パプキン菌床産卵セット投入後約1ヶ月の状況〜パプキン♀にまさかの事態【パプキンブリード2018】
この記事では、我が家のパプキンことパプアキンイロクワガタの♀を産卵セットに投入しまして約1ヶ月が経過した状況について記述させていただきます。
はじめに
先日私はパプキンのいわゆるブルー血統と呼ばれるようなペア個体を補強しまして、飼育しております。
jbwideandshallow.hatenablog.com
そして、このペアを今期の種親としましてブリードを目指しています。
しかし、パプキン♀には恐れていた事態が起こってしまいました。
産卵セットについて
産卵セットについては過去記事のとおりとなります。
jbwideandshallow.hatenablog.com
詳細は過去記事のとおりとなりますが、簡単に触れさせていただきますと、
・菌糸ビンが余ったのを機に菌床産卵を目指す
・900ccの菌糸ビンにパプキン♀を投入
・簡易温室で〜25℃程度で管理
ということになります。
産卵セット投入後約1ヶ月の状況
結論から申しますと、菌糸ビン外観からでは幼虫や卵の姿は見えていません。
前回記事でも記述させていただきましたが、投入後1週間位は菌床に潜っている様子でした。
結局3週間位菌糸ビン内に居てもらったかと思います。
この辺りから、見ている限りで菌床に潜っている様子が見られなくなってきました。
結局現在に至るまで、外観的には♀が掘った跡は見受けられますが、卵や幼虫の姿は見られません。
保険的産卵セットへの投入
菌糸産卵セットの方は結局産卵してくれたのかどうか現在のところ不明です。
そもそも前回記事で触れさせていただきましたが、今回はペアリングがうまくいっているのかが不安でした。
まあペアリングはうまくいったものだと信じて産卵セットは組むしかないわけですが、今回菌糸ビンということで、これがまた不安要素でありましたので、一応保険として、
マット固詰めの産卵セット
にも入ってもらうことにしました。
前回は「きのこマット」固詰めでパプキンは産卵してくれました。
今回は「ヒラタ・ノコ1番」でいってみます。
(本当は「産卵1番」でも使用すれば良いのかと思いますが、「ヒラタ・ノコ1番」が余っていたのです)
ケースはダイソーで購入の1.7Lのタッパーのようなものです。
パプキンのマット産卵といえば、
微粒子発酵マットの固詰め
が良しとされていますので、少し篩がけしたのですが、すごく時間が掛かりそうだったので、(夜な夜なひっそりと作業している関係上)少量でやめてしまいました。
本来は実績から篩掛けした方が良いのかと思いますが、きのこマット使用の際も一切篩掛けせずに普通に産卵してくれています。
投入して1日位はマット上に居たような気がしますが、その後はマット内に潜っているようで、1週間位は姿を見ることがありませんでした。
パプキン♀に不測の事態が
パプキン♀をマット産卵セットに投入して1週間位したら、マット上に出てきているのを目にしました。
「どうだったのかな?もう潜る気がないのかな?」等と思っていたのですが、後日様子を見た際、「あれ…前見た時と位置変わってなくない?」と感じました。
それで簡易温室から取り出してみますと、なんと亡くなってしまっておりました。
これはマズイです。
マットの方もたかだか1週間程度しかおりませんでしたので産んでくれているかは厳しそうです。
当然外観から卵は見えていません。
菌糸ビンの方もマットの方も、とりあえず産卵されているのかわからないまま、簡易温室で管理するしかありません。
産んでくれているかどうかは別としまして、パプキン♀は長い間潜ってがんばってもらい、お疲れ様でした。
当記事も長くなってしまいましたが、ここまで記述させていただいて、全く産卵していなかったら申し訳ございません。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。