プラ鉢『BLACK POT』にポスカでペイントして『オリジナルポット』や『憧れの“あのブランド”風ポット』を作ってみる
この記事では、私が多肉植物用に使用しているプラ鉢『BLACK POT(ブラックポット)』に「ポスカ」こと「ポスターカラー」でペイントして『オリジナルポット』や『憧れの“あのブランド”風ポット』を製作したことについて記述させて頂きます。
- はじめに
- 鉢(ポット)に惹かれる
- プラ鉢のメリット・デメリット
- 安価でルックスも良い『BLACK POT』シリーズ
- プラ板でステンシル(型紙)を作る
- プラ鉢にポスカでペイントしてみる
- そして完成へ…
- ポスカの耐水性について
はじめに
私は極めて浅い趣味を煩悩の数と同じだけ、広く108つ有しているのですが、その中でもとりわけ浅い趣味が「多肉植物」になります。
何種か育てさせて頂いておりますが、特にがんばりたいと思っていますのが、人気種であります『アガベ』類と『パキポディウム』類になります。
鉢(ポット)に惹かれる
観葉植物、特に多肉植物の類いをやっていますと、おそらく多くの方が「その植物にあったお気に入りの鉢を使いたい」と考えてしまうことと思います。
私如きでもそう感じてしまうのですが、言うまでもなく鉢の価格はピンキリであり、やはり多くの場合良い物は高額なのです。
その点、陶器などに比較しますと、プラスチック製のいわゆるプラ鉢は安価で手が出しやすいということになります。
プラ鉢のメリット・デメリット
プラ鉢は安価ですが、高価な鉢より必ずしも劣るというわけでなく、やはりメリット・デメリットがあるようです。
私自身が長期間の比較対照実験をしたわけでなく恐縮なのですが、一般的には、
・メリット
安価
軽い
割れにくい
水もちが良い
鉢内の温度が上がりやすい
・デメリット
通気性が悪く蒸れやすい
鉢内の温度が上がりすぎるおそれがある
などと言われています。
安価でルックスも良い『BLACK POT』シリーズ
前記のデメリットに加えまして、もう1つプラ鉢で感じるのが、「格好良いデザインの物が少ない」ということです。
もちろん好みの問題もありまして一概には申し上げられないわけですが、得てしていかにもプラ鉢というような物が多いように思うのです。
そこで、私自身が行き着きましたのは『BLACK POT』というシリーズです。
こちらはプラスチック製なのですが、厚みがあってしっかりしており、又、質感もマットな風合いで高級感があります。
アガベやコーデックス等との相性も、言うまでもなくバッチリです。
また、ブラックの他にホワイトやグレー、いわゆるマーブル模様のような柄が入ったラインナップもあります。
そして肝心の価格ですが、プラ鉢ということでやはり安価で、300円台〜となっており感動の極みです。
プラ板でステンシル(型紙)を作る
さて、そのまま使用しても十分格好良い「BLACK POT」ですが、今回ポスカでペイントしてみようと思います。
「いや明らかにそのまま使った方がいいやろ…」という声が聞こえますが、やってみようと思います。
ご了承頂ければ幸いです。
今回は100均のプラ板でステンシルを作ります。
今回は比較的シンプルなペイントで、塗料もポスカだけですので厚紙でも普通の紙でもなんでも良いかと思います。
ただ、曲がりにくく今後も使えるかと思い、今回はプラ板を使用することとさせて頂きました。
言うまでもありませんが、透明なプラ板なら転写が容易です。
私はiPadを使って適当な模様を転写し、カッターで切り抜いてステンシル的なものを製作しました。
今回はこちらについてご紹介させて頂きますが、これの他にもう何パターンか作っています。
プラ鉢にポスカでペイントしてみる
前述のとおり、今回塗料はポスカのみ使います。
あとはマスキングテープとカッター(デザインナイフ)です。
工程については私如き素人が一々ご説明するまでもないのですが、一応触れさせて頂きます。
型に合わせてマスキングテープを貼ります。
この写真では切り抜いた側を使って周りにマスキングテープを貼っていますが、逆に鉢にマスキングテープを貼ってしまい、ステンシルでくり抜いても、サイズや形状でやり易い方にして結構かと思います。
型に合わせてマスキングテープをカットします。
カットが終わったら塗装します。
ペンで塗るだけですので一瞬で終了です。
そして完成へ…
そして完成しました。
ステンシルづくりでプラ板を切り抜くのに少しだけ時間を要しましたが、概ねあっという間です。
出来栄えとしましては、元々BLACKPOTの風合いが良いので、十分自己満足できるレベルとなりました。
憧れのあのブランドの鉢には遠く及びませんが、個人的に憧れのあのブランドの雰囲気は楽しめるレベルです。
試しに我が家の極小パキポディウム・グラキリスに使ってみました。
ますます成長が楽しみになりました。
ポスカの耐水性について
最後に、当然疑問に思われることについて触れさせて頂きます。
「ポスカって水性ペンだから、すぐに流れ落ちちゃうんじゃないの?」ということです。
私もそれが心配で事前にお調べしたのですが、結局「水ですぐに流れる」というものと、「乾けば耐水性がある」と双方の情報がありました。
今回私が塗装したものについては、こんなものでも正直もったいないので実験していないのですが、別のプラ鉢でやってみましたところ、
・水滴がつくくらいなら大丈夫
・流水を当てて擦ると流れ落ちる
という感じでした。
BLACKPOTについても平らなプラスチックですので、同様かと思います。
となりますと、水やりや雨に打たれることについては気をつけなければなりません。
我が家の場合は軒下に置いており、とりあえず大丈夫だと思いますし、今回のペイントはペンキ等は用いず気軽に「ポスカで塗るだけ」というところがメリットかと思いますので、とりあえずしばらく運用してみたいと考えています。
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
『シーラカンスの謎(誠文堂新光社)』から学ぶバランスド・アクアリウム【「インチ・ガロンの法則」と「インチ・125平方cmの法則」】と「あつまれどうぶつの森」のシーラカンス島
この記事では、書籍『シーラカンスの謎(誠文堂新光社)』を読んで学んだバランスド・アクアリウム(「インチ・ガロンの法則」と「インチ・125平方cmの法則」)のこと、そしてシーラカンスのことについて記述させて頂きます。
- 「あつまれどうぶつの森」でシーラカンスを釣る!
- あつ森におけるシーラカンス-いつどうやって釣るのか
- あつ森における『シーラカンス島』は存在するのか
- 私はなぜか子どもの頃からシーラカンスに心惹かれる
- シーラカンスの生態について
- バランスド・アクアリウム【「インチ・ガロンの法則」と「インチ・125平方cmの法則」】
- もう1つだけ…Mr.Childrenの『シーラカンス』
- 最後に
「あつまれどうぶつの森」でシーラカンスを釣る!
私は何につけても中途半端な浅くて広い趣味を、煩悩の数と同じだけ108つ有しているのですが、元々若かりし頃は割に熱心なゲーマーでした。
大人になり家族を持つとめっきりゲームをしなくなってしまいましたが、最近久々に継続的にプレイしているのが、「あつまれどうぶつの森」です。
私も世界1,500万人のあつ森プレイヤーの1人というわけです。
我が家ではツムツム以外のゲームとは無縁の妻までハマっていますので、なんだかんだ言ってやはり余程魅力的なよくできたゲームなのだと思わざるを得ません。
「あつ森」そのものについて、私如きが語ることではありませんので割愛させて頂きますが、プレイヤーはゲーム中に多くの昆虫を採集したり、魚を釣ったりすることができます。
そして、ゲーム中に釣れる魚の中に『シーラカンス』があります。
実は、私は子どもの頃からこの『シーラカンス』が好きで、なぜか心惹かれるのです。
この「あつまれどうぶつの森で釣るシーラカンス」を通じて、私のシーラカンスに惹かれる気持ちが呼び起こされてしまい、つい当ブログにおきましても記事にしてしまいました。
ご了承頂ければ幸いです。
あつ森におけるシーラカンス-いつどうやって釣るのか
話があつ森の方にいってしまいましたので、あつ森における『シーラカンス』についてごく簡単に触れておきます。
・何月でも何時でも「ごくまれに釣れる」
・釣れる場所:海
・魚影サイズ:LLL
・売価:15,000ベル
シーラカンスが釣れる条件は、自分の島では「雨」又は「雪」が降っていることだそうです。
離島では天気に関係なく釣れると言われています。
あつ森における『シーラカンス島』は存在するのか
ところで、ネット上などではよく離島ツアーにおける『シーラカンス島』や『大型魚島』のようなものの存在が囁かれています。
私自身も所詮は1日のほんの空き時間に家族と一緒に楽しんでいるだけの一般的プレイヤーですので、私如きの見解は何の参考にもならないのですが、少なくとも離島ツアーは、その離島ごとの特色がランダムで設定されていることは確かかと思います。
そんな中で、「普段低確率の魚が釣れる確率を高く設定している島」などは現実にあるものと思います。
なぜ私如きがそう感じるのかと申しますと、私自身一度だけ、『シーラカンスとリュウグウノツカイ等が多く釣れる島』に行き当たったからです。
その確率変動状態の時の釣果です。
ここでは釣り始めからすぐにシーラカンスやリュウグウノツカイが度々かかり、明らかに通常の島とは違うことがわかりました。
海だけでなく川も好調で、ゴールデントラウトもこの時初めて釣りました。
ただし、釣れたのは比較的ツアー序盤のことで、1時間以上粘りましたがなぜか後半はあまり釣れなくなってしまった印象でした。
またこのような離島に行き当たりたいものです。
私はなぜか子どもの頃からシーラカンスに心惹かれる
話を今回の趣旨に戻したいと思います。
前置きが長いのは私の悪い癖でして、大変申し訳なく思っております。
なぜかは思い出せないのですが、私は子どもの頃からシーラカンスに心惹かれるのです。
かといって当然別にシーラカンスのことを研究するわけでもなく、シーラカンスグッズを収集しているなどとわけでもありません。
特にそういうわけではなくて、どちらかというと、シーラカンスのことに興味を持った幼い頃の記憶がそのまま心の片隅に残っているような、そんな懐かしいノスタルジックな感情です。
シーラカンスの仲間は、約4億年前には地球上に生息していたと考えられています。
そして化石発見から長くは、6,600万年前に恐竜とともに絶滅していたものと考えられていましたが、生体が発見されたことにより現代でも生息していることが判明するのです。
当時のショックは計り知れなかったことと思います。
そんな不思議な『シーラカンス』のことを思うと、私にも一応備わっている小さな好奇心と、子どもの頃の記憶が惹起されるのです。
シーラカンスの生態について
改めてお断りさせて頂きますが、私はシーラカンスや魚類をはじめとする生物全般についてなんら専門的知識を有しておりません。
ここではシーラカンスについての記事を作成した以上、その生態について少しだけ触れさせて頂きます。
ご了承頂ければ幸いです。
近年私がシーラカンスについての書籍を手にしましたのは、今回記事タイトルと冒頭にも明記させて頂きましたとおり、『シーラカンスの謎(誠文堂新光社)』という本です。
小学校高学年頃から大人まで読めると思いますし、1冊でシーラカンス研究を取り巻く歴史や生態について学ぶことができる良書です。
さて、シーラカンスについてですが、先述させて頂きましたが、シーラカンスは恐竜の時代よりもはるか昔、約4億年前から生息していたと考えられており、四足動物の祖先の1つと言われます。
そして、恐竜とともに絶滅したものと考えられていたところ、生存が確認されるのです。
シーラカンスは水深150mから700mほどの海底を棲みかにしています。
あまり速く泳ぐことができないので、海底を漂いながら餌となる魚などが近づいてくるのを待って、目の前に来たところを捉えます。
大きく分けてアフリカシーラカンスとインドネシアシーラカンスが確認されている形になりますが、現時点では世界中にどれくらいのシーラカンスが生息しているのかはよくわかっていません。
また、繁殖については詳細不明ですが、お腹の中で卵を孵化させてから出産する胎生魚であることは解剖から明らかになっています。
最後にシーラカンスを取り巻く歴史を、極々簡単に記載させて頂きます。
・1822年 最初のシーラカンスの化石発見(後年同定)
・1938年 南アフリカカルムナ川沖の漁でシーラカンスの生体発見
・1952年 コモロ諸島で2匹目発見(昔から年に何度か釣れていた)
・1997年 インドネシアでも発見
・2009年 泳いでいる稚魚の撮影に成功
バランスド・アクアリウム【「インチ・ガロンの法則」と「インチ・125平方cmの法則」】
あつまれどうぶつの森のこともありまして、最近改めて『シーラカンスの謎』を読み返しましたところ、アクアリウムに触れている部分がありました。
同書の著者はアクアマリンふくしまの館長であり、東日本大震災で多くの生体を失う経験をなさっているからです。
私も言うのもはばかられるほどのごく小規模のボトルアクアリウムでメダカ等を飼育している身ですので、改めて興味を惹かれるところでした。
以下同書から抜粋引用させて頂きます。
2011年3月11日の東日本大震災直後、マリンふくしまではすべてのライフラインが止まり、全循環が停止、緊急の自家発電によるエアレーションも燃料に限界があったため、多くの生物を失いました。
(中略)
やがて、水質浄化理論が完成し、近代水族館の「水処理工場」が稼働するようになりました。標準的な水族館はすべて閉鎖循環式の水処理設備を備えています。ですが、水処理工場は停電により全機能を失い、巨大水槽を群泳するマグロやイワシ、サンゴ礁魚類は、停電による水温低下と酸素不足で死んでいきました。
この災害を経て、ローレンツアクアリウム(「ソロモンの指輪」1987)を思い出しました。オーストリアの生態学者、コンラート・ローレンツは、窓辺の小水槽に、水草を植え、小魚を入れ、レマン湖の湖底を再現しました。循環ポンプやエアポンプ無しで、適量の生物と、光と水草の絶妙なバランスをとる。このような水槽をバランスド・アクアリウム、調和水槽と呼びます。
調和水槽をつくるための経験的な法則として、インチ・ガロンの法則があります。1インチ(2.5cm)の魚には約4リットルの水と、水草が必要というものです。また、もう一つインチ・125平方cmの法則があります。1インチの魚は、125平方cmの水面が必要というものです。これらの法則は、技術革新した現在でも水生生物を飼育する場合には、いつも頭の片隅に覚えておく必要があります。
私がボトルアクアリウムを立ち上げるにあたり、エアレーション等を用いない決心をしていましたので、どうすればアクアリウムを成立させることができるのか素人なりにお調べしていましたが、よく目にしたのは、「生体1匹につき水量1リットル」が目安というものでした。
当然生体の種類や条件等によっても違ってくるものと思いますが、私のような素人にできることは、いたずらに過密にせず、生体のことを考えた環境を維持しなければならないということです。
もう1つだけ…Mr.Childrenの『シーラカンス』
本当に支離滅裂な記事になってしまい恐縮なのですが、もう1つだけ。
私は昔からのMr.Childrenファンですので、シーラカンスを話題にしますとMr.Childrenの『シーラカンス』に触れずにはいられません。
同曲は『深海』というアルバムに収録されています。
この頃の桜井和寿さんは色々と思うところがあり、Mr.Childrenのアルバムの中では比較的ダークな雰囲気になっていますが、それはそれで、古き良きMr.Childrenの素晴らしいアルバムとなっています。
『シーラカンス』については、この時代には当然すでに生存が確認されていたわけですが、それでも「生きた化石」として本当に生存しているような、あるいはやはり絶滅しているような不思議な存在であることが歌詞に織り交ぜられ、ロックでありながらミステリアスな曲になっており格好良いです。
『名もなき詩』なども収録されていますが、大トリの『深海』も名曲ですので、是非お聴き頂ければと思います。
最後に
『あつまれどうぶつの森』でシーラカンスを釣ってから、子どもの頃からのシーラカンスに心惹かれる気持ちを思い出し、書籍を読み返し、ボトルアクアリウムのことを考えるに至ったのでした。
当ブログでは、得てして話がよくわからない方向にいくのですが、今回は特に酷いものでした。
ご了承頂ければ幸いです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
国産オオクワガタ1ペアのペアリングについて【オオクワガタブリード2020】
この記事では、我が家の国産オオクワガタをペアリングしたことについて記述させて頂きます。
- はじめに
- それでもブリードするということ
- 今更ながらのオオクワガタブリード計画
- 産卵方法について-菌糸ビンに♀を投入し菌床産卵させてみる
- 期待の1ペアについて
- ペアリング①【目視下でのペアリング】
- ペアリング②【同居】
- 最後に
はじめに
私は家庭の事情から昆虫飼育終活中の身ですが、わずかながらクワガタ飼育をしています。
一応終焉に向かう終活であり、いたずらにブリードを拡大することができないのです。
そんな中、どれくらいのテンションでやるのか、どれだけ産卵させるのかということは一旦置いておきまして、とりあえずペアリングは実施しました。
取るに足らない記事ですが、ご了承頂ければ幸いです。
それでもブリードするということ
終活中の身でありながら、現在我が家ではほんの少しだけムシモンオオクワガタをブリードしています。
これは特に家族(というか専ら妻)の理解度が急激に深まったとか、そういうことではありません。
あるいは一見大袈裟な項目になりましたが、つまるところは「最近は特にクワガタ飼育に何か言われることが無いので、家族にご迷惑をお掛けしない程度にはブリードしよう」ということです。
仰りたいことはわかります、「そんなにやりにくいなら無理にオオクワガタをブリードしなければいいんじゃね?」ということです。
しかしながら、以前にも当ブログで触れさせて頂いた気がするのですが、なんとなく「クワガタ飼育している以上は何と言っても国産オオクワガタをブリードしていないと」という気がしないでもないのです。
ブリードに手を出して無事産卵してくれた暁には愛着と責任を持って最後まで育てなければならないのは言うまでもありません。
正直なところオオクワガタをブリードするかということはかなり迷い、迷った挙句スケジュール的には遅れてしまったのですが、やはりオオクワガタをブリードする喜びを味わいたいですし、一方でそもそも生き物相手ですので産卵が成功するかどうかわかりません。
しかし悩んだ結果「成功したらしたで(こっそりと)がんばるしかない!」という気持ちになれましたので、今回ペアリング実施に至ったのです。
ただし、1ペアだけの実施ですが、それでも私にとっては大きな一歩です。
今更ながらのオオクワガタブリード計画
私のオオクワガタブリードにおけるスケジュールについては、以前計画(妄想)させて頂きました。
すでに遅れが生じていますが、私個人で楽しむものですから致し方ありません。
おそらく大型作出のために熱心にブリードされておられる皆様からすれば数週間から1ヶ月遅れているものと思いますが、ことブリードそのものにつきましては特に問題は無いはずです。
生き物相手で、しかも1ペアだけですので不確定要素ばかりですが、「6月中に産卵が確認できれば御の字」という心算でいきたいと思います。
産卵方法について-菌糸ビンに♀を投入し菌床産卵させてみる
以前から当ブログをお読みくださっている奇特な読者の方で、その中でも特に奇特なお方はもしかしたらご記憶がおありかもしれませんが、私はかつて産卵数をセーブする目的で「菌糸ビンに直接♀を投入し菌床産卵させる」という方法を思い立ち、実施したことがあります。
この時の産卵数は5個程度となり、一定の効果が得られました。
厳密に管理するという意味合いでは良くない要素も多いのかもしれませんが、私個人とすればそこにニーズはありませんし、産卵木を使用した産卵セットを組まなくて良いことや、初令の幼虫を掘り出して菌糸に投入しなくても良いということで、作業が大幅に簡素化されるというメリットもあります。
今回もできることならこの手法を試してみたいと思っています。
期待の1ペアについて
さて、肝心の親ですが、こちらのペアになります。
♂…85mm
♀…55mm
こちらは私が日頃ブログやSNSを拝見させて頂いているひろパパさんに、失礼を承知でご無理を言ってお譲り頂いた個体です。
本来本気で爆産を目指して産卵セットを組まないのがもったいないほどの個体です。
なおこのペアには特に冬眠用のセットは組まずに、飼育部屋の常温下で越冬してもらいましたが双方元気そうです。
ペアリング①【目視下でのペアリング】
私はペアリングを目視下で行うのが好きです。
もちろんペアリングが成功していることを目視で確認したいという意味合いもありますが、日頃飼育している個体の普段見られない姿を見るのが結構楽しいのです。
そういったこともあり、これまで何度も目視下でのペアリングを実施してきました。
一昨年はオオクワガタでも成功しています。
今回もまずはこの「超簡易ペアリングセット」から実施してみます。
一応、室内をあちらこちらに移動されても困りますのでケースだけ被せます。
ペアを投入しますと、間もなく♂の動きが機敏になり、交尾が試みられました。
♂は“モード”に入ると触覚や口ヒゲを素早くピクピク動かし始めますのですぐにわかります。
今回、♂は積極的ですし、♀も腹部を上げて受け入れているように見えます。
しかし、この体制になっても数十秒で終わってしまい、いかにも交尾に成功していない様子です。
そこでゼリーを投入しまして、♀がゼリー上で停止している間に交尾してもらうことにしましたが…
「お前がゼリー食べてどないすんねん!」
と、思わずツッコむことになってしまいました。
ですが、間もなく狙い通りの体制になってくれました。
しかしこれでもやはり数十秒程度で離れてしまいました。
どうも芳しくありません。
ペアリング②【同居】
目視下でのペアリングはどうも不調に終わりました。
従いまして、短期間ですが同居してもらうことにします。
実は私自身、オオクワガタのペアを同居させるのは初めてでして、アゴ縛りなどもしていませんので事故が発生するおそれもあります。
ですので、シェルターも置きまして、いざとなったら逃げ込めるようにしておきます。
しかし♀は投入後直ちにシェルターに入ってしまいました。
このまま二度と出てこないのではないかと不安です。
最後に
ということで、私の密かなオオクワガタブリードが曲がりなりにもスタートしました。
目視下で成功しなかったためペアリングがうまくいくか不透明ですが、それでもやはり、極めて小規模とはいえブリードのことを考えるのは楽しいです。
しかし今回ブリードに成功しようがしまいが、このオオクワガタは大切な個体ですので、安全第一で実施したいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
【無塗装+デカールだけ!】いい大人が子どもと一緒に、(自分用の)ミニ四駆を作ってみた【Stayhome-Enjoyhome】
この記事では、新型コロナウイルス感染拡大の影響につき外出自粛中にミニ四駆づくりに精を出したことについて記事にさせて頂きます。
- はじめに
- 学校休業中の子ども達にも有意義な時間を過ごさせたい
- JB自身は【爆走兄弟 レッツ&ゴー!】世代
- 今回の方針
- トライゲイル【スバルver】(1年前に製作)
- ライジングエッジ【Hi-νガンダムver】
- ブラストアロー【JBのワイドアンドシャローver】
- 最後に
はじめに
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、我が家も多くの日本国民同様、不要不急の外出を自粛しているところです(令和2年5月現在)。
本当はこんな時だからこそできることを行い、有意義に過ごすべきだとは思うのですが、家に居たら居たであっという間に時は過ぎ去ってしまいます。
というか、毎日ワーワー言っている子どもの相手をしているだけで1日が終了してしまいます。
学校休業中の子ども達にも有意義な時間を過ごさせたい
これについても悩みつつ、かなりの日数が過ぎ去ってしまいました。
子どもには宿題などの勉強をさせ、少々運動させたらあっという間に1日が過ぎ去ってしまいます。
なんとか有意義な時間をと試行錯誤している一環として、今回「ミニ四駆」に手を出したのでした。
これが有意義なのかはわかりませんが、ゴロゴロして「ポケモンソード」か「あつまれどうぶつの森」をやるだけの1日よりは、手先を動かして新たな物事に興味を持ってもらおうということで、ご了承頂ければ幸いです。
JB自身は【爆走兄弟 レッツ&ゴー!】世代
かく言う私自身は「爆走兄弟 レッツ&ゴー!」の影響でミニ四駆を嗜んでいた世代です。
『レッツ&ゴー!』は『コロコロコミック』で連載され、アニメも放映されていました。
お調べしたところ1994年7月号から1999年10月号まで連載されていたということです。
思ったより長いですね。
なお、2014年からは『レッツ&ゴー!』の20年後を描いた『爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!』なる漫画が連載されています(未読ですが)。
そんな私ですが、今から概ね1年前にミニ四駆を1台製作したことについてSNSで触れさせて頂きました。
これは本当に気紛れで製作(という程のものではありませんが…)したもので、今回も子ども達には別のミニ四駆を用意して普通に素組みさせつつ、ついでに自分はちょっと別の、自分用の1台を作ってみました。
本当に取るに足らない記事で恐縮です。
なお、あらかじめ申し上げておくのですが、私はプラモデル製作をはじめとしまして、なんら特殊技能を有しておりません。
この手の製作記事は以前も上げさせて頂いたことがあるのですが、たまに、ほんの気紛れにこういったことをやっているに過ぎません。
わざわざ記事にしておいてなんですが、ご了承頂ければ幸いです。
今回の方針
「今回の」と言いますか、上記1年前の1台もそうなのですが、方針としましては『難しいことはせず、デカールに頼る』ということです。
デカールとはプラモデル用のシールのようなものですが、色々な種類がありますし、プラモデルを購入しなくてもデカールだけで買い求めることができます。
これを使用するだけで一気に(クオリティは別としまして)オリジナリティが出るような気がしますし、なんら技術もいりませんので、今回も完全に頼ろうと思います。
トライゲイル【スバルver】(1年前に製作)
まず1台目は「トライゲイル」です。
これに使用したのが、かなり昔に購入して放置されていた「スバル・インプレッサWRC」のプラモデルに付属していたデカールです。
プラモデルはすっかり放置してしまっていたので、なかなか今更製作する気力が無く、そのまま捨ててしまうくらいならデカールを活用しようと思ったのでした。
ですから、「トライゲイル」については、
・塗装しなくてもボディカラーがブルー
・デカールを貼るスペースが広い
ということありきで選んだ車種でした。
それではいきなり完成車です(普通にミニ四駆を作っただけですし、私如きの製作工程を晒しても無意味ですので)。
引きの写真ではそれっぽく見える気がします。
ちなみにホイールもインプレッサWRCをイメージしたものにしました(子どもに作らせたのはドノーマルなのに)。
以下少しだけ寄った写真を掲載させて頂きます。
先に言い忘れましたが、以下の車種も含めまして、素人が気紛れで作ったものですので「絶対に凝視しないでください」。
最後に言い訳させて頂きますと、デカールがかなり古いためほんの少しでも曲げようとするとすぐにパキッと割れてしまい、なかなか上手くいきませんでした。
言い訳です。
ライジングエッジ【Hi-νガンダムver】
2台目は「ライジングエッジ」です。
1台は「何かガンダムを意識したものを作りたい」と思い、1番好きな「Hi-νガンダム」をイメージしたものにすることにしました。
従いましてこちらに使用したデカールが「Hi-νガンダム」用のものと、補助的に「ユニコーンガンダム」用のものです。
また、タイトルで“無塗装”を謳っておいて大変恐縮なのですが、ライジングエッジの方はほんの少し、1色だけ塗装しました。
カラーはHi-νガンダムに近付けるため「MSライトブルー」です。
Hi-νガンダムのイメージにするためには、さすがにこの一色だけ塗装せざるを得ませんでした。
それでは完成車です。
こちらの方は塗装がいい加減なので、先のトライゲイルに増してはっきりと申し上げたいのですが、「絶対に凝視しないでください」。
Hi-νガンダムとユニコーンガンダムのデカールはこの車種によく合っていると思います。
もっと塗装箇所を多くして、マスキングした上でエアブラシで真剣に塗れば相当格好良くなると思います。
最後に言い訳させて頂きますと、MSライトブルーはスプレーも持っていたのですが、今回塗装は筆でしています。
なんだか子どもが側にいるのにわざわざスプレーを使うのが躊躇われました。
また、それ以上に厳密にマスキングをしたりするのが億劫でした。
言い訳にすらなっていません。
ブラストアロー【JBのワイドアンドシャローver】
最後は「ブラストアロー」です。
本当はボディカラーから当ブログっぽくなるように考えたかったのですが、前記同様億劫になりやめました。
申し訳ございません。
それで車種をレーシングカーっぽいものにしまして、スポンサーっぽく当ブログのロゴを入れてみることにしました(特にこの車種は「ル・マン24時間レース」っぽいところがいいです)。
従いましてこちらの車種に使うのは上記デカールなどの他、当ブログのロゴシールです。
こちらのシールの製作過程は過去記事のとおりですが、まさかミニ四駆に貼るとは思っていませんでしたので、いささか大きいです。
また、本当は同じブラストアローでもブラックにした方がイメージ通りになるかなと思ったのですが、店頭に並んでいませんでした。
さらに申し上げますとル・マンのことを言うならミニ四駆でもありがたいことにこちらの車種があります。
2019年のル・マンを制したトヨタのチャンピオンマシンです。
タミヤ ミニ四駆PROシリーズ No.52 トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID MAシャーシ (ポリカボディ) 18652
- 発売日: 2018/10/27
- メディア: おもちゃ&ホビー
こちらも残念ながら店頭に並んでいませんでした(でもこれだとウイングにシールを貼れなかったと思います)。
それではいきなり完成車です。
うーん…思ったレベルにならなかった気がするのですが、無塗装ですので満足しなければならないところかと思います。
でも今回は期待感からか、ブラストアロー製作が1番楽しめました。
最後に
子どもが楽しんでくれればと思い立ったことが、いつの間にか概ね私の独りよがりの楽しみになってしまいました。
大変申し訳ございませんでした。
とは言え、大人である我々もテレワーク、外出自粛などで少なからずストレスを感じていることも確かです。
私を含め、当ブログをお読みくださる奇特な皆様方も、新たな生活様式に対応されつつ、暇潰しをされる程お暇がないことも重々承知なのですが、私自身も単なる【Stayhome】を【Enjoyhome】にできるよう意識を持っていきたいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
ダンゴムシを苔リウム風のケースで飼育してみる【Stayhome-Enjoyhome】
この記事では、自宅前のガーデニングスペースで採集したダンゴムシを苔リウム風のケースで飼育してみることについて記述させて頂きます。
ダンゴムシを自宅前から持ってくるだけの話で恐縮なのですが、下記の理由から夏休みの宿題の自由研究なんかで観察しても面白いのかなとは思いますし、今回はゴールデンウィーク限定企画だったとでも思って大目に見て頂ければ幸いです。
はじめに
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言につき、私も多くの日本国民と同様、外出自粛を遂行しているところです(令和2年5月現在)。
また、例年の休めたり休めなかったりするゴールデンウィークと違い、今年は長期休暇となっています。
我々大人は緊急事態宣言が出ていようがいまいが、テレワークやリモートワークをしていようが職場に出勤していようが、正しい情報に応じた正しい行動をとり、社会的責任を果たして感染拡大を防止するだけです。
しかし子ども達は気の毒です。
学校はずっと休業で、勉強と言えば自学自習だけです。
まだまだ幼い子ども達には酷な話です。
私自身も子どもと一緒に調べものをしたり、勉強を見てあげたりするのですが、子どもがわからないところがあったり集中していないとついついイライラしてしまう自分に本当に心底辟易しているところです。
そんな子どもの宿題の内、理科の宿題に「もし外に出ることがあったら春の植物や生き物を観察してみよう」的なものがあります。
外出自粛要請の域を出ない程度の散歩や運動時のことを想定しているのだと解釈していますが、この宿題でおあつらえ向きだったのが「我が家の自宅敷地内に生息するダンゴムシ」でした。
いつもの如く前置きが酷く長くなってしまったのですが、外出自粛と子どもの宿題をきっかけに私自身も「ダンゴムシでも飼ってみたらおもしろいかなと思った」というのが、今回の記事の趣旨です。
ご了承頂ければ幸いです。
ダンゴムシ(オカダンゴムシ)について
ダンゴムシの存在は、私自身知っていました。
言うまでもなく。
当ブログをお読みくださる奇特な皆様方もダンゴムシのことはご存知かと思います。
しかしながら、今回子どもの宿題を兼ね、恥ずかしながら初めてダンゴムシのことを図鑑で調べました。
まず一般的に我々が「ダンゴムシ」と呼んでいるのは、「オカダンゴムシ」という種類のようです。
せっかくの機会ですので、我が家にいくつかある昆虫図鑑などからお調べしたことについて触れさせて頂きます。
お詳しい方にすれば取るに足らないことですが、ご了承頂ければ幸いです。
まず、今し方『昆虫図鑑』と申し上げましたが、「ダンゴムシが昆虫ではない」ということは皆様ご承知のことと思います。
めっちゃ足ありますからね。
なお足の数については『7対(14本)』あります。
ただし、節足動物の仲間ということで、よく昆虫図鑑では昆虫とともに、クモやムカデ、ヤスデなどと一緒に掲載されています。
その他、ダンゴムシについての記載を簡記しますと、
・甲殻綱ワラジムシ目オカダンゴムシ科
・体長10〜14mm
・生息地:日本全土
・危険が迫ると丸くなる
ということです。
また、日本のダンゴムシの他、「ゼブラダンゴムシ」「モンテネグロダンゴムシ」などの海外のダンゴムシがペットショップで販売されており、飼育されている方もいらっしゃいます。
あとは、同じオカダンゴムシでもいわゆる「アルビノ」の個体も広く出回っています。
ダンゴムシは「益虫」か「害虫」か
ダンゴムシは雑食性で「土壌動物」の一種だそうで、落ち葉などを食べて分解し、土に還してくれる働きをする生き物です。
土壌動物(どじょうどうぶつ)
土壌動物とは土壌中に生活する動物の総称。土壌に依存して生活している。
大きいものではモグラやミミズ等が穴を掘って生活しており、中型のものには落ち葉や土の間に生活する昆虫やダニなど、小さなものでは落ち葉表面の水に生活する原生動物などが含まれる。
地上の生態系では、植物の生産物は、生きているうちに消費されるものが必ずしも多くなく、植物遺体の形で堆積してゆくものがかなりの量に達する。従って、生きている植物を食べる草食動物から続く食物連鎖ではなく、植物遺体を消費する生物から始まる、腐生食物連鎖の比重が大きい。従って、落ち葉を分解する働きをしている土壌動物の占める役割は大きなものである。地上の大型動物や鳥であっても、土壌動物を餌として利用するものが少なくない。
(引用:Wikipedia)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%A3%8C%E5%8B%95%E7%89%A9
こういった生物が生物の営みには必要不可欠であることは言うまでもありません。
ではスケールを地球規模からかなり小さくして我が家のガーデニングスペースに落としますが、こちらも同様のメリットがあるはずです。
しかし、ダンゴムシが益虫かというと必ずしもそうではありません。
ダンゴムシは雑食なので、ガーデニングという側面から見ますと、せっかく植えた花の根なども食い荒らしてしまう恐れなどもあり、「害虫」と見なしている方も少なくないようです。
【ダンゴムシ飼育用】苔リウム風ケースについて
いつもよりさらに前置きが長くなってしまい申し訳ございませんでした。
仰々しく項目にさせて頂きましたが、
100均のケースに
↓
腐葉土を入れて
↓
苔と落ち葉をセッティングして
↓
ダンゴムシを投入する
というだけのことになります。
当ブログにおきまして記事にさせて頂いたことがあるのですが、私は煩悩の数と同じだけ108つの広く浅い趣味を有しておりまして、その中でもとりわけ浅い趣味の1つに「苔リウム」があります。
それで苔が手元に少しだけありましたので、ダンゴムシ飼育に使ってみれば見た目にも面白いのではないかと思いついたのでした。
しかし私如き素人が思いつくことは当然先人達がすでに実施されているものです。
ググればダンゴムシの飼育に関する情報や、苔を使用されているものまで出てきますので、ご覧頂ければと思います。
それでは、まずマットですが、ヘラクレスオオカブトの幼虫飼育に際して余った「カブト1番」を使います。
いささか贅沢ですが、ほんの少量ですので。
苔は以前採集してケースに入れてあったものを使います。
「スナゴケ」の一種かと思います。
ケースは100均(セリア)で購入した「プッシュポット」という商品を仕様します。
どんなサイズのどんなケースでも良いかと思いますが、蓋も透明の方が観察しやすいかなと思ったためです。
なお、ダンゴムシはつるつるした壁を登ることができないので、極端な話蓋は不要です。
こちらのケースにマットを投入します。
さらに落ち葉を投入します。
ダンゴムシは湿った環境を好みますので、霧吹きでマットと落ち葉を湿らせておきます。
さらに苔を設置しまして、完成です。
長い前置きが信じられないほど、一瞬で完成しました。
苔リウム風と言えば苔リウム風にはなった気がします。
ただし、先述させて頂きましたとおりダンゴムシは雑食性になりますので、今回セッティングした落ち葉だけでなく、マットや苔も食べてしまいレイアウトが破壊されてしまうおそれがあります。
しかし今回のものはそんな気負って作った飼育セットでもありませんし、それならそうでダンゴムシの好きにしてもらえばと思っています。
そしてダンゴムシ投入へ…
それでは、自宅敷地内のダンゴムシを苔リウム風ケースに投入したいと思います。
ガーデニングスペースの草木をちょっとめくれば大量に出てきます(改めて見ると幾分多すぎる気は少なからずします)。
一目でダンゴムシ一家を発見しましたので、今回はこの一家にご協力頂きます。
今回はケースが小さいですし、なんだか容易に繁殖しそうな気がするので、あまり多すぎない程度にしておきます。
それでは投入してみます。
すぐに全部の個体がマットや苔の下に潜ってしまい見えなくなるのではないかということを危惧していたのですが、意外とウロウロしてくれています。
眺めていると意外と楽しいです。
また、メンテナンスフリーとまでは言いませんが、この環境なら湿度を保てば特に交換やメンテナンスをすることはないのではないかと思っています。
夏休みの宿題の自由研究などで、「ダンゴムシが落ち葉を食べて、土に分解する様を観察する」ということであれば、シャレーのような視認性の良いものに落ち葉だけを入れて観察すべきです。
私の持っている図鑑の1つには「シャレーに18匹のダンゴムシと落ち葉4枚を入れたところ1週間で分解した」様子が掲載されていましたので、比較的容易に観察できるものと思います。
でも室内で眺める分には、今回のような苔リウム風ケースもありかなと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
ボトルアクアリウムをLEDライトで照らす!近くにコンセントが無いJBの苦悩【メダカ・ボトリウム・プロジェクト(MBP)⑦】
この記事では、我が家でメダカ等を飼育している極小ボトルアクアリウムをLEDライト『リーフグロー』を設置しライトアップすることについて記述させて頂きます。
- はじめに
- なぜライトを設置してこなかったのか
- JBのライト無しボトルアクアリウム遍歴
- LEDライト『リーフグロー』購入
- そしてLEDライト『リーフグロー』設置へ…
- おわりに〜できればボトル拡張したい〜
はじめに
私は煩悩の数だけ108つの浅く広い趣味を有しているのですが、その中でもとりわけ浅い趣味の1つが『メダカ飼育』及び『ボトルアクアリウム』になります。
飼育を開始しましてもうすぐ1年というところなのですが、訳あって専用ライトの設置の無い、明るさが十分でない自宅玄関にボトルを置いていました。
この度ついに専用のLEDライトを設置するに至りましたので、記事にさせて頂きました。
先輩方からすれば本当に取るに足らない記事となりますが、ご了承頂ければ幸いです。
なぜライトを設置してこなかったのか
当記事を進めるにあたりまして、「そもそもなぜ光量が不十分な場所に置くのか」「なぜ光量が十分でないならライトを設置しないのか」という疑問にお答えしなければなりません。
そもそもなぜ光量が不十分な場所に置くのか
前述のとおり、我が家でボトルを置いているのは玄関です。
我が家の玄関は南向きであり、玄関ドアの一部には磨りガラスがはめ込まれています。
ですから比較的明るく、もちろん真っ暗というわけではありません。
ではどういうことかと申しますと、「水草が生育するために十分明るいわけではない」ということなのです。
そうなるともっと明るい場所に置けばどうかという話です。
しかし私の自宅など犬小屋みたいなものですからそもそも手狭なわけですが、いざ探してみますと、ごく小さいものとはいえ「水が入ったボトルを置けて、適度に日光が差し込む場所」など、意外と自宅内にはなかなか無いものです。
また、我が家の場合小さい子どももいますので、おあつらえ向きな場所を見つけたとしても、そこが「子どもが触れない場所(あるいは見えない場所)」でなければならないのです。
そうなりますと、十分とは言えないまでも概ね明るく、概ね安全な玄関に置くしかなかったのです。
なぜ光量が十分でないならライトを設置しないのか
このあたりは各ご家庭の間取りの問題になってくるわけですが、我が家の間取りと、ボトル設置場所の関係から、適切なコンセントが確保できませんでした。
実はコンセント自体は玄関にも数カ所あるのですが、要は「延長コードを使って人間の動線を跨がないとボトルに届かない」という状態だったのです。
私個人とすればその程度、一向に構わないわけですが、やはり他の家族(というか妻)から誹りを受けないためには、できれば「玄関に延長コードが存在していることに気付かないくらい」のセッティングが望ましく、そうなりますと少々計画的にならざるをえず二の足を踏んでいました。
この辺りの感覚は、「…ん?何言ってんの?」とお思いになられる方と、「わかるよ〜俺もひっそりと睨まれないようにやってんだよ…」という方に二分されるものと思います。
JBのライト無しボトルアクアリウム遍歴
概ねこれまで記事にしてきましたが、植物育成用ライトを使わないボトルアクアリウムは、水草を育成するという意味では非常に厳しいものがありました(もちろん設置場所や水草の種類によりけりであることは言うまでもありませんが)。
より光を必要とするような水草は次々と溶けてなくなるなどしてダメになってしまいました。
我が家のボトルアクアリウムには、酸素を供給する設備も、水をろ過する設備もありません。
それでも、メダカもアカヒレもオトシンクルスも概ね問題なく生存していました。
しかし水草はそうはいきませんでした。
今回のライトを設置するまで、一応私も水草が溶けてなくなる様をただぼんやりと見ていたというわけではありません。
苦し紛れの処置としましては、
・ 水草を比較的光量を必要としない種に変える
・ 充電式のLEDライトを設置してみる
等してみていました。
水草はアナカリスに変え、そして現在はミクロソリウムに変えました。
また、ライトはキャンプに使用しているLEDライトで照らしていました。
全く普通のLEDライトですから、効果の程は不明です。
ただ、少しでも太陽光の補助にでもなればという思いで、複数のLEDライトを毎日充電してローテーションしていました。
LEDライト『リーフグロー』購入
前置きが長くなってしまいました。
ただLEDライトを買って玄関に置いただけなのですが、自分でも驚きを禁じ得ません。
まず商品ですが、言わずと知れたこちらです。
小型の水草やボトルアクアリウムをやられている方で、この商品をお使いになられている方は非常に多いのではないかと存じます。
SNSなどでもよく目にします。
スペック的なことに触れておきますと、
明るさ:300lm
照射角度:120度
色温度:6500K
適合水槽幅:30cm以下
定格電圧/周波数:AC100V 50/60Hz
定格消費電力:4W
使用アダプタ:入力AC100V 出力DC12V 0.5A
製品サイズ:幅5.0×奥行3.5×高さ41.3cm
コード長:約1.8m
等と表記されています。
一応もう1つ別に同等品と呼べる商品、『そだつライト』というものがあります。
こちらと迷ったのですが、私自身、デザイン・仕様の好みがリーフグローの方でしたので、リーフグローを選択しました。
機能的にはどちらも問題ないものと思います。
あともう1点、ライトのオンオフはいっそタイマーに任せることにさせていただきます。
こちらの商品はコンセントと電化製品の間にかますことによって、タイマー機能を使えるというものです。
14パターンのプログラムを組むことができます。
そしてLEDライト『リーフグロー』設置へ…
先に我が家の玄関にLEDライト及び延長コードを設置するのが非常に困難である旨を書いておいて、今回なぜ設置を決断したかと申しますと、実現可能な計画を策定できたからです。
我が家の最も大きい恥部の1つである散らかった玄関の写真を掲載するわけにはいきませんので、超簡易略図でお示しさせていただきますと、このようにコードを這わせることにしました。
使うのは「延長コード」と「モール」です。
当たり前ですね。
モールは少量で十分なのでダイソーで購入しました。
問題となっていた「人間の動線を跨ぐ」ことについては避けることができないわけですが、極力見えないようにしようということがテーマです。
まずコンセントに差し込んだ後はモールとともに壁に沿わせます。
モールはカッターで切断できます。
そして肝心の「動線を跨ぐ部分」ですが、玄関の小上がり部分がほんの少しだけ「庇(ひさし)」形になっていることに気付きましたので、この下に見えないように固定することにしました。
この写真の部分が今回の設置で最も目立つ部分です。
延長コードの固定は、数ヶ所をテープで接着する方法にしました。
いくつか(夜な夜なひっそりと)試しましたが、結局こんなアナログな方法しかうまくいきませんでした。
最後にボトル設置側でもう1度壁に固定しまして、ボトル付近に到達です。
リーフグローは自由にライトの向きを変えられますので、狭い場所でもコンパクトに納めることができます。
我が家の狭い設置場所にも収まりました。
それでは点灯してみます。
明るいです。
やはり電源がありますので、小さい充電式のライトとは全く違います。
美しいです。
写真も撮りやすくなりました。
おわりに〜できればボトル拡張したい〜
今回、念願のLEDライトを設置することができて大変うれしいです。
現在のミクロソリウムは一応子株も出てきており、これから生育してくれるものかは不透明です(何せ今まで暗かったですから)。
あとは、できればボトルを拡張したいと思っています。
以前ダイソーで発見したクッキージャー、一応購入してあるのです。
こういうクッキージャーってネットや、あるいはニトリなんかで販売していますが、1,000円以上しますよね。
ダイソーなら300円です。
私も世が世ならいくつも購入していくつもボトルアクアリウムを立ち上げていたことと思います。
「じゃあやれば?」という話であることは重々承知なのですが、うまく立ち回らなければそうもいかないのです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
『クワガタ』+『苔リウム』+『多肉植物』の飼育スペースを照らす!【IKEA VÄXER(ヴェクセル)植物栽培用LED電球】
この記事では、IKEAのVÄXER(ヴェクセル)植物栽培用LED電球を用いまして、『クワガタ』+『苔リウム』+『多肉植物』の飼育スペースを照らしていることについて記事にさせて頂きます。
- はじめに
- IKEA VÄXER(ヴェクセル)植物栽培用LED電球について
- IKEA - VÄXER(ヴェクセル)LED電球 栽培用 PAR30 E26について
- 植物を育成・栽培できるLEDライトの波長とは?
- どのように飼育スペースに設置するか(どのようなライトにするか)
- そして飼育スペースにLEDライトを設置してみる
はじめに
私は極めて小規模なクワガタ飼育や、メダカ飼育を行っています。
その他、取るに足らない広く浅い趣味を、煩悩と同じだけ108つ有しているのですが、その中でもとりわけ浅い趣味が『苔リウム』と『多肉植物』になります。
今回、私の(猫の額ほどの)書斎の片隅にIKEAのLED電球を設置している飼育スペースがございまして、そのことについて触れさせて頂きます。
どの分野の見地からしましても、文字通り本当に些細なスペースになりますので、ご了承頂ければ幸いです。
IKEA VÄXER(ヴェクセル)植物栽培用LED電球について
実は私が居住する県にはIKEAがありません。
無いどころか、直近のIKEAまで行くのに車で3時間以上掛かるという有様です。
ですから、平素から通うということは当然無く、旅行等の遠行に併せて年に1〜2回程度行くという感じです。
ところで、我が家のように飼育スペースが限られていますと、なかなか日照条件までクリアすることが難しくなります。
すると、光を必要とする植物を置く場合はライトで補う必要がありますし、色々お調べしてみたりはしていたのですが、なかなか「どのようなものが良いか」ということもわかりませんし、何をどうして良いかということもわからないままでいたのでした。
そんな時、以前から苔のことで色々とご教示頂いている『苔とメダカ』さんから、IKEAのLED電球の余剰があるというお話を頂きました。
それでこちらからご無理を言いまして、苔とメダカさんからIKEAのLED電球をお譲り頂いたわけなのです。
その節は本当に申し訳ございませんでした。ありがとうございました。
IKEA - VÄXER(ヴェクセル)LED電球 栽培用 PAR30 E26について
当該LED電球のスペックを見てみます。
光束: 800 ルーメン
出力: 10 W
照射範囲:最大半径約12.5cm
寿命:約2万5千時間
幅:12 cm
高さ:10 cm
長さ:15 cm
重さ:0.25 kg
となっています。
スペック的には、我が家の極小飼育スペースであれば当然十分ということになろうかと思います。
あと外観ですが、IKEAらしくシンプルで良いです。
我が家は別に北欧風の家ではありませんが、問題なく合わせられそうです。
植物を育成・栽培できるLEDライトの波長とは?
このテーマについては、私如き素人が立入る分野ではございません。
植物育成用LEDライトの記事だから、ということですが、一言だけ触れさせて頂きます。
今回のIKEAのLED電球にも、サイト上の商品説明に以下の文言が明記されています。
標準的な光源にくらべて、LED栽培用電球の発光スペクトルには青色や赤色の波長が多く含まれているので、植物が健康に育ちます
住宅用照明には適していません。植物の育成に適した波長の光を出す照明として設計されています
やはり一般的なライトと植物を育成するためにライトは波長が違うようです。
お調べした際によく目にするものをごく簡単に記述しますと、
白色の波長:一般的なLED
赤色の波長:光合成に必要
青色の波長:植物が大きくなるために必要
ということで、赤色と青色の波長が含まれているものが太陽光に近いということなのだそうです。
どのように飼育スペースに設置するか(どのようなライトにするか)
ところで、前記LED電球は電球ですので別途ライトを購入する必要があります。
どのようなライトにするかは設置場所の環境等から判断しなければなりません。
我が家の場合、結論的にはYAZAWA社の『LEDクリップライト』にしました。
1,000円ちょっと位でした。
このクリップライトの類がピンからキリまで色々な物があるのですが、電球のサイズ、さらにはデザインのことを考えますと意外と選択の余地はかなり狭まってきます。
今回はIKEAの電球がホワイトでシンプルなデザインでしたので、よくあるクロームメッキ調の物などを避けますと、自ずと前記商品一択になってしまいました。
購入し、差し込んでみましたところ違和感なくまとまったように感じます。
ただしこちらの商品がすでに廃番になってしまったようで、すぐには見つかりませんでした。
結局メルカリで見つけて購入に至ったのでした。
そして飼育スペースにLEDライトを設置してみる
それではLEDライトを設置してみます。
今回の設置場所は本棚の奥になりますので本棚の枠をクリップで挟む形で設置します。
ここまできましたので、今回のLEDライト設置場所である、我が家の飼育部屋の一角について触れさせて頂きます。
こちらにはメインの国産オオクワガタ、ムシモンオオクワガタがおります。
クワガタ飼育にライトは基本的に必要無いかと思いますが、お隣に置いてある多肉植物と苔リウムのために今回LEDライトを設置しようというわけです。
ちなみに多肉植物については、こちらには『アガベ』、『エケベリア』、『ハオルチア』を置いています。
冬場は結構ここではなく窓際に置いたり行ったり来たりしていたのですが、これからの季節はどこで育成するか(このライト下でいいのか)、また検討したいと思います。
その内にもしかしたら多肉植物についても記事にさせて頂ければ幸いです。
苔リウムについてはこれまで記事にさせて頂いたとおりです。
クワガタは、今は無残な姿になってしまったクワリウムと、ムシモンオオクワガタを少々置いています(元のクワリウムの姿を見なければ無残かどうかわからないでしょうか…)。
最後に、どうでも良いですが壁にはポスター類を少々貼付しています。
生体までいる分、あまり生き物系に偏るのもなんですので、『クワガタ』、『007』、『車』、『スポーツ』に割り振っています(改めて書き出してみると本当に脈絡がありません)。
あまりベタベタ貼らず、恥ずかしながら取っ替え引っ替えしながら様子を見ています。
ところで私は昔から常々“Tシャツの柄とポスターは難しい”と考えています。
そこにはなんだかその人の主義主張、趣味嗜好が垣間見えるようで、着ているTシャツ(のフロントプリントに書いてある英語など)を見られて「あ、この人ってこういうタイプなんだ…」と見透かされてしまう気がするのです。
話が大きく逸れてしまいましたが、今回記事のLEDライトはまだ導入して数ヶ月になります。
季節も移り行き、気温や日照条件も変化して参りますので、ベストな状況を探しながらやっていきたいと思っています。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。