【今度こそ】酒に弱い僕が酔った勢いでパプキンを補強したことについて-産卵セット投入へ【パプキンブリード2018】
この記事では、再びパプキンことパプアキンイロクワガタを補強しまして、産卵セットを組みましたことについて記述させていただきます。
はじめに
先日、私がパプキンの今季本命ラインと思っていました個体が、産卵前に落ちてしまったことについて記事にさせていただきました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
又、話は補強と前後するのですが、元々飼育していたマジョーラカラーの種親からブリードした♀を使用しての産卵セットを組んだことも記述させていただいたのですが、あろうことかこちらの個体も産卵前に落ちてしまったのです。
補強について
まず誤解の無いよう申し上げるのですが、私は酒が強くなく、日々の飲酒もほとんどいわゆる機会飲酒だけです。
ですから決して酩酊して記憶のない内にいつの間にか購入してしまっていたというわけではないのです。
一方で購入時酒が入っていましたので、アルコールの影響は否めず、今回のタイトルにさせていただいた次第です。
補強は正直どうしようかなと思っていたのですが、いよいよ現実的にブリードが難しくなってきましたし、価格も含めまして納得できる個体がおりましたので購入に至ってしまいました。
補強個体について
いわゆるブルー血統と呼ばれる個体にリベンジしようと思います。
購入時の情報ではすでに後食済みとのことでした。
下の画像がその個体ですが、♀の写真を撮り忘れてしまいました。
私にもいささか焦りがあったのかもしれません。
ペアリングについて
いささか焦りを感じていた私は速やかにペアリングを実施しました。
もう今回は正直交尾を目視確認せずにはいられませんでしたので、いつもの要領で確認を目指すことにしました。
コルクをコンパスカッターで切り出して足場だけ製作しまして、170mlのケースでペアリングします。
すると今回は、投入後間もなく交尾を確認することができました。
これは生殖能力は別にしまして、少なくとも交尾が行われたことは確実と言えそうです。
でも最近は不幸続きですので、あまり期待し過ぎないようにします。
そして産卵セットへ…
いささか焦りがある私は、一晩ペアリングセットに宿泊してもらった後、早速産卵セットに投入することにしました。
ケース
ケースは以前から産卵セットに使用している、ダイソーで購入した容量1.7Lのタッパーのような容器です。
小さいケースになりますが、私としましては「がんばって産卵して欲しいけど、自分で飼育しきれないほどの数は困る」という思いがありまして、この程度で十分かなと思っています。
しかしながら、小さいとは申しましても、以前ムシモンオオクワガタで同様の産卵セットを組みました際は、39個産卵した実績があります(マットはきのこマットでした)。
マット
ここが今回、「今度こそは」と思っていることを体現した部分になるのですが、「産卵一番」を使用したいと思います。
ただし作業時間を確保するのも難しく、篩掛けはなしです。
又、加水もなしでいきます。
産卵セット作成
前記ケースに産卵一番を詰めます。
材産みもするパプキンですので、マットはできるだけ固詰めです。
今回はアイテムも使わず、私の拳で押し込みました。
産卵セットに♀を投入
一応マットに坑道を1本掘ってあげまして、パプキン♀を投入しました。
この坑道の上に♀を置くと、♀はすぐに潜っていきました(ここまでは結構毎回そうなのですが…)。
あとは一応マット上に転倒防止材としてハスクチップ を敷きました。
今度こそ産卵は成功するか
産卵セット投入翌日、我慢できずに様子を見ますと掘り進んでくれてはいるようでした。
さらに翌日、やはり我慢できずに再度様子を見たところ、さらに掘り進んでくれてはいるようでした。
その後は放置していますが、最近不幸続き(私の管理力不足ですが)でしたので、安心はできません。
またここまで記事にしておいて、「不幸が起きました」となってしまったら本当に申し訳ございません。
温かい目で見守り、産卵を祈ろうと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
【訃報】カブトムシの死去について-標本製作へ
この記事では、採集し飼育していた国産カブトムシが死去したことについて、またそれを標本にすべく作業したことについて記事にさせていただきます。
はじめに
今年の夏、子どもたちや子どものお友達を連れてカブトムシ採集に行ったことについて記事にさせていただきました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
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自宅から程近くの、市街地において採集できないかということをテーマに発見したポイントで採集したのでした。
我が家で飼育したカブトムシについて
採集は過去記事等のとおりで、8月上旬のことになります。
我が家に持ち帰ったのは2頭でして、
「やや大きい個体」と「小さい個体」
です。
クリアースライダーで個別飼育をしていました。
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大きい個体の方は平成30年11月16日に死亡を確認しました。
ここ1ヶ月(以上?)は、毎日ひっくり返って、三途の川の手前まで行っては帰ってくるということを繰り返しているようでした。
子どもはカブトムシの様子を見てひっくり返っていると毎回それを直してゼリーの側に置いていました。
そんな調子でしたので、11/16の朝、私が朝自宅を出る際にケース内を見て、「あ、これはいよいよ死んでるかも…」と思いながら出発しまして、夜帰宅しますと子どもは開口一番「カブトムシ死んだ!」でした。
私自身は、「(う…気付いたか…)」という感じで、妻に聞くと子どもはカブトムシが死んでいることに気付いて落ち込んだ様子も見せたということでしたが、私と話すと、来年もう1度採集に行きたいということを言っていました。
あと、「いいこと考えた」という風で「アクティオンゾウカブトを買えばいい」と言っていました。
ヘラヘラの幼虫が我が家に居ることはまだ言い出せていません(妻の耳にも入りますので)。
あと小さい方のカブトムシですが、大きい方の個体より2週間ばかり早く、10月末に亡くなりました。
カブトムシの標本製作について
私が曲がりなりにも標本にできることを知ると、子どもらも当然のように標本化を生前から要求してきていました。
ですので、亡くなってしまってからは速やかに標本製作の作業をしておりまして、小さい方の個体はすでに、
酢酸エチル(除光液)浸け
↓
お湯浸け
↓
展足
と進めておりまして、すでに乾燥させている最中になります。
大きい方の個体も同様に進めていこうと思っているのですが、こちらの方は長生き故に符節欠けが多く見られるのが問題点となっております。
一応マット交換の際にケース内を探して極力回収したつもりではいるのですが、展足の際に一度ちゃんと確認してみようと思います。
いい思い出になりました
子ども達と採集に行くのは初めてでしたので、カブトムシ採集したことはこの夏の良い思い出になりました。
又、ただ楽しんだだけでなくて子ども達にとっても生物としての学びや、命としての学びが少しでもあったなら飼育冥利に尽きるというところです。
カブトムシには感謝したいです。
ありがとうございました。
まあそんなこんなで、来年もまた採集や飼育を楽しみたいですね。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
簡易的クワリウムの製作について【100均フェイクグリーンでテラリウムを作る】
この記事では、フェイクグリーンを使って簡易的クワリウムを製作したことについて記述させていただきます。
はじめに
クワリウムについては昨年からずっと製作したいと思っており、ごく簡素なものを製作したことについて記事にさせていただいたこともありました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
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いつか大掛かりなものも製作してみたいという思いも強く持っているのですが、今回もまた小規模なものをちょっと作ってみようと思います。
日頃テラリウム等を製作しておられる方にはお見苦しいと思うのですが、ご了承頂ければ幸いです。
今回のコンセプトについて
コンセプトというほどではないのですが、イメージとしましては(イメージですよ)、いわゆる
『ボトリウム』
ということになろうかと思います。
本当は以前の記事でも触れさせていただいたことがあったような気がするのですが、いわゆる『コケリウム』を製作してクワリウムにしてみたいと思っていました。
かつてムシモンオオクワガタを購入したのも、元々はクワリウム用にと思ってのことでしたが、しかし私が無精であるが故に思っていただけで実行に移すことはありませんでした。
将来の、それなりのサイズのクワリウム製作のためにも、まずはボトリウムっぽいクワリウムをフェイクグリーンを使用して製作してみたいと思います。
そして、今回最も重要なのが、
「簡単に手に入るもので、簡単にできる」
ということです。
それなりのものを用意して製作した方が良いものができるのが当然なのですが、今回100均で手に入る程度のもので簡単に作りまして、「また次も考えてやってみようかな」というものにしたいのです。
検討事項
サイズについて
サイズについては上記のとおりですが、いわゆるボトリウムとか言われる範囲のサイズで製作しようと思います。
正直サイズが大きい方が作り甲斐もありますし、見栄えもいいと思うのですが、まずは何よりスペースの問題と、フェイクグリーンで製作するとどのような感じなのか知りたい(要は気に入るレベルのものになるのか)ということがありましたので今回は小さいものにしようと思います。
テラリウムと生体を共存させること
これが一番難しいと思うところでして、これが難しいから今回フェイクグリーンを使用しようというところです。
正直なところ、本物のソイルやグリーンを使って単にテラリウムを作るだけなら、それはそれでチャレンジすることはできると思うのです。
しかし、ある程度継続的に生体を入れるとなりますと、
・マットや苔
→生体が潜ろうとしたりして掘り返すに決まっている
→ゼリーやおしっこで確実に汚れるが交換というわけにはいかない
・グリーン類
→枯れるかもしれない
→ゼリーやおしっこで確実に汚れるが交換というわけにはいかない
という問題があると思うのです。
実用性の確保
上記と被るのですが、結局実用性がないと
「生体入れるとレイアウト破壊されるし」
「汚れても掃除できないし」
「面倒くさいから使わなくていいや」
となると使わなくなってしまいそうです。
今回製作するのはあくまでテラリウムではなくてクワリウムですので、所詮簡易的なものとはいえ、テラリウムとして豪華でなくても、クワリウムとして成立していないと作る意味がないのかなと感じます。
用意したもの
ケース
以前ダイソーで購入しましたガラス容器です。
今回これが空いていたので使用するのですが、容器は条件に応じていればなんでもいいのかと思います。
木工ボンド
フェイクグリーンの固定に使います。
グリーン
いずれもダイソー又はセリアで購入です。
好みとセンスによると思いますので、今回私のそれは置いておいてください。
今回メインに据えるのは樹木型のこれです。
ダイソーです。
フェイクグリーンの土台はこれにします。
セリアです。
下段に配置する草っぽいものは、サイズと、上手いこと外して使えそうなのでこれにしました。
セリアです。
その他にも購入してみたものもありますが、別のバージョンを製作することがありましたら使用してみます。
なお、マットについては今回水苔を使用してみます。
いつものハスクチップと迷ったのですが、水苔の方がなんとなくグリーンっぽいですし、汚れれば容赦なく交換できると思い使用することにしました。
ちなみに私は普段水苔を使用していませんので、これもついでにセリアで購入しました。
製作してみる
まず木ですが、購入した際の元の土台から引っこ抜きまして、ケースに収まる高さに幹部分を切断しました。
次に土台ですが、できれば今回ある程度継続的に生体を入れることを想定していますので、ケースを掃除したりマット交換したりすることを前提としておりまして、グリーンもケースから容易に取り出すことができるようにします。
よって、グリーンの土台もケースの口から出し入れできるサイズにします。
それに今回のグリーンを木工ボンドで接着します。
乾燥させるとこんな感じになりました。
寂しいですが、今回のグリーンはこんなものにしておきます。
そして投入へ…
グリーン投入
ケースに投入してみます。
安易ですが、土台を囲むように水苔を配置します。
木の高さをケースに合わせたつもりでしたが、土台の厚みを計算に入れ忘れていましたので、若干はみ出しています。
蓋は閉まりますし、もう木工ボンドで接着してしまったのでこのままいきます。
生体投入
今回パプキンことパプアキンイロクワガタに入ってみてもらいます。
いきなりわけがわからないところに来て、さぞ驚いていることと思います。
写真撮影
撮影ボックスで撮影してみました。
とりあえず今回はこれで一旦良しとします。
作り始めたらすぐに完成しました(一番時間が掛かったのは木工ボンドの乾燥でした)。
ちょっとまだ作ったばかりで検証が全くできていませんので、何かありましたらまた追記させていただきたいと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
来年は3,000m峰を登頂したい【登山-これまでの最高「剱岳(2,999m)」を超えたい】
この記事では、登山における私の来季の目標について簡記させていただきます。
はじめに
以前も一度だけ記事にさせて頂いたのですが、私は煩悩の数と同じ108つの(浅い)趣味がありまして、その1つが【登山】になります。
実力はまったく初心者でして、登山家の方にはお見苦しいかと思いますが、ご了承頂ければ幸いです。
最近、紅葉時期ということもあり、山の写真や映像を見る機会が多いからか、唐突に「来季こそ3,000m峰に登りたい!」という思いになりまして、唐突にそのことを当ブログで目標として掲げておきたくなりました。
もちろん標高が全てではまったくもってないわけですが、やはり3,000mを超える地に立ってみたい思いもあるのです。
ちなみに私は冬山登山はやりません。
私のこれまでの最高は剱岳(2,999m)
剱岳は何年か前の7月に、一度だけですが登頂しました。
剱岳は本当に素晴らしい山です。
申し分ありません。
ちょっとこれ以上の山ってあまり無いのではないでしょうか。
お住まいの地域によっては、「剱岳は憧れの山だけど登ったことがない」という方もきっと大勢いらっしゃる中、登頂できる機会に恵まれたことは本当に幸せなことです。
ただし、見出しに書きましたが3,000mには1m足りないのです。
剱岳の魅力は私が語るまでもありませんのでもしかして気が乗ったら、また別の機会に少しだけご紹介させていただければと思います。
3000m峰
日本の3,000m峰は、富士山を含めましても21座しかありません。
10 大喰岳 3,101m(岐阜県、長野県)
11 前穂高岳 3,090m(長野県)
12 中岳 3,084m(岐阜県、長野県)
13 荒川中岳 3,083m(静岡県)
17 南岳 3,032m(岐阜県、長野県)
富士山を除きますと日本アルプスに点在していることがわかります。
日帰りに準ずる形で行きたい
私は素人ですので、こんなナメた甘いことを言うのですが、できるだけ日帰りに準ずる形で行きたいのです。
具体的に言うと山小屋泊、テント泊なしで、
深夜・早朝の内に登山口にアプローチ(後に仮眠等)
↓
早い時間帯からアタックして登頂、且つ下山
↓
その日の内に帰宅
というプランニングで行きたいのです。
我が家では私が登山に行くことは決して好意的に取られているものではないので、後の抗議などを牽制するために、極力短期集中のプランにしたいのです。
そのために、例えば休憩に確保する時間は短く、そもそも登山に行くこと自体ができなくなるなら、いくらかの犠牲は仕方がないという覚悟なのです。
そうなってくると、ちょっと考えていますのは、
とか可能なのでしょうか。
立山だとすぐ登頂できますが、自分の足を使わずに室堂まで行けてしまうので、ちょっと体力が落ちる年齢になってからでもいいかなと思います。
来季までにもっと真剣に検討したいと思います。
お詳しい方や、実際に日帰り3,000m峰登頂をなさった方、もしよろしければご教示頂ければ幸いです。
なぜ3,000m峰登頂を目指すか
別世界
もちろんハイキングや低山登山も良いですが、別世界へ行って景色を見たり達成感を得たいなら高山ということになります。
標高2,000m台後半ともなりますと下界とはかなり世界が変わってきます。
苦労をしてもこれを感じるというのがまず1つ目になります。
日本百名山は無理でも3,000m峰制覇はいつかできそう
百名山や二百名山は到底無理ですが、3,000m峰制覇はいつか達成できそうな目標ではあります。
私はなかなかあまり多くの回数は行けないので、1シーズンに1つでも2つでも踏破していけばいいと思えば希望があります。
将来的にもし(我が家では奇跡的に)縦走で行けるということになれば、一気に複数踏破できる可能性もあります。
突然内容の無い記事を上げてしまい申し訳ございませんでした。
なんとなく目標を明言しておきたく、お付き合いしていただきまして恐縮です。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
パプキン標本で家系図を作る-その1
この記事では、我が家で飼育していたパプキンの標本を家系図状にしてみることについて記述させていただきます。
はじめに
我が家では1組のパプキンからブリードしまして、いくらかのパプキンを飼育しておりまして、詳細は過去記事のとおりとなります。
jbwideandshallow.hatenablog.com
種親も含めましてすでに☆になってしまった個体もおりまして、順次標本製作をしておりました。
なお、私自身はブリードも標本も全くの初心者でして、SNS等を通じて先輩方に教えて頂いたり、お調べしたことを見よう見まねで作業しておりますので、日頃から標本製作をなさっている方はお見苦しいかと思いますが、ご了承頂ければ幸いです。
標本にする個体について
我が家でブリードした個体では、幼虫時期に落ちてしまった個体や、羽化したものの不全となってしまった個体もおりました。
又、試験的に小さいケース1本返しをしたこともあって個体サイズも小さくなっています(パプキンの場合サイズは然程気にならないのですが)。
要は「せっせと標本にする価値があるレベルの個体なのですか」という話で、正直なところそんなレベルの個体ではないのですが、せっかくなのでパプキン一家で標本にしてみようかというところです。
ただし標本箱のスペースとバランスの問題もありますし、見た目でも標本に耐え得る個体に限定することにしました。
家系図を作ることについて
今回のブリードでは、種親のマジョーラカラーが継承されなかったこともあり、今季ブリードは別ペアを購入しまして別ラインのブリードを進めようかと思っているところです。
つまりこのラインでのブリードは完結した感もあり、それならパプキン一家で、1箱の標本箱にて家系図的な構図で標本にしてみたら面白いかなと思ったのでした。
標本製作について
☆になってしまった個体について、すでに標本化作業をしたことにつきまして、都度記事にさせていただいたこともありました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
ですがパプキン一家で標本にしようという構想はかなり前から考えていたので、標本は乾燥させた状態のまま放置してしまっていました。
標本については最近は
酢酸エチル(除光液)漬けで防腐・脱脂
↓
お湯で軟化
↓
展足
↓
乾燥
という手順を踏んでいます。
ちなみに標本製作につきましてはInstagramでフォローさせていただいている「ぽんぐ(sycophanta0131)」さんを勝手に心の師として参考にさせていただいています。
標本箱について
今回も100均で購入した木製の箱を使用します。
ただし今回は今まで使用していた蓋型のものでなく、アクリル部分をスライドさせて閉じるタイプのものを使用してみます。
変更した最も大きな理由は、私は無精ですので、すでに塗装がなされていることになります。
背景につきましては、パプキンはそれぞれの個体で色が違いますので、無難に白にします。
ただし家系図っぽくラインは引いてみました。
これを発泡スチロール板に貼り付けて背景とします。
そして標本箱へ
とりあえず現時点で標本となっている個体をマウントしてみます。
ラインと個体のサイズが合っておらずバランスが悪いです。
だからかいまいち自分が思っていたように家系図感も出ていないです。
今後完成までに背景を手直ししたいと思います。
当然ですがまだ生きている個体もいますので、今回はテストという感じです。
個体を〆ることはしませんので、完成はかなり先になろうかと思います。
今回雰囲気を見てみまして、気が変わったらまた違うコンセプトにしようと思います。
又、完成の頃にはラベルも考えてみます。
とりあえず現時点で標本箱に入れてみるとこんな感じです。
こんな少ない数でもパプキンの多様性を感じます。
改めて見ると構造色というのは本当にすごいと思いますし、なぜこのような種族に進化したのか疑問です。
やはり様々な色の個体がいた方が、様々なシチュエーションで生き残ることができて、種として生存競争に勝って繁殖できるのでしょうか。
しかしその理由だけでは疑問な気もします。
とかそういうことを、標本にして並べてまじまじと見るとつい考えてしまいます。
ちなみに
種親の♀箇所が空席になっていますが、実はまだ元気にしています。
購入時の情報では2017.11羽化ということでしたので、羽化後1年ということになります。
産卵もさせたわけですのでどうかなというところで、元気が無いような気がする時期もありましたし、最近は符節が欠けてきたりしているのですが、思いの外長生きしてくれています。
当然ですが、私の標本製作など気にせずできる限り長生きしてほしいです。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
【悲報続き】パプキン♀ブルーの産卵セットに遺産はなし-挫けず自己ブリ♀とペアリングへ【パプキンブリード2018】
この記事では、パプキン♀の産卵セット(菌糸ビンですが)を暴いた結果、又、別の♀とペアリングを実施したことについて記述させていただきます。
はじめに
先日来から、パプキンのペアリング、産卵セット投入、マットによる産卵セットが不発だったこと、そして種親であったパプキン♀が亡くなってしまったことについて記事にさせていただいて参りました。
jbwideandshallow.hatenablog.com
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このパプキン♀については落ちてしまったわけですが、先日すでに掘り出したマット製の産卵セットの前に、菌糸ビンに投入しまして菌床産卵を試みていたところです。
種親について
詳細は過去記事のとおりですが、一言触れさせていただきます。
私の自己ブリードでは不全等が相次ぎまして、補強と言いますか、別途成虫で購入したペアです。
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産卵セット
こちらも過去記事のとおりとなりますが、以前パプキンも菌床に産卵するという情報を目にしまして、余った菌糸ビンで菌床産卵を試みていました。
結果について
さて結果についてですが、お察しのとおりゼロでした。
「やっぱりか…」とがっくりきて掘り出し状況の写真を撮ることを一切忘れておりました(撮っても仕方がない画ですが)。
これで補強個体同士からのブリードの道は閉ざされてしまいました。
別個体とのペアリング
♀について
もうこうなってしまっては現状頼れるのは自己ブリ個体しかありません。
元々これらの個体にしても、出自は
マジョーラ♂×ネイビー♀
からの子でして、決して面白くない個体ではなかったのです。
ただ先日の記事でも触れましたが、マジョーラカラーが継承されなかったことと、不全が相次いだこと等から種親にしようという個体がいなかったことで、このラインでのブリードは消極なところでした。
そしてこの度、完品であること等を条件にしますと、現状で種親にできますのはこの2頭でした。
♂について
♂は同じ個体を使用します。
ただ、今回不発だったのは♂の方に問題があるかもしれないという一抹の不安があります。
しかし自己ブリの♂に種親にして今季のパプキンブリードを懸けたいと思えるレベルの個体がおりませんでしたので、仕方がありません。
それぞれペアリング
ペアリングセットを製作し、それぞれの♀とペアリングを実施しました。
ちなみにペアリングセットですが、ペアリングのみを目的にしまして、簡単なものにしました。
幼虫飼育や成虫管理に使用しているスクリュー式のケース(170ml)に足場のみコンパスカッターでコルクを切り出して置いています。
まず上記♀2頭の画像の内、左側の個体とペアリングしまして、さすがに目視とはいかなかったものの、これはメイトガードかなと思われる状態になっていましたので、ペアリングは成立したものと思うことにしました。
一応2日程同居させまして、もう1頭の♀(上記♀2頭の画像右側)とも同様にペアリングしました。
こちらの方は、さすがに写真撮影とまではいきませんでしたが、交尾を目視することができました。
私が見たせいで途中で止めていなければ成立しているはずです。
しかしここでまた悲報が…
この2頭の♀に懸けまして、いざ産卵というところだったのですが、なぜか画像左側の♀が、ペアリングから数日後に落ちてしまいました。
もうこれはもう1頭の♀に懸けるしかありません。
今回菌床産卵の実験は後回しにすることにしまして、前回も使用して余っているヒラタ・ノコ1番を固詰めした産卵セットにすることにしました。
ケースも同じく1.7Lの容量のものになります。
以前590mlのケースで約20個の卵を産んでくれていますので、ちゃんとペアリングがなされて産卵モードに入っている♀であれば、それなりの数を産んでくれるはずです。
悲報続きに挫けそうですが…
私の管理能力によるもので、それ以外の何物でもないのですが、本年夏辺りから落ちてしまう個体、蛹化不全、羽化不全などと本当にうまくいかないことが続きます。
私が規模の小さいいい加減な飼育をしているせいですが、やはり自分が納得できるようなブリードをすることがこの趣味の最も大切なことの1つかと思いますので、悲報続きに挫けそうなところです。
ですがパプキンに関しましてもまだ望みはありますし、開き直りまして、できる範囲で補強という手もあるかなと思っています。
又、図らずもマジョーラカラーからの系統に若干戻すことになりまして、もしかして次の世代で出てくれる可能性もあるのではないかとか、別の楽しみを見出すこともできますので、気負わずにブリードを継続していければと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。
オオクワガタ♂の隠れ家第2弾
この記事では、以前オオクワガタ♂の隠れ家を設置したものと、別の個体に別の隠れ家を設置してみたことについて記述させていただきます。
取るに足らない記事で申し訳ございません。
はじめに
以前オオクワガタの隠れ家(インセクトシェルター)として、熱帯魚用で、切り株型のシェルターを設置したことについて記事にさせていただきました。
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このシェルターを設置しました理由は過去記事のとおりでして、オオクワガタにシェルターとして使用して欲しかったということもありますが、
・シェルターを設置すれば、マットに潜ろうとしてゼリーをひっくり返すことを防げるのではないか
と考えたことがきっかけでした。
シェルター利用状況
その後、たまにSNSで写真をアップさせていただいたりしていますが、はっきり申しまして我が家のオオクワガタはほとんどシェルターに入りっぱなしになりました。
ゼリーを食べに外に出てきていても、部屋の電気を点けたり様子を見ようとすると、シェルターに入っていってしまいます。
全身を晒して写真を撮らせてくれることは稀になってしまいました。
そして本来の目的であったゼリーの問題は、一定の効果は得られていると思いますが、たまたまかもしれません。
隠れ家第2弾
シェルターを設置して以来、何か他にいい物はないかと何かにつけて探していたのですが、こういった物を見つけ、今回使用してみることにしました。
爬虫類飼育用のシェルターです。
一般的なペットショップで、確か500円台だったかと思います。
切り株型と同じく、樹脂製になります。
設置してみる
設置と申しましても、恥ずかしながらケース内に置くだけになります。
ちなみにケースはクリアースライダー、マットはハスクチップを使用します。
ケース内に置いて完成です。
オオクワガタ♂を投入します。
さすがにいきなりは入りませんでしたので、様子を見てみますと、一応入ってはくれました。
翌朝には全身が入っていました。
また取るに足らない記事で申し訳ございませんでした。
この個体は、やはり度々ゼリーをひっくり返してしまうことと、ケース内で動き回るのか、よく本人もひっくり返って起き上がれなくなっていました。
今回のシェルターを気に入ってもらい、活用してもらって、これらも防げればと思います。
※内容はあくまでJBの主観になりますのでご了承いただければ幸いです。