動植物の同定にも便利な神アプリ『Googleフォト(Googleレンズ)』をおすすめさせて頂きたい!
お店に行った時も、道を歩いている時も、ネットサーフィンしている時も、「これ何?めっちゃ気になる!」という時がよくあります。
私はiPhoneユーザーですが、私の場合、神アプリ『Googleフォト』等で使用できる『Googleレンズ』で概ね解決しています。
- はじめに
- 『Googleフォト』の実力〜初級編〜
- 『Googleフォト』の実力〜中級編〜
- 『Googleフォト』の実力〜上級編〜
- 『Googleフォト』の実力〜検索範囲指定編〜
- 最後に
- 補足〜「Googleレンズ」を起動できるアプリ
はじめに
私は、広く浅い趣味を煩悩の数と同じ108つ有しているのですが、物の名前がわからないということがよくあります。
例えば、
「この植物なに?かっこいい!欲しい!」
「でも名前が書いてないからわからない…」
「名前がわからないから検索のしようがない…」
という具合です。
趣味に限らず、その他にもそういったケースは日常で多々あると思いますが、私の場合、多くの場合こちらの『Googleフォト』で使用できる『Googleレンズ』で解決しています。
このアプリ等で『Googleレンズ』という機能を使うことができます。
つまり「画像検索」でして、「そんなの常識だろう」と仰る方も多くいらっしゃるとは存じますが、当記事ではご紹介させていただければと思います。
ご了承頂ければ幸いです。
『Googleフォト』の実力〜初級編〜
私の悪い癖である長いイントロダクションは抜きにしまして、実演してみます。
アプリを立ち上げまして、検索したい画像を選択します。
今回は初級編として、サボテンが単独で写っている画像を使用します。
使い方は極めて簡単で、右下の四角いアイコンをタップするだけです。
すると、画像に撮影されているものを探り始め…
検索はほんの一瞬から数秒程度で終了します。
見事、「ユーベルマニア・ペクチニフェラ」の画像が表示されました。
『Googleフォト』の実力〜中級編〜
「ユーベルマニア・ペクチニフェラ」は特徴的なサボテンですので、まだまだ序の口でした。
少し難易度を上げまして、「フィカス・バーガンディ」で検索してみます。
どのあたり難易度が上がったかと申しますと、まずフィカスという植物は様々な種類があります。
そして、誤解を恐れず申し上げますと、「幹があって、葉がついている」、正直植物ってみんなそうじゃないですか?
では、検索してみます。
一瞬で「インドゴムノキ=フィカス」が表示されました。
そして、すごいのは検索結果にはちゃんと、単なる「木」でも「フィカス」でもなく、「フィカス・バーガンディ」が表示されていることです。
この時点で驚きです。
『Googleフォト』の実力〜上級編〜
それでは上級編の1つ目「フランネルフラワー」です。
どの辺りが上級かと申しますと、こんな白い花って似たような種類がいっぱいありそうじゃないですか(注:私はフランネルフラワーが好きで我が家のガーデニングスペースに植えています)。
また、この画像は周囲に別の植物や、あろうことか別の白い花が写り込んでいます。
しかし、検索してみますと一発で「フランネルフラワー」が表示されました。
次にこちらですが、私のランニングコースにある樹木で、最近見事に開花しております。
とても綺麗で見るのが楽しみなのですが、私如き素人が離れて花だけ見ましたら、「紫陽花(アジサイ)」と見分けがつきません。
しかし、検索してみますと結果は「セイヨウカンボク」等が上位で出力されるのです。
最後にこちら、「ビカクシダ・スパーバム」です。
まだがんばって貯水葉を展開している段階で、これを真上から撮影したものなのですが、正直申し上げてさしずめレタスかなにかの葉野菜かなというような画像です。
しかしこれを検索してみますと…
見事「ビカクシダ・スパーバム」が上位に表示されました。
これには大変驚きました。
特徴的な胞子葉が展開されているならいざ知らず、野菜みたいな状態でも出力されるのです。
『Googleフォト』の実力〜検索範囲指定編〜
検索対象の画像に色々な物が写っていて、検索が思うようにいかない時があります。
あと、バーコードが写っているとそちらに反応しがちです。
こちらは100均で「リトープス」を発見した時の画像です。
このリトープスを調べたいとします。
バーコードに反応してしまっていますが、こういう時は右横の虫眼鏡アイコンをタップします。
すると任意に検索範囲を指定することができます。
ちゃんとリトープスが表示されました。
本当に便利です。
最後に
最初にGoogleで逆画像検索が運用開始された時、私としては検索アルゴリズムにも懐疑的で、用途としても「どういう時に使うのかな」と感じました。
しかしながら、現代では完全に「画像に写っているものを的確に調べることができる」域に達していると感じます。
植物の名前がわからない時、動物の名前がわからない時、昆虫の名前がわからない時、物の名前がわからない時に大いに活躍してくれます。
もちろん他の用途もございますが、植物を愛で、昆虫を愛でる者としてこういった用途をご紹介させて頂きました。
Google先生ありがとうございます。
これからも色々と御指導御鞭撻の程をよろしくお願い申し上げます。