ムシモンオオクワガタブリードのその後…♀は菌糸ビン投入の再セットで菌床産卵させてみる【ムシモンオオクワガタを極小スペースでブリードしてみる2019⑥】
この記事では、以前からブリードを実施し、産卵セットを割り出したムシモンオオクワガタのその後などについて記事にさせて頂きます。
はじめに
私は、以前家庭の事情によりクワガタ飼育の終活宣言をした後、ごく小規模にほんの少しのクワガタブリードを実施しているところです。
その数少ない種がムシモンオオクワガタです。
先日ムシモンオオクワガタの産卵セットを割り出したことについて記事にさせて頂いたのですが、それから約1ヶ月が経過しましたので、経過等について記事にさせて頂きます。
ご了承頂ければ幸いです。
先日の産卵セット割り出し結果について
今回、我が家では2ペア2セットの産卵セットを組みました。
我が家の実情に沿った極小産卵セットです。
一度は空振りに終わり、同居させなおした上、再度産卵セットを組んだのでした。
詳細は過去記事のとおりになるのですが、結局のところ極小産卵セット2つで『幼虫3+卵2』という結果だったのです。
幼虫は今回菌糸ビンで多頭飼育しようということで、800ccの菌糸ビン1本に投入したのでした。
投入後約1ヶ月菌糸ビンのその後
まず残念なことに、投入から間もなく、少なくとも幼虫1頭は⭐︎になってしまいました(初令サイズでしたので間もなくと思います)。
投入時はマットに潜った様子を確認したのですが、マット上に出て亡くなってしまっておりました。
先述のとおり、ただでさえ数が少ないですのでがっかりしましたし、「よもや全滅しているのでは…?いや、全滅している気がする…」と悲観的になっておりました。
しかしながら約1ヶ月経過を機に菌糸ビンの全体の様子を見ますと数ヶ所に、少しですが食痕を確認することができました。
少なくとも1頭は生存していそうです。
それにしても、なんだかこの「おー!食痕出てるー!」みたいな生存確認は、初めてオオクワガタの幼虫飼育をした時のことを思い出します。
我が家は飼育数が少ないので未だにこんな感覚が残っています。
ヤキモキしますが、生存確認は嬉しいものです。
ムシモンオオクワガタ♀は菌床産卵へ…
産卵を終えたムシモンオオクワガタ♀は、♂とは別居してケース内で隠居生活を送ってもらっていました。
一方で、実は私自身、極小産卵セットとは言えもうちょっとは産んでいるのではないかと思い、800ccの菌糸ビンがもう1本余っていたのです。
多頭飼育の菌糸ビンが、(少なくとも)1頭は⭐︎になってしまい、ますます数が少なくなったことを実感したためか、「どうせ菌糸ビンが余っているから、♀を投入して菌床飼育してみるか」という気持ちになってしまいました。
引退選手の復帰戦です。
上部だけ掘り出し、ゼリーを置いて復帰戦の舞台は整いました。
もうオオクワガタのブリードのようにスケジュール感はありません。
また、2頭の♀を同じ菌糸ビンに投入しており、サイズ等の個体管理みたいなものもありません。
完全に私の自己満足的産卵セットです(言ってしまえばいつもそうなのですが)。
ムシモン♀達は、あらかじめ開けた坑道にすぐに潜っていきました(だからと言って必ずしも産卵するわけではありません)。
過去記事のとおり、双方とも産卵実績はある♀であり産卵能力があることは確かです。
では菌床で産むのか(しかも菌糸ビンで)。
わかりませんが、もともと趣味の世界であるところ、さらに趣味性の強い、気紛れの産卵セットになりました。
産まなくても恨みっこなしです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。