JB の ワイドアンドシャロー

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植物、クワガタ、マラソン、登山など趣味について綴るブログです。

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安くて格好良くて使いやすい!【JBおすすめ黒プラ鉢5選】

 植物を育てていますと、楽しみでもあり、悩ましいのが【鉢をどうするか】ということです。

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はじめに

 なんとなく気が向いて、珍しく「おすすめ〇〇5選!」みたいなタイトルにさせて頂いたのですが、気紛れですので平素から当ブログをお読みくださる奇特な皆様方におかれましては、ご了承頂ければ幸いです。

 

 さて、鉢についてなのですが、僭越ながら先に申し上げておきますと、私にも「invisible ink」をはじめとして、憧れの鉢はございます。

 しかしながら、コスト面や安全面、置き場所のことを考えますといろいろと思うところがあります。

 そして結局のところプラ鉢に頼りまくっている、いや、プラ鉢しか使っていない状況なのです。

鉢に正解はない

 これから安価なプラ鉢に触れさせて頂こうというところで、またもそれらしい言葉で書かせて頂き恐縮なのですが、鉢に正解はありません。

 これは何か意味深なことを言っているのでなく、こう言ってしまうと元も子もないのですが、結局本人が納得して使う鉢がその人にとっての使うべき鉢であって、それ以上でもそれ以下でもないということです。

 

 鉢選びの要素としましては、ざっくりと大別しまして、

・価格

・水はけや保温性などの機能性

・デザイン

などがあろうかと思います。

 

 ところが、それはそれとしまして、鉢によって、「機能性が高く、植物がより良く育つ」とか、「鉢が最高に格好良く、植物との相性も最高で、その植物が最も輝いて見える」とか色々あると思うのですが、結局は育てている本人が、その鉢を納得して使っているかどうかに尽きると思うのです。

 

 但し、そうやって高価な鉢を使えない自分自身を慰め、安いプラ鉢で納得させている側面も強いのです。

 でも今回はそれは言いっこなしです。

JB的プラ鉢の要件

 またもたいそうな言い方をするのですが、単に私自身の鉢選びの目安です。

 これが正に先述させて頂いたように、人それぞれに条件があって、これに折り合いがつく物がその人にとってベストの鉢であろうという話です。

割れない

 まず1点目が「割れない」ということです。

 私如きが細々と植物を育てている程度で滅多なことはありませんが、我が家は幼児もいますし、何があるかわかりません。

 高価な鉢を並べる度胸が、ちょっと私にはありません。

安価である

 細々とやっている身にとっては、なかなか鉢にまで軍資金が回りません。

 また、ある程度ストックしておきたいことも鑑みますと、まとめ買いできる価格である必要があります。

デザインが良い

 ここまで侘しいことばかり書きましたが、それでもやはり「デザインが良い」ということは譲れません。

 これはもちろん「一般的に誰が見ても格好良い」ということもありますが、必ずしもそうでなく、むしろそれよりも「自分が気に入っているか」という意味合いの方が肝要です。

簡単に手に入る

 これもかなり人それぞれで条件が異なる要素かと思います。

 自分の生活圏内で簡単に手に入るのか、ネットに頼らなければならないのか(その場合、送料を要するのか)。

 いくら好きな鉢でも、普段使いする上で簡単に手に入らないことには使うことができません。

 また、いざ手元にあっても、「次いつ手に入るかわからないし、今回は温存しよう」みたいな感じで使うのを躊躇してしまい、ずっとリーサルウェポンのまま終わってしまいそうな気がします。

黒い

 そして最後の条件、「黒い」ということです。

 我が家の鉢はバラバラですが、せめて色は黒で統一感を出そうというものです。

 一応日光を浴びた時の保温力というメリットもあります。

 

 これら「私にとっての条件」に合致するのが、下記の鉢になります。

 プラ鉢の話するのに「なに勿体つけてんの?」とお思いになられた方、正にそのとおりです。

 やっと私が今回ご紹介するプラ鉢に触れさせて頂きます。

 

 なお、それぞれの値段について少し触れさせて頂く部分もございますが、購入先によっても違いますので、目安程度にお考え頂ければと思います。

 

第5位:100均素焼き風プラ鉢

 まず、JB的第5位は「100均素焼き風プラ鉢」です。

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 100均商品で、価格は1つで100円です。

 私の知る限りダイソーでのみ売っています。

 サイズは2種で、

4号と 
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4.5号
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のラインナップとなっています。

 細かく「素焼き鉢風」ラインが入っていますが、デザインはシンプルで許容範囲です。

 むしろ、いかにもテッカテカの安いプラスチックっぽいデザインより余程良いのだろうと思います。

 

 サイズ的には決して大きくないのですが、結構重宝するところです。

 

 画像は「プレクトランサス・エルンスティー」ですが、鉢にある程度の高さがありますのでこういったアッパーがボリューミーになる種もいけます。

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 次に、画像は「ホヘンベルギア・レオポルドホルスティー」ですが、背の高い植物でも割と似合い、ちゃんと用土を入れれば倒れる心配も然程ありません。
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 「フィカス・バーガンディ」もこの鉢で育てていますが、いわゆる観葉植物もある程度のサイズまでいけます。
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 いずれにしましても、こちらは100均商品ですので、ダイソーに行きさえすれば手に入るという手軽さが強みです。

第4位:洋ラン鉢

 次に、JB的第4位はプラスチック「洋ラン鉢」です。
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 こちらも言わずと知れた商品ですが、いずれのサイズも高さがある形状です。

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 アガベのように旺盛に根を張るタイプの植物ですと、この洋ラン鉢は頼りになります。

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 形自体はシンプルで好きなのですが、テカテカなブラックなのがデザイン的に惜しいところです。
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 これで、艶消しのマット仕様があれば我が家に導入したいですし、間違いなく売れそうです。

 

 こちらの洋ラン鉢は、多くのホームセンターで取り扱いがありますので、入手は容易です。

 価格も安価です。

第3位:ミニ蘭鉢

 JB的第3位は、「ミニ蘭鉢」です。

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ミニ蘭鉢 2.5号 プラ鉢 10個

ミニ蘭鉢 2.5号 プラ鉢 10個

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 こちらは小さい所から結構サイズ展開がありまして、2.5号、3号、3.5号と大きくなり、少なくとも4号まではあると思います。f:id:jbwideandshallow:20210831220819j:image

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 こちらの良いところは、ややマットな質感と、シュッとした形です。

 また、小さいサイズからラインナップされていますので、様々な植物に使用できます。

 

 他にも同様のプラ鉢は存在するのですが、イマイチこの「シュッとした感」が無かったりします。

 

 この「ミニ蘭鉢」は、下からシュッと反り返っている感じが良いのです。

 

 なお、この画像は「アガベ・パリーチワワ」ですが、アガベ類を植え付けますとこのような感じです。

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 次に、「パキポディウムグラキリス」ですが、ミニ蘭鉢は大きなサイズもありますので、パキポディウムの類いのようなコーデックスにも使用することができます。

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 サボテンにも似合いますし、本当に使い勝手が良いです。

 

 価格も安く、店頭で見つけることができれば、2.5号ですと40〜50円程度で購入できると思います。

 ただし、私の生活圏内では、このミニ蘭鉢を取り扱っている園芸店は1店舗だけです。

 たまたまかもしれませんが、「容易に入手できるかどうか」という点において若干不安があります。

第2位:プレステラ

 JB的第2位は、「プレステラ」シリーズです。

 アップルウェアー社の製品ですが、植物を育てている方は皆すべからく使用しているのではないかというくらいメジャーなプラ鉢です。

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 あまり厚みはないのですが、決してフニャフニャでなく、むしろ薄いことでコンパクトで使いやすいのです。

 四角いですので狭いスペースでも取り回しがよく、また、数が多い場合はトレーでまとめることもできます。

 サイズ展開は、90、105の2種類があります。

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 さらに申し上げたいのが、「プレステラ深鉢」です。

 プレステラのサイズはそのままに、高さがあるヴァージョンになります。
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 こちらのサイズ展開は、普通のプレステラの90、105に加えまして、深鉢のみ「120」の展開があります。

 高さがあることで、やや高さのある植物や、根張りが旺盛な種など、使い勝手がぐっとアップします。
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 プレステラのすごいところは、完全に私の主観が入りますが、なぜかどんな植物も違和感なく似合うということです。

 

 まず、四角いのに、丸いサボテンがビタッと決まります。

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 四角いのに、ロゼット状に展開する植物もビタッと決まります。
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 ビカクシダもいけます。

 プレステラは軽いですので、なんならこのまま吊るしても良いかと思います。
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 乱れ咲き系もいけます。
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 そして、さらに深鉢の方は長物もいけます。

 画像は「オペルクリカリア・パキプス」の根挿しです。

 パワータンクは長い形状をしており、どうしても普通のプレステラでは厳しいですが、プレステラ深鉢ならいけます。
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 そしてプレステラ深鉢の魅力は、「長い」というだけではありません。

 こちらの画像は「ハオルチア白蝶」ですが、プレステラ深鉢に植え付けますと、そこはかとない渋さがあります。

 どことなく、玄人感があります。

 なんというか、「ええ、わかってます。ここはあえてのプレステラなんですけど、何か。」みたいな。

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 プレステラの大きな利点は、「大概のホムセンで売っている」ということです。

 プレステラ90の10個セットで300円というところでしょうか。

 もちろんネット購入も含めまして容易に入手できますし、安価ですからまとめ買い、ストック購入も躊躇することがありません。

 

 一方、「プレステラ深鉢」になりますと、途端に入手が困難になります。

 私の生活圏内にあるホムセンなどでは、まず取り扱っていません。

 私の場合、いつも行っている園芸店でご無理をお願いさせて頂いて販売して頂くか、さもなくばネットで入手するしかありません。

 

 私としましては、深鉢の方もホムセン等で普通に取り扱って頂ければ、ますます園芸が捗ること請け合いです。

第1位:ブラックポット(Blackpot)

 最後に、JB的第1位は「ブラックポット(Blackpot)」です。

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 安くて格好良くて使いやすいという意味では、最もパラメータが高いと思います。

 また、サイズ展開も豊富です。
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 丸いものもあります。

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 私は持っていないのですが、いかにもパキポディウムグラキリスを植えられそうな、浅いシャロータイプもあります。

 

 当然、サイズやデザインによって価格は変動しますが、350円〜千円台とかですので、落書きをしたりもしてしまいます。
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 また、半年に1回程度のペースか、新しいデザインも出るようです。

 これは先日発見した新デザインで、思わず即買いしてしまいましたが、私如き細々とやっている者にはまだ用途がありません。
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 さて、私も多用しておりますし、多くの方が使用しておられるブラックポットですが、いくつもおすすめのポイントがあります。

 

 1点目は、格好良いということです。

 無地のプラ鉢ではあるのですが、厚みがあることと、マットな質感であることで、全く安っぽくありません。

 

 2点目は、先にも触れさせていただきましたが、様々なラインナップがあるということです。

 植物の種類に応じて、サイズに応じて、ベストマッチする鉢がきっと見つかることと思います。

 

 3点目は、比較的安価であるということです。

 3号鉢で、350円〜というところです。

 そうなりますともちろん、プレステラやスリット鉢などと比較しますと若干高価ということにはなりますが、高額な陶器鉢などと比較すれば相当に安価であることは違いありません。

 

 さて、我が家でのブラックポットの一例ですが、まず1点目の画像はサボテンで「LB2178」ですが、ビタッときています。

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 もう1点サボテンですが、高さのある「レウクテンベルギア・プリンキピス(晃山)」もビタッときています。
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 次に「アガベ・ホリダ」ですが、アガベが似合うことは言うまでもありません。

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 次に、「パキポディウム・サウンデルシー」ですが、ビタッときています。
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 最後に、「オステオメレス・サブロツンダ(磯山椒)」です。

 落書きした鉢に植え付けています。

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 こういう腕に何の覚えもない私がふざけた真似をできるのは、安価な鉢だからこそです。

番外1:大和プラスチック「プラウドポット」

 5つご紹介するなどと言いながら、番外編もご紹介させて頂きます。

 ご了承頂けますと幸いです。

 

 番外編1つ目は、大和プラスチックの「プラウドポット」です。

 こちらは、大和プラスチック様のサイトを見ますと、15型、18型、21型、25型、30型とラインナップがあるようで、結構大きいものまであります。

 私の場合、ホムセンで手に入るのですが、15型で300円しないくらいだったと思います。

 同サイトによりますと、「自然由来の素材(木粉)により、温かみを感じる質感」とのことですが、私は結構形も質感も好きです。

 「高級な植物を植えるとっておきの自慢の鉢」というわけにはいかないかもしれませんが、前記5つの鉢からちょっと気分を変えたい時など、たまに使っています。

 なかなかどうして、悪くありません。

 

 画像は「アガベ・チタノタ」ですが、なかなかどうして悪くないと思います。

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 次に、「ペラルゴニウム(斑入りナツメグゼラニウム)ですが、観葉植物や、やや大きな植物にも対応可です。

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 ただし、2号や3号の小さい鉢があるわけではありませんので、この鉢を多用するというわけではなく、今回番外とさせて頂きました。

番外2:SSN鉢

 それでは、最後にゆるぷさん(@yuru_pu)さんが展開されているSSN鉢です。

 こちらはゆるぷさんがデザインし、3Dプリンタで製作されている前衛的なプラ鉢になります。

 

 過去にも当ブログで記事にさせて頂きました。

 詳細は同記事のとおりとなりますが、近い将来、こういったプラ鉢もスタンダードになっていくのかもしれません。

 

 

 さて、ここまでプラ鉢について触れさせていただきました。

 少々長い記事になってしまいまして、もしかしてここまで読んでくださった奇特な方がいらっしゃいましたら、どうもありがとうございました。

 こういった記事を書いておいてなんですが、先述のとおり自分が納得した鉢を使うのが何よりの正解かと思います。

 私としましては、今後も私の使用方針に見合う鉢を探し求めていきたいと思いますし、各社からはもっともっとプラ鉢がリリースされ、充実して欲しいです。

 園芸の人気が盛り上がっている昨今、オカルト人気的な超高額陶器鉢だけでなく、格好良いプラ鉢の選択肢は非常に需要のある分野だと思うのですが、いかがでしょうか。

 

 

※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。

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