JB の ワイドアンドシャロー

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植物、クワガタ、マラソン、登山など趣味について綴るブログです。

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クワガタに付着するダニの除去について

    この記事では、クワガタに付着するダニの除去について対処してみたことについて記述させていただきます。

はじめに

    クワカブ等を飼育する上で、ダニの問題というのはどなたでも大なり小なり抱えていらっしゃると思うのですが、私も小規模ながらダニ問題を抱えています。

    成虫飼育に関しまして、マットの方はハスクチップを使用するなどしており、今のところ幸い困ってはいないのですが、今回は専ら成虫そのものに付着するダニの問題についてになります。

 

    私はダニの種類やその特性に関する知識等もありませんし、今回試す方法も極めて基本的な方法になろうかと思いますので、ご了承いただければ幸いです。

今回の対象クワガタ

    先日ご紹介した「インターメディアツヤクワガタ」になります。

jbwideandshallow.hatenablog.com

    我が家の他の成虫は、幸い特にダニの付着は見られないのですが、この成虫に関しては購入した時からかなりダニの付着が見られました。

    今回このインターメディアツヤクワガタについて、対処を考えてみたいと思います。

そもそもクワガタに付着するダニについて

    クワガタに付着するダニそのもののことについては、いろいろと詳しい情報が世に出ていますので、私ごときがわざわざ申し上げるまでもないかと思います。

    ですから、極めて端的に申しますと、

・ ダニの発生自体はこれといって成虫に有害ということはないと思われる

・ 飼育者から見て不快であったり衛生面が問題ということになると思われる

ということになろうかと思います。

    私自身も、専らこの不快感から対処してみようと考えた次第です。

 

    今回インターメディアツヤクワガタに付着していますのは、種類等はわかりませんが白っぽいダニで、当然小さいですが肉眼で容易に視認できるサイズです。

    視認できる限りでは頭部や、アゴの突起部に密集していることが多いです。

今回の対処方法

・ 筆による拭き取り

・ ダニ取りマットの使用

筆による拭き取り

    100均で購入しました筆を使いまして、ダニを除去してみます。

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    結論から申しますと、拭き取ることができた限りは相当除去できます。

    物理的に掃き出しているのですから当たり前です。

    ただ、拭き取ることができなかった部分は除去できません。

    作業した時は、かなり除去できたなとある程度満足していたのですが、作業後数時間してから確認してみると、作業前と変わらないと思える程のダニが姿を表していました。

    作業後はケースの清掃とマット交換も行なっていましたので、成虫に付着したまま除去できていなかったダニが姿を表したものになります。

    当初見た目には除去できたつもりでも、やはりダニは身体の隙間や、上翅の下などに入り込んでいて、筆では除去し切れない部分があるのだと思いました。

 

    なお、筆での作業は数分程度だったのですが、ケースに戻したところパニック状態という感じでケース内でモゾモゾと暴れていました。

    相当攻撃を受けているように感じたのだと思います。

    筆やハケによる除去方法をお調べしますと、成虫に流水をあてながら作業するのも効果的なようですが、このパニック状態を見ましたら、その作業はしないでおこうと思っています。

ダニ取りマットの使用

   筆での除去には限界を感じましたので、できることならダニ自ら出て行ってもらいたいと思い、いわゆるダニ取りマットを使用してみることにしました。

    ホムセンで販売していましたので購入してみました。

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    初めて使用するのですが、裏面の説明を読みますと、成虫に付着する概ね1〜2週間で効果が見られ、マット交換して継続使用することでより効果的なようです。

    マットについての詳細はわかりませんが、おそらく主原料は針葉樹なのだと思います。

    ケースについては、インターメディアツヤクワガタの身体が大きいので、全身がマットに入るよう我が家ではVIP扱いのクリアースライダーを使用します。

    インターメディアツヤクワガタはいかにもマットに潜らなそうですが、数cmマットを入れてその上に生体を置き、さらにマットを上から投入しました。

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     上からマットを被せると、相当怒らせてしまいました。

    マットの袋を威嚇しています。

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    怒られたのでインターメディアツヤクワガタは普通にマット上に乗った状態ですが、しばらく放置してみます。

ダニ取りマット投入後約1週間後

    ゼリー交換の度に様子を見ていたのですが、もしかしたら効果が出てきているかもしれません。

    ぱっと見ではダニの存在がわからなくなってきました。

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    よく見るとダニが生体の上を歩いているのが見えるのですが、数匹程度です。

    あのおびただしい数から見れば微々たるものです。

 

    今回いわゆるダニ取りマットを使用しまして、まだ油断はできませんが、生体に付着するダニは少なくとも相当数除去できたと思います。

    しかし、まだ身体の隙間などに潜んでいるダニがいるかもしれないので判然とはしません。

    今回のインターメディアツヤクワガタについては、1度ハスクチップを敷いたケースでの管理に戻ってもらいました。

    また様子を見まして、参考までにダニの状況をご紹介できればと思います。

 

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。