メダカ・ボトリウム・プロジェクト(MBP)始動!!【プロローグ編ー映画『リーサル・ウェポン4』は本当に名作】
この記事では、我が家において遂に『メダカ・ボトリウム・プロジェクト(Medaka・Bottlium・Project)』を始動することについて記述させて頂きます。
序章(プロローグ)編です。
はじめに
我が家では今季、私自身の実力不足や家庭の事情から、クワガタ・カブトムシ飼育がなかなか奮いません。
そんな中、私は以前からメダカ飼育のことが気になっており、過去に当ブログにおきましても記事にさせて頂いたことがございました。
又、これまでに書籍を購入したり、私自身の周りでメダカを飼育している人の話を聞いたり、メダカを飼育しておられる方のブログを拝読したりしてきました。
ちなみに書籍に関しましては、図書館で色々借りて検討した結果、こちらを購入しました。
正直クワガタ・カブトムシ飼育が中途半端になってしまっている以上、メダカに手を広げるのはどうかという葛藤もあります。
しかしながら、クワカブ飼育でのことを教訓にしまして、同じ轍は踏まないということで、妻にはあらかじめメダカ飼育のことについて説明しまして話を進めました。
私自身の興味本位がもちろん最も大きいのですが、子ども達も興味を持ってくれると思いますし、あとは我が家におきまして生き物飼育の幅を少し広げることによりまして、クワカブ飼育の方も好転しないかという思いも少しあるのです。
しかし先述しましたとおり葛藤もありまして、双方とも熱意も飼育も中途半端にならないかという懸念があったのです。
そんな中思い出したのは『リーサル・ウェポン4』の終盤でした。
『リーサル・ウェポン4』は大好きな映画
『リーサル・ウェポン4』とは
1998年公開の映画です。
アメリカ(ロス市警)のいわゆるバディムービー(刑事コンビが主役のアクション映画)です。
今回の記事を書くにあたり公開から20年以上も経過していることに驚愕してしまいました。
歳をとるわけだ…。
私は『リーサル・ウェポンシリーズ』が好きです。
若干世代とはズレていまして、実は一番始めに観たのが『4』で、1~3を遡って(おそらく当時VHSで)鑑賞したパターンです。
ですからストーリー的にも、そういったパターンであることからも、とりわけ『4』が好きなのです(というか長い年月が経過しましてさすがに1~3のことは大分忘れてしまいました)。
ここで語るとキリがないので自重させて頂きますが、今回記事では『4』のことに少しだけ触れさせて頂きます。
様々なご意見がおありかと思うのですが、この『4』は本当に良くできていまして、ハードなアクションは当然なのですが、終始登場人物の人間関係やドラマが微笑ましく(と言うか笑える)、しかし本筋のストーリーと密接に絡み合ってくるのです。
いやホントこの設定や脚本はそうそう書けたものではありません。
やはり、リチャード・ドナーとジョエル・シルバーの為せる技ということなのでしょうか。
両方を真剣に愛するということ
詳しい内容を語りだすと本当にキリがないので、できるだけ手短にしたいと思います。
主人公のマーティン・リッグス(メル・ギブソン)はロス市警の刑事で、過去作において妻を殺されているのですが、その後ローナ・コール(レネ・ルッソ)と出会って愛し合い、『4』の終盤でローナはリッグスとの子を出産直前という状態になります。
リッグスはローナのことを愛しながらも、亡き妻への愛も忘れていない。
そして、亡き妻の墓前を訪れ、天国の亡き妻に対して
「彼女は結婚したがってる。
「おれも彼女を愛してる…幸せにしたい」
「君の助言が欲しいんだ」
と相談するのです。
そこに突然現れたのが友人で探偵のレオ・ゲッツ(ジョー・ペシ)でした。
レオは友人ですが、いつもリッグス達にからかわれたりいじめられてばかりいまして、かなりコミカルな役どころです(ジョー・ペシは『ホーム・アローンシリーズ』が有名ですかね)。
しかしこの場面では急にシリアスになり、『子どもの頃の友人、カエルのフロッギー』の話をしだすのです。
レオ:ガキのころカエルを飼ってた
これだけ話させてくれ
カエルの名はフロッギー
一番の友だった
友達が少なくて…
本当は1人もいなかった
オレはカエルにキスしてた
そうすればカエルは
お姫様になって
母親役をしてくれるかと
おふくろを知らないんだ
親父は知らんふり
だからフロッギーだけだった
大好きでいつも一緒だった
ある日自転車から
カエルが飛び降りて
後輪でひいちまった
オレが殺した
とても落ち込んだよ
一番の友達で本当に愛してた
やがて君とロジャーに出会った
君らは本当に優しくしてくれた
リッグス:いじめてばかりだ
レオ:いいんだ、構わんよ
君らは家族だ、友人だ
フロッギーも君もどちらも大切だ
多分…
こんな話も意味あるかと思って
この後レオは立ち去るのですが、リッグスはこのレオの言葉を亡き妻からのアドバイスと解釈します。
亡き妻への愛も、ローナへの愛もまた本物。
レオが愛したフロッギーとの別れを乗り越え、フロッギーへの愛も胸に刻みつつ、リッグス達との友情を育んだように、リッグスもローナを正々堂々と愛することを決意し、この後ラストを迎えるのです(最後がまたドタバタで非常におもしろいです)。
『メダカ飼育』を開始した暁には
なんだかまるでクワカブ飼育を辞めてメダカ飼育に移行するような記事になってしまいましたが、そのようなことはございません。
メダカ飼育を開始した暁には、クワカブ飼育もメダカ飼育も、それぞれ責任持って飼育する所存であることを申し上げたかっただけになります。
私のように碌にカブクワ飼育もできておらず、何も成し遂げていない男が生き物飼育の手を広げようとしていることにつきまして、一言お断りをさせていただいたものです。
ご了承頂ければ幸いです。
それにしましても、そのようなことを考えていて久々に『リーサル・ウェポン4』のことなど思い出し、思わず記事にしてしまいました。
『リーサル・ウェポン4』は本当にオススメですし、私のように1~3を飛ばして鑑賞してもそれなりに平気です。
是非御覧ください。
メダカ・ボトリウム・プロジェクトの方も、進展しましたら記事にさせて頂こうと思っておりますので、その際はまたお読み頂ければ幸いです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
パプキン♂の羽化について-パプキンを省スペースでブリードしてみる【パプキンブリード2019】
この記事では、我が家のブルー血統パプキンの唯一の♂1頭が羽化したことについて記述させて頂きます。
たまにはこういう明るい話題がないと、いくら高みを目指しているわけでない私でもめげてしまいます。
はじめに
我が家ではごく小規模なクワガタ飼育をしており、様々な事情から、『自分自身でブリードをしている』と呼べるのはパプキンのみとなっていました。
今季は何かと厳しい結果となっていますが、パプキンも産卵してくれなかったりと苦戦しておりまして、そんな中補強した個体からブリードした個体になります。
種親について
先に種親について触れさせて頂きますと、上記過去記事のとおり、いわゆる『ブルー血統』と呼ばれる個体を成虫で1ペア購入したものでした。
すでの双方とも亡くなっておりまして、以前展翅標本にしたことについて記事にさせて頂きました。
私にとっては十分きれいな体色でしたので、是非ブリードで継承して欲しいな〜というところでした。
ここまでの飼育状況概要について
ここまでの過去記事は以下のとおりになります。
こちらでもごく簡単に触れさせて頂きます。
・ 2018.11 産卵セット〜割り出し
・ 2018.12 菌糸ビン(900ml)投入
採卵時15個の卵が幼虫5頭に
多頭飼育開始
・ 2019.3 ♂は菌糸カップ
♀は人工蛹室へ
・ 2019.4上旬 ♀が羽化
・ 2019.5上旬 ♂が蛹化
・ 2019.5下旬♂が羽化 ←New!
パプキン♂の羽化について
こちらのパプキン♂に関しましては前回蛹化したことについて記事にさせて頂きました。
ところで私自身もすっかり忘れていたのですが、今回ブリードした個体は菌床飼育を試みていたのでした。
書籍やネット情報では、やはり「大きくなる」とか「変わらない」「マット飼育よりリスキー」など様々なものがありました。
どんどん落ちて数が減ってきてしまい、もうサイズどころではなくなり菌床飼育であることなどあまり気にしなくなってしまっていました。
個体数が少なくなってしまったことで、菌床飼育によってより大きく生育したのか実感を得ることができなくなってしまったのですが、少なくとも(わずかな数ですが)私がこれまでブリードしてきた中ではぱっと見で明らかに最大個体となりました。
そして、そもそも私が蛹化していることに気付くのが遅かったのか、羽化までも早く感じました。
私の感覚的に『もう1週間位かな…』とか思って様子を見たところ、『すでに羽化して下翅を収めて落ち着いた直後』という感じでした。
嬉しかったですが、羽化を眺めながらヤキモキする必要がなかった一方、ドキドキも味わいたかったですね。
今回は蛹室の小窓から姿も見えており、生きていることも、その場所も把握できていましたので、安心して掘り出ししました。
毎回こうならいいのに…。
今回はパカっと蓋を外すように掘り出すことができました。
ひっくり返っていましたので、まずは裏側から。
裏側はいつも通り、複雑な色合いです。
その体色は
アイキャッチ画像に使ってしまったのでご覧頂いたかと思うのですが、見事な緑です。
モスグリーンとかじゃなく、なんと言いますか、見事に『グリーン』です。
確か過去記事に書いたと思うのですが、やはり数が少なくなり、種親も死んでしまっている以上『親の色』つまり『ブルー』を継承して欲しいというのが本音でした。
しかしながら、この鮮やかな緑も嬉しいです。
いわゆる『ブルー血統』でよく出ます、もっとマットな感じのモスグリーンとは少し違います(写真では伝わりにくいのですが)。
しかしそこはやはり血統で、角度を変えて見ますと『ブルー』の部分が見えたりするので不思議です。
あと蛹の時大きいと感じていまして、実際羽化しましたところ、大したサイズではないですが、我が家の飼育下ではやはり最大かなと思います。
私は大きさを求めておらず、増してパプキンですので尚更といったところなのですが、やはり立派な姿で羽化してくれると嬉しいです。
アゴなんかも、パプキンの小歯って本当に寂しいですからね。
めっちゃ適当な尺ですみません…でも40mmはありそう。
最後に
これで昨年からのパプキンブリードは終わりです。
なんだか厳しい戦いでしたね。
うまく行くシーズンばかりではないのだということを痛感致しました。
なんとか♂1頭でも立派に羽化してくれて嬉しかったですし、ホッとしました。
この個体からブリードしていくというのは諸事情により現状ちょっと厳しいかと思うのですが、まずは大切に飼育していきたいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
オオクワガタ幼虫飼育の残念な結果-羽化に漕ぎ着けるも不全で★に…【オオクワガタ飼育2019】
この記事では、2018〜2019シーズンのオオクワガタ幼虫飼育について残念な結果になってしまったことについて記述させて頂きます。
はじめに
我が家では、ごく小規模のクワガタ飼育をしておりまして、その中でもとりわけ大切な個体が、ブログやSNS等を通じてお世話になりっぱなしの「ひろパパ」さんに無理にお願いしまして、お譲り頂いた1ペアでした。
※ひろパパさんのブログです
今回こちらの個体を掘り出してみましたところ残念ながら★なってしまっておりました。
まず、言うまでもないことをお断りさせて頂くのですが
まず、言うまでもないことをお断りさせて頂くのですが、今回残念な結果になってしまったのは偏に私の管理力不足が要因になります。
菌糸ビンを掘りましたところ、羽化まで漕ぎ着けたものの不全となり、それで残念ながら落ちてしまったようでした。
本来しっかり温湿度管理されていたならば普通に羽化できる能力を有していたものと思われます。
『1頭のオオクワガタにいちいち一喜一憂して記事にするな』と思われるかと思います。
しかしながら当ブログはこれまでもうまく行っても行かなくてもそのまま記事にさせて頂いて参りましたし、又、今回の個体はひろパパさんにお譲り頂いた大切な個体でこれまでも記事にさせて頂いたこともありましたので、今回記事を作成させて頂くこととしました。
ご了承頂ければ幸いです。
ここまでの飼育状況概要
飼育と申しましても、お譲り頂きまして菌糸ビン交換、あとは我が家の(ここ1年近く不吉な)発泡スチロール箱簡易温室で管理です。
我が家で3本目投入時(2018.12)の体重は『27g』でした。
あとは2019.1中いっぱいくらいは我が家の常温(16〜18℃くらい)で管理していました。
その後はマルチパネルヒーターをスイッチオンしまして、23〜25℃くらいで管理です。
この間は確かに生きていた
上記記事を上げさせて頂いて1ヶ月程度の頃だったと思いますが、ふと菌糸ビンを手に取って様子を見ましたところ、『ガサガサ』と明らかに中で動いている音が聞こえました。
結構激しくガサガサと動いており、『これはおそらく蛹化しているだろう』と予測がつきました。
そして、蛹化していようとしていまいと、明らかに生存してくれていることに安堵と喜びを感じていたのでした。
それからは、いくら菌糸ビンを触って舐め回すように見てもなんら効果はないということはこれまでの飼育でさすがに学んでいましたので、簡易温室内にそっと置いて、気になって仕方がないものの触らないようにしていました。
菌床が急に劣化してきた
ところが1週間位前かと思いますが、ふと気付くと菌床が急激に劣化していました。
僕は経験も浅く飼育個体も少ないので正確なことはわからないのですが、中の個体が落ちてしまうと、菌糸ビンの菌床って急激に劣化しませんか?そんなことないですか?
いずれにしましても、菌床の急激な劣化で嫌な予感が膨らんでいきました。
掘り出した結果
本当は自力ハッチとまでは言わずとも、できるだけ触らずに、掘り出しも時期をじっくり取るかなんらかの羽化の兆しが見えたらと思っていたのですが、嫌な予感を抱きつつ、思い切って掘り出すことにしました。
それで掘り始めましたところ、菌糸ビン中腹辺りに蛹室がありまして、一目見まして不全であることが、確認しまして落ちてしまっていることがわかりました。
※画像はございません。
個体の方は『オオアゴ』、『頭部』、『胸部』までは脱皮して固まり、黒くなっていました。
そして『腹部』、『上翅』の方がうまく行かず不全となり、落ちてしまった様子でした。
このオオクワガタには感謝です。
今回ばかりははっきり申しまして、控えめに言って大ショックでした。
広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のようなショックでした。
以前のブログ記事でも触れさせて頂きましたが、やはり国産オオクワガタ飼育は他の種とちょっと違って私のクワガタ飼育の根幹みたいなところがありまして、『あ〜ダメだった!ま、いっか!』みたいな気分にはなかなかなれないのです。
それでもここまで、もう言わば羽化までですね、『オオクワガタの羽化を心待ちにしながら飼育している』という状況を形成してくれていた個体には感謝です。
本当にこの個体がいなかったらクワガタ飼育の楽しみ激減でした。
昨年夏辺りから色々と飼育の難しさを実感しているところです。
いつも言うのですが、まずオオクワガタブリードだけは再開したいと願っていますので、精進したいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
やっぱり『アメイジング・スパイダーマン2』でグウェン・ステイシーが死ぬのは納得できない【映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(6.28世界最速公開)】
この記事では、【映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(6.28世界最速公開)】に合わせまして、スパーダーマンファンである私がどうしても映画『アメイジング・スパイダーマン2(2014年公開)』でピーター・パーカー(スパイダーマン)の恋人グウェンが死んでしまうのが納得できないことについて一言書き記させて頂きます。
- はじめに
- 私とスパイディとの出会い
- 映画シリーズについて
- やっぱり『アメイジング・スパイダーマン2』でグウェン・ステイシーが死ぬのは納得できない
- スパイダーマンの『暗部』を描くのは“スパイス程度”で良いと思う
- ※追記:2019.12.5エマ・ストーンの婚約が発表されました
※追記『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』観賞後の感想はこちらです。
はじめに
私はクワガタ・カブトムシ飼育を始めとしまして、何につけても中途半端な、広く浅いワイドでシャローな趣味を、煩悩の数と同じだけ108つ有しています。
その中でもとりわけ浅い趣味の1つが『映画鑑賞』になります。
近年はなかなか時間が取れず、鑑賞する本数もめっきり少なくなってしまったのですが、かつては少なからず劇場に足を運んでいましたし、私自身の人生の方向性についても、これまで鑑賞したり憧れてきた映画の影響を多大に受けています。
とまあ、普通に映画好きの私ですが、中でも好きな映画の1つ、というより好きなキャラクターが”スパイディ”、”親愛なる隣人”ことスパイダーマンになります。
そしてこの度スパイダーマン映画の新作が2019年6月28日に公開となります。
これを受けまして、以前から気が向いたスパイダーマン映画を鑑賞しなおしていたのですが、やはりどうしても納得できない部分があり、ここに書き記させて頂くことにしました。
タイトルに記載しましたが、やっぱり『アメイジング・スパイダーマン2』でグウェン・ステイシーが死ぬのは納得できないのです。
今回記事はいつにもまして私の個人的見解になりますので、そちらもご了承頂ければと存じます。
※追記:『スパイダーマン:ファーフロムホーム』鑑賞後の感想はこちらの記事です。
※追記『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』観賞後の感想はこちらです。
私とスパイディとの出会い
スパイディがどういった歴史のあるキャラクターかということにつきましては、私ごとき素人が語ることではございませんので割愛させて頂きます。
まず私とスパイディとの出会いですが、小学校高学年から中学校1年生に掛けての頃のことと記憶しています。
いきなり話の腰を折るのですが、どのように出会ったかまでは覚えておらず、何らかの切っ掛けで翻訳版のアメコミを購入して以来ファンになってしまったのです。
中学生の時には、アメリカにホームステイで短期留学する友人に、『現地でスパイダーマンのTシャツを買ってきてほしい』と頼み込んだりもしました(当時日本にそのようなものは無かった)。
ちなみに友人はシアトルでスパイダーマンTシャツを発見して購入してきてくれました。
確か$30を切るくらいの値段だった記憶です(近年ではいつもお世話になっているユニクロ様のUTでもスパイダーマン商品が販売され嬉しい反面アメリカ土産のありがたみが落ちてしまいました)。
そして後にアーケードゲーム「マーブルvsCAPCOM」にスパイディが登場します(もちろん後にコンシューマー用も発売されています)。
これも嬉しかったですね。
この『VSシリーズ』は正直なところ、『X-MEN vs ストリートファイター』や『CAPCOM vs SNK』の方が好きでしたが、スパイダーマン使いたさにこのゲームに100円玉を投入したのでした。
映画シリーズについて
これまでにスパイダーマン関連の映画はいくつか公開されているかと思いますが、我々世代にとってはやはり主に、
・ サム・ライミ版3部作
・ スパイダーマン:ホームカミング
の3シリーズということになろうかと思います。
私はどの作品も好きでして、いずれも批判するようなところはありません。
もちろんスパイダーマン好きであることで補正が掛かって贔屓しているかと思いますが、結構シリーズ物は『結局1が一番おもしろいんだよな』みたいなことが往々にしてあり得るのですが、スパイダーマンの映画に関してはそれぞれ好きですね。
サム・ライミ版3部作
しかしながら、やはりなんと言っても『サム・ライミ監督版』の『スパイダーマン1〜3』です。
公開日:2002年5月3日
公開日:2004年6月30日
公開日:2007年5月4日
ホラー出身でコミックファンというサム・ライミ監督の妙技と、トビー・マグワイアのピーター・パーカーがベストマッチでした。
そして何より実写のスパイダーマンがニューヨークのビル街を飛び回る映像は衝撃的で、結局後からいくらCGがリアルになろうと脚本が良くなろうと、この感動は超えられないのかもしれません。
アメイジング・スパイダーマンシリーズ
今回記事はこのシリーズに関するものになります。
公開日:2012年7月3日
公開日:2014年5月2日
本当は『4』まで企画されていたとかスピンオフ作品も企画されていたと言われており、ビッグシリーズになるはずだったのかもしれませんが、『2』の興行収入が振るわなかったなどの理由で頓挫したようです。
エマ・ストーンがヒロインですから、あるいは『ラ・ラ・ランド(LA・LA・LAND)』公開までシリーズが保っていれば、人気が再燃していたかもしれませんね。
そして後述させて頂きますが、ピーター・パーカー役のアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンはこの映画での共演をきっかけに交際してリアルでもカップルだったという微笑ましい要素もあります。
ちなみに「アメイジング〜」では原作に忠実に手から出す糸は『お手製のウェブシューター』から発射します。
サム・ライミ版ではスパイダーマンの能力の1つとして描かれており手首から直接発射するのですが、映像で観るとスパイダーマンの能力の1つである方が自然な気もしました。
スパイダーマン:ホームカミング
現在進行形のスパイダーマンシリーズで、これから公開されるのはこの映画の(厳密にはアベンジャーズ:エンドゲームの)続編になります。
公開日:2017年7月7日
アベンジャーズシリーズとリンクしていることも考えますと、非常に大事なシリーズですし、スパイダーマンの露出も増えますね。
但し、クロスオーバー作品ではなく、独立したスパイダーマンの世界で彼の活躍が観たいという方もいらっしゃると思います。
私も少しそういう思いもありまして、今のスパイダーマンはトニー・スターク(アイアンマン)ありきみたいなところがありますし、アベンジャーズシリーズを観ていないとスパイダーマンも観られない(ストーリーが繋がらない)のではという心配もありますよね。
しかしながら、(もちろん歓迎すべきことですが)アベンジャーズシリーズや他のマーベル作品が健在で、持ちつ持たれつでいる間は継続していくシリーズになるものと思われます(配給会社の契約関係など難しいことはどうなるかわかりません)。
次回作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(6.28世界最速公開)もとても楽しみですね。
やっぱり『アメイジング・スパイダーマン2』でグウェン・ステイシーが死ぬのは納得できない
いつもの如く前振りが信じられないくらい長くなってしまい申し訳ございませんでした。
こういう文章って本当に良くないですね。
まずグウェン・ステイシーについて補足で引用させて頂きます。
グウェンドリン・マキシン・"グウェン"・ステイシー(Gwendolyn Maxine "Gwen" Stacy[1][2])は、 マーベルコミックスが出版するコミック作品に登場する架空のキャラクターである。大学生であるグウェンはピーター・パーカーが彼女の友人でライバルでもあるメリー・ジェーン・ワトソンと交際する前の恋人であり、本気で愛した最初の女性である。
(引用元:Wikipedia)
このグウェンの件について語る前にお断りさせて頂くのですが、グウェン・ステイシーが死亡することは原作に登場する重要かつ画期的で有名なストーリーであり、そういった側面からはグウェンが死ぬことに納得せざるを得ません。
(『アメイジング・スパイダーマン』第121号(1973年6月))
『アメイジング・スパイダーマン』第121号(1973年6月)でグウェンはスパイダーマンの正体がピーター・パーカーであることを知ったグリーン・ゴブリン(ノーマン・オズボーン)によってジョージ・ワシントン・ブリッジのタワーに捕らわれる。スパイダーマンはグリーン・ゴブリンと戦うために現れ、ゴブリンがグウェンを橋から投げ捨てるとスパイダーマンはウェブで彼女の足を捉えてキャッチする。スパイダーマンはグウェンが助かったと思い橋の上に引き上げるが、彼女は既に死亡していた。ピーターはグウェンが橋から落ちる前の段階で既に死亡していたのか、それとも彼女を助けようとした際に衝撃で首の骨が折れたのか疑問を抱き続けるのであった。
(引用元:Wikipedia)
では何が納得いかないのかと申しますと、単に心情的なものでして、下記のとおりとなります。
2人はリアルに交際するカップルだった
アンドリューとエマはこのシリーズでの共演をきっかけにリアルに交際に発展しました。
3年程交際していたそうです。
共演者がリアルに交際することが必ずしも良いとは思いませんが、この2人に関してはなんとなくお似合いで、好印象に感じてしまいます。
しかしそれも踏まえてグウェン死亡のストーリー展開を見ますと、ただでさえヒロインが死ぬという悲しい場面に、さらになんとなくリアルの2人を重ねてしまい、いささかネガティブさが過ぎる展開に感じてしまいます。
私がエマ・ストーン好き
私が初めてエマ・ストーンを観たのは、実は『アメイジング・スパイダーマン』なのですが、その時からエマのファンになりました。
とびきり美人とか可愛いとかじゃなく、演技を観ていても朗らかで爽やかです。
『ラ・ラ・ランド』はそんな彼女の魅力がピッタリ合っていましたね。
できればシリーズがもっと継続して、エマ=グウェンにもっと登場して欲しかったです。
ちなみにラ・ラ・ランドの主演は『エマ・ワトソン』も狙っていたらしく、彼女ももちろんハリーポッター初期から超絶美人で魅力的ですが、ラ・ラ・ランドはやはりエマ・ストーンがピッタリだったのかなと思います。
グウェンを死なせなくても脚本はいくらでもなんとかなったのでは
これを言っちゃあという話ですが、どうせスパイダーマンシリーズは続いていくのですから『2』でわざわざグウェンを殺すストーリーにしなくても、いくらでもなんとかなったのではないかと思うのです。
なんでもネットで目にした情報によりますと、グウェンが死ぬストーリーになることは制作当初から決まっていたようです。
グウェンが死ぬラストありきで脚本ができたと。
それなら仕方ないのですが…。
スパイダーマンの『暗部』を描くのは“スパイス程度”で良いと思う
スパイダーマンの主な特殊能力は、『スパイダーセンス(第六感)』と『壁などに吸い付くクモの吸着力』あとはざっと『その他肉体的強さ』ということになります(サム・ライミ版では糸の発出も能力)。
ソーやキャプテンマーベルみたいなスーパーパワーは無いですが、その代わり特にマイナス面もありません。
『大いなる力には大いなる責任が伴う』というだけです。
ですから、とかくスパイダーマンは暗部にスポットを当てて描きがちかもしれません。
確かに原作は何十年も前の当時としては極めて珍しくそういった、ヒーローである主人公が葛藤する部分も描いた画期的な作品です。
後の世界中のコミックなどに多大な影響を与えたことは間違いありません。
しかしながら私個人としましては、実写映画版のスパイダーマンはリアリティを持って現代に求められた形に適合しながらも、明るく描いて欲しいなと思ってしまいます。
『スパイダーマン3』ではヴェノムに心を乗っ取られはしましたが、自己解決し、ハリー・オズボーンとの仲も修復して最後には共闘していました。
約2時間のスパイダーマンの映画で描かれる暗部は、この程度の“スパイス”でいいかなと思ってしまうのです。
ヒロインが死んでしまって悲しい気持ちで終わるなど、スパイダーマン映画では嫌です(個人的に)。
ましてリアルに交際している2人ならなおさらです。
ちなみにその後2人は破局が報じられましたが、2018年以降復縁の噂があります。
どうなんでしょうか。
それにしてもまさか当ブログの記事をゴシップっぽく締める日が来るとは思いませんでした。
※追記:2019.12.5エマ・ストーンの婚約が発表されました
アンドリュー・ガーフィールドとの復縁も度々噂されたエマでしたが、婚約したことが発表されました。
なんでもお相手は、コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」の演出家で脚本家のデイヴ・マッカリーという方だそうです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
2週連続のキャンプとほんの少しの昆虫採集【今回のキャンプ場はシーズン中は期待できそうだ!】
この記事では、まさかの2週連続のキャンプに行ったことと、テントサイトにおきましてほんの少しの昆虫採集をしたことについて記述させて頂きます。
なお、まさか毎回キャンプに行く度に私の拙い記事をアップしようというわけではございませんので、ご了承頂ければ幸いです。
はじめに
先日、今シーズン初のオートサイトキャンプに行ったことについて記事にさせて頂きました。
又、我が家は条件の良い日しかキャンプをしないことについても触れさせて頂きましたが、天候に加えまして、当然ながら私の仕事をはじめ、家族の予定など様々な条件が合わないと実施することができません。
ですから、2週連続ではありましたが「行ける時に行っておこう」ということで決行することにしたのでした。
どうせまた仕事なりなんなりで行けなくなりますので。
今回のキャンプについて
『山キャンプか海(側)キャンプか』と問われれば山キャンプと答える私ですが、今回も山手のキャンプ場になります。
今回はオートサイトでなくいわゆるフリーサイトと名のつくところで、車両をテントに横付けすることはできませんでした。
又、前回はコールマン社の『ファイアーディスク』をデビューさせたことについて触れさせていただきました。
私も家族もこの『ファイアーディスク』を大層気に入ったのですが、今回のサイトはU字溝が設置されており、そちらを使用せよとのことでしたので、今回はBBQも焚き火もU字溝です。
又、今回のサイトは大きな公園の一角になりますので、少々距離はあるもののいくつかのアクティビティを楽しむ(させられる…)ことができました。
松ぼっくりも規格外のサイズです。
ほんの少しの昆虫採集
クヌギ・コナラが多い期待のサイトだが時期はもう少し
ということで今回もほんの少しだけ昆虫を探してきました。
今回のサイトは初めて行ったのですが、テントサイト内、及び周辺に我々の好きなクヌギ・コナラ類が多く驚きました。
ただし、今回の地方ではまだもう少し早かったようで、樹液が出ているところでも大型甲虫類の集まりはまだまだというところでした。
もう泡立って出ているくらいですから、本来日中からでももうちょっと集まっても良さそうです。
それでも森の雰囲気としましては非常に期待できる感じです。
いくつかの嬉しい昆虫の発見
まずすぐに見つけたのが「センチコガネ」でした。
これは以前糞虫の本を読んで以来いつか機会があれば採集したいと思っていましたので嬉しかったです。
地域によって体色に変異のある、色虫好きからすると興味を持たざるを得ない昆虫です。
次に「ナガニジゴミムシダマシ」です。
「ニジゴミムシダマシ」と「ナガニジゴミムシダマシ」がいますが、これらも体色が美しい昆虫でして、図鑑で見て以来実物を見てみたいと思っていました。
こちらも嬉しかったですね。
でもこの嬉しさは妻には、子どもにすら伝わりませんでした(妻は興味がなく、子どもにはいささか小さ過ぎるようです)。
夜の樹液酒場とクワガタの発見
さて夜になりまして、樹液界隈の様子を見に行きます。
テントから程近くに何箇所か見つけることができましたので、子どもを連れて何度も様子を見に行くことができました。
しかしながら、小型昆虫ばかりで大型甲虫が集まっているような状況ではありませんでした。
それでもクワガタが潜んでいそうな穴や隙間を除いてみますと、一応クワガタを発見することができました。
おわかりいただけただろうか…
コクワガタ♂です。
写真を撮る暇もなく隠れてしまいました。
この個体と別の場所でもコクワガタ♂を発見することができました。
今回発見できたクワガタはこの2頭だけでした。
いずれもぱっと見で小さかったです。
お持ち帰りもなしです。
ちょっとこの地区では時期的にまだまだなのかなという印象でしたが、それでも私的にはテントの近くの木をいくつか見ただけでクワガタを発見することができましたので、一定の成果を得られたという感覚です。
終わりに
今回は『森林の中でキャンプしている感』の強いサイトで非常に居心地が良かったです。
やはりただ山奥というだけでなく、木の種類であったり、数、背の高さなどで感じ方が大きく違います。
とりわけ、我々がクワガタ・カブトムシ等採集のために必要としているクヌギ・コナラ等の広葉樹類はその雰囲気に大きく影響している気がします。
日々是勉強〜尾が青いニホントカゲの発見
今回ニホントカゲを何頭も発見することができました。
その中で尻尾が青い個体を発見しました。
私は勉強不足で尻尾が青い個体がいることを知りませんでした。
なぜ青いのか調べてみますと
全長15-27cm。胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は26。幼体は体色が黒や暗褐色で5本の明色の縦縞が入る。尾は青い。オスの成体は褐色で、体側面に茶褐色の太い縦縞が入る。繁殖期のオスは側頭部から喉、腹部が赤みを帯びる。メスは幼体の色彩を残したまま成熟することが多い。
(引用元:Wikipedia)
とのことでした。
日々是勉強です。
また勉強させて頂きます。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
ヘラヘラ♂が蛹化しているようだ【ヘラクレスオオカブト幼虫飼育2019】
この記事では、我が家で飼育しておりますヘラヘラことヘラクレスオオカブトの幼虫がどうやら蛹化したようであることについて記述させて頂きます。
はじめに
我が家ではごく小規模の飼育スペースにおきまして1ペアだけ、幼虫で購入したヘラクレスオオカブトがおります。
『ヘラクレスオオカブト』は、僕が子どもの頃は図鑑で見るだけ(だったんだと思います)の憧れの種だったわけですが、ご承知のとおり現代におきましては成虫でも幼虫でも購入しようと思えばいつでも、いくつかの方法で購入することができます。
質や値段、信頼度などはそれぞれ別としましても、入手はできる、ということです。
そんな現代におきまして、ヘラクレスオオカブトを私も購入してしまうという、私自身厳に慎むようにしていた増種をしてしまったのでした。
当然ですが成虫で購入するよりも幼虫で購入する方がかなり安価で、ざっくり言うとゼロひとつ違うという価格で購入しました。
幼虫で購入したことによって、『幼虫飼育』という楽しみが生まれた一方、羽化まで漕ぎ着けることができるかすらわからないということになります。
私がヘラクレスオオカブトの幼虫を購入しましたのは、もちろん自分自身の子ども時代の憧れということもありますが、専ら我が子達に見せることが目的になります。
ですから、「幼虫がいることを言っておいて、羽化前に死なせてしまったらどうしよう…」という思いで、子ども達には(というか妻にも)我が家にヘラクレスオオカブト幼虫がいることが未だ言い出せていません。
そんなヘラクレスオオカブト♂ですが、どうやら蛹化したものと見られます。
これまでの飼育状況概要
・ 2018.4孵化
・ 購入後2018.10にマット交換
・ 初回交換時♂76g
・ マットはカブト1番
・ ケースはそれぞれ1200ccのクリアボトル
・ 2019.1交換時デジケース(3.5L)に移行
交換時体重57g
・ 2019.3マット交換
交換時体重57g
・ 2019.5蛹化したものと見られる ← New!
一体どんな小さな成虫になるのか
前述や過去記事のとおり、私の管理力不足から幼虫の体重激減がありまして、到底ヘラクレスオオカブトの幼虫とは思えない程の小ささとなっており、いくらサイズを求めていない私としてもいささか寂しい飼育となってしまいました。
我が家の極小飼育スペース、極小簡易温室でどのように羽化まで持っていこうかと不安に思っていたくらいだったのですが、幸か不幸かこのケースでもなんら問題のないサイズと言えそうです。
原因は、これが世に言う拒食なのか…簡易温室内の温度が均一でなかった(低い箇所があった?)のか、今となってはわかりませんが、勉強が必要です。
とは言え、私は『1に完品、2にサイズ』ですので、『とにかく生育してくれれば』との思いで飼育を続けてきましたところ、最近ふと様子を見てみますと、どうやら蛹化しているようでした。
非常にわかりにくい写真をアイキャッチ画像にしたり集中線をつけたりして申し訳ございません。
これにつきましては、以前♀の蛹化や羽化について記事にさせて頂いた頃に、こちらのデジケースの様子も見ていたのですが、『もしかしたら蛹室かな』と思っていましたので、そろそろ蛹化しているかもしれないという思いも持っておりました。
少し様子を見ておりましてもピクリとも動かないのですが、色合いからするとまだ生存はしているように感じます。
掘ってみたくて仕方がない
私は以前オオクワガタ飼育におきましても、蛹化した個体をわざわざ掘り出し、人工蛹室にて羽化を見届けました。
これははっきり言いましてほぼほぼ好奇心からで、勉強のためであります。
パプキンでも何度も人工蛹室を用いましたが、それで感じましたのは、やはり特に問題がないのであれば、大抵の場合は幼虫が自分で作った蛹室の方が安全なのだろうということです。
しかし、今回のヘラクレスオオカブトにつきましても、かなり掘り出してみたい衝動に駆られています。
羽化を見届けたいという興味本位と、ヘラクレスオオカブトの場合、狭いケースで蛹化しますと『角曲がり』の危険性が認められるからです。
ですが、すでに蛹化してしまっており、角が曲がるのであればすでに曲がってしまっているものと思われますし、そもそもこの小さい(と思われる)サイズでそんなことを気にする必要があるの?ということで自分に言い聞かせまして今回は掘り出しは自重したいと思っています。
今のところは。
日本に流通している個体は、そのすべてが繁殖個体となる
ところで、最早我々にとって身近とも言える昆虫となったヘラクレスオオカブトですが、カブクワ飼育をするまで知らなかったと申しますか、そもそも深く考えたことがなかった事実がありまして、それが 『日本に流通している個体は、そのすべてが繁殖個体となる』ということです。
なおこちらでは、私自身知識もなく勉強不足でありますので、原名亜種ヘラクレス・ヘラクレス(ヘラクレス D. h. hercules (Linnaeus, 1758))のことについてのみ、少しだけ触れさせていただきます。もし誤りなどがございましたらご指摘頂ければ幸いです。直ちに訂正させて頂きます。
カブクワ飼育をするまでワイルドだとかブリード品だとか、輸入が解禁になっているとか国から持ち出し禁止になっているとか、恥ずかしながら深く考えたことがありませんでした。
又、そもそもこのような世界最強の昆虫が普通に生息している環境ってどんななの、とふと考えてしまいます。
ヘラヘラの生態等につきまして、図鑑ですとかBE-KUWAなども拝読しましたが、ここではWikipediaから一部引用させて頂きます。
カリブ海に浮かぶ小アンティル諸島のうち、グアドループ諸島西部のバス・テール島、ドミニカ島に生息する。(中略)バス・テール島中部のVernouというデータの標本個体を多く見かけるが、島内の広範囲に生息しているものとみられる。(中略)現地を調査した、山内英二によれば、いずれの産地でも1年中にわたって観察できるが、7月から9月頃に発生のピークを迎えるという。(中略)2000年初頭、奈良県内の昆虫販売業者により、多数の生体が輸入されたが、入荷当初は「カリブ産」として流通しており、グアドループ産か、ドミニカ島産かは分けられていなかった。その後、産地が区分された上で販売されるようになったが、2017年現在流通している個体は、グアドループ産が主流で、ドミニカ島産は少なくなってきている。(中略)グアドループ島(バス・テール島)のVernouでは普通種ではあるが、2016年現在、この島のものは保護生物に指定され、採集及び島外への持ち出しが禁止されている。そのため、日本に流通している個体は、そのすべてが繁殖個体となる。
(引用元:Wikipedia)
ということです。
日本国内だけでもこれだけ飼育、ブリードされていて、飼育下も含めた絶滅というのはほとんど考えられない状況かと思いますが、やはり現地では『種の保全』という意味合いで必要性があるということかと思われます。
それにしましても我々の身近な森のようなところにヘラクレスオオカブトがいる状況ってどんななのでしょうか。
憧れるような環境ではありますが、一方で私のような素人からするとあれほど巨大なカブトムシが飛び回っていたらビビってしまう気もします。
ラコステの絶滅危惧種ポロシャツが欲しかった
『種の保全』で思い出したことがあります。
最近ラコステの物で欲しいポロシャツがあったのですが、購入できませんでした。
ラコステの通常ラインではなくて、『Lacoste-save-our-species』ということで、10種類の絶滅危惧種をかたどったワッペンが付けられたものです。
つまり胸のワニが別の動物になっているんですね。
オンラインのものは販売開始からあっという間に売り切れていましたし、店頭の物は現実的に購入しに行くことができないので、諦めることにします(というか通常のものよりかなり高く2万円以上していましたので予算的にも困難を極めました)。
それにしましても、『絶滅危惧種』とか『種の保全』とか、恥ずかしながらカブクワ飼育を始めるまでは真剣に考えたことがありませんでした。
そういうフレーズがあり、世界のどこかにはそういった事実があるということとしか自分の中には存在していませんでした。
今、自分が何かできるようになったかというとそういうわけではないのですが、カブクワ飼育をするようになって生き物の生態やそういった側面にも気が向くようになり、自然のことも少しは考えるようになりました。
すぐには何かできなくても、そういった考えを持つこと、意識を向けるようになることも無意味ではないと思いますし、子ども達には何事にも全体を捉えた正しい認識というものを持って欲しいです。
ということで、また夜な夜な書いていましたらやはり最後はよくわからないことに話が及んでしまいました。
本当に申し訳ございませんでした。
ヘラクレスオオカブト飼育につきましては、焦らず、安全第一で進めていきたいと思っています。
もし今後ブログで触れることがありませんでしたら、『良くない結果になりショックを受けて触れるのを控えているのだ』とお察し頂ければ幸いです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
今シーズン初オートサイトキャンプ【焚き火台コールマン:ファイアーディスクのデビューとほんの少しの昆虫探し】
この記事では、今シーズン初のオートサイトキャンプに行ったことと、コールマン社の焚き火台である「ファイアーディスク(firedisc)」を初めて使用したことについて記述させて頂きます。
なおファイアーディスクについては結論から申し上げますとめっちゃ気に入りました。
はじめに
私はクワガタ・カブトムシ飼育や登山などをはじめとしまして、広く浅い(wide and shallow)趣味を煩悩の数と同じだけ108つ有しています。
その中でもとりわけ浅い趣味の1つが『キャンプ』になります。
もしかして冬季もキャンプされる方にとっては『キャンプシーズン』なるものが存在しないのかもしれませんが、私は適温の時期且つ天候の良い日しかやりませんので、『キャンプシーズン』が存在します(一般的なキャンプ場は冬季は営業していないのではないかと思います)。
従って現在シーズンインし、今シーズン初キャンプに行って参りました。
又、今回コールマン社の『ファイアーディスク』のデビュー戦となりましたので、レビューというほどではありませんが、使用感について触れさせて頂ければと思います。
淡白な我が家のキャンプ
私はいわゆる『グランピング』みたいな、ああいうある種豪華なキャンプにはあまり興味がないのですが、一方で雑誌『BRUTUS(マガジンハウス)』に出ているようなキャンプには人並みに憧れて、購入して何度も読み返していたものでした。
BRUTUS (ブルータス) 2012年 6/1号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2012/05/15
- メディア: 雑誌
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
しかしながら、我が家のキャンプは淡白な部類に入るものでして、これは結構、私自身の拙い登山経験から来ていると思います。
私も登山を始めたばかりのころは、「こういう時のためにこれも必要なのではないか、ああいう時のためにあれも必要なのではないか」とあれこれ持って行きたくなってしまったものでした。
しかしながら、昨今ファストパッキング(ライトパッキング)が見直されていることもあるからか、私自身も荷物が少なく軽量であることが正義な部分もあるという思いになって参りました。
何度か山行を重ねて(本当に大したことがないのですがほんの少しだけ)経験を積むと、本当に必要なものと、あってもなくてもどちらでもいいものの区別もできてきますので、荷物は厳選して持って行きたいと考えるようになりました。
キャンプにおきましてもそのような考えは適用されていまして、もちろんせっかくキャンプに行くのですからベストを尽くして色々準備をしようとは思っていますが、極力最低限の荷物で行きたいのです。
と言いますのは、どうしても荷物を増やしたりやることを増やすと、あるいはいささか行き過ぎた言葉で『面倒ごと』を増やしますと、キャンプに行くこと自体が億劫になってしまう気がするのです。
それでキャンプに行かなくなってしまっては元も子もないので、キャンプを仰々しくしたくないと申しますか、思い立ちましたら『よし!行こう!』というフットワークでいたいという思いなのです。
つまり、私は鈍ら者なのです。
本当はせっかく行くなら念入りに準備をして、時間の許す限りできるだけのことを楽しんだ方が良いに決まっています。
ですが私は鈍ら者ですのでお恥ずかしいことにそれができないのです。
今回のキャンプの状況
もういちいち晒すほどのものではありませんが、私自身の記録のためにも触れさせて頂きます。
我が家のテントですが、ホールアース(Whole Earth)の『アースドーム270Ⅱ(EARTH DOME 270 Ⅱ)』になります。
※旧モデルですので現在は『Ⅲ』がラインナップされています。
他の定番人気ブランド等の同等品と迷ったのですが、こちらの方がリーズナブルであること、人気ブランドより人と被りにくいことからこちらにしました。
又、もちろん見た目は好みが分かれるところですが、私はそのシンプルなカラーリングも気に入っています。
4〜5人用ということですが、我が家のように『大人2人+小さい子ども3人』という構成ですとまだまだ余裕があります。
天候が良い日を選んでいるので未だ風雨にさらされたことがなく、その辺の耐久性まではわからないのですが、我が家のような至って普通のキャンプには必要十分です。
おそらく他の人気一流ブランドから特に劣っているという部分も無いのではないかと思っています。
ところで山派ですか?海派ですか?
ところでキャンプ場って大体は山手にあるか、海の側にあるかというイメージですが、当ブログをお読みくださる奇特な皆様は山派でしょうか、海派でしょうか。
又、これって別にキャンプをする時のことに限らず何かにつけて心の奥に「俺ってやっぱり山が好き」「僕は海を見るとホッとする」ということがそれぞれあろうかと思います。
私自身は、『登山はするけどサーフィンはしないから』、というわけではないのですが、どちらかというと『山派』になります。
今回のキャンプ場は、テントサイトのすぐ側に遊歩道や登山道があり、山派には嬉しい環境でした。
登山の時もそうですが、こういう景色があると、外界とは違う『別世界』に来た感が強く感じられるのです。
ほんの少しの昆虫探し
我が家の悪い癖で出発までモタモタしてしまって目標到着時刻から若干遅れてしまい、散策する時間がかなり限られてしまいました。
しかしせっかく山奥まで来ましたので、子どもを連れて昆虫探しに出掛けました。
子ども達に虫網は持たせましたが、今回は観察だけで採集はなしです。
言い訳ですが、幼子を2人連れ、さらにエルゴベビーで1人抱えていましたので、碌に昆虫を見つけることができませんでした。
又、山奥ですので、最近だいぶ暖かくなってきたとは言え下界より若干気温が低く、昆虫たちもこれからという印象でした。
まず長男が見つけてくれましたのがハンミョウです。
帰宅後写真と図鑑を照合しましたところ、『コニワハンミョウ』かなと思いました。
次にこちらがまともな写真を撮り損ねてしまったのですが、こちらも帰宅後にお調べしたところ、『ヒラタアオコガネ』かなと思いました。
地味ですがよく見ると光沢のある美しい上翅です。
次にこちらは勝手にテント前に駐車していた車に飛んできてくれました、『ベニカミキリ』です。
体色はきれいな赤色です。
カミキリムシも国内だけでも非常に様々な種類がいておもしろいですので、このようなきれいな種を見ますと、いわゆる『カミキリ屋』の方のお気持ちもわかるというものです。
あとは『ナミテントウ』なども見つけることができました。
先述のとおり、なかなか念入りに探す暇もなく、タイムアップです。
もちろん他にも見つけることができたのですが、これはと思う種はなかなかいませんでした。
今季は是非採集してみたいと思っている昆虫もいますので、また次のチャンスメイクをしたいと思います。
ファイアーディスク、デビュー
ファイアーディスク選定理由
さて、今回のキャンプの目玉は『今シーズン開幕戦』ということと、コールマンの『ファイアーディスク』のデビューでした。
前々から欲しいとは思っていたのですが、機を逸してしまっており、今回開幕戦での登板に合わせ購入しました。
数多ある焚き火台の中から何故これが良いと思ったかと申しますと、やはりシンプルで設置が楽だということです。
足を3つ広げて置くだけですから、「焚き火台においてこれ以上の簡略化は無理なのでは」というレベルです。
先述させて頂きましたように、私はキャンプにおいては何事も極力シンプルにしたいと考えていますので、その方針にも打って付けです。
又、もちろん5,000円台と安価であることも決め手の1つです。
開封しますと本体と網と…
収納ケースが入っています。
ちょっとしたブランドの焚き火台ですと、ケースが平気で別売りで3,000~4,000円とかしてしまいますので、これは地味に嬉しいことです。
薪に火を灯してみた
詳細につきましてはこれまで様々なサイトで紹介されているかと思いますのでそちらを参照して頂ければと思いますが、足を出して実際に使用してみますとこんな感じです。
わかりにくい写真で恐縮ですが、使ってみますと3本足であることで特に不安定さなどは感じません。
感じませんが、やはり3本足ですので、薪を極端に片側に寄せるといったことは避けた方が無難かと思います。
シンプルな形状ですので、子どもたちも枝や松ぼっくり等を投げ入れやすいです。
マシュマロを焼いたりなんかします。
ファイアーディスクは45cmのモデルと90cmのモデルがありまして、私が購入したのは45cmのものですが、夜に家族で囲む分には十分なサイズと言えます。
付属の網でBBQにも使うことができる
付属の網を使うと料理に使うこともできます。
今回、こちらでは大した調理には使用しませんでした。
ダッチオーブンを置いたり、まだまだ活用法はありそうですが、我が家では焚き火台として活躍してくれれば必要十分かなと思います。
又、網を置いても火を弄ることができるように隙間が開くようになっているなどうまいことできているのですが、ファイアーディスク自体比較的浅いですし火力調整などは難しく(特に炭でなく薪だと)、真剣に料理等をしたいと思えばやはり別途用意した方が良いのではないかと考えます。
お手入れは楽
あと、これも私のような男には非常にありがたいのですが、皿状ですので洗浄も非常に簡単です。
分解などの必要もありませんし、シャー!と洗って終わりです。
1回使っただけでベテラン焚き火台のようになってしまいました。
バーナーの五徳なんかもそうですが、こうやって焼きが入るのもエイジングと思えば楽しいですね。
終わりに
ということで、無事今シーズン最初のキャンプに行くことができて良かったです。
家族だけのキャンプとは言え、自分自身の仕事や休みの兼ね合い、子ども達もフリーである必要があるなど、なんだかんだとキャンプに行ける日って限られてしまいますよね。
今回デビューしたファイアーディスクも大変気に入りましたので、また近々中に、行ける内にキャンプに行きまして、焚き火も楽しみたいと思います。
又、今度は昆虫採集にももっと時間を割きたいと考えています。
● COLEMAN (コールマン) キャンプ用品 焚き火 ファイアディスク 2000031235
- ジャンル: スポーツ・アウトドア > アウトドア > 燃料・燃料器具 > 焚き火台
- ショップ: スポーツオーソリティ 楽天市場店
- 価格: 5,380円
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。