オオクワガタ幼虫飼育の残念な結果-羽化に漕ぎ着けるも不全で★に…【オオクワガタ飼育2019】
この記事では、2018〜2019シーズンのオオクワガタ幼虫飼育について残念な結果になってしまったことについて記述させて頂きます。
はじめに
我が家では、ごく小規模のクワガタ飼育をしておりまして、その中でもとりわけ大切な個体が、ブログやSNS等を通じてお世話になりっぱなしの「ひろパパ」さんに無理にお願いしまして、お譲り頂いた1ペアでした。
※ひろパパさんのブログです
今回こちらの個体を掘り出してみましたところ残念ながら★なってしまっておりました。
まず、言うまでもないことをお断りさせて頂くのですが
まず、言うまでもないことをお断りさせて頂くのですが、今回残念な結果になってしまったのは偏に私の管理力不足が要因になります。
菌糸ビンを掘りましたところ、羽化まで漕ぎ着けたものの不全となり、それで残念ながら落ちてしまったようでした。
本来しっかり温湿度管理されていたならば普通に羽化できる能力を有していたものと思われます。
『1頭のオオクワガタにいちいち一喜一憂して記事にするな』と思われるかと思います。
しかしながら当ブログはこれまでもうまく行っても行かなくてもそのまま記事にさせて頂いて参りましたし、又、今回の個体はひろパパさんにお譲り頂いた大切な個体でこれまでも記事にさせて頂いたこともありましたので、今回記事を作成させて頂くこととしました。
ご了承頂ければ幸いです。
ここまでの飼育状況概要
飼育と申しましても、お譲り頂きまして菌糸ビン交換、あとは我が家の(ここ1年近く不吉な)発泡スチロール箱簡易温室で管理です。
我が家で3本目投入時(2018.12)の体重は『27g』でした。
あとは2019.1中いっぱいくらいは我が家の常温(16〜18℃くらい)で管理していました。
その後はマルチパネルヒーターをスイッチオンしまして、23〜25℃くらいで管理です。
この間は確かに生きていた
上記記事を上げさせて頂いて1ヶ月程度の頃だったと思いますが、ふと菌糸ビンを手に取って様子を見ましたところ、『ガサガサ』と明らかに中で動いている音が聞こえました。
結構激しくガサガサと動いており、『これはおそらく蛹化しているだろう』と予測がつきました。
そして、蛹化していようとしていまいと、明らかに生存してくれていることに安堵と喜びを感じていたのでした。
それからは、いくら菌糸ビンを触って舐め回すように見てもなんら効果はないということはこれまでの飼育でさすがに学んでいましたので、簡易温室内にそっと置いて、気になって仕方がないものの触らないようにしていました。
菌床が急に劣化してきた
ところが1週間位前かと思いますが、ふと気付くと菌床が急激に劣化していました。
僕は経験も浅く飼育個体も少ないので正確なことはわからないのですが、中の個体が落ちてしまうと、菌糸ビンの菌床って急激に劣化しませんか?そんなことないですか?
いずれにしましても、菌床の急激な劣化で嫌な予感が膨らんでいきました。
掘り出した結果
本当は自力ハッチとまでは言わずとも、できるだけ触らずに、掘り出しも時期をじっくり取るかなんらかの羽化の兆しが見えたらと思っていたのですが、嫌な予感を抱きつつ、思い切って掘り出すことにしました。
それで掘り始めましたところ、菌糸ビン中腹辺りに蛹室がありまして、一目見まして不全であることが、確認しまして落ちてしまっていることがわかりました。
※画像はございません。
個体の方は『オオアゴ』、『頭部』、『胸部』までは脱皮して固まり、黒くなっていました。
そして『腹部』、『上翅』の方がうまく行かず不全となり、落ちてしまった様子でした。
このオオクワガタには感謝です。
今回ばかりははっきり申しまして、控えめに言って大ショックでした。
広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のようなショックでした。
以前のブログ記事でも触れさせて頂きましたが、やはり国産オオクワガタ飼育は他の種とちょっと違って私のクワガタ飼育の根幹みたいなところがありまして、『あ〜ダメだった!ま、いっか!』みたいな気分にはなかなかなれないのです。
それでもここまで、もう言わば羽化までですね、『オオクワガタの羽化を心待ちにしながら飼育している』という状況を形成してくれていた個体には感謝です。
本当にこの個体がいなかったらクワガタ飼育の楽しみ激減でした。
昨年夏辺りから色々と飼育の難しさを実感しているところです。
いつも言うのですが、まずオオクワガタブリードだけは再開したいと願っていますので、精進したいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。