【訃報】カブトムシの死去について-標本製作へ
この記事では、採集し飼育していた国産カブトムシが死去したことについて、またそれを標本にすべく作業したことについて記事にさせていただきます。
はじめに
今年の夏、子どもたちや子どものお友達を連れてカブトムシ採集に行ったことについて記事にさせていただきました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
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自宅から程近くの、市街地において採集できないかということをテーマに発見したポイントで採集したのでした。
我が家で飼育したカブトムシについて
採集は過去記事等のとおりで、8月上旬のことになります。
我が家に持ち帰ったのは2頭でして、
「やや大きい個体」と「小さい個体」
です。
クリアースライダーで個別飼育をしていました。
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大きい個体の方は平成30年11月16日に死亡を確認しました。
ここ1ヶ月(以上?)は、毎日ひっくり返って、三途の川の手前まで行っては帰ってくるということを繰り返しているようでした。
子どもはカブトムシの様子を見てひっくり返っていると毎回それを直してゼリーの側に置いていました。
そんな調子でしたので、11/16の朝、私が朝自宅を出る際にケース内を見て、「あ、これはいよいよ死んでるかも…」と思いながら出発しまして、夜帰宅しますと子どもは開口一番「カブトムシ死んだ!」でした。
私自身は、「(う…気付いたか…)」という感じで、妻に聞くと子どもはカブトムシが死んでいることに気付いて落ち込んだ様子も見せたということでしたが、私と話すと、来年もう1度採集に行きたいということを言っていました。
あと、「いいこと考えた」という風で「アクティオンゾウカブトを買えばいい」と言っていました。
ヘラヘラの幼虫が我が家に居ることはまだ言い出せていません(妻の耳にも入りますので)。
あと小さい方のカブトムシですが、大きい方の個体より2週間ばかり早く、10月末に亡くなりました。
カブトムシの標本製作について
私が曲がりなりにも標本にできることを知ると、子どもらも当然のように標本化を生前から要求してきていました。
ですので、亡くなってしまってからは速やかに標本製作の作業をしておりまして、小さい方の個体はすでに、
酢酸エチル(除光液)浸け
↓
お湯浸け
↓
展足
と進めておりまして、すでに乾燥させている最中になります。
大きい方の個体も同様に進めていこうと思っているのですが、こちらの方は長生き故に符節欠けが多く見られるのが問題点となっております。
一応マット交換の際にケース内を探して極力回収したつもりではいるのですが、展足の際に一度ちゃんと確認してみようと思います。
いい思い出になりました
子ども達と採集に行くのは初めてでしたので、カブトムシ採集したことはこの夏の良い思い出になりました。
又、ただ楽しんだだけでなくて子ども達にとっても生物としての学びや、命としての学びが少しでもあったなら飼育冥利に尽きるというところです。
カブトムシには感謝したいです。
ありがとうございました。
まあそんなこんなで、来年もまた採集や飼育を楽しみたいですね。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。