メダカ・ボトリウム・プロジェクト(MBP)⑤【ボトル内をキレイにしてくれる『オトシンクルス』を混泳飼育する】
この記事では、我が家でメダカを飼育する極小ボトルアクアリウムに『オトシンクルス』を投入したことについて記述させて頂きます。
はじめに
我が家では、ダイソーで購入したガラスボトルを使用しまして、極小ボトルアクアリウムを運営しています。
元々メダカを飼育してみたくて始めたボトルアクアリウムですので、主な飼育種はメダカなのですが、ソイルの汚れが気になってきたこと、又、その掃除屋として他の種を入れることができるなら自分も楽しめて一石二鳥だなという思いで『オトシンクルス』を投入してみることにしました。
ソイルの汚れが気になってきた
私は観賞魚飼育に関しまして全くの素人であるにもかかわらず、無謀にもフィルター等も設置しないボトルアクアリウムという高難度のものに挑戦しておりまして、知識も皆無であることから色々と腐心しているところです。
ですから、できるだけ環境が悪化しないようにと思っているのですが、ソイルの汚れが気になるようになってきました。
汚れの主たる原因は、排泄物やエサの食べ残しになろうかと思います。
排泄物は仕方がないのですが、エサはどれだけ入れれば正解なのか未だに掴みきれていません。
そこで、私自身他の種を取り入れてみたい思いもあり、いわゆる「掃除屋さん」を投入してみることにしました。
メダカと混泳できる掃除屋さん
メダカとの混泳については、私なりに事前にお調べはしました。
よくメダカと混泳できて、食べ残しのエサを食べるなどしてくれる掃除屋として名前を見ますのは
・オトシンクルスの類
・コリドラスの類
・シュリンプの類
になろうかと思います。
それぞれの種に関する詳細や比較につきましては、当ブログ如きでご説明するまでもないことですので割愛させて頂きますが、もちろん種によって遊泳域も違いますし、適温や適した水質なども種によって様々ですので、「投入したけどすぐ死んでしまった」というのは素人とはいえ絶対に避けたいところでした。
ただ、我が家の環境と私の知識では、水温と水質の一定管理は実力不足ですので、ざっくり申し上げますと『丈夫』で『メダカと争わない』ということと、『近隣のペットショップで普通に購入できる』ということで、『オトシンクルス』を投入することとしました。
オトシンクルスについて
オトシンクルスは体長3~4cm程度のナマズ(プレコ)の仲間になります。
アマゾン川を中心に南米の河川に広く分布している普通種ということで、『並オトシン』等と呼ばれています。
飼育自体は比較的容易は容易なんですが、その『食性』が時に難しいようです。
Wikipediaに一言でまとめてありますので引用させて頂きますと、
やや草食性の強い雑食で、吸盤状の口で流木やガラス面に生えた藻類を削る様に食べるのが特徴。アクアリウムでは水草を多用したレイアウト水槽の発達とともにポピュラーになり、主に水槽内に発生した藻の駆除の為に購入される。しかし、飼育は初心者にとっては簡単ではない。水槽内の藻や苔がなくなってしまうと餌がなくなってしまうので長期の飼育をする場合にはコケに代わる餌(茹でた野菜類やプレコ用飼料など)を与え、餌付ける必要がある。なお、アマゾンソードなど一部の水草は食べることもある。
(引用元:Wikipedia)
ということです。
なんせオトシンクルス飼育がうまくいかない、死んでしまうという時は、もちろん環境が原因であることもありますが、『餓死』であることも多いようです。
私も餓死が怖かったので、一応実績のあるエサも用意しました。
食べ残しのエサや苔を食べている様子がなかったら、プレコのエサも一応投入しようということですが、このエサはこのエサで、エサだと気付いてもらわなければ食べてもらえないということです。
メダカとの混泳につきましては、多くの方が実践しておられますので私如きが言うまでもありませんが問題ありません。
まずメダカは水面近くを泳ぐ習性がありますし、オトシンクルスは主に底の方にいますので被ってケンカになるようなことはありません(というか性格的にオトシンクルスの方からちょっかいを掛けることはなさそうです)。
水温ですが、適温は約25℃で、生死という意味では10℃を下回るレベルまで耐えることができそうですが、健康に活動してもらうには20℃はあった方が良さそうです。
ちなみに並オトシンよりも、『オトシンネグロ』の方が、飼育は容易、上手くすれば繁殖可能ということをよく目にします。
私もどうしようか迷ったのですが、まずは並オトシンに挑戦してみよういう思いです。
オトシンクルスをお迎え
それではオトシンクルスをお迎えします。
300〜400円程度だったかと思います。
うちは極小ボトルですし、様子も見たいですので1匹だけにします。
水合わせを実施してから投入します。
購入してきた水にボトル内の水を徐々に投入しました。
徐々にと申しましても我が家は機材もありませんし、数時間程度掛け、時間を置きながら段々ボトル内の水を投入していったに過ぎません。
そして投入へ…
オトシンクルスを投入です。
とりあえず水が合わずに死ぬということはなかったので一安心です。
普段は結構おとなしくしていまして、我が家の極小ボトルでもどこにいるかわからないことが多いです。
姿が見えるとうれしくなります。
そしてソイルですが、きれいになっている時もあります。
しかし先述のエサのさじ加減の話にもなりますが、オトシンクルスの食べる量を超えてメダカのエサを入れていれば、やはり汚れていきますし、そうでなければある程度保てるのかと思います。
我が家は1匹しか入っていないのでアレですが、オトシンクルス自体の食べる量はさほど多くなさそうです。
最近では温度も下がってきて活動量も低下してきたのか、お掃除機能は著しく低下しました。
最後に〜掃除屋としてだけでなく飼育も楽しめる
オトシンクルスをお調べしていた時、また実際に導入してみてですが、オトシンクルス自体も愛らしく、単に掃除屋としてでなくオトシンクルスを飼育することも楽しめます。
正直オトシンクルスを入れただけで劇的にボトル内がきれいになるというわけではありませんが、本気を出した時の“掃除屋”オトシンクルスは結構すごいです。
“掃除屋”オトシンクルスの本気#ボトルアクアリウム #ボトリウム #メダカ #オトシンクルス #aquarium #aquariumtank pic.twitter.com/a4bOZ1mfj4
— JBのワイドアンドシャロー (@jbwideshallow) 2019年11月22日
オトシンクルスもメダカ同様大切に飼育したいと思います。
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【活動“終了”を発表】ありがとう『NICO Touches the Walls』【同年代の音楽を受け入れることで、以降の音楽も受け入れる】
先日『NICO Touches the Walls』が15年に渡る活動の「終了」を発表しました。
— NICOTouchestheWalls (@N_T_t_W) November 15, 2019
私は広く浅い108つの趣味を持ち、音楽についても極めて浅いのですが、一応日々気が向いた音楽を聴いて過ごしています。
しかしながら、『NICO Touches the Walls』がいなければ昨今の音楽を聴くことはなく、若い頃の音楽を聴いてノスタルジックな気分に浸るだけの男になっていたことと思います。
自分と比較して“どの年代の人が作った音楽か”
中高生の頃は邦楽にしても洋楽にしても、漠然と「音楽シーンで活躍している人達は大人」、つまり自分よりは遥かに年上の人達なのだと思っていました。
“テレビの中の人達(メディア全般、音楽、映画等含む)”ってそういう感覚はなかったでしょうか?
サッカー選手やプロ野球選手なんかはいつまでも年上だと思っていたし、甲子園球児が年下になった時は信じられませんでした。
かつては自分も人並みに“NO MUSIC NO LIFE”で、何度かバンド組んだりなんかもしていましたけど、段々と、若かりし頃ほど熱心には音楽を聴かなくなってしまいました。
さらに近年は、若かりし頃の曲を聴いてノスタルジックな気分に浸ったりなんかもするわけです。
これは個人的見解なんですが、こと音楽に関しては「(自分と比較して)どの年代の人が作った音楽か」って結構重要だと思います。
それによって歌詞や曲調等に共感できたり、説得力を感じたりっていうことがすんなりといったり、あるいは難しかったりします。
いささか乱暴な表現をお許し頂きますと、自分より下の年代の人が作った曲に、愛だの恋だの人生だの言われてもしっくり来ない時が間違いなくあるのです。
同年代より上の人が作った曲なら必ずしっくり来るかと言ったら、それはそれでまた別問題なわけですが、得てしてそうなのです。
僕と『NICO Touches the Walls』
私が『NICO Touches the Walls』と出会ったのは、今確認しましたところ11年前の1stフルアルバム『Who are you?』でした。
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このアルバムの1曲目『Broken Youth』という曲がありまして、たまたま私の地元で放送されているローカル音楽番組でPVが流れたのが出会いです(この曲はテレビアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」の主題歌になります)。
この曲、このアルバムを聴くだけでも『NICO』の良さがよくわかります。
まず曲としましてはリフが格好良い曲が多いと思います。
またそのリフがイントロ後も曲を追い掛けてきたり、ボーカルに併走したりが良い具合なんですよね。
次に歌詞ですが、時にキザなくらい、前向きで勢いがあります。
「〜〇〇だぜ」口調なんか出てきても嫌味がないんですよね。
力強く伸びやかなボーカルが素晴らしいことは言わずもがなです。
そして何より、常に音楽が前向きでポジティブなのです。
一ファンとしてはっきり申し上げまして、『NICO』はもっともっと売れても良かったと思うんですよね。
確かに人気アニメの主題歌、大手携帯電話キャリアのCMソング、ドラマ主題歌などタイアップも多く果たしていました。
しかしもっとブレイクできる実力は兼ね備えていたと思わざるを得ません。
私と同じ感情を抱いている方はおそらく少なからずいたと思います。
そんな私(や多くのファン)の気持ちを代弁してくださっている方も多くいらっしゃいます。
こういったことについては私如きが何か申し上げることではありません。
しかも『NICO』の活動は「終了」してしまいました。
でも何より、彼らの音楽が素晴らしかったことに変わりはありませんし、私自身にも影響を与えてもらったことに変わりはありません。
“同年代”の音楽を受け入れることをきっかけに、自分より若い世代の音楽を受け入れられる
話を序盤に戻します。
自分が20代になりますと、世の音楽シーンで台頭するミュージシャンが自分世代であったり、あるいは自分よりも下の年代であることが多くなってきました。
ここで良い出会いがなければ、おそらく新しい音楽に出会うバイタリティは枯渇し、自分がノスタルジックな気分に浸れる音楽を繰り返し聞くに留まるようになってしまうような気がします(それが決して悪いわけではありませんが)。
つまり、「最近の若い奴が聴く音楽はよくわからん」と一蹴して終わりです。
そんな時、幸運にも私が出会うことができたのが、私と概ね同年代である『NICO Touches the Walls』でした。
私にとりましては間違いなく、自分と同年代である『NICO』の音楽を受け入れることができたことをきっかけにして、以降の音楽を受け入れることができるようになったのです。
先述させて頂きましたように、“その音楽が(自分と比較して)どの年代の人が作ったものか”ということは、その音楽を受け入れたり共感したりということにかなり影響する気がします。
それまでの音楽はある意味単純に、自分より上の年代の、憧れの対象が音楽を作っていると無意識に思っていますので。
でも自分がある程度の年代になった時、まず自分と同年代の人が作った音楽に共感できたかどうかで、その先の音楽、つまりは自分より若い年代の人が作っている音楽を受け入れていけるかが決まるような気がするのです。
又、これは私事になるのですが、当時は仕事の面におきましても当初よりは責任ある立場になってきまして、年上の部下ができたり、自分自身の年齢になんとなく難しさが出てきた頃でした。
そんな中、こうした音楽との出会いで吹っ切れた部分を得ることができたことにより、そういった年齢差の難しさを乗り越えることができた面もあったように思います。
ありがとう『NICO Touches the Walls』
何か『NICO』の曲を聴きたいな、ここで1曲だけご紹介したいなと思いまして、好きな曲は色々あるのですが、すぐに思い至ったのはこの曲でした。
『天地ガエシ』
いささか大袈裟な表現をお許し頂きますと、熱い歌詞や終盤の盛り上がり方など、完璧と言って良い曲ではないでしょうか。
『NICO Touches the Walls』の皆様、お疲れ様でした。
素晴らしい音楽を本当にありがとうございました。
「終了」という表現がどのような意味合いなのか正確にはわかりかねますが、まずは御礼申し上げたいと思います。
自分の子ども達にも、人生の節目節目においてこういった素晴らしい音楽に出会って欲しいと切に願います。
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
プラティオドンネブトクワガタ夫妻の標本製作について
この記事では、我が家で飼育していましたプラティオドンネブトクワガタの標本製作について記述させて頂きます。
はじめに
私はごく小規模なクワガタ・カブトムシ飼育をしておりまして、飼育個体が亡くなった暁には細々と標本製作をしております。
標本製作については当ブログでも度々ご紹介させて頂いておりますが、さすがの私も製作する度に全ての標本についてご紹介させて頂いているわけではありません(誰もお読みになりたくないと思いますので…)。
しかしながらこちらの『プラティオドンネブトクワガタ』は我が家に1組しかいませんでしたので、ご紹介させて頂きたく思います。
私の標本製作が拙いことも併せまして、ご了承頂ければ幸いです。
プラティオドンネブトクワガタ飼育
かつて我が家ではプラティオドンネブトクワガタの成虫を1ペアだけ飼育していました。
成虫で購入したものです。
我が家は飼育数が少なく、増種に関しては厳しく自重していた私ですが、たまたま販売されている本種を目にしまして半ば衝動的に購入してしまったのでした。
実際手元にきますと、この大アゴを見ることができただけですっかり満足してしまいました。
しかしながら、我が家では残念ながら♂♀とも短命でした。
ただ眺めているだけでも面白い種でしたので残念です。
本当はブリードしようとしていたのだけど…
当ブログをお読みくださっている奇特な方々であっても到底ご記憶には無いかと存じますが、このプラティオドンネブトクワガタを購入した頃は私の終活入り前のことでして、実は、「できればブリードしたい」と考えていました。
詳細は前記過去記事のとおりですが、おそらくペアリングもうまくいっていなかったんですよね。
今となっては確かめようもないのですが。
ブリードして、この大アゴがたくさん産まれてきたらさぞ面白かったろうと思います。
プラティオドンネブトクワガタの標本製作
実は我が家のプラティオドンネブトクワガタは先に♀の方が亡くなり、その後しばらくで、♂の方も亡くなってしまっておりました。
こちらも元々標本として残したいと思っておりましたので、亡くなってしまったのは残念に思いながら、標本作業は進めておりました。
まずは『酢酸エチル(100均除光液)』浸けです。
じっくり浸けと言いますか、私の悪い癖で放置してしまったと言いますか、1〜2週間は浸けていたものと思います。
いざ展足作業を思い立ちましてからは、お湯に浸けて軟化します。
こちらは標本個体の様子を見てということになろうかと思いますが、展足作業前の数十分程度浸けました。
引き上げましたところ、問題なく各関節が動きましたので展足します。
今回に関してはサクッと短時間で展足したものと記憶しています。
標本製作にはそれぞれの好みがあろうかと思うのですが、私の場合、必ずしも大アゴを目一杯開くのは好きではなく、特に今回は大アゴが特徴的であるところ、「大アゴから腹部に掛けてオーバル状にしたら美しいかな」と個人的に思いましたので、むしろ大アゴは閉じ気味としました。
そして完成へ…(写真撮影)
乾燥状態に入りましてから、それはもう長らく、標本箱に収めるでもなく放置…いや乾燥させていました。
数ヶ月は経過したものと思います。
乾燥剤や防虫剤を入れたタッパーのような容器に入れていましたので問題はなかろうと思いますが、その姿勢と心構えがよろしくないですね。
反省しています。
ということで、すっかりカラッカラに乾燥しているものと思いますので、取り出して写真撮影しておきたいと思います。
撮影台はいつも使用している、Amazonで購入した『撮影ボックス』です。
1,000円台ととても安価なものですが、なんだかんだで結構使いました。
カメラもレンズもまったく大したものでなく(写真が悪いのは私の腕が原因ですが)、
canon x5
EF 50mm f/1.8 Ⅱ(エクステンションチューブ使用)
での撮影となります。
なお以前当ブログでご紹介させて頂いたのですが、『エクステンションチューブ(接写リング)』があると手持ちのレンズでマクロ写真的なものが撮影できますのでおすすめです。
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当時マクロレンズを購入しようか迷った挙句に行き着いたのがエクステンションチューブでしたが、結局今でもこれで問題ありません(私如き大した写真も撮りませんし)。
ということで、今回の標本個体になります。
実は私が長らく放置したせいかと思いますが、展足用の昆虫針を外していたところ、左の触角と、右前足の符節が取れてしまいました。
よって木工ボンドで接着したのですが、完璧に直すことはできませんでした。
まあぱっと見はわかりませんので、とりあえずこれで良しとしたいと思います。
なお♀の方も同様に完成しております。
最後に
ということで標本としては一応完成しました。
未だどのように標本箱に収めようか決めかねていまして、標本個体は元のタッパーに戻してしまいました。
また放置しないよう、早めに方針を決めたいと思います。
最後にプラティオドンネブトクワガタという種に関してですが、やはり特徴的な大アゴからとても魅力的でした。
我が家では残念ながら早いお別れとなってしまいましたので、チャンスがあればリベンジ飼育したいと思います。
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
走ることについて語るときにJBの語ること②
この記事では、私が先日とあるマラソンに参加した結果と反省点、思うところについて記述させて頂きます。
- はじめに
- まず結果(タイム)について
- 言い訳という名の反省点を記す
- 結果を残せなかった原因の考察
- 一方で前向きに捉えられる面もあった
- その瞬間、瞬間で自分の壁を超えるということ
- 新しいシューズが欲しい
- 最後に
はじめに
以前私の浅く広い108つの趣味の1つであるマラソンについて、大会に出場予定であることを記事にさせて頂きました。
その後当該大会にはすでに出場し、無事完走することができました。
正直思うような結果は出せず、又、「僕のマラソンの結果など当ブログで上げても…」という思いもあり、若干時間が経過してしまいました。
しかし前回当ブログ上で決意表明してしまっていることと、専ら自分自身の反省と記録化のために、又、やはり自分なりに思うところもありますので記事にさせて頂くこととしました。
ご了承頂ければ幸いです。
まず結果(タイム)について
前回記事におきまして、私自身の目標としまして『サブ3.5(3時間30分切り)』を掲げさせて頂きました。
そして“思うような結果が出なかった”と先述させて頂きましたが、つまりサブ3.5は達成できませんでした。
達成できないどころか程遠い結果でして、
3時間55分
という結果でした。
言い訳という名の反省点を記す
正直申しまして今回の結果については、自分自身にがっかりしてしまいました。
芳しく無い結果となったことにつきましては、当然原因がございます。
何もトップアスリートが限界ギリギリの勝負をしている話でないわけですから、はっきり申し上げまして、私如き市民ランナーが良い結果を残すことができない理由は単純です。
今回思うような結果を残すことができなかったことについて、以下列挙したいと思います。
これはいずれも『言い訳』になることと思います。
一方で、それら言い訳は『イコール改善点』でもあると思いますので、挙げさせて頂くことにします。
結果を残せなかった原因の考察
練習不足
もうこれを言ったらお終いなのですが、サブ3.5で走るためには明らかに練習不足、日々の走り込みが足りませんでした。
これを言うと、テストの点数が悪かった時に「俺そんなにテスト勉強してなかったから(キリッ)」みたいな、「俺まだ伸び代あるけど本気出してがんばってないだけだから(キリッ)」みたいな感じがして非常に嫌なのですが、真摯に、練習不足でした。
5月頃から練習を始めまして(これももっと早く、いや、年間通して走れよという話なのですが)、6〜7月は月間100kmオーバーの距離を走ることができまして、そう悪くはないかと思っていました。
しかし8月に入った辺りから暑さと仕事の関係で思うように走ることができず、ガクッと月間走行距離は少なくなってしまいました。
暑さ対策ができていなかった
今回私が参加した大会は9月中旬開催、天気は快晴でした。
よって、真夏は過ぎ去っていたとはいえ、当日の温度は
28℃
まで上昇しました。
これも上記練習不足と被るのですが、夏場の練習が不十分であったことで、暑い中42kmを走る準備が到底できてはいませんでした。
私はこれほどの温度になる、夏場のレースに出場したことがなかったので、正直言って序盤は「もしかして完走できないのでは」と思うほどでした。
暑さ対策は「薄着すればOK」なわけではありませんので、やはり夏場の走り込みしかないものと思います。
ペース配分を誤っていた
私如き素人市民ランナーは、42km通じた詳細なペース配分は困難ですので、ざっくりと
キロ5分を切る位で走り続ければサブ3.5
キロ5分30秒を切る位で走り続ければサブ4
くらいの認識を目安に走っています。
よってサブ3.5を目指す私は、
前半を抑えつつ、後半でタイムを狙うか
前半からサブ3.5を上回るペースで走り、最後まで我慢するか
という判断が求められる中で、前半は「キロ4分50秒〜55秒位」を目安に走るという後者の『前半飛ばしの我慢型』を選択したのですが、今回の暑さの中でそれはフィルダースチョイスでした。
しかしこれは難しいところです。
よくマラソンを完走するためのアドバイスとして、「前半は自分でも遅いのではないかと思うくらいのペースで走るべき」と言われます。
大会等、言わば本番ではついつい気が早ってペースが上がりがちになってしまい、後半に体力が切れてしまったり、身体に負担が掛かってしまうためです。
ですが、性格的に私にはそれがなかなか困難なのです。
前半はとにかく気が早ってしまいますし、疲れたり、(ほぼ間違いなく)足が痛くなっている後半にペースを上げるというのがなかなかどうして無理なのです。
自分自身のペースを確立できている方というのはかなり熟練のランナーだとは思うのですが、ペースに関しましては極めて重要な検討課題です。
一方で前向きに捉えられる面もあった
ペースについて記述させて頂きましたが、プラス要素もありました。
前半は暑さに苦しんでいたこともあり、難しい面もあったのですが、後半は雲がかかり、小雨が降る場面もありました。
つまり気温が下がったわけですが、そのお陰もあり、後半苦しい場面から若干ペースを取り戻すことができました。
前述のとおり後半にペースを上げることが苦手な私にとってはプラス要素です。
これは肉体的にというよりは、精神的にプラスです。
次回辛い局面を迎えた時に、「前回、後半にペースを上げることができたもんな」と自分を鼓舞することができるのです。
その瞬間、瞬間で自分の壁を超えるということ
マラソンを走るということは、『その瞬間、瞬間で自分の壁を超える』ということだと思います。
これは私如きの言葉ではありません。
このレース後ですが、先日『NumberDo』に掲載された川内優輝さん(元公務員ランナー)のインタビュー記事を読んでの私なりの解釈です。
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こちらの雑誌に川内さんの言葉として、『歩いちゃおうかなというところで、(中略)歩かずに、走ろうと思った時点で1つ壁を越えていますよね。レースで心の壁を何回も越えることで、より強くなっていきますから』と書かれていました。
インタビュー記事内のほんのワンセンテンスだったのですが、これは私の胸に刺さりました。
以前読んだ村上春樹氏の著書『走ることについて語るときに僕の語ること』においてもこのようなことが書かれていました。
自分の墓石には「少なくとも歩かなかった」と彫って欲しい
その瞬間の壁を1つ1つ超えていくこと、これは何もマラソンだけのことではないですよね。
他のスポーツも然り、いささか話を大袈裟にしますと、人生そのものにも通ずる考え方に思えます。
私も『少なくとも走り抜けた男だったな』と思われるように精進したいものです。
新しいシューズが欲しい
なんだか段々と柄にもない内容になってしまい、おそらくこの記事をここまでお読みくださっている奇特な方はいらっしゃらないのではないかと思いますが、最後は私らしく物欲で締めたいと思います。
私は練習用のシューズにはニューバランスの『ミニマス』を使用していました。
かれこれ5〜6年履いており(練習量が少ないですので…)、このシューズで大会に出場したこともあります。
又、レース用には同じくニューバランスの『RC700』を使用しています。
さらに、先日練習用シューズとしてニューバランスの『STROBE2』を購入しました。
ホワイトタイガー柄があしらわれており、おそらく私の人生において初のアニマル柄です。
いずれもニューバランスですが、私はニューバランスが好きでして、足にも合っているものと思って愛用しています。
そんなニューバランス党の私ですが、最近欲しいシューズがあります(というか常に欲しいものだらけです)。
『HOKA ONE ONE』のシューズです。
先日50代後半の職場の先輩がとあるレースに出場してサブ3.5を達成したことをご本人からお聞きしました。
その方はラン歴が私などとは比べものにならない程長い大先輩なのですが、昨年辺りまでは私のタイムの方が上回っていました。
しかし、今年はもう見た目から見違える程のトレーニングを積まれ、飛躍的にタイムを伸ばしたということでした。
ところがご本人では、トレーニングの成果も言わずもがなですが、『HOKA ONE ONE』のシューズに変えたことも要因の1つだと言うのです。
これらシューズはつま先が反るような形状をしているのですが、この形状により足が自然と前に出るような感覚で、好タイムに繋がったということです。
それを聞いたら私も是非それでレースに出場してみたいと思いましたし、そして格好良いシューズですよね。
『HOKA ONE ONE』のシューズは近年ファッション誌などでもよく見かけます。
普段使いのスニーカーとランニングシューズと1足ずつ欲しいと言わざるを得ません。
最後に
ということで、これだけ長文を書いていたら今回思うような結果が出なかったことなど気にならなくなってきました。
もしここまでお読みくださった奇特な方がいらっしゃったら、どうもありがとうございました。
私の浅く広い趣味の1つであるマラソンも、また粛々とがんばっていきたいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
エラフスホソアカクワガタ標本製作-100均フォトフレームでいつもよりゴー☆ジャスな標本箱を自作する②
この記事では、エラフスホソアカクワガタの標本製作と、100均標本箱とフォトフレームを使った標本箱製作について記述させて頂きます。
はじめに
我が家では鑑賞用に『エラフスホソアカクワガタ』の♂1頭を飼育しておりました。
その後この個体はすでに亡くなってしまったのですが、元々亡くなった暁には標本にしようと考えておりました。
又、エラフスホソアカクワガタは私にとって憧れの種でありましたので、何か標本箱の方も工夫できないものかと考え、いつもの100均標本箱に加え、100均フォトフレームを使って見た目にゴージャスなものにできるのではないかと、標本に先行して試作してみたのが前回記事になります。
それから、モタモタしていたのですが、今回やっと展足までは実施しました。
以前から当ブログをお読みくださる奇特な方々はご存知のとおり、展足の方も低レベルなものになりますので、お見苦しいですがご了承頂ければ幸いです。
又、標本製作くらいでブログ記事を引き伸ばすつもりは決してなく、本当にまだ展足までしか実施しておらず、こちらの方もどうかご容赦頂ければ幸いです。
前回記事まで
エラフスホソアカクワガタは、成虫でワイルドのものを購入しまして、我が家ではわずか数ヶ月の生命でしたが、その美しさはやはり目を見張るものがありました。
死後はとりあえずいつも通り、100均除光液の酢酸エチル浸けにしておりました。
そしてモタモタしましてなかなか展足もせず、先行して標本箱の方を作ったのでした。
エラフスホソアカクワガタ標本製作
今回の展足のイメージは、前回記事でも触れましたが、BE-KUWAのこれです。
もちろんこんな上手にはいきませんが(サイズも全然違いますし)、イメージとしては、ということです。
まずはお湯に浸けまして軟化しました。
数十分程度浸けていたかと思います。
その間はアブローラーとチューブを使って自宅筋トレをして時間を有効活用します。
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筋トレを終えました頃には、無事大アゴや手足が動くようになりました。
放置してしまっていたのに破損箇所もなく、当該エラフスには感謝の念を抱かざるを得ません。
今回、私の道具箱を漁りましたところ、今回の個体にジャストフィットの発泡スチロール板が出てきましたので、これを使用して展足します(ただ、むしろジャストフィット過ぎて針を刺すスペースが限られてしまいました)。
今回も使用しますのは昆虫針と、100均ピンセットです。
昆虫針ですが、以前熟練者の方に教えて頂いた際に購入したものです。
Amazonで各サイズを購入することができますが、私はこちらの0号と5号を購入しまして、5号の方は展足に使ったりしています。
以前展足には100均で購入したマチ針を使用していたのですが、特に小型のクワガタ等ですとやはり玉の部分が干渉しますので、こちらの方が具合が良いです。
ということで、展足板(と言うか発泡スチロール)に置いてざっくりと手足を広げてみます。
私個人的には、必ずしも大アゴを目一杯広げるのは好みではないのですが、エラフスホソアカクワガタほどの迫力からしますと、目一杯広げた方が塩梅が良さそうに感じます。
なお、当ブログをお読みくださる奇特な方々にであってもどうでも良いと思いますが、私の展足の順序なのですが、いつもは、
身体を固定
↓
↓
前足
↓
中足
↓
後足
↓
触角等
とやっています。
しかしこれがなかなか上手くシンメトリーになりませんので、今回は、
大アゴ
↓
右側
↓
左側
という感じでやってみました。
標本を製作される皆様はどのような順序で展足されているのでしょうか?
正解がわからないながらも、そんなこんなで展足終了です。
「右側→左側」と展足した感じとしましては、早期から全体像はイメージしやすいというメリットを感じた一方、標本個体がどちらかに傾いてしまう(どちらかが沈んでしまう)おそれを感じました。
又、いつも言うのですが、展足を終えた時には、「ま、こんなもんかな。」みたいな気分で終わるのですが、写真に撮って後で画像で俯瞰してみるとどうしても気になる箇所が出てきてしまいます。
あと、エラフスホソアカクワガタを展足していて最も感じましたのは、「触角むずっ!」ということです。
エラフスホソアカクワガタの触角はご存知のとおり非常に長いです。
まずどのような形にするのか正解がわかりません。
そして形を決めてもそのとおり固定するのにも非常に苦戦します。
今回の展足に要した時間のほとんどは触角に費やしたのではと思うほどですが、最後には、「もうこれで良しとしよう…」という感じで作業を終了しました。
そして乾燥へ…
あとはしっかりと乾燥させます。
乾燥剤と、一応虫食いを避けるため防虫剤を使用します(嫌というほど酢酸エチルに浸していたのですが)。
以前乾燥剤は100均シリカゲルを使用していたのですが、こちらも熟練の方にご助言を頂きまして変更しています。
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これらを100均タッパーに収めて乾燥体制に入ります。
書籍やネットで標本乾燥方法を紐解きますと、よく「風通しの良い冷暗所での乾燥」ということが出てくるのですが、私はなんとなく虫食いや痛みがこわいですし、別に急いで乾燥させようというつもりも毛頭ありませんので、密封しての乾燥です。
私の悪い癖で、乾燥体制に入ると、ついついこの状態でずっと放置してしまいます。
最後標本箱に収めないことには、なんのために製作したかわかりませんので、近い内にしっかりと完成させたいと思います。
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※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
メダカ・ボトリウム・プロジェクト(MBP)④【100均ガラス瓶でボトルアクアリウム-ボトルをリセットして育成が比較的容易と言われる水草をいくつか試す】
この記事では、私のメダカ・ボトリウム・プロジェクト記事の第4弾として、前回の失敗を踏まえまして、ボトルをリセットした上、いくつかの水草を試してみたことについて記述させて頂きます。
はじめに
前回まで、私が挑戦しているボトルアクアリウムにて『水草の種』を使用していわゆる『緑の絨毯』を作ってみたことについて記事にさせて頂きました。
一定の成功は得たかに思えましたが、残念ながらおそらく設置後の光量不足を主な原因としまして、『緑の絨毯』は無残な姿となってしまったのでした。
前回記事などで記述させて頂きましたが、我が家では水槽設備やライト等を整える環境になく、難易度が上がることを覚悟しつつもボトルアクアリウムに挑戦している次第です。
下草は、過去記事のとおりですがいわゆる『ミスト式』と言われる方法で約1ヶ月も掛けて生育したのですが、それだけの時間を掛けてレイアウトしたものが無残な姿になるのはなんとも言い難いものがあります。
枯れた下草はプカプカ浮き上がり、あるいはソイルに残ってみたりして、なんとも言い難い気持ちになった私は、レイアウトをリセットする決心をしたのでした。
リセットして新しいボトルへ
リセットの決心をした私は、ダイソーにて同じガラスボトルを買いに行きました。
ダイソーでは高級品の300円商品です。
ソイルは全く問題なさそうでしたので(むしろ扱いやすくて気に入りましたので)、前回使用したものの余りを引き続き投入します。
又、設置する石についてですが、前回使用したのは水の浄化作用もあると言われる麦飯石でした。
麦飯石でも全く問題無かったのですが、リセットにあたりまして、今回は水草が控え目になりそうでしたので、石の方をもう少し派手で高さのあるものにしようということで木化石をイメージしたものを選んで購入して参りました。
そして新ボトルの『水』についてですが、またゼロから立ち上げるのは大変ですし、すでに投入済みの生体によろしくないことは確実ですので、旧ボトルの水を移し替えることにしてみます。
リセット後の水草は-その①カボンバ
こうして実際に自分でもほんの少しだけ水草に手を出してみまして、又、ネットや書籍などで水草のことを調べてみますと、実感しますのは当然ですがやはり“簡単にはいかないな”ということです。
特に我が家の場合ボトルという限られた空間であるということと、光量不足が露呈したところですので尚更です。
水草のことをお調べしていますとよく、
光量:★★★
二酸化炭素:★☆☆
といった表記をよく目にします。
勿論こういったものや記述されているアドバイスも非常に参考になりますし、実際これらを元に色々と導入するものを選考するわけですが、飼育環境は実際の現場によって違います。
ですからそれも含めて考える必要がありますし、極論としましては実際に導入して運用してみないことにはわからないなということになります。
ということで肝心のリセット後の水草ですが、まずミクロソリウムの方はヘロヘロになりながらも生き長らえてくれていましたので続投です。
(それに伴いロタラ系は落選です、自信がありません…)
これだけではさすがに寂しいので、今回は見た目をガラリと変えてイメージチェンジの意味合いも含めましてカボンバを投入してみることにしました。
カボンバは見た目にも美しく、いかにもメダカ水槽っぽいですし、(私はまだチャレンジできませんが)メダカに繁殖させる場合は産卵にも適した形状の水草です。
それでは前述のソイルや石、そしてカボンバを投入してみます。
私はあまりマツモやカボンバのように葉が細い水草は好みではなかったのですが、入れてみると結構美しいです。
上見でもそれっぽく見えます。
リセットにあたりまして、旧ボトルからの水の移し替えや、生体の引越しは幸い特に問題ありませんでした。
しかし問題はここからでして、あろうことかカボンバも2週間程度しか保ちませんでした。
おそらくカボンバも一般的にはそう難しくない水草のはずですが、我が家では難しいということが判明しました。
節の部分から千切れるように段々とバラバラになっていき、またも無残な姿になってしまったのでした。
ちなみに「ただでさえ水量少ないのにソイル 多過ぎやろ」とお感じになられたかと思うのですが、石を立てるために多めの投入となってしまいました。
リセット後の水草は-その②アナカリス
そしてカボンバ惨敗後に投入したのは、アナカリス(オオカナダモ)です。
こちらはもう私如き素人がご説明するまでもないポピュラーな水草ですが、やはり何と言っても丈夫です。
光量も二酸化炭素添加も然程必要ないということです(当然十分に確保されているに越したことはありません)。
どこのペットショップやホムセンなどでも販売されていますし、安価ですので購入して投入してみました。
正直なところ最初は余りにポピュラー過ぎて面白味に欠けるなと敬遠していたのですが、投入してみますとこれはこれでキレイかと思いますし、何ら不満はありません。
と言いますか不満どころか、我が家の現状で生育してくれるだけでも感謝すべきで、足を向けて寝られないレベルです。
現在ボトル内の状況はもうちょっと変わっているのですが、アナカリスならなんとか我が家でも安定してくれそうな感じです。
アクアリストの諸先輩方が何の因果か当ブログに行き着いて記事をご覧になったら「一体なにやってんの…?」とお感じになられるかと思いますが、何とかがんばりますので温かい目で見守って頂ければ幸いです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
アオドウガネがあり得ないところに産卵している【コガネムシとかアオドウガネって皆こんなところでも卵を産むの?】
この記事では、我が家において図らずも一夏飼育してしまったアオドウガネが、あり得ない場所に産卵していたことについて記述させて頂きます。
はじめに
先日、子どもが捕獲して家の中に持ち込んできたアオドウガネを図らずも一夏飼育してしまったことについて記事にさせて頂きました。
飼育数については強く自重している我が家において、貴重なスタメン枠を何の変哲も無いアオドウガネで埋めてしまった格好でしたが、「これも今夏の思い出かな」などと思っていました。
しかしこのアオドウガネが意外と長生きするんですね…。
やはり我らがプロゼリーの力でしょうか。
アオドウガネがあり得ないところに産卵していた
この度いつものようにゼリー交換をしようと蓋を開けたところ、一瞬ケース内に異物がある感覚になりました。
“蓋を開けたら☆になっていた”、“カビが生えていた”、“コバエが発生していた”といった、あるはずのない物がそこにあった時に感じる『ギクッ!』というアレです。
しかし今回はそういった物ではありません。
これもしかして卵?
これを見まして私がまず思いましたのは、「お前♀だったの!?」ということでした。
そして、「いやいや、そんなことより普通こんなところに産卵するの?」と思い直しました。
そういえばこの何日か前、アオドウガネが腹部をしきりに動かしている姿を何気なく見ていましたが、もしかしてその頃産卵していたのでしょうか。
諸先輩方の飼育状況をネット等を通じて拝見していますと、カブトムシの類いなどで“マット上に産卵した”というものなどは目にしたことがあったような気がしますが、これは針葉樹どころかハスクチップです。
そもそもコガネムシやアオドウガネ等はどこに産卵するのでしたでしょうか
コガネムシ類ですから土中に産卵して、そのまま土中で羽化を迎えるはずです。
それでも一応ネットで検索してみたのですが、すぐには思うような回答が得られませんでした。
と言いますのは、クワガタ・カブトムシ等と違ってコガネムシ(アオドウガネ)の産卵のことを調べようと思ってもヒットするのは専ら“駆除”のことです。
つまりその食性から、農業や家庭菜園、ガーデニング等においては、根や葉を食べるコガネムシ(アオドウガネ)は害虫なのです(樹液等を主食とするカナブンの類は別です)。
確かにそうですよね、一般的感覚からすればそうです。
曲がりなりにも昆虫飼育を趣味とする者の端くれとして、アオドウガネの駆除についてのことをどう感じるかは別にしまして、いつの間にか私にもアブノーマルな感覚が醸成されていたようです。
アオドウガネの産卵を“生態”として調べる人など世の中では非常にマイノリティで、ほとんどの人は“どうやって駆除するか”を調べるために検索するのだということです。
話が逸れましたが、コガネムシ類が土中に産卵し、羽化を迎えることは間違いありません。
実際かつて我が家の、正に猫の額ほどのガーデニングスペースにおきましても、コガネムシ類の幼虫と思われる幼虫が発生したことがありました。
ちなみに妻からすれば全て同じですので「土の中からカブトムシの幼虫が出てきた」と言っておりました。
でもまあ確かによく似ています。
最後に
今回のことは私自身よくわからないのですが、繁殖力の強い種ですから、度々見られることなのかもしれません(勉強不足で申し訳ありません)。
実際この種族維持本能と言いますか、根性には驚嘆しました。
しかし驚きはしたものの、一方で久々に卵を見まして無意識になんだか嬉しい気持ちになってしまいました。
卵のサイズ的にも、ちょうど私がブリードしておりましたパプアキンイロクワガタやムシモンオオクワガタのそれと同じくらいです。
こういうのを見たら、「また産卵セットの割り出しとかやりたいな〜」と感じてしまいました。
しかしこの卵については、有精卵であればマットに移すなどして温度等を適切に管理すれば孵化するのかもしれませんが…さすがにそれはちょっとどうしようかなという感じです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。