます)。

 そんな我々にとってドラクエ、とりわけスーパーファミコン1発目のドラクエであるドラクエⅤの存在は特に大きいです。

 

 2月13日、ニュースZEROを視聴していましたところ、そのドラクエⅤが3DCG実写映画化するということが発表されておりまして、思わず衝動的に記事にせずにはいられなくなってしまいました。

 ご了承いただければ幸いです。

 

※追記(4/4)

キャストとトレイラー(予告)が公表されましたね!

 主人公(リュカ):佐藤健

パパス:山田孝之

ビアンカ:有村架純

フローラ:波留

ヘンリー:坂口健太郎

www.google.com

youtu.be

※追記(5/27)

eiga.com

 

※追記(6/19)

    ストーリーについてや新予告、ポスタービジュアルが公表されました。

[映画.com ニュース]国民的ロールプレイングゲームドラゴンクエスト」シリーズ初のフル3DCGアニメーション映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の本ポスタービジュアルと最新予告映像(https://youtu.be/eceWg3BlHP4)が、このほどお披露目された。

www.google.co.jp

ドラクエⅤとは

 タイトル:ドラゴンクエストV 天空の花嫁

 発売日 :1992年9月27日

 ハード :スーパーファミコン

ja.wikipedia.org

ドラゴンクエスト ? 天空の花嫁

ドラクエフル3DCG実写映画化が発表された

 2月13日のニュースZEROを視聴しておりましたところ、ゲストが映画監督の山崎貴さんでした。

 言わずと知れた日本を代表する映画監督の1人です。

 『ALWAYS 三丁目の夕日 』『永遠の0』『DESTINY 鎌倉ものがたり 』等を監督されています。

ja.wikipedia.org そして何気なく観ていますと、なんでも「今日は重大な発表がある。」「世界で初めて、ZEROで発表する。」等と仰いまして、(やけに煽るな…よほどの映画か…)等と思っていたところ、ドラクエの映画化が発表されたのです。

 映像には間もなく堀井雄二氏も出てきまして、山崎監督と対談のようなこともしています。

ja.wikipedia.org  堀井雄二氏も言わずと知れたゲームデザイナーであり、ドラクエシリーズの産みの親であることは言うまでもありません。

 堀井さんまで出てきて、(これはマジだな…)と事の重大性に次第に気づきます。

 そして遥か未来の公開かと思いきや、2019年8月2日公開だと言うのです。

headlines.yahoo.co.jp

ドラクエⅤは我々ドラクエファンの中においても間違いなく特別な存在だった

 誰もがプレイしているドラクエについて、敢えて私ごときが申し上げるのですが、「ドラクエⅤは我々ドラクエファンの中においても間違いなく特別な存在」です。

 「どのドラクエが1番おもしろい」とか「どのドラクエが1番好きだ」という問題とベクトルを別にしまして、ドラクエⅤというのは特別な存在であったと思うのです。

ドラクエ初のSFCタイトルだった

 ドラクエ4まではファミコンでのタイトルでしたので、SFC初のドラクエドラクエⅤでした。

 グラフィック、音楽等の進化は言うまでもありませんが、戦闘画面においてモンスターのバックに背景があったことが衝撃でした。

 また、攻撃した際のエフェクトが武器によって異なったり、魔法によって異なったことも当時は驚きでした。

モンスターが仲間になった

 ドラクエにおいて職業という概念はドラクエⅢからあったわけですが、ドラクエⅤの主人公の職業は『魔物使い』でした。

    なんとあのスライムを始めとしたモンスターが仲間になるのです。

 これまで敵として戦ってきたモンスターが仲間になるということが衝撃でした。

 モンスターの仲間になりやすさには当然差がありまして、仲間になりにくいモンスターなどは『起き上がってこちらを見て』くれるまで数え切れないくらい倒したものです。

結婚できた・子どもが産まれた

 システム面におきましては、上記のことを始めとして衝撃がいくつもあったのですが、ある意味でドラクエⅤで最も衝撃かつ重要だったのは、『結婚・出産』があることでした。

 『ビアンカ派』『フローラ派』の論争は現代まで終わることなく、永遠に争われていく問題です。

 ちなみに実は私は『ビアンカ派』です。

 幼少期から共に冒険した縁のあるビアンカを選択しないことは私にはできませんでした。

 ドラクエⅤは何周もしましたが、「次はフローラでやろう」と思っても、どうしてもそれができず、結局ビアンカでもう1周するということを何度も繰り返していました。

完全ストーリー重視のドラクエだった

 当時堀井雄二氏は『RPGにおける自由度』についてよく語っておられた気がします。

 つまり、RPGは冒険ですので、主人公がある程度好きなところから冒険できる自由度が無いと本来の冒険ではないという趣旨のことを仰るのです。

 RPGにおいて自由度が高いということは、制作側からすると非常にゲームバランスを取ることが難しくなります。

 ストーリーのレールを敷いて、順番にプレイさせて徐々に難しくしていく方が簡単だからです。

 しかし私は堀井雄二氏のこういうこだわりを信頼していました。

 例えば言わずと知れたことですが、ドラクエの主人公のセリフがないことも、堀井雄二氏の「プレイヤーが感情移入しやすいように」という配慮からです(この点は『クロノ・トリガー』製作時に坂口博信氏と揉めたらしいですね)。

ja.wikipedia.org 当時、自由度の高いドラクエと言えば、ドラクエⅢでした。

 そして、ドラクエⅣにおいて1~5章に分かれた壮大な物語を作り、ドラクエⅤで素晴らしいストーリーのドラクエを作り上げます。

 しかし一方で、ドラクエⅥにおいては、また自由度が高いドラクエに戻すのです。

 以後、ドラクエⅤほどストーリーを重視したドラクエは作られていないと思います。

最後に

 ドラクエ3DCG実写映画化の発表を目にしまして、衝動的にこの記事を書いてしまいました。

 映画化を知って直ちにこの記事を書き始め、衝動的に一気に書き上げましたので、乱文申し訳ございません。

 又、「いきなりなんの記事書いてんの?」と思われた方、申し訳ございません。

 やはり我々世代には思い入れのあるゲームですので、「実写映画化」と聞きますと、大きな不安と小さな期待が入り混じり、複雑な思いになってついつい記事にしてしまいました。

    パパスのこと、ヘンリーのこと、まだまだ語りたい想いはありますが、夜も遅いのでこの辺りにさせていただきたいと思います。

 今後はキャスト等、冷静に続報を待ちたいと思います。

 ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』、2019年8月2日公開です。

ドラゴンクエストV 天空の花嫁

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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100均標本箱まとめ【寸法あり】

    この記事では、クワガタ・カブトムシ標本に使用している100均標本箱について記述させていただきます。

 

はじめに

    私は極めて小規模なクワガタ・カブトムシ飼育をしており、飼育個体が亡くなると極力標本にしています。

    飼育もそうですが、標本製作についても素人でして、標本を作る度に練習だと思いながら作っている次第です。

    そんなレベルの標本ですし、価格も高いですので、いわゆる『ドイツ箱』を使用したことは未だありません。

    すると何に標本を収めるかということですが、おそらく多くの方が使用しておられる100均商品で代用ということになります。

100均標本箱を使用することについて

    ドイツ箱と100均商品との違いは数多くあると思います。

    値段は言うまでもないですが、あとは、

・ 機密性

・ 堅牢性

・ 見た目

等があるかと思います。

    機密性に関しましては、標本が傷んだり虫喰いの被害に遭ったりすることを防ぐことを考えますと、高いに越したことはありません。

    又、一般的な飼育者の方が製作する標本は学術標本というわけではありませんので、専ら観賞用ということになるかと思います。

    そうなってきますと、見た目の点でも蓋がガラス張りのドイツ箱の方が良いに決まっております。

 

    では100均商品を選択する余地がないのではないかということになるのですが、やはりそうは言っても100円で手に入る点は大きいです。

    又、標本箱を自作する手間も省けます(昆虫針をさす土台を用意する必要はありますが)。

    それで私自身も下記の100均商品を使用してみています。

    今のところ、私が飼育している種のサイズと、私レベルの標本を収めて個人で楽しむ分には問題ないのかなと思っています。

私が使用してみた100均標本箱

    100均標本箱は、ラインナップしてくれているだけで非常にありがたいのですが、選ぶ余地は然程なかろうかと思います。

    これまで当ブログにおける標本製作に関する記事においてご紹介させていただいてきたものになりますが、まとめさせていただきます。

✳︎追記

    続編記事も作成しております。

スライドタイプ標本箱(ダイソー)

    蓋をスライドするタイプの商品になります。

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    下記商品等、いくつか使用しましたが、現在はこの標本箱に落ち着いています。

    その大きな理由としましては、なんと言っても『塗装してある』ということです。

    他の標本箱は未塗装で桐の色そのままになりますので、見た目を少しでも良くしようと塗装に苦労しました(もちろん桐の色でもいいのですが)。

 

    なおこの箱を使用した標本は以前記事にさせていただいたインターメディアツヤクワガタや、

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パプキン家系図などになります。

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かぶせ蓋タイプ標本箱(ダイソー)

    蓋を被せるタイプの標本箱になります。

    同種のものはいくつかあるかと思いますが、こちらはダイソーのものです。
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    蝶番などはついておらず、蓋は分離します。f:id:jbwideandshallow:20190213020059j:image

    蝶番がついている商品もありますが、こちらの方が標本箱っぽい気もしますし、土台を入れたり塗装をしたりと、標本製作という面ではこのタイプの方が使い勝手が良い気がします。

    又、下記商品と比較していただければお分かりになられると思いますが、木枠の幅が細めです。

 

    なお、こちらの箱を使用した標本は、以前記事にさせていただいたローゼンベルグオウゴンオニクワガタや、

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グラントシロカブトの標本などになります。

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かぶせ蓋タイプ標本箱(セリア)

    上記標本箱と似たようなタイプになりますが、こちらはセリアのものになります。

    同じく蓋は分離し、被せるタイプです。
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    先述させていただきましたが、こちらの方がダイソーの同種品よりも木枠の幅が太くなっています。

    材質等はほとんど同じかと思いますので、ここは見た目の好みになってくるかと思います。

 

    なお、以前こちらを使用した際も塗装しました。

    その際は2度塗りしていまして、言うまでもなく丁寧に塗れば塗る程見た目は良くなっていくかと思います。

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    こちらの標本箱は、以前記事にさせていただいたノコギリクワガタの標本などに使用しました。
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各標本箱の寸法について

    標本個体のサイズや、土台を作るのに寸法が必要となってきますが、今回の記事を良い機会としまして、寸法をまとめてみました。

    私が計測した数字になりますので、誤差があるかと思いますが、ご了承頂ければ幸いです。

    又、差し引かないと寸法が算出されない箇所が多々ありますこともご了承ください。

 

    なお、側面図の下部から中途半端な位置まで伸びている矢印は、底からアクリル板までの高さの寸法になります。

    つまり、標本自体や昆虫針の高さがこれを超えますと、標本を収めることができません。

スライドタイプ標本箱(ダイソー)

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かぶせ蓋タイプ標本箱(ダイソー)

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かぶせ蓋タイプ標本箱(セリア)

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その他の標本箱になり得る商品

    見た目にいかにも標本箱というのは上記商品になるかと思いますが、活用しようと思えば標本箱になり得る商品はほかにもありまして、皆様工夫なさって使用されているかと思います。

    その内、私が購入したものについて列挙させていただきます。

コレクションケースの類い

    下記画像のようなケースは、様々なサイズの商品が出ています。

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    私自身も、以前展翅標本を製作した際に、高さがありましたのでコレクションケースを標本箱として使用しました。
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    高さもそうですし、もっと大型の昆虫になりますと、上に挙げた木製の標本箱では入り切らないので、100均商品ですとこの手の物を使用する必要があるかと思います。

その他のプラスチックケースの類い

    その他、様々なプラスチック製のケースがありますので、サイズ等に応じて使用できるかと思います。

    下の画像の物は、ムシモンオオクワガタ等小型の個体を入れたらどうかなと思って購入したのですが、まだ使用していません。
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    その他、全面クリアなケース類も使用できそうですが、まだ使用していません。
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私が次に期待しているケース

    100均商品ではなくなってしまうのですが、以前『3coins』で見つけた箱を標本箱として使用できるのではないかと思っています。
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    またパプキン一家を入れるとか、面白くなりそうな可能性は感じています。

    しかし、こう見ますとまた塗装したくなってしまいます。

最後に

    色々と触れさせていただきましたが、曲がりなりにも標本を趣味としてやるなら、やはり本来はちゃんとした信頼できる標本箱を使用すべきかなとは思います。

    しかしながら、所詮は個人的に鑑賞できれば足りるわけですので、とりあえずもっと標本個体が増えてくるまでは、こういった商品も活用していきたいと思っています。

    ただし、色々試す余り標本箱に統一感がなくなってしまっているのは問題かなと思いますので、また自分の趣味としての範囲で標本を作りながら、考えていきたいと思います。

 

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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